★YUKAの気ままな有閑日記★

とても残念ですが、長期的にお休みします^-^*皆さま素敵な年末年始をお過ごし下さい☆

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2番目のキス

2007-05-30 18:41:50 | 映画【英・数字】

ドリュー・バリモアって大好き
ポッチャリしていてとってもキュートだから・・・
これはまだ未見だったのでDVDで鑑賞してみた―
【story】
ビジネス・コンサルタントとして成功しているリンジー(ドリュー・バリモア)と、生徒に人気の教師ベン(ジミー・ファロン)。2人はボストンに冬の気配が感じられる10月に出会い順調に交際していた。しかし、雪解けの季節を迎えた3月に、両親の家へ一緒に行こうというリンジーの誘いをベンが断った。その理由は・・・ベンは熱狂的なレッド・ソックスのファンで試合を見に行くためだった!あまりにもレッド・ソックスに夢中で次第にすれ違っていく二人。果たして恋の結末は―?

 監督:ピーターファレリー&ボビー・ファレリー『メリーに首ったけ』『愛しのローズマリー』

【comment】
まぁ~普通のラブコメかな

キャリアウーマンのリンジーと教師のベンは、環境も趣味も多分金銭感覚も違っている。そんな二人が惹かれあっていく姿は、とってもほのぼのとして可愛い。
せっかくの初デートの日に、食中りを起こしたリンジーを優しく介抱するベンにも、会話が楽しくて思いやりのあるベンにも好感が持てた。ちょっと外見はダサイけど・・・
それにしても映画の恋人たちって会話がお洒落だなぁ~
ポンポンとユーモアのある会話をする男女には憧れるわ。日本では、あんな風に会話を楽しむ習慣ってあまりない気がするもの・・・

さてさて、二人の年令は30才と31才。さほど欠点もなさそうなのに・・・今まで恋人がいないのには実は訳があったのでした~
リンジーは仕事中毒、ベンは・・・野球レッド・ソックス中毒だったのです
で・・・私はダメだなぁ~こういう男性は
「何かに情熱を持てるって素敵・・・」なんてとても思えないわ。
趣味が違う恋人同士がお互いに歩み寄るっていうのは、現実にもあると思うし、悩みながら折り合いをつけていくカップルは多いと思う。
だけど・・・ベンは歩み寄れるレベルじゃないのよ、熱狂的過ぎて
リンジーは偉いわあ~少しでもベンを理解しようとして一緒にレッド・ソックスの試合に付き合ったりして一生懸命だったもの。でもやがて行き詰まってしまうのよねぇ~
ここのあたりが、何だかリンジーばかりがベンの趣味に譲歩しているように見えてしまって、あまり共感が出来なかったなぁ~
でも、スポーツチームを応援している人ならば共感出来るのかしら?

この物語は、スポーツオンチの私には平凡気味に思えちゃった。
もうちょっとぶっ飛んだエピソードがあっても良かったと思うし。
最後の球場のシーンにはジーンとしたけれど、リンジーの気持ちが唐突に思えて、仕事はどうするのかしら?なぁ~んて事が気になった。
ところで、この映画のドリューはスリムで綺麗だった
彼女の笑顔は最高に好き。
まだ『25年目のキス』も未見なので今度観ようかな・・・

    
    恋人同士がお互いに歩み寄るのは一苦労  (3点)

   ドリュー・バリモアの素敵なラブコメ の感想です。
      『50回目のファースト・キス』  『ラブソングができるまで』

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【本】ZOO 1

2007-05-29 15:25:05 | 本【小説・日本】

                 『ZOO 1』     乙一     集英社文庫
【comment】
遅れ馳せながら、『GOTH』で乙一さんの魅力に目覚めたので読んでみた。
これは5編収録の短編集だ。
いずれも乙一氏のアイデアが光る。
どこかの何かを思い出させるところもあるが、どこか違う。
どこか無味乾燥で捉え所がなく居心地が悪いが、惹き付けられる。
自分の体と微妙にズレた感覚に急かされてページを捲る。
自分の中の知らない何かが、この本を味わいたがっているのだ―

*『カザリとヨーコ』
双子の姉妹なのに何故か姉のヨーコだけが母から虐待されて―

読んでいて切なくなる作品。
子どもを持つ親としては、ヨーコが母親から受ける虐待の数々が辛くて仕方がなかった。
最初ヨーコというのは、自分を人間だと勘違いする犬や猫の類ではないかと思っていた。
それ程信じられない扱いを受けるヨーコに言葉もない。
そして、この物語の結末は非常にシュールだ。

*『So-far そ・ふぁー』
幼稚園児のぼくは、父と母と3人で暮らしていた。TVが大規模な列車事故のニュースを流していた頃に、父には母が、母には父が見えなくなり・・・ぼくが2人の橋渡しをしながらの生活が始った―

ちょっと面白みの薄い話だったと思う。
幼児が受ける心理的な虐待にテーマが置かれていると思うが、いっその事スピリチュアルな方向にした方が良かったのではないか。

*『陽だまりの詩』
病原菌で人間がほぼ姿を消した近未来。死期の迫った男性が、自分を墓に葬って貰う目的だけの為に女性のロボットを作った。人間とロボットとの奇妙な生活が始った―

所謂ファンタジー物。こういう類の話は嫌いではないが好きでもない。
結末に少々教訓めいた記述があるが、この物語に促していたようには思えなかった。

*『ZOO』
毎朝、俺の家のポストに写真が放り込まれている。それは俺の彼女の死体の写真だった。毎日少しづつ・・・彼女が腐っていく。誰が何の為にこんな事をする?―

これはお気に入りの話だ。発想が面白い。
『俺』の言動と行動には興味津々で読み進めた。
『俺』の心理状態は、ありえないようでいて妙に現実的だ。多分起こりうる現象であろう。
ただ最後の結末が好みではない。『俺』って奴は、あくまでも往生際が悪い方が似合っていると思う。

*『SEVEN ROOMS』
10才の僕ともうじき高校生になる姉は、何者かに浚われて、気が付くと薄暗い部屋に閉じ込められていた。部屋の床中央には幅50cm程の溝があり、白く濁った酷く臭い水が流れている。逃げ道を探すため、体の小さい僕が溝の中を泳いでいくと、同じように閉じ込められた人が一人づつ入れられた部屋が7つあった―

この物語が一番印象的で面白かった。これだけの評価だと4点は下らない
何者かに密室に閉じ込められる状況だけでも怖いのに、この話には『溝』までついてくる。
この『溝』こそが超~恐ろしいかなりグロくて気持ちの悪いシロモノの為の『溝』なのだ。
7つの部屋の仕組みにもドキンザワンとして、『SAW』や『CUBE』、『13日の金曜日』や『死霊のはらわた』までを連想させられた。
おぞましい事この上ないが・・・何と最後の結末には不覚にも涙が零れた。怖くて泣いたわけではない。悲しくて泣けたのだ。
この話はスゴイと思う。傑作だ

