★YUKAの気ままな有閑日記★

とても残念ですが、長期的にお休みします^-^*皆さま素敵な年末年始をお過ごし下さい☆

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エクリプス/トワイライト・サーガ

2010-11-12 11:40:15 | 映画【あ行】

字幕版で鑑賞―
【story】
ベラ(クリステン・スチュワート)とヴァンパイアのエドワード(ロバート・パティンソン)は、苦難を乗り越え再び結ばれる。だが、エドワードに恋人を殺されたヴァンパイアのヴィクトリア(ブライス・ダラス・ハワード)は、執拗にベラの命を狙っていた。そこでエドワードは恋敵でもあり、宿敵でもあるオオカミ族のジェイコブ(テイラー・ロートナー)と協力することに―
     監督 : デヴィッド・スレイド 『ハード キャンディ』 『30デイズ・ナイト』

【comment】
私が小さい頃、夕食の食卓にはよくカニが出された。
殻を割って食べるのが楽しくて、カニの日は大いに喜んだ。
私は新潟生まれの新潟育ちだが、昔、カニといえば、安価で美味しい庶民の味方の食材だったのだと思う。
だが、ある日突然食べられなくなった―
カニ独特の匂いを嗅いだだけで気持ちが悪くなってしまったのだ。
人生で私が食すべきカニの量を超えてしまったのか?はたまた元々は好きではない食材にとうとう拒否反応でも出たのか?
それは分からないが、私はカニが嫌いになって、以後なるべく食べずにいる。
高級なカニでもカニカマでもパスしている―

本作を観ながら、私はぼんやりとカニのことを考えていた。
ヴァンパイアのエドワードがカニに似ているというわけではない(笑)
トワイライト・シリーズが、いよいよ私にとってカニのポジションになったかもしれない―と思い到ったのだ―
     
    『トワイライト』         『ニュームーン』
世界中で大人気の『トワイライト』だが、日本ではそこそこのヒットに留まっているようだ。
恐らくエドワード役のロバート・パティンソンの容姿が日本人向けではないのだと思う。

私も彼を超~苦手ではあるが、いくつになっても乙女チックであることを自負しているので、“禁断の恋”という
キーワードにまんまとハマり(照)、2回も劇場鑑賞し、原作まで読んだ。(原作『トワイライト』の感想)
そして2作目にもかなり萌えた(照)
イケメン好きとしては、2作ともDVDを買うには至らなかったが、WOWOWでの放送を楽しく何度か鑑賞し、、、、、そこで突然拒否反応が出た。

 やっぱり、、、キモ過ぎだろうっ エドワードがっ

ということで、本作の鑑賞をかなり迷ったが、観てしまった。
そしてカニの記憶が過りまくる・・・

で、、、映画としてはなかなか面白いけれど、バカバカしい展開といったらそれもそうだ―という微妙な感想を持った―

 
高校生のベラが恋したのは、冷人族と呼ばれるヴァンパイアのエドワード。
そしてエドワードも本来は餌であるはずの人間であるベラを愛した―

二人は紆余曲折の末に結ばれ、ベラはヴァンパイアになることを望む。
べラの変身を快く思っていないエドワードは、そんなべラの気持ちを受け止め、結婚しよう―と告白する。
 
一方、幼馴染のジェイコブもベラを愛していた。
ジェイコブはベラの心の支えになってくれる頼れるボーイフレンドだが、実は狼人間だったのだ。
ジェイコブは、「自分の方を愛して欲しいと―」ベラに迫り、ベラの心も乱れるのであった。
 
ヴァンパイアと狼人間が自分を巡って争っている、、、「お願い!二人で争わないで―!!」というベラの懇願も虚しくいがみ合う二人―
 
だが、そんなこともしていられなかった。
何故なら、恋人を殺された復讐からベラの命を執拗に狙うヴィクトリアが、新生族(新たにヴァンパイアにされた者たち)の軍団を率いて襲ってこようとしていたのだ。
カレン家族は、強敵からベラの命を守るべく狼人間たちと協力して戦う決心をする。
 
更には、ヴィクトリアの動きも、エドワード達カレン家族の動きも察知していたヴォルトォーリ族のジェーン(ダコタ・ファニング)も何かを企み、様子を窺っていた―

 

はい!今回の物語は、三角関係オンリーでございますね
   エドワード愛しているわ、、、ジェイコブのことも好きよ、、、

 って、勝手にやってろ~い

物語のペースや展開は悪くはなく、ちゃんと纏まっているし、戦いの場面もそこそこ面白く作ってあるし、狼さんたちのCGなんかもよく出来ているし、、、割といいんだけど、、、いかんせんバカバカしいのよねぇ~ww

で、、、いい加減にベラにムカついてくる方もおいでかもしれないなぁ~
私は、ムカつきこそしませんでしたが、「チィ~ッ・・・ったく観てらんない」って何度も笑いのようなものがこみ上げ、劇場が超空き空きだったことをいいことに、物凄くお行儀悪く、体を斜めにして足を伸ばし、タオルで顔を半分隠しながら、照れているんだか、引いているんだか自分でも分からないモードで観ましたよ。(笑)

本当にヴァンパイア人間狼人間のトライアングル以外に特に何もない映画です。
あっ!カレン家族の過去エピソードなんかを見せてくれるので、ちょっとは気晴らしも出来たりしますが。
 