乙一氏の小説は読みやすい。じっくりと読み込んでも短時間で読めてしまう。
趣きの違う5編が収録された本作は、退屈せずに一気に読めることだろう。
それにしても・・・乙一氏はスゴイ感性をお持ちの作家だ。
物語に起承転結がある―という感じでもないのだ。言ってみれば『承・結』だったり『プロローグ・転・エピローグ』だったり・・・という印象を受けるのに、しっかりと形になってデデンとこちらに差し出される。
彼の作り出す物語に対し、好き・嫌いの類ではなく何かしらの興味が湧いてしまう。
一体次は何を読ませてくれるのか―

  ~やがて溝が赤くなって、先ほどまでぼくの目の前にあった目や髪の毛が
            溝を流れて部屋を横切っていった。~ (『SEVEN ROOMS』より)

    裏書に『何なんだこれは!天才・乙一のジャンル分け不能の傑作』 
               ―と書いてあったが激しく同感だ。  (3点)

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GOAL!2

2007-05-28 17:21:40 | 映画【英・数字】

サッカーにあまり興味がないが、先日TV放映された『GOAL!』を観て、ベタなストーリーだなぁ~と思いながら思いっきり主人公のサンティアゴを応援し、彼の決めたゴールに涙した私(照)
いそいそと2を鑑賞する事にした―

【story】
子どもの頃からの夢を叶えるため、ひとり海を渡り逆境に負けず奮闘するサンティ。
英国ニューカッスル・ユナイテッドで活躍し、恋人ロズとも婚約して充実した日々を送っていたサンティアゴ(クノ・ベッカー)の元に、レアル・マドリードへの移籍話が舞い込んだ!
世界最強と名高いクラブチームからの誘いに意を決し、スペインへと旅立つ―
                   ―夢を駆け抜けろ―

【comment】
ベタ万歳―
何たって本作は、サンティが海岸線をランニングする映像から始まる。
それを観ただけで、「サンティの身に何が起こっても必ずハッピーエンドになるわ」と妙に安心し、「きっとサンティの劇的なゴールで幕を閉じるに違いない」とリラックスモードで鑑賞した。
ところが予想に反し、3部作のお約束なのか課題をいくつか残して終ってしまった。
ムムム・・・これじゃー絶対に続きが気になるではないかっ
見事製作者の策略にハマリ、鑑賞後に直ちに次回作を観る決心をしてしまった―

『GOAL!』では、貧しい環境から億に一つのチャンスを掴み、
父親との確執・喘息の持病・・・などを抱えながらイギリスで成功していくサンティの物語だ。
今作では、サンティがスペインのレアル・マドリードへと移籍するのだ。
これはどの位スゴイ事なのかイマイチよく分からないが・・・
『ドリームガールズ』でオスカー像を手にしたジェニファー・ハドソンなみにミラクルなのだろうか?
サンティのチームメイトがベッカム、ジダン、ロナウドなのだから、もっとスゴイのかもしれないなぁ~ああ~トンチンカンのサッカーオンチでゴメンナサイ
で・・・順風満帆のように見えたサンティだったが、お約束の波乱万丈になっていく。
①昔自分の家族を捨てて出ていった母親との再会。②母親の息子、義弟とのトラブル。③恋人ロズとのすれ違い。④美女と贅沢の誘惑⑤パパラッチとスクラッチ⑥親友とのポジション争い⑦怪我⑧恩人であるエージェントとの契約破棄・・・・・全く大変である
でもこれはベタなはずだ・・・と念じながら気を揉んで、サンティは根が気持ちの良い青年なので、何とか上手くいって欲しい・・・と心から願いながら鑑賞した。
いくつかの問題は解決の方向へと向かったが、ワールド・カップを舞台にした次回作への持ち越しもある。イライラ、ソワソワ・・・
頑張れサンティ次も応援するよぉ~

本作のスゴイ点は、ベッカム、ジダン、ロナウドなどと我等がサンティ君が共にプレイする―という夢のような映像が目白押しな事だ。
試合のシーンでは、知らず知らずに興奮してしまう。スター選手とサンティが抱き合ったりすると、嬉しくなるし・・・なかなか面白い映画だと思う。まぁ~ベタですが
それから私は、サンティの親友のハリス選手が好きだ。飄々としていてプレイボーイだが憎めない奴なのだ。彼を演じているのはアレッサンドロ・二ヴォラ。『ジュラシック・パークⅢ』でグラント博士の信用を裏切り恐竜の卵を盗んじゃったビリー君だ。彼を久しぶりに観た気がするが、なかなかいい演技をしている。

         

【余談】
2005年、レアルが来日時に撮影された映像も使われていた。
ベッカムが日本にいる映像を見たら、実家の母を思い出した。
ワールド・カップが日本で開催された時に、イングランドの試合が実家の近くのスタジアムで行われたのだ。(ちなみに実家は新潟です)
その時に、サッカーボールとバレーボールの区別もつかないであろう母が、興奮して電話をかけてきた。
母 : 「ベッカムが来るから試合を見に行くわ
私 : 「へっ サッカーなんて興味ないし知らないでしょ」
母 : 「知ってるわよ~ ボールを蹴るのよ」
私 : 「・・・まぁ~そうだけど 近所に人が多くなって大変だね」
母 : 「気をつけなくちゃいけないのはフーリガンよ。我が家も対策を練ったわ」
私 : 「た・対策?何をしたの?」
母 : 「庭の植木鉢を玄関に仕舞ったわ」
私 : 「・・・・・・そ・そう・・・・気をつけてね
母 : 「ベッカムに会って来るわね~
・・・・・私が短絡的でミーハ―なのは、母譲りなのだ

      今回のベッカムは大活躍 やはりスターなのね・・・   (3点)

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パイレーツ・オブ・カリビアン~ワールド・エンド~

2007-05-25 10:33:33 | 映画【は行】

待ちわびた海賊どもだぁぁぁ~
【story】
七つの海を駆け巡った海賊の時代が終ろうとしていた―
世界制覇を目論む東インド会社のベケット卿は、『深海の悪霊』デイヴィ・ジョーンズを操り、海賊たちを次々と葬っていく。
彼らが生き残る道はただ一つ。9人の『伝説の海賊』を招集し、世界中の海賊たちを蜂起させ決戦を挑むのみ。
だが、鍵を握る9人目の人物こそ『デイヴィ・ジョーンズ・ロッカー』に囚われのキャプテン・ジャック・スパロウ(ジョニー・デップ)だった・・・
ジャック、エリザベス(キーラ・ナイトレイ)、ウィル(オーランド・ブルーム)の運命が再び交差する時、前人未到の『世界の果て』で、海賊史上最初にして最後の決戦の火蓋が切られた―
      監督:ゴア・ヴァー・ビンスキー    製作:ジェリー・ブラッカイマー

【comment】 (*少々ネタばれ気味です)
物凄~く、心の底から、メチャンコ楽しみにしていたが・・・
正直に言って、手放しで「面白かった~」と言える作品ではなかった

ストーリーはかなり複雑である。
鑑賞前に1と2で復習して、人物の相関関係を頭に叩き込んだ方がいいと思う。
それでも、それぞれの人物や新たなキャラの思惑・駆け引き・裏切り・・・等が絡み合い、一体誰が何を狙っているのかは分かりにくいかもしれない。
で・・・複雑なわりには、バッサリと省略したり、エピソードが途中であやふやになったり、強引だったり、理由が意味不明だったり・・・と、多くのご都合主義や荒削りな部分が感じられた。