ということで、ネチネチした三角関係をずーーーっと観せられている中で、一番ホッとしたシーンは、ベラのお父さんの登場するところでしょうか。
彼の朴訥な優しさを見るにつけ、やっぱり人間が一番ではないか―と思ってしまう私でした。

で、、、まだまだ続くと思います~このシリーズ
私は、必殺超~すっ飛ばし立ち読みで、今後の展開もだいたい知っているのですが、まだまだ色々起きるはずです(笑)
続きはなぁ~どうしようかなぁ~ちょっと辟易するけど、最後まで見届けるかな
                                        (3.5点)

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エクスペンダブルズ

2010-10-16 18:20:45 | 映画【あ行】

実はシルヴェスター・スタローンが超~~~苦手で(汗)、「彼の映画を劇場で観ることはないだろう―」と思っていました。
でも、物凄いメンバーが集結しているので、ついつい観に行っちゃいました~
【story】
バーニー(シルヴェスター・スタローン)は、エクスペンダブルズ(消耗品軍団)のリーダーとして傭兵たちを束ねている。彼は、リー(ジェイソン・ステイサム)やヤン(ジェット・リー)らと共に危険な任務を遂行してきた。ある日バーニーは、とある依頼人(ブルース・ウィリス)から教会に呼び出されるが―
     監督・脚本 : シルヴェスタ・スタローン

【comment】
実は、「こんだけ豪華メンバーだと逆に映画はイマイチかもなぁ~」と前々から思っておりまして、期待もせずにノリで観に行ったんですね。
で、、、期待していなかった以上に期待にそぐわなかったというか、、、個人的趣味には合いませんでした~
 
本作を観に行かれるほとんどの方は、ストーリーなどは重要じゃーなくって、オールスターのアクションがいかに魅せてくれるかを期待していると思うんです。私もそうではあったのですが、、、
いかんせんストーリーがヘンテコだったと思うのですぅ~
だってですね、(*注:役名がよく分からないので、俳優さんの実名を書きます)
南米のヴィレーナという島国の軍事独裁政権を握る将軍の抹殺を謎の男・ブルース・ウィリスから依頼されたエクスペンダブルズ。
早速スタローンとステイサムの二人が島に偵察に行き、ある女に案内して貰う。           
ところが、軍に遭遇し、数名いた軍人を皆殺しにしてしまうスタローンステイサム。
「ヤバイ逃げろ!」と女を連れて島から脱出しようとしたが、実はこの女は将軍の娘で、脱出を執拗に拒んだ。
やむなく女を残して偵察から戻ったスタローンは、「島を操っているのはCIAを首になった男だ。敵に回しては命が危ない―」とこの仕事を断った―
だが、、、残してきた女が心配だ。やっぱり助けに行こう―と心に決める。
やめろ罪悪感か?―と止めるステイサム。いや、俺は一人で行く―とスタローン。
ならば俺も―と、ジェット・リーがスタローンについていくと、仲間をクビになったラングレンが裏切り者として襲ってきてカーチェイス!!
その後、エクスペンダブルズの皆は、やはりスタローンを行動を共にするべく準備を整えていた―
   派手にぶっ放せ~~~
        女だ、女。女を助けろ~~~
  ドッカ~ン
・・・・・なんだか、戦いの目的がズレズレだし、妙にチグハグだし、、、シラケてしまいました~
結局悪いヤツってCIAとその取り巻きだけだったと思うんだけど、、、そいつらだけやっつければスマートな戦いだったかも。
バンバン殺されて、ドッカンドッカン吹っ飛ばされていた敵たちが、本当は何サイドなのかよう分からんから、あまりノレませんでした。
結局、悪役がしっかり定まっていないし、魅力薄だったので違和感があったのかなぁ~

アクションは派手でした~モロ80年代の空気でしたね。
 
なかでもステイサムは見せ場がしっかりあって、カッコ良かったです。
・・・・・女性とのエピソードは必要だったのか?―って気もしなくもないですが(笑)、ステイサムらしいアクションを見せてくれました~
 
ジェット・リーは、、、その扱いにチョイ不満でした~
お金大好きな半人前ってキャラなんだもん。天下のジェット・リーをひよっこ扱いしたなぁ~って思っちゃった。
 
ミッキー・ロークがどう活躍するんだろう?―って気になったんですが、戦わないんだもん・・・期待外れだったなぁ~
 
主役のスタローンさん。60代とは思えない肉弾戦を見せてくれましたね~
残念ながらファンではないので、あまり興奮しませんでしたが、昔からのファンの方は興奮するかもしれません。
 
本作は、豪華メンバーが集結した―ってことに価値があるんでしょうね。
何しろ一瞬だけでしたが、シュワちゃん、ブルース、スタローンが一堂に会した時は劇場内でもどよめきが起こりました。
この一瞬のシーンで懐かしさみたいなものがこみ上げて来て、一番良かったです―
               でも~映画の評価は低め。スミマセ~ン   (2.5点)

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エアベンダー

2010-07-24 00:19:19 | 映画【あ行】
7月半ばから8月いっぱいは多忙です
記事の更新やお返事が遅れがちになりますが、どうぞ宜しくお願いします~

【story】
気、水、土、火の4つの王国が均衡を保つ世界。しかし、火の王国が反乱を起こし、人々の平和が脅かされる事態に。気の王国の生き残りであり、気を操ることができる“エアベンダー”、アン(ノア・リンガー)に希望が託される。しかし、彼が世界に調和をもたらすには、気、水、土、火の4つすべてを操る“アバター”を目指さねばならず―
     監督 : M・ナイト・シャマラン 『ハプニング』

【comment】

  超~辛口感想です。
  未見の方やこの映画をお好きな方はスルーして下さい





       
舞台は、≪気・水・土・火≫の4つの王国が存在する世界。
各国には、それぞれのエレメントを操る能力を持つ“ベンダー”が存在し、その中で、4つ全てのエレメントを操る絶大なパワーを持つ者は“アバター”と呼ばれていた。
だが、100年前に“アバター”がいなくなり、世界は乱世になる。火の国が反乱をおこし、他国を支配し始めたのだ。
ある日、水の国のベンダー、カタラ(ニコラ・ベルツ)とサカ(ジャクソン・ラスボーン)の前に、アンと名乗る子どもが現れる。
彼は100年間行方不明だった“アバター”だった―
  
原作は人気漫画だそうで、もしかしたら面白いお話なのかもしれません。
だけど、いかんせんダイジェスト版の如く、パッパパッパとよく分からないままに、楽しめきれないままにお話が進んでいくので、まるで、全部楽しむのなら3日はかかる巨大テーマパークを無理矢理半日で回っちゃったような感覚がありました

で、、、あくまでも個人的にですが、作品の完成度は、あの『DRAGONBALL EVOLUTION』に匹敵するかも、と思ってしまいました。
つまり、派手っぽいCGなどで漫画チックな盛り上がりはあるけれど、、、ショボイんですぅ~

それから、全体の雰囲気が、色んな映画の寄せ集めみたいな感じもしてしまいました。
例えば、昔懐かしい『ゴールデン・チャイルド』を思い出したり、ROTRっぽかったり、和の雰囲気があるので、『NARUTO』みたいでもあると思いましたね。パワーの見せ方はX-MEN的でもあるでしょうか。
まぁ~イメージが被ることなんてよくあるので、普段は目くじらを立てないのですが、今回は引いちゃって観ていたからなぁ~
 
俳優陣についてもなぁ~イマイチなんだよなぁ~
まず主役の男の子ですが、とっても可愛いし頑張っていましたが、、、いかんせんわざとらしい
だ・だけど、それはその子に限ったことじゃなく、俳優さん全体で言えると思うので、もしかしたら監督さんがそう望んだのかもしれませんね~
趣味の問題だ思いますが私はどうもダメでした。皆さんの演技の間が。
あっ!そうそう!あんまり有名な方が出ていない映画だと思ったのですが、『スラムドッグ$ミリオネア』のデヴ・パテルが火の国の悩める王子役で、『トワイライト』シリーズのジャクソン・ラスボーンが相変わらずのビックリ眼で出ていましたね~
 
さて、、、いよいよシャマラン監督の映画に魅力を感じなくなった私。

それにしても、どうして今までと全然違う映画をつくったんだろう?
何かの挑戦だったとしても、あまり上手くいかなかったのではないかしらん?(2点)
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インセプション

2010-07-17 16:23:55 | 映画【あ行】

先行上映で鑑賞―
 
 
錚々たるキャストの中に渡辺謙が・・・

【story】
コブ(レオナルド・ディカプリオ)は、人の潜在意識の奥深くにもぐり込んで相手のアイデアを盗むことのできる優秀な企業スパイ。ある日、コブの元に“インセプション”と呼ばれるほぼ不可能に近い仕事が舞い込むが―
     監督・脚本 : クリストファー・ノーラン 『ダークナイト』

【comment】
独自の世界観、複雑だが考え抜かれたストーリー、そしてそれにピッタリとハマる映像・・・に、心臓が獏・獏・・・
(あっシャレです、シャレ・笑)
 
本作の予告編では、一体どういうストーリー展開なのかがサッパリ分からなかった。
最近の予告は見せ過ぎなので、それを嫌っての事だったらしいが、それには好感を持っていた。

で、、、“人の夢に入り込んで、潜在意識にある≪アイデア≫を盗む話”―ってことは分かっちゃったので、そんな漠然とした前知識で観たのだが、、、
とにかくストーリーが入り組んでいて非常に好みだった。
ハマれない方はハマれないだろうなぁ~とは思うが、私は七面倒臭い話が好きなタイプなので結構ハマれてしまった。

さてさて、これから感想を書くのだが(前置きが長っ・汗)、せっかく制作陣が、あまり情報を与えないようにしてきたんだから、なるべく簡単に書くに止めたい。
 
コブは企業スパイ。
ターゲットを鎮静剤で眠らせて夢を見させ、自分も眠ってその夢を共有し、相手の意識の中に入り込んでアイデアや情報を盗み出す。

ある時、コブは、サイトー(渡辺謙)から、情報を盗むのではなく、ライバル社の次期社長(キリアン・マーフィー)にある情報を植え付ける(インセプション)ことを依頼される。。
コブは、リスクの大きいインセプションを成功させるために、相棒(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)とともに、鎮静剤を調合する調合師、夢を設計する設計士(エレン・ペイジ)らとチームを組むが、コブの潜在意識の中に入り込んでくる妻(マリオン・コティヤール)がミッションに危険を与えていた―