まず驚いたのは、2で大活躍したクラーケン君が、本作ではいきなり死んだ事になっていた。
代わりに『海の女神=カリプソ』の存在がクローズアップされるが、あまり意味があったとも思えなかったし、能力もイマイチ意味不明だった。
クリプスとディヴィ・ジョーンズとの間には悲恋があったようだが・・・クリプスの本心も分からず仕舞いだ。

9人の大海賊も、思った程の魅力ある設定とは言えなかった。
より複雑でゴチャゴチャした感じになっただけで、それぞれの海賊の風貌も含めてイタダケナイ感じだった。
話題になったシンガポールの海賊役チョウ・ユンファも、あまり重要な役所ではなくガッカリだった。


大好きなキャラであるバルボッサ(ジェフリー・ラッシュ)は大活躍をしてくれた。
もしかしてシリーズを通して一環したキャラを保っていたのは彼だけかもしれない。
1でも残酷でありながらお茶目な感じがあるバルボッサだったが、今回はよりそれが引き立っていたと思うし、何だか一番海賊らしい海賊って感じがした。


そしてウィルとエリザベス。
このパイレーツシリーズを通して見ると、2人の恋の物語だったのだ・・・とつくづく思う。
海賊の血を引くウィルと提督の令嬢エリザベスの身分違いの恋。
その顛末に海賊どものシッチャカメッチャカな争いが絡み、より波乱万丈にしたのだ。
その長きに渡った二人の恋の行末は・・・信じられない展開になってしまう―
こんな悲恋になるなんて・・・予想だにしなかった
私はハッピーエンド好きなので、はっきり言って好みではない終り方だ。
こんな結末にするのなら、2も3も作らなければ良かったのに・・・と本気で考えた。
エンドロールの最後の映像で、後の2人に花を添えてあるが、・・・それを観てもスッキリとはしなかった。物思いに沈んだけだ
ウィルもエリザベスも数々の冒険を通して逞しく成長はした。
ウィルは男らしく、エリザベスも思った以上に芯のある女性になった。
でも・・・まさかねぇ~一体誰のアイデアよ



で・・・お目当てのジャック・スパロウである。
彼の登場まで時間がタップリあったので、ファンとしては待ちきれない気分だった。
キタ~~~と思った登場は、毛穴までハッキリ見える鼻のドアップだった。
彼が画面に出ただけで心が浮き立ったが・・・まるでウンパルンパのような展開になっていった事にはチョット引いた
1では、ジャック・スパロウは孤高の大海賊という印象を受けていた。
いい加減でお調子者だが、信念のある男だと認識していたのだ。
だが、2で雲行きが怪しくなっていき・・・本作に至っては、人情味はあるが行き当たりバッタリの頭のイカレタ奴・・・みたいな雰囲気にしてしまった気がする。
それが魅力と言えば魅力だが、ジャックを愛する者としては何だか悲しい。
それから、ジャック・スパロウに絶大なる人気があり、映画を観に行く者が、彼の独特な風貌と行動に魅力を感じているのを充分承知している製作者側が、あまりにも彼におんぶに抱っこをしていたのではないか?とも感じた。
ジャックで笑いを取ろうと考えているのがミエミエで・・・それもあまり成功だったとは思えず、1のパロディのようなギャグも多過ぎたと思う。


戦闘はかなり派手で見応えがあった。
最後の方の荒れ狂う海での決戦は目まぐるしく楽しめる。
まぁ~何の為の9人の海賊と東インド会社の大艦隊よ・・・とは思ったが。

実は、鑑賞後こんなに盛り下がる自分を100%想像していなかったので動揺している。
こういう物語の結末もありなのだろうが、決して望んでいた方向ではなかった。
重ね重ね1が素晴らしかったなぁ~と思う。
間違っても4なんて作るのは止めて欲しい・・・
   
    ジャックのパパ役キース・リチャーズは良かった。ママは何だったの?
    10年経ってもウィルとエリザベスは老けてなかったな  (3点)

  大絶賛の『パイレーツ・オブ・カリビアン~呪われた海賊たち~』の感想です

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シークレット・ウインドウ

2007-05-24 08:23:00 | 映画【さ行】

前夜祭で『~ワールド・エンド』を観に行く
その前に、今回のジョニー祭の仕上げをしましょう―

【story】
人気作家モート・レイニー(ジョニー・デップ)の前に、謎の男シューター(ジョン・タトゥーロ)が現れた。男は自分の小説が盗作されたと言い、覚えのないモートにつきまとう。
やがて、シューターの姿を見た者や正体を探る者が次々と命を落とす。
男は何者なのか?本当の狙いは何なのか?―
     監督・脚色:デビッド・コープ  原作:スティーヴン・キング

【comment】 (*オチを暴露しています)
最初にこの映画を観た時は、退屈でツマラナイ・・・と思った。
結末は早い段階で読めてしまうし、斬新なものではない。
こういう『多重人格』系の話は、『ファイト・クラブ』『ハイド・アンド・シーク』他多数あり、使い古されているので驚きの結末とは言えないのだ。
だが、何回か鑑賞するうちにだんだんと好きになってきた
主人公モートを演じたジョニーの演技に鳥肌が立つのだ。
「それはファンだからでしょう・・・」というわけでもないと思う。多重人格者モートは、ジョニーの綿密な計算の上に演じられ素晴らしいキャラクターになっている。そしてジョニーはモートで卓越した演技力を披露してくれているのだ。
淡々として盛り上がりに欠けるように思えるストーリーも、観る回数を重ねるうちに味が出てきた。原作者がスティーヴン・キングなだけに細部に渡って凝っている。
この映画はスルメのような作品なのかもしれないな・・・(例えが悪すぎ・汗)

それでは、ジョニーのモート七変化を堪能しよう―

1.冒頭のモート。精神的に追い詰められている様子が伺える表情だ―


2.髪はボサボサで不精ヒゲ、ガウンはボロボロ・・・碌に食事もとらない、生活も不規則な世捨て人のようなモート。 この格好が様になるのは、ジョニーだからかなぁ~


3.不安にかられて眠れないモート・・・  可愛い~~~


4.ついに別人格登場  目の表情がモートとは違っている・・・


5.出た悪い子ちゃん  この目が怖い・・・だけどゾクゾクして素敵


6.うわぁ~お  完璧にいっちゃってるよ~


7.目的達成後・・・爽やかに微笑む貴方が怖い・・・一体誰っ



モートが壊れてしまった理由は詳しく描かれていないが、きっと何年も前からこういう状態だったのだと思う。徐々に人格が入れ替わる空白期が増え、堪りかねた奥さんは彼と暮らしていけなくなったのだ。
だが、皮肉な事に奥さんの不貞がキッカケとなリモートは暴走する。
「俺は一体どうなるんだ?」というモートの叫びが切ない―


   感想を書いていたらスティーヴン・キングを久しぶりに読みたくなったので、
   この原作を含む小説を読んでみようかな       (3.5点)