 
“人の夢に入り込む―”なんて、とっても単純な発想だと思うんだけど、それをよくぞここまで複雑に入り組ませたなぁ~って思いましたね。
仕組みがキッチリ考えられているんですよ。
*夢から覚めるには、物理的な方法で起こすか、夢の中で死ぬか、“キック”という方法で落ちるような感覚を味わうこと。
*夢Aの中で夢Bを、夢Bの中で夢Cを、、、と複数の夢を構成出来るが、その場合、夢Cは夢Bの、夢Bは夢Aの影響を受ける。例えば、夢Aで車が横転すれば、夢Bの世界もひっくり返る。
*夢の中では時間の流れ違う。夢Aでは5分でも夢Bでは1時間という具合に。
*強い鎮静剤で眠りに落ちてスグに死ぬと、現実世界で虚無に落ちる可能性
が高い。
*人の夢の中に出入りする者は、夢と現実を区別するために自分だけのアイテムを持っている。
・・・・などなど。説明が下手でスミマセンが(汗)、そういう軸にのっとって、独自の世界観が炸裂します。ホント脱帽ものでしたね。

 
で、、、148分という上映時間の長さを感じることなく見入ったのですが、個人的には、今一つガツンと盛り上がり切れなかったところもあったにはあっちゃって
(汗)、、、
それは何だろうなぁ~って私の意識を探ってみたところ(照)、物凄くスケールの大きそうな話なのに、よく考えたら、とってもこじんまりとした世界でのことなんだよなぁ~って思ったことかも。
企業スパイであるので、まぁ~こんなものなのだろうけど、街全体がひっくり返ったり、ぶっ壊れたりのような物凄い映像や、派手なドンパチ、皆さんの秒刻みの必死ぶりと、やろうとしていることのギャップといいましょうか、、、それが、どうしても私を夢中にはさせてくれなかったのですぅ~
そこまでのリスクを冒してやる任務かね?って気があって、、、スミマセ~ン(汗)
あと、コブの奥さんに対する罪悪感ですが、、、少しクドイような気も(汗)、、、
とっても切なくてドラマ性があるとは思うんだけど、企業スパイとコブの個人的事情のバランスがイマイチだった気がしたなぁ~
 
でもですね、レオ君の隠れファンとしては、ここ最近の彼の作品(『シャッター・アイランド』『レボリューショナリー・ロード』『ワールド・オブ・ライズ』)の中で1番素敵に見えたので満足なのでした~
 P.S.ラスト、、、コマはどうなったのかな?止まって欲しいけど、、、 (3.5点)

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踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!

2010-07-05 18:06:00 | 映画【あ行】

ドラマは未見で~す(再放送を1~2話少し見たくらい)でも映画は2作品とも観ています
結構面白いですよね、踊るシリーズって
【story】
湾岸署を襲った連続殺人事件から7年。湾岸署は、セキュリティー設備が充実した新湾岸署への引っ越しをすることになる。引っ越しの作業を一任された青島(織田裕二)は、部下と一緒に取り掛かるものの、湾岸署管内で次から次へと事件が発生し―
     監督 : 本広克行 
『少林少女』

【comment】
めざましテレビを毎朝見るので、随分前からこの映画の情報が“怪盗愛子”を通じてちょくちょく入ってきて(笑)、否が応でも期待が高まり、、、ドラマを未見だった分際で、「3が楽しみだなぁ~」って気分になっていました(恥)
でもなぁ~7年ぶりの映画だし、フジテレビのお祭り騒ぎ大宣伝映画って、、、ちょっちねぇ~微妙だったりもするしねぇ~などと不安要素もあったりして(笑)
 
熱い男、青島は係長に昇進。部下を抱える身分になりました。
新湾岸署への引越しの対策本部長も任された青島は、テンヤワンヤの大忙し。
そんな折、引越しのドサクサに紛れて拳銃が3丁盗まれる―という大事件が発生。
その拳銃を使っての殺人事件も起きてしまい、犯人から、「青島が捕まえた犯人達を解放せよ―」との要求が入ってきて―
 
うん、なかなか面白かったですね
何と言ってもテンポがいい。以前からのシリーズのメンバーに新メンバーもいるので、物凄い勢いで登場人物たちがいるんだけど、それぞれ一応見せ場がありますしね。お話がバタバタしていたわりには。
・・・・・う~ん、、、やっぱりお話のバタバタは激しかったかもなぁ~考える猶予を与えてくれないですもの。まぁ~警察の皆さんも捜査したり考えてる風があんまりなかったですけど(汗)
 
さて、とりあえず新メンバーについて一言。
わたくし、鳥飼を演じた小栗旬君に何とな~く注目してしまいましたが(イケメンに目がいくもので・笑)、、、どうでしょう?彼の役どころって微妙だった気がするんですが(汗)
嫌な奴なのか?というと、そうでもなくて、仕事が出来るのか?というと、そんなに有能とも思えない。
別に小栗君じゃなくても、、、ってなポジションだった気が(汗)

それから、和久さんの甥を演じた伊藤さん。
恐らく、シリーズに欠かせない存在だった和久さん演じたいかりやさんがお亡くなりになったので、和久さんのポジションをどうするのか?―ってのが映画製作に置ける最大の難問だったと思うのですが、、、まぁ~良かったんじゃないでしょうか、甥の出現は。
ただ、“和久ノート”の出番が多過ぎかな?って気もしましたけど。

あと、内田有紀さんが篠原という青島の部下として出演されていましたが、、、そんなにインパクトがなかったですね。何の個性も見られなくって残念。
 
今までのメンバーでは、まず大好きな3バカトリオが(北村総一朗、小野武彦、斉藤暁)、相変わらず笑わせてくれました~
記者会見でメイクってのはやり過ぎだと思いましたが(笑)

青島君、すみれ君(深津絵里)は7年経ってもそのまんま、、、熱くて、一生懸命で、オクテでございました(笑)
室井さん(柳葉敏郎)は偉くなったんですね~本庁の会議室の丸テーブル席に座っちゃったりして、、、

 
さてさて、時間が経過したわりには、前2作と同じような空気が楽しめました~
ただですね、事件については、、、、ちょっと不満が残るかも。
蛍光灯体質なので、観ている時にはあまり気にならなかったのですが、映画が終わってもあまり高揚感みたいなものがなくって、、、それは事件の質のせいかも―って思ったの。



      ***以下、ネタばれを含む個人的なつぶやきです***




今回のメイン犯人が小泉さん演じる日向―ってのはどうなんでしょう?
彼女は、1の時に出演されて、それはそれはインパクトのある犯人を演じていましたよね~非常に魅力のあるキャラではあるけれど、再びその個性に頼るってのはどうかな、と。

それから、あれよ、あれよ、、、と観せられた事件を反芻すると、殺人は2件も起きているけれど、それがなおざりになっていて、“新湾岸署に署員を閉じ込める”“毒ガスを撒く”、、、ってな騒ぎで、超法規的措置で犯人の要求を飲む件がドタバタ過ぎだったかも、、、何だか警察があまりにも無能じゃーないでしょうかね?
しかも、ジャリタレ犯人が捕まって、ガスも無事なのに、何で日向の言いなりなのよ。ここでは、青島君のキャラに頼り過ぎだったかなぁ~

それにさぁ~本庁がショカツを邪魔にする件がワンパターンなのよねぇ~
誰かが、「ショカツは引っ込んでろ~~~」って言わないとダメなんでしょうかね?(笑)

ってなわけで、少々ブツブツ言いたくなるところはありましたが、お気楽に観られるこういう映画って基本的に好きですし、やっぱり踊る~は楽しいわん      (3.5点)

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アイアンマン2

2010-06-12 10:33:35 | 映画【あ行】

『ゾディアック』の時は、な~んとも思わなかったけれど、『アイアンマン』そして『シャーロック・ホームズ』でシッカリとハマってしまったロバート・ダウニー・Jrに会いた~い
【story】
自らが“アイアンマン”であることを明かしたトニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)だが、トニーの勝手なヒーロー行為は問題視され、国からパワードスーツの受け渡しを命じられる。そのニュースを憎悪に満ちた目で見つめる男“ウィップラッシュ”(ミッキー・ローク)は、一撃で金属を真っ二つにする武器を観につけ、トニーの前に現れる―
     監督 : ジョン・ファヴロー 『アイアンマン』

【comment】
   いいの、いいのぽりぽり  
ロバート・ダウニー・Jr演じるトニー・スタークのお茶目っぷりが見られて、アイアンマンの派手なパフォーマンスを見られれば、少しくらいストーリーがガタガタでも・爆
 
という事で、ナイスなオヤジキャラで大人気のトニーは健在でしたよ~
天才でナルシストで自己中、ファーストフードに目がなく、無類の女好き。素直じゃないけどホントは寂しがり屋のトニーは、巨大軍事産業の社長で、自ら作ったパワードスーツを装着し悪と戦うアイアンマン。
 
誰よりも信頼する秘書ペッパー(グウィネス・パルトロウ)に支えられ、、、
 
でも、肉感的な美女(スカーレット・ヨハンソン)にピピッとスケベ心を抱き、、、
 
アイアンマンを引き渡せ―ってしつこい政府や、アイアンマン並みの開発に躍起になっている他のライバル社ハマー(サム・ロックウェル)に対しては、強気でケチョンケチョンに突っ撥ねる。

なんたって、僕ちゃんはセレブで社長で正義の味方アイアンマン。世界の平和は僕ちゃんが守る。僕ちゃんは平和の民営化に成功したんだゾ~矢でも鉄砲でも持って来~いって感じで意気揚々なのだ。
でもちょっと心配の種が、、、過去の事件で損傷を負った心臓を守る装置が血液に毒素を送っている、、、このままじゃ僕ちゃん死んじゃう
 
そんなトニーとスターク社に只ならぬ恨みを抱き、復讐を誓う男イワンがロシアにいた。

さて、トニーの運命やいかに―

 
とにかくトニーのキャラは見ているだけで楽しくなっちゃうわ~小ネタで笑わせてくれるし。そこには満足かな。
ただ、今回お話がゴチャゴチャし過ぎで、尚且つ浅~いので、何となくロバートの持ち味に頼り過ぎなんじゃーないかなぁ~的な気持ちが起きちゃった。
 
お話のポイントは、、、
*トニーの健康不良
*新たな敵イワンとの確執と対決
*ライバル社ハマーの悪巧み
*親友ローディ大佐(ドン・チードル)との喧嘩
*謎の美女登場
*ペッパーとの関係
*謎の男フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)の企みとトニーの父の願い
ホント盛り沢山なのよ。