         で・・・次は海賊だ~~~ 

                        *原作を含む『ランゴリアーズ』の感想です。

 


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【本】極大射程 上下巻

2007-05-23 08:03:53 | 本【小説・海外】

       『極大射程』(上下巻)   スティーヴン・ハンター   新潮文庫

映画館で、マーク・ウォールバーグ主演『ザ・シューター/極大射程』のポスターを見ていたら、何だか見覚えがあった。家に帰って本棚を探すと、あるじゃないの・・・原作が
でも・・・どんな話だっけ?記憶が無いっ 何故だっ 
原作者スティーヴン・ハンターの本が3作品並んでいるのに・・・(老化か?・泣)
悔しいので、読んでみる事にした―

【comment】 (*概要には触れていますが、ネタばれはしていません)
かっちょええ~~~ボブ・リー・スワガー

伝説のスナイパー&孤高のヒーロー&アメリカで最も危険な男―それがボブ
で・・・マーク・ウォールバークは、、、イメージ違うでしょ
どうして彼がボブなんだ~~~暴れるぞ~~~(ジタバタ)
まぁ~まだ映画を観ていないから、とりあえず落ち着こうか。(ドウドウ)


  ―story―
『現存している中で、最も危険な男』と表されたボブ・リー・スワガー。
彼は偉大なスナイパーで、ヴェトナムで87人を射殺したと公式に記録されている男だったが、最後の戦闘で親友を亡くし、自身も銃弾を浴びた為、山中でひっそりと暮らしていた。
だがある日、謎の組織《ラムダイン》のシュレックとペインがボブに仕事の依頼を持ってくる。
精密加工を施した新開発の308口径弾を試射してもらいたい―というのだ。
弾薬への興味から依頼を引き受けたボブだったが、ラムダインの組織にはきな臭さを感じていた。
やがて組織から、大統領暗殺を企てる狙撃を阻止する計画を持ちかけられたボブは、組織がCIAに絡んでいると疑いながらも計画に加担する。だがこれらは全て、ラムダインが周到に企てたボブに汚名を着せる為の陰謀だったのだ―
ボブは、大統領へと放たれた銃弾の犯人に仕立てられ、胸には銃弾を撃ちこまれ瀕死の重傷を負わされる。
その現場に偶然居合わせたのはFBI捜査官のニックだった。
この時ニックは、撃たれたボブを取り逃がしたとしてFBIの職を失ったが、ボブが犯人ではない事を確信し、後にボブと合流する。
一方、ボブの命を救ったのは、親友の未亡人ジュリーだった。ボブは、彼女の元で傷を癒しながらラムダインの陰謀を見極めようとする。
やがて、CIAやFBIを巻きこんだラムダインの真の姿を知ったボブは、組織を壊滅するべく立ち上がった。
国家的組織ラムダインとボブ・リー・スワガーの死闘が繰り広げられる―

メチャクチャ面白い ドンッ(←太鼓判の音)

一体何故こんなに面白い小説に対する記憶が欠落してしまったのだろう。
多分私は、『濡れ衣・無実の罪』系の話が異常なまでに苦手だからだと思う。
今回読んだ際も、物凄く面白いのに、ボブが嵌められて追い詰められていく上巻を読むのが苦痛で苦痛で胸を掻き毟ってしまった。(イヤほんと)
下巻になって、逆にボブが悪者を追い詰めていくようになったら、急に楽しくなってハイペースでページを捲った。(ゲンキン)
そのやっつけていく様―狙撃がスゴイ
情景が目に浮かんでくる凄まじい戦闘だ。
ボブ・リー・スワガーは、ランボーもコマンドーも真っ青な活躍をする。

さて、小説の設定では、ボブはベトナム戦争で活躍した事になっているが、この辺を映画では変えてくるのではないかと思う。
大体ボブの年令設定からしてウォールバークでは若過ぎる気がするもの。
私のイメージするボブは・・・う~ん、アラゴルンを演じたヴィゴ・モーテンセンのような雰囲気かなぁ~まぁ~いいけど。

それから、かなり複雑な国家の上層部の陰謀や謎の組織ラムダインの真の存在意義と目的もサクッと纏めるに違いない。物語の最後の方では、法廷での展開もあり面白いのだが、これも割愛しちゃうかもしれない。だって終らないでしょー映画が(笑)
   どんな映画になるのか・・・楽しみだなぁ~

今まで映画化されなかった事が不思議。
超ド級の興奮を与えてくれるアクション大作
『銃に関しての専門的な描写』『CIAやFBI』『汚れ仕事をする謎の組織』『世界屈指の名スナイパーたち』・・・陰謀、虐殺、戦闘、恋愛、男気っっっ
わぁ~いテンコ盛り盛りだぁ~
かなりオススメ出来る小説です。続編も読んじゃお♪

  ~馬鹿なことをいうんじゃない、うじ虫め。
         おれは兵士だ。おまえはただの人殺しに過ぎない。~(本文より)

この小説は、大好きなA・J・クィネルのクリーシィーシリーズに似ている気がる。(『燃える男』『パーフェクト・キル』『ブラック・ホーン』等)
     ボブ・リー・スワガーは元兵士クリーシィーは元傭兵
     付き合うんだったらどっちにしよう~(大バカ) (4.5点)

         映画 『ザ・シューター/極大射程』 の感想です

              

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主人公は僕だった

2007-05-21 21:27:07 | 映画【さ行】

予告を観て面白そうだったので鑑賞してみた―
【story】
国税庁の会計検査官ハロルド(ウィル・フェレル)は、ある日突然聞こえてきた女性の声に驚いた。その声は彼の行動を同時進行で描写している。そして、事もあろうにハロルドはもうすぐ死ぬ・・・と語ったのだ!
不安に駆られたハロルドは、大学の文学部教授ジュールズ・ヒルバート(ダスティン・ホフマン)に相談して、何とか声の主を突き止めようとする。そして、人生の期限を突き付けられたことで、意中の人アナ・パスカル(マギー・ギレンホール)に告白したり、子どもの頃の夢だったギターを弾いたり・・・と人生に彩りを添えていく。やがて自分の小説を書いている作家がカレン・アイフル(エマ・トンプソン)だと知って―
       監督:マーク・フォースター 『チョコレート』『ネバーランド』

【comment】
ウィル・フェレルが主役なので笑える映画だと思って鑑賞したが・・・意外にもシリアスで淡々としていた―

アイデアは面白い。
ハロルドは、自分で意識しているのかいないのか数字に執着があり、『毎日32本の歯を合計76回磨き』、『毎日1ブロックを57歩で6ブロック走り、8時17分のバスに乗って出勤し』、『毎晩11時13分きっかりに1人で床につく』・・・というような四角四面の生活を送っていた。
彼に常に寄り添っているのは、何時も正確な時間を教えてくれる腕時計だけ。
まぁ~言ってみれば退屈な男の退屈な生活ってとこでしょうか
ところがっ!!突然女性の声が聞こえてきて、彼の行動を同時進行で語り始めた―
この時点で、とってもワクワクして成り行きを見守った私だが・・・
大した事件は起こってこない。地味~に話が進んでいく。静かなのだ。

役者さんは魅力の逸材ばかり
決してハンサムとは言えないウィル・フェレルは、真面目で面白みのない男性を好演。
妙な表情で笑いを誘わなくても、地味ながらどこかキュートなハロルドがとってもお似合いだった。
マギー・ギレンホールも良かった。
彼女が演じたアナは素敵な女性で、信念があって心優しく懐が広い。
ハロルドとアナの駆け引きにも好感が持てた。
ダスティン・ホフマンは最近アチコチで見かける。
今回の教授役は、信頼出来るのか出来ないのかよく分からない人間で面白いキャラだった。
そしてエマ・トンプソン。彼女は変わり者の小説家になりきっていた。
彼女の目のお芝居が大好き。多くの事を訴えてくる。

が、しかし・・・私はこういう映画の良さが分からないのかもしれないなぁ~
この手の映画は、気に入るとドドンと胸に響いてくるが、そうでないと少し時間が経つと内容を忘れてしまう。これは後者になりそうな予感がした
それには、小説家カレンが書いたハロルドを主人公としたお話が、イマイチ面白いとは思えなかった事に起因しているかもしれない。
また、小説を書いていたら主人公が実在していて・・・なぁ~んて事は大事件なのに、妙に皆淡々としていた事も腑に落ちなかった。
更に、「素晴らしい小説だから結末はそのままで・・・」って皆が思った事も「ありえない!!」って思ってしまった。
小説よりも人命でしょう?早く小説を書くのを止めて!止めないの?死ぬ~!うそ~ハロルドの人生って何なの―って心がジタバタした。
しかも何でこんな事が起こってしまったのか、誰も追及しないし・・・
まぁ~私がイラっとした事と映画のテーマがズレているのは承知だし、最後の展開にはほのぼの気分になったが(特に腕時計君にほのぼの

そういえば私は、ファンタジー物に得て不得手があるのだ(基準は至って自分勝手)
私って夢薄い人間なのね・・・っていう事でお許し願おう。

もしかして・・・ちょっとの勇気で誰でも自分の人生の彩りを変えられる。
そういう映画だったのかもしれない―

     
     小さい頃色んな願掛けをしたなぁ~
     目が覚めて30数えたらベッドを出るとか・・・
     家を出る時は左足からとか・・・何で拘ってたのかな(笑)  (3点)

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フロム・ヘル

2007-05-20 10:53:53 | 映画【は行】

しつこいが・・・勝手にジョニー祭続行中―

【story】
1888年、ロンドン。のどを切り裂かれた娼婦の連続殺人事件が発生し、街は『切り裂きジャック』と名乗る犯人の恐怖に震撼していた。アヘン幻覚の中、犯行を幻視したアバーライン警部(ジョニー・デップ)は捜査を開始するが、何故か警察幹部らは捜査を妨害しようとする。美しい娼婦メアリ(ヘザー・グレアム)とウィリアム・ガル卿(イアン・ホルム)の協力で、やがて事件の背後に王室をも巻き込んだ陰謀と謎の秘密結社の影が浮かび上がってくる―

【comment】
繰り返し観たくなるタイプの映画ではないが、この作品に惹かれ暫く『切り裂きジャック』に凝った。
稀代の猟奇殺人者は何者だったのか―には諸説あるが、鑑賞時にはそんな事はザクッと忘れて、純粋にこの映画のダークな世界に浸るのが良い―

      ~
後世の人々は語るだろう。20世紀を生んだのは私だと~

 
娼婦ばかりを狙い、喉を切り裂き臓器を持ち去った切り裂きジャックの事件を担当する事になったのは、アヘン中毒のアバーライン警部だ。
彼は愛する妻を出産で亡くし、生きる気力も無く過ごしている孤独な男だった―
 
犯人には『獣医』『毛皮職人』『屠殺人』或いは『英国人意外の者』等が考えられたが、アバーライン警部は、鮮やか且つ正確に臓器を持ち去る手口から『外科医』を疑う―
 
殺された娼婦の仲間メアリと王室の侍医ガル卿の協力を得て捜査を進めるうちに、事件の意外な面に行き当たるアバーライン警部。
切り裂きジャックの事件には、王室やフリーメイソンの影があったのだ―


ストーリーはかなり凝っているので、一度観ただけでは理解し難いかもしれない。
例えば・・・
*当時の娼婦の実態 *最先端医療の残忍さ *アヘン中毒 *フリーメイソン *王室公安部 *人種問題・・・等が散りばめられている。
時代考証もしっかりしていて、後に『エレファントマン』と呼ばれたジョン・メリックも登場させたりしている。(1884年にロンドン病院のトリーヴス医師が保護)
切り裂きジャックの解釈の一つとして魅力的な仕上がりになっているだろう。(原作:アラン・ムーアとエディ・キャンベル)
また、凝った映像と色彩も美しい。
*ロンドンの陰鬱な街並みと石畳 *立ち込める霧 *妖しく揺れる街灯の明かり *血を照らしたような赤い空 *アブサンの美しい緑 *切り裂きジャックのシルクハットとマント *暗闇に浮かび上がる血を吸った光るナイフ・・・この雰囲気が堪らなく好きだ―


ジョニー・デップのアバーライン警部は好きなキャラクターの一つだ。
彼は知ってはいけない秘密を知り過ぎ、最後に愛する者を守る為に悲しい結末を選択する。
最初に鑑賞した時は、この結末が悲し過ぎるぅ~~~と思ったが今は違う。
これこそがアバーライン警部に平安を与えてくれる唯一の道だったのだと思う―
 
 それにしても・・・美男と血は似合う―(警部さん幻視中)

  ~「は、は、は、」「できるものならつかまえてごらん」~(切り裂きジャックの言葉より)
                                      (4点)

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【本】生贄たちの狂宴 上下巻

2007-05-18 12:55:35 | 本【小説・海外】

 『生贄たちの狂宴』(上下巻)   デヴィット・ヒューソン   ランダムハウス講談社
以前感想を書いた『死者の季節』(上下巻)の続編。
     《ニック・コスタ刑事シリーズ》第2弾―

【comment】
面白かった―
舞台は《ローマ》、題材に《古代カルトの儀式》―何とも魅惑的ではないか

  ―story―
ローマを訪れた観光客によって、泥炭の中から美しい死体が発見された。
死体の肩には叫んでいる仮面のタトゥー、手にはテュルロス、ポケットに穀物の種。その状況は、2~3世紀前に途絶えた『ディオニュソスと秘儀の館』の儀式を指し示していた。
死体は泥炭による保存作用によって、ほぼ死亡当時のままの状態でミイラ化された為に時代測定が難しく、最初は二千年位前のものと思われた。
だがそれは、僅か16年前に行方不明になった16才の少女のものと判明する。
その少女が大物マフィアの継娘であった事から、物語は意外な展開を見せていく。
更に、死体の少女にそっくりな容貌の16才の娘が何者かに連れ去られ、行方不明となってしまった。
これらの事件はカルト集団による儀式なのか?それともマフィアの抗争が絡んでいるのか?―
   *ディオニュソス・・・秘密のカルト宗教の神・バッカス