だけど、トニーの危機的健康不良は肩透かしなくらい簡単に回避出来ちゃうし、イワンに関しても、折角ミッキー・ロークが奥の深そうな人物を演じていたのに上手く活かされていなくて残念だったし、親友との喧嘩の件はバカバカしくって・・・だからローディがパワードスーツを着ることがイマイチしっくりこなかったかな。
それにハマーの扱いが雑で、あまりにもアホ丸出しで可哀想に思ったな~
スカちゃんは綺麗でカッコ良かったけれど、そんな大層な謎でもなかったし、パパも何をどう考えていたのかサッパリ分かんなかったわん。

ってな感じでチョイ消化不良は否めなかったので、ドッ派手な戦闘シーンにプチ興奮はしても、なんというか、、、盛り上がらないのよ、気持ちが。
やっぱりトニー演じたロバートに頼り過ぎだったんじゃーないかしら?『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』の時のジョニーのジャック・スパロウの扱いを思い出しちゃった。
 
                                  
あっ、、、そうそうトニーの部下役で結構出番の多かったこの方って監督さんだったのね~出たがりなのかしら?(笑)
 
さてさて、ブツブツ言いながらも、こういうアメコミアクション映画は好きなので、そこそこ面白かったかな。
エンドロール後にワンシーンあって、きっと次回作への伏線なのね。
ますますゴチャゴチャするかも的な心配はあるけれど、楽しみにしようっと(3.5点)

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運命のボタン

2010-05-13 18:23:05 | 映画【あ行】

気になっていた映画を観に行けた~
【story】
ある日の朝、ノーマ(キャメロン・ディアス)とアーサー(ジェームズ・マースデン)夫妻の元に、赤いボタン付きの装置が入った箱が届く。夕方、謎めいた男(フランク・ランジェラ)がノーマを訪ね、「このボタンを押せば100万ドルを手に入れられるが、代わりに見知らぬ誰かが死ぬ。考える猶予は24時間」と驚くべき提案を持ちかける。二人は迷いながらもボタンを押してしまうが―
     監督 : リチャード・ケリー
     原作 : リチャード・マシスン

【comment】
途中まではかなり面白かったんです。一体どうなるんだろう?って気になって。
だけど、、、後半からはちょっと、、、ふぅ~
 
ノーマは学校教師。幼い頃に事故で右足の指4本を失ったが、夫と一人息子を愛し、幸せに暮らしていた。気になることと言えば、派手過ぎない程の贅沢が身についた生活で、家計でいつも苦労していたことだ。
 
アーサーはNASAで技術者をしながら宇宙飛行士への夢を抱き続けている。
政府での仕事の給料は安いが、ノーマに支えられ、夢を諦めずにいた。
 
そんな夫婦の元に謎の箱が届く―

 
そして、アーリントンと名乗る左頬が酷く抉れている男が、“ボタンを押せば見知らぬ誰かが死ぬが、代わりに100万ドルを差し上げよう―”と提案してくる。
 
夫婦は、胡散臭い話に戸惑ったが、ノーマはついにボタンを押してしまう―


     ***以下は少しネタばれしています***


う~~~ん、、、実にコメントがし難いんですよぉ~この映画。

繰り返しになるけど、途中までは結構好きだったんです、私。
「えっ?!そんなに簡単にボタン押しちゃうの?バチが当たるよ~ドキドキ
「えっ?!これってSFホラーなの?!ちょっと不気味で怖いんですけど、、、ビクビク
「この夫婦どうなっちゃうんだろう?助かって欲しいわ~ハラハラ

って感じで、グイグイ引き込まれて観ていたんですね。

だけど、後半なんですよ~
そうですねぇ・・・謎の男アーリントンの正体が、分からんながらも分かりかけてきた時に、「う~ん、、、この意味不明系の持って行き方は、『地球が静止する日』『ノウイング』と似た匂いだな」って思った瞬間チョイ興醒めに、、、

そう、、、この話には、宇宙人とか神様みたいなものが絡んでいたんですね。
それが、どう~も納得いくようで納得いかないのよ。
“ボタンを押すと誰かが死んでお金が手に入る”ってアイデアと、恐らく宇宙人である何かが“人類を試して実験を重ね、滅亡をさせるか否かを検討してます―”ってアイデアが結びつきづらい気がする。
それに「どんだけ地味で嫌みで手間のかかる実験だぁ~
ってある意味呆れちゃったし。
『地球~』も『ノウイング』も、納得いかない点は多々あっても、それなりに人類滅亡が派手だったんで、そのテーマが自然なものだったんだけど、、、コチラはこじつけのように思えたなぁ~

それから後味がよろしくないのです。何の救済措置もないし、、、

まぁ~この話に、人間の欲とか、因果応報とか、不条理とか、、、何かしらの教訓めいた空気は感じたんだけど、個人的にはセンスが良くない気がしちゃったぁ~
原作は短編だそうだけど、もしかしてその方が想像力も手伝って、凄くインパクトのある話なんではないかしらん?