《カルト宗教の儀式》―なぁ~んてだけで、そそられてしまう
しかも、《16年前に殺された少女》《現在行方不明の少女》《敵対するマフィアの大物》《儀式に詳しい大学教授の死》・・・などの、実に巧みに練られたプロットが幾重にも交差して、グイグイと読ませてしまう。
特に儀式についての詳しい描写は大変興味深かった。それは性的な意味を持った儀式で、16才の処女が生贄として男たちの思う通りにされてしまうのだ。妖しい館で執り行われた儀式という名の淫行が、妙にリアルに迫ってくる―
惜しむらくは、最後の展開で少々辻褄が合わないような気がした事と、目一杯妄想を膨らませてくれた儀式に少々現実的な味付けをされた為、パチンと夢から覚める感覚に襲われてしまった事だ。
だが、最後まで読むと、『生贄たちの狂宴』というタイトルが、実に自然に感じられるようになっていた。それに、これは歴史ミステリではなく警察小説だ。そう考えればこの結末でいいのだろう。

本作の主人公は、若き刑事ニック・コスタである。
物語は、前作で心身ともに手痛い傷を負ったコスタが、半年間の休養を経て刑事として復帰するところから始まっている。
だが今回は、コスタにほとんど活躍の場を与えていない。むしろ、前作からの登場人物や新たにコスタのパートナーとなった人物の個性にスポットを当てて詳細に描いている。
今後このシリーズは続くので、ここでしっかりと地盤固めをしたかったのだろう。
キャラの個性が確立されていれば、読者がそのキャラに命を与えやすい。
登場人物達の、外見・性格・声・匂いまでをとても身近に感じさせてくれた。
だが、少々地盤に手を加え過ぎて、肝心なコスタのキャラが無個性に感じた。
次回作は、彼の個性をキッチリと描いて欲しい。

 ~秘儀を授けられる女は裸で、神の前で中腰になり、
           顔を前につきだし、背後から神に犯されている。~ (本文より)

    ニックは、いつも女運が悪い・・・   (3.5点)

        『死者の季節』(上下巻) デヴィット・ヒューソン の感想です。

Comment

ドンファン

2007-05-17 16:42:00 | 映画【た行】

バレバレだが・・・密かにジョニー・デップ祭を開催している。
今日、知人に誘われてピアノコンサートへと出掛けたが、その音色で思い出したのが彼、『ドンファン・デマルコ』だった―

【story】
21才にして1000人以上の女性を虜にしたドンファン・デマルコ(ジョニー・デップ)。
彼は最愛の恋人に振られ、飛び降りによる死を遂げようとしたが、引退目前の精神科医ジャック(マーロン・ブランド)に引き取られる。
治療のため、ドンファンの告白に耳を傾けていたジャックは、妻(フェイ・ダナウェイ)そして人生に対して失いかけていた情熱を再び取り戻していく―
ドンファンがジャックに語った荒唐無稽な愛と冒険の物語は、果たして真実か、それとも妄想か―?!
       製作:フランシス・フォード・コッポラ

【comment】
ドンファン・デマルコ―
貴方に何度出会っても、貴方が本当は何者だったのか・・・私には分からない。
もし私に一つだけ分かる事があるとすれば、貴方が多くの女性を虜にしてしまう事。

―これは、愛の貴公子ドンファン・デマルコのロマンに満ちたファンタジー

1000人以上の患者を治療してきた精神分析医ジャックが引退直前に出会ったのは、黒いマントとマスクを付けた現代のドンファンだった―


この佇まい・・・ 

虚言癖や妄想癖があると診断されたドンファンがジャックに語った自分自身の物語。
   それは、薄いベールに包まれた夢の世界―
   それは、愛を愛でデコレートした愛の世界―
生まれた時から女性に愛され過ぎ、1502人の女性と愛を交わしたドンファンの不思議な物語に酔いしれるのは、ジャックだけではないだろう。そう私も―


この映画は、、、
もしジョニーを好きだったら、一緒にロマン病にかかりましょう・・・
もしジョニーを好きでなかったら、かったるいので避けましょう・・・
もしジョニーを好きになりかけていたら・・・もう戻れません。虜です

   ジョニー・デップだからこその映画。(PS.残念ながらストーリーはイマイチ)
                                                                     
   彼の美しさとフェロモンに・・・気絶寸前の私・・・    (3点)
                                                                 (1995年作品)

        

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レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード

2007-05-15 17:17:37 | 映画【ら行】

ジョニー目当てで劇場に出掛け、アントニオ・バンデラスにトキメイテしまった映画

【story】
愛する妻(サルマ・ハエック)と娘をマケラス将軍に殺されたエル・マリアッチ(アントニオ・バンデラス)は、生きる目的もなく過ごしていた。だがある日、CIAのサンズ(ジョニー・デップ)が、メキシコ政府へのクーデターを企てている麻薬王バリヨ(ウィレム・デフォー)を倒さないかと話を持ちかけてくる。そのクーデターには憎きマケラス将軍も関わっていた―
    監督:ロバート・ロドリゲス 『シン・シティ』『パラサイト』『スパイ・キッズ』

【comment】
ロバート・ロドリゲス監督『デスペラード』の続編。残念ながら前作は未見なので、比較などは出来ないが・・・この映画は好き~

こういう作品は、好みが分かれてしまうと思う―
要はこの雰囲気を楽しめるかどうかだと思うが・・・私は浸ってしまった
メキシコの茶褐色の景色。美しい音楽とギターの音色。恋して見詰め合う濃い男女(注:バンデラス&ハエック)―
一歩間違えば、クサ~イ大嫌いな映画になりそうだが、不思議なタイミングで全てがツボに・・・
繰り広げられる銃撃戦も美しかった。特にアントニオ・バンデラス彼が銃を構えて立つ姿には痺れてしまった
カッコつけているのに、どこか3枚目っぽいオーラが漂っているのもいい。きっと彼独自の味だと思う。
この作品で、すっかりバンデラスが好きになった(果てしなく気が多い・汗)。

ストーリーには
、工夫や目新しさがあるわけでもないが、クセ者の登場人物が沢山出てくる。もしかしたら一回観ただけでは把握出来ないかもしれない。
そのクセ者たちは豪華なメンバーが演じていた
麻薬王ウィレム・デフォーは『スパイダーマン』のハリーのパパ。元祖ゴブリンだ。

警察官(?)のエヴァ・メンデスは、先日『ゴースト・ライダー』で観たが、この時と全く変わっていない。4年は経っているはずなのに・・・女優は年を取らないのかぁぁぁ~
麻薬王の手下にはミッキー・ローク。こちらはエヴァとは逆かな。人間はこんなに変われるのかぁぁぁ~
サルマ・ハエックはセクシーで美しい。好みじゃないけど。濃くて・・・のどが乾く(笑)

そして・・・この人。悪徳CIA捜査官のサンズはジョニー
サンズは本当に悪い子ちゃんで、人の命を軽んじて、自分勝手にコマを動かしたがるタイプの男。でもね~ジョニーが演じると、そのイケナイぶりもス・テ・キ
「俺の仕事は罠をかけ、倒れるのを見ること―」が口癖だったけど、、、
ああ~こんな事に~

細かい事は気にせずに、マリアッチ&サンズの男の生き様を堪能して。
メキシコの話なのに、何故か口に薔薇の花をくわえて踊りたくなってしまう・・・そんな映画です(意味分からん
        ジョニーが銃を構える姿も素敵・・・ (3.5点)

 

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スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい

2007-05-14 19:17:57 | 映画【さ行】

この映画を観に行った時に『ワールド・エンド前夜祭』のチケットを買ったゾ~
あ~嬉しい 行って良かった・・・いい席が確保出来た

【story】
エース(ジェレミー・ビヴェン)は、マフィア界の大物ボス、スパラッザに命を狙われ、FBI副長官ロック(アンディ・ガルシア)と司法取引をしようとした。だが、心臓(命)に100万ドルの報奨金を掛けられ謎の暗殺者がやって来る。その噂を聞いた世界中のプロの殺し屋がエースを狙って集まってきた。FBI捜査官のメスナー(ライアン・レイノルズ)とカラザーズ(レイ・リオッタ)はエースを守れるのか?18時間一本勝負の空前絶後の殺し合いが幕を開ける―
        監督・脚本 ジョー・カーナハン

【comment】
ほらほら~出演者がワシャワシャ出てきて、誰が誰だか分からない内に話が進んでいって、いつの間にやら銃撃戦が始まる・・・みたいな映画ってあるでしょ?
これはそういう感じの映画だったわ

『7人の暗殺者、ターゲットは1人―報酬は100万ドル!殺るのは誰だ!!』っていう宣伝文句。
引き合いに出されている映画は、『パルプ・フィクション』『キル・ビル』『スナッチ』『オーシャンズ11』・・・等々。
で・・・そのままズバリ予想通りの展開よ~

バイオレンスムービーっていう雰囲気はバッチリだけど、まず最初の説明は長かった
10秒でも聞き逃したら何が何だか分からなくなりそうなので必死で説明に聞き入ったけど、途中からどうでも良くなって、「まぁ~雰囲気で観るか・・・」と諦めちゃった。
もっとササッと分かりやすくして欲しかったな~
それから、ちょっと意味の無さそうなシーンが多かった気がした。
ハイテンションな男の子や女装癖のある弁護士はクドク思えちゃった。

銃撃戦は、かなり派手で迫力があったと思う
でもねぇ・・・殺し屋がイマイチ超一流には思えなかったわ~
イカレポンチみたいな3兄弟、娼婦に毛の生えたような女殺し屋なんかは、すぐに警察に捕まりそうなキャラだと思うし。
まぁ~それが面白いちゃー面白いんだけど

何だか文句ばっかり言っちゃうけれど、最後のオチがチト面白みに欠けた。
「心臓(命)に100万ドル」って言った時に、「マサカネ・・・」と思ったオチになったのでビックリしちゃったわ。「当たっちゃった~私」って満足もしたけど
殺しと殺し屋の顛末は、あまり好みの終り方ではなかったなぁ~

えっと・・・これじゃあ、まるでツマラナカッタ―みたいな書き方ね・・・
こういうスタイリッシュな映画は好きで、結構楽しめたのだけど。
↑のダラダラ文を一言で纏めちゃうと、『映画の雰囲気は好きで楽しめたが、この映画の独自性にはあまり魅力を感じなかった』ってとこかな・・・(おっと簡単


さてさて、出演者にベン・アフレックがいたが、信じられない位のチョイ役だった。
あんな扱いを受けるとは・・・何だか可哀想だったわ。
主役級だったと思えたFBI捜査官のメスナーを演じたライアン・レイノルズは好きな役者さん。
最近スカーレット・ヨハンソンと噂になっているみたいだが、彼は以前、TVドラマ『ふたりの男とひとりの女』に出ていた時から好きだった。
映画では『悪魔の棲む家』『ブレイド3』にも出ていたっけ。
今回は、彼をスクリーンで観れて嬉しかったな~

←この人がライアン・レイノルズ。彼の演技が好き

     映像がgood
バイオレンスムービーをお好きな方に  (3点)

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パイレーツ・オブ・カリビアン ~呪われた海賊たち~

2007-05-12 20:16:00 | 映画【は行】

『パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド』公開まであと僅かっっっ
もうすぐジャック・スパロウに逢える―と思うと、胸の高鳴りが日に日に激し~くなっていく
どうにも落ち着かない気分なので、ここらで元祖『パイレーツ・オブ・カリビアン』を堪能しようではないか―

【story】
カリブ海の港町ポート・ロイヤル―ある日、町はバルボッサ(ジェフリー・ラッシュ)率いる冷酷な海賊たちに襲われる。狙いは総督の娘エリザベス(キーラ・ナイトレイ)の持つ黄金のメダル。海賊たちはメダルごと彼女を浚い、ブラック・パール号で逃走する。エリザベスに想いを寄せるウィル(オーランド・ブルーム)は、彼女を救う為一匹狼の海賊ジャック・スパロウ(ジョニー・デップ)と手を組み救出に向かう。一方、浚われたエリザベスが月夜の船上で見たものは、呪われた海賊たちの恐ろしい姿だった。そして、その呪いを解く鍵は、エリザベスの黄金のメダルが握っていた―

     監督:ゴア・ヴァーヴィンスキー    製作:ジェフリー・ブラッカイマー

【comment】 (注:偏ったコメントです。映画の参考にはなりません
本作を劇場鑑賞した際には、こんなに大ヒットするとは思っていなかった。
 メジャーな超娯楽大作とジョニー・デップが結びつかなかったし。

一人で地味に鑑賞し、「面白かったなぁ~」と満足したが、周囲の反応が思った以上に好評で、急激にジョニー・デップファンが増えた事には面食らった。
ジョニーが本作でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされた事にも驚いたが、知り合いの中学生や高校生の女の子達の携帯の待ち受け画面が、どんどんジョニーになっていき・・・「由香ちゃん見て~待ち受けをジョニーにしたの~」なぁ~んて言われた時にも慌てた
爆発的な人気者になったジョニーを嬉しく思う反面、何故かとっても焦った。
「ジャックでないジョニーも見て欲しいなぁ~」と思う気持ちがあったし。

それはさておき、、、
本作は間違いなく映画史上に残る究極のエンターテイメント作品だ
設定にも登場人物にもストーリーにも抜けのない、極上のお楽しみ映画だ、と断言する。

とにかく全ての面で満足出来る作品だが、やはりこの男の力が絶大だ―

          ― ジャック・スパロウ船長
 ― である。

DVDを購入し、多分30回以上は鑑賞しているが、ジャックが登場するシーンでは毎回惚れ惚れしてしまう・・・見よ立っているだけで美しいこの姿を~


      脅していても・・・               逃げていても・・・
  
       誤魔化していても・・・
 
       こんな顔だって・・・
 
       良からぬ事を企んだって・・・
 
      骸骨になったって・・・愛すべき存在なのだ~
 

ジャック・スパロウ船長を活き活きと演じ、確固たる地位を与えたジョニー・デップは何て素晴らしい役者なんだろう。この映画をリアルタイムで鑑賞出来た事と、彼と同じ時代に生きている事に幸せを感じながら―
この映画の評価は満点なのだ~~~  (5点)