     キャメロンの老け顔が気になったわん     (2.5点)

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ウルフマン

2010-04-24 16:32:23 | 映画【あ行】

べニチオ・デル・トロの狼男~楽しみにしていました
【story】
19世紀末、兄の恋人のグエン(エミリー・ブラント)から兄の行方不明の知らせを受けたローレンス・タルボット(ベニチオ・デル・トロ)は、帰郷して無残に切り裂かれた兄の遺体と対面する。犯人の捜索中に怪物に襲われたローレンスは、やがてウルフマンに変身し、満月の夜になると殺人を犯すようになってしまう。そんなローレンスを父ジョン(アンソニー・ホプキンス)はわざと凶行に走らせ、警察へと引き渡すが―
     監督 : ジョー・ジョンストン 『ジュマンジ』『ジュラシック・パーク3』

【comment】
 時代が醸し出す雰囲気がとっても良くて、なかなか面白かったです

面白かった―っていうと語弊があるかしら?一応サスペンス・ホラーだし。
でも、そんなに怖いって感じではなかったかなぁ~人の殺され方が内臓ドピャーで気持ち悪かったけど(汗)
で、、、ホラーを堪能するというより、ちょっと古典的な映画を楽しむような感じが心地良かったですね。
ただ単純なはずのストーリーなのに少し説明不足があるのかな?それとも私の理解力不足かな?ちょっと消化不良のところもありました~

 
★25年前の母の死をきっかけに家を出されたローレンスは、久しぶりに家に帰り父と対面する―
  どうして家を出ることになったか?
  家を出て、どこに行っていたのか?
そこら辺が大きな“謎”となっていたなずなんだけど、、、サラリとしか説明していなかったなぁ~
個人的には、それがローレンスの最大のトラウマであって、悲劇の根本であると思うから、もう少し重きを置いて欲しかった気も。
 
★妻を失い、長男を亡くしたタルボット家の当主ジョン。今、怪物になった我が子ローレンスを、わざと凶行に走らせ、警察へと引き渡す―
  冷酷とも思える父の態度の意味は?
う~~~ん、、、これがよく分かりませんでした(汗)
ハンニバルいや(汗)ジョンが説明していましたが、、、説得力に欠けた気も。
アンソニー・ホプキンスの持っている狂気を孕んだ学者然とした雰囲気で魔法にかけられたようにセリフを聞いて分かった気になっていましたが、よく考えたら意味不明で(汗)
一体何を目的としてローレンスを過酷な運命へと導いたのかなぁ~
何方かご存じの方がいらっしゃれば教えて頂けると有難いです。

 
★兄の恋人グエンと惹かれ合うローレンス―
  二人の運命は?
  グエンはローレンスを救うことが出来るのか?
兄が亡くなってスグに弟に心惹かれるのが不謹慎かどうかは別にして(汗)、ローレンスとグエンの惹かれあう様にはチョイ胸キュンでございました(照)
ただ、、、二人の関係にもう少し悲劇的な要素をビシバシと感じさせてくれても良かったような気も。
ラストでジーンときても良さそうだったのに、わりとアッケない形で終わってしまったような・・・
 
★事件の捜査にやってきたアバライン警部(ヒューゴ・ウィーヴィング)―
  切り裂きジャックは捕え損ねたが、ウルフマンはどうだ?
アバライン警部といえば、私的にはジョニーよぉ~
 『フロム・ヘル』
きゃ~ジョニーの素顔よぉ~皆さん顔が真っ白で目が緑じゃないジョニーですよぉ~
で、、、これが不思議なんだけど、全然容貌が違うヒューゴがアバライン警部を演じているのに、何故かジョニーの面差しが重なって、、、ヒューゴがいい男に見えてしまったマッドハッターショックの後遺症か
 
★ウルフマンに噛まれてしまったために、理性のない怪物になり、人々を襲い続けてしまうローレンス。
警察に捕まった後、“狼妄想症”として実験され、追い詰められていく彼は、自分が何故このような運命になってしまったのかを知り、父と対決することになるが―
  呪われたタルボット家の秘密は?
  ローレンスの運命は?
なかなか纏まった話ではあるのですが、いかんせん説明不足で、中途半端感が否めませんでした。
タルボット家の秘密だけでなく、ジプシーとの関係、兄が所持していたコインの秘密、、、など、もうちょっと掘り下げて欲しかったところが沢山ありました~

ただ主要な登場人物を演じたデル・トロ、ホプキンス、エミリー・ブラント、ヒューゴ・ウィーヴィングがとても良かったし、古典的で妖しい雰囲気に飲まれて観ることが出来たので、結構満足致しました。

まぁ~父子の対決のところでは、何故か笑いが漏れてしまいましたが、、、ガォ~ガォ~なんだもん(笑)
あっ!でも特殊メイクは6回のアカデミー賞を受賞したリック・ベッカーだそうで、かなりリアルで見ていてドキドキしました。
ああいう変身は、命が危ないのも忘れて、最後まで見たくなっちゃう衝動に駆られますね。ヤバイヤバイ(笑)
  (3.5点)

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アリス・イン・ワンダーランド

2010-04-17 16:22:55 | 映画【あ行】

 「もはやジョニーじゃないっ
初めてジョニーがマッドハッターの扮装をしている写真を見た時に叫んだ私。
だけど、映画はと~~~っても楽しみにしていました
ティム・バートン監督のアリスの世界ってどんなだろう?って思って。
まず公開初日に一人で2Dでじっくり観て、それから家族でゆっくり3Dを観よう―なんて計画してワクワクしていました―