さてさて、『デッドマンズ・チェスト』でクラーケンの餌食となったジャックが、また帰って来てくれる・・・ああ~不死身って素敵
今度の作品では、どんなジャックを見せてくれるのか・・・楽しみだぁぁぁぁぁ~

         もうじき彼らに、、、そしてジャックに会える 
                  

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コンフィデンス

2007-05-11 12:27:57 | 映画【か行】

TV鑑賞だけど・・・面白い映画だった―
【story】
詐欺師のジェイク(エドワード・バーンズ)が巻き上げた金は、異常に執着心の強い暗黒街の大物キング(ダスティン・ホフマン)のものだった。窮地に陥ったジェイクは、キングの為に大仕事を請け負った。新たに女スリのリリー(レイチェル・ワイズ)を仲間に加え、500万ドルを手に入れる詐欺は計画通り順調に進んでいたが、連邦捜査官ピュターン(アンディ・ガルシア)に目を付けられて―
     監督 : ジェームズ・フォーリー

【comment】
詐欺師に遭遇するのは御免だが、詐欺師の映画は大~好き
だって、絶対にドンデン返しを見せてくれて、スカッとするんだもん
この映画も、期待通り・・・いやそれ以上に展開が面白くって夢中で観ちゃった。

物語の構成が良かったなぁ~
いきなり銃を突き付けられたジェイクの映像が映し出され、脅されながら3週間前からの出来事を話し始める。ジェイクが『500万ドルを騙し取る手順の回想』と、『銃で脅されている現在』の映像が、パッパパッパと切り替わるのだ。
「今、銃を突きつけられているって事は、計画は失敗したの―?」と、訝りながら鑑賞し、先が知りたくて仕方なかった。
物語の展開のテンポも良かった~
「仕掛け人」「オトリ」「サクラ」の役割をちゃんと果たしているジェイクの詐欺グループは、見ていて小気味良いし、「20手以上先を読むチェス」のような鮮やかな詐欺の手口には脱帽だ。果たして本当の「カモ」と「裏切り者」は誰なのか―? あ~ワクワクしちゃう

さて、この映画は、キャストもとっても豪華だった
主役のジェイクはエドワード・バーンズ。『サウンド・オブ・サンダー』ではイマイチだったが、今回はカッコ良かった。どうも今回の彼は、トム・クルーズに見えて仕方なかった。サングラスを掛けていると、ソックリに見えちゃった・・・気のせいかしら?
女スリ、リリーはレイチェル・ワイズ。ちょっとセクシーで美しかったわ。赤毛は似合わなかったけど
キングはダスティン・ホフマン。野卑で残忍な悪を演じていたが、上手かったなぁ~
彼が画面に出るだけで何か締まるのよねぇ~
意外だったのが、連邦捜査官のピュターンを演じたアンディ・ガルシア。草臥れた格好に白髪混じりの不精ヒゲ。始めは誰だか分からない位だったわ。出番は少ないけれど、実は重要な役を演じていた。

これはアレコレ言わず、ネタばれなしで、詐欺師の鮮やかな手口に爽やかに騙されたい映画だと思う。オススメで~す
  「コンフィデンス」は、自信・大胆さって意味だって  (4点)

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【本】百器徒然袋―風

2007-05-10 13:10:50 | 本【小説・日本】

          『百器徒然袋―風』     京極夏彦      講談社

大好きな榎木津礼二郎が主役だもの。とっても楽しみ~

【story】
調査も捜査も推理もしない。ただ真相あるのみ!
眉目秀麗、腕力最強、天下無敵の薔薇十字探偵社・榎木津礼二郎が関わる事件は、必ず即解決するという。探偵を陥れようと、「下僕」の益田や本島らに仕掛けられた巧妙な罠。榎木津は完全粉砕できるのか?

【comment】
本書は、薔薇十字探偵社・榎木津礼二郎を主役とした探偵小説、『百器徒然袋―雨』の続編である。榎木津礼二郎については、以前書いた感想でつらつら述べたので、不精者の私は、そこからコピーしてアレンジして以下に記そうと思う。

榎木津礼二郎―
彼は、眉目秀麗にして腕力最強、上流にして高学歴、破天荒にして非常識、豪放磊落にして天衣無縫。世の中の常識が十割通じない、怖いものなど一つもない、他人の名前を覚えない、他人を見たら下僕と思う―調査も捜査も推理もしない、天下無敵の薔薇十字探偵である。
そして、こともあろうに彼は、他人の過去の記憶が見えるのだ―

この甚だ迷惑にして堪らなく魅惑的な人物、いや《神》である榎木津礼二郎を核に据えた本作には、相変わらずの絶好調なハチャメチャぶりが痛快な3篇が収められている。

*『五徳猫』
真向かいに店を構えながら睨み合う遊郭、金池郭と銀信閣。そこに奉公する娘から、母親の居所について相談された本島は、薔薇十字探偵社に協力を求めた。
すると意外な事に、それには10年前の殺人&失踪事件が絡んできたのだ。
「招き猫」「化け猫」のルーツを探りながら京極堂の頭脳が冴え渡る!!
そして、多々良先生に仕える沼上も巻き込んで、我等が榎木津の大芝居&大乱闘だ~

*『雲外鏡』
本島は奇妙な連中に拉致された―
訳の分からない殺人の芝居をさせられた後、やっとの思いで脱出したが、その直後、何と本島を拉致した人物が殺された~
この『本島拉致事件』こそ、榎木津を陥れようとする輩の罠だったのだ!!
そこに突如登場する霊感探偵・神無月鏡太郎が、榎木津に挑戦状を叩きつけた!
殺人の真犯人を突き止めるのは、どっちの探偵か?
息詰まる決戦、榎木津神無月の舞台は整った。
果たして真の名探偵はどっちだぁぁぁ~ (えっ?そんな話?)


*『面霊気』
妙な強盗事件が多発した。
これも榎木津の下僕を犯人に仕立て上げる為の巧妙な仕掛けだったのだ!!
餌食となったのは益田&本島のご両人。榎木津は、愛する下僕を守る為、『怪盗猫招き』(何じゃそりゃ)となって大活躍
今回は、榎木津の父まで登場し、榎木津にしつこく恨みを抱く連中を、ケチョンケチョンのコンコンチキに叩き潰す

あ~~~面白かった
でも、前作の方がワクワクしたかな。
ちょっと事件があまりにも漫画チックで・・・まぁそれが面白いんだけど

『面霊気』の最後の締めにはホロっとしちゃった。
ずっと榎木津を変人の如く描いていたのに、急に愛らしくイジらしく可愛らし~いエピソードを書き添えちゃって・・・これは次回作への伏線なのかしら?
とにかく『邪魅の雫』を読むのが楽しみだ

 ~笑ってやろう わはははは。あのな、この世界で探偵は―この僕だけだ―~
                             (本文、榎木津の言葉より)

  私も榎木津礼二郎の下僕になりたいな   (3点)

                 『百器徒然袋―雨』 京極夏彦 の感想です。




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