【story】
19才のアリス(ミア・ワシコウスカ)は、うさぎの穴からアンダーランドと呼ばれる不思議の国(ワンダーランド)に迷い込んでしまう。この世界の住人たちは、皆アリスを知っていた。アリスは6歳の頃にこの世界に来ていたが、そのことを忘れてしまっていたのだ。
今アンダーランドは残忍な赤の女王(ヘレナ・ボトム=カーター)が支配しており、慈悲深い白の女王(アン・ハサウェイ)が再び統治するよう皆願っていた。
赤の女王への復讐を誓うマッドハッター(ジョニー・デップ)は、アリスを白の女王の元へ連れて行こうとするが―
     監督 : ティム・バートン 『スウィニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』
                  『チャーリーとチョコレート工場』 『スリーピー・ホロウ』

【comment】
・・・・・・・・・・期待が高かったせいか(滝汗)、、、そんなに「楽しかったぁ~」というところまではいきませんでした普通だったかな―と。
というか、、、個人的にはテンションが低いままで鑑賞を終えてしまいました

 
ワンダーランドのことを忘れ、豊かな想像力を活かすことも捨て去ることも出来ずに戸惑っている19才のアリスが、再びワンダーランドへ行ったら?―そんな設定はとても面白いと思いました。
『ピーターパン』などでも同じような設定で実写やアニメが作られていましたよね~

で、、、面白い設定なのに、どうしてそんなにテンションが上がらないままだったのか?―思い当たることといえば、まず、アリス役のミアちゃんのお顔がなぁ~可愛いんだけど、何だか辛気臭い表情ばかりしているのがねぇ~どうも嫌でしたぁ~

自分がいる場所、自分が体験していることは全て“夢”だ―って思いこもうとしていたにしても、、、もうちょっと表情豊かにしてもらいたかったなぁ~
怖がっているのか、楽しんでいるのか分からず、全てに無関心に見えちゃって、、、
 
そして世界観ですが、、、『スリーピーホロウ』や『チャリチョコ』、『コープスブライド』や『シザーハンズ』・・・などがゴチャ混ぜになった感じがあって、ティム・バートン監督らしくてとても良かったのですが、、、思ったよりもテンションが上がらなかったですぅ~
目を見開いてぶっ飛ぶようなものがなかったような気がしたなぁ~それともバートン監督の美術に慣れ過ぎたのかな?

あと、お話に
特別なものがなかったような気がします。
もう少しワクワク出来たり、意外性のある物語だと良かったなぁ~
個性的なキャラを目で楽しめるだけ―ってところがあったかも・・・
  
で、、、個性的なキャラの皆さんですが、太っちょの双子トウィードルダムとトウィードルディーは、、、面白いというか、気持ち悪いというか、、、でしたね。(何じゃそりゃー・汗)

大好きなジョニーのマッドハッターですが、、、個人的にはやり過ぎではないかと
ファンなので、ジョニーだからこそこの役が出来るのよ~と言いたいところですが、ジョニーじゃなくても、、、と一瞬思ってしまいましたし
  
赤の女王、白の女王はスッゴク良かったと思いましたね。
ヘレナの赤の女王は「首をはねよ!」が口癖なんだけど、頭がデカイっていうコンプレックスがそうさせたのよねぇ~憎み切れないところがありました。
アンの白の女王は絶品オルゴールの上で踊る人形みたいな動きが上手~い(笑)
とても慈悲深いと言われているけど、本当はちょっと赤の女王的なところもありそう―って思わせましたね。
お二人ともこういう役で、キャラの裏の顔を覗かせるところがスゴイな―と思いました。

 
さて、子どもの頃に『不思議の国のアリス』と『鏡の国のアリス』は読んでいます。
ただ、子どもだった私の心に深く残るものではなくて、「何だ、、、夢オチか」なんて思った覚えが(汗)、、、
だから、今回のアリスで、ワンダーランドが夢ではなくて、またいつか行くことの出来るアリスにとっては実在の世界なんだ―って思わせるところが良かったですね。
それから、風変わりな自分に自信が持てず、ただ流されて生きていくことも出来ず―にいたアリスが、ワンダーランドでの冒険を経て、自分の道は自分で作ろう―と決心するところも良かったです。

今回2Dで観ましたが、今度は3Dで観て来ます。印象が変わるかしら?

P.S.赤の女王との対決シーンが、あまりにも『ナルニア』っぽかった気が、、、ワンダーランドの救世主ってことだし―        (3.4点)  

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インビクタス/負けざる者たち

2010-02-05 17:27:55 | 映画【あ行】
予告を観ただけで感動して涙腺が緩んだ映画で~すウルウル
【story】
1994年、ネルソン・マンデラ(モーガン・フリーマン)が南アフリカ共和国初の黒人大統領となる。いまだにアパルトヘイトによる人種差別や経済格差の残る国をまとめるため、彼はラグビーチームの再建を図る。1995年に自国で開催するラグビー・ワールドカップに向け、マンデラとチームキャプテンのピナール(マット・デイモン)は、一致団結して前進するが―
     監督 : クリント・イーストウッド 『チェンジリング』 『硫黄島からの手紙』

【comment】
コチラは、反アパルトヘイト運動により反逆罪として27年間もの長きにわたり獄中で過ごしたネルソン・マンデラが、大統領になった後に南アで開催された1995年ラグビー・ワールドカップの奇跡を描いた実話に基づく映画です。(ポチッとして頂けるとWkiに飛びま~す
 
こういう実話に基づく感動作は好きですし、予告でボロボロ涙がこぼれたので、本編ではさぞかしボーボーと感動の嵐になるんだろうなぁ~と予想して観に行きました。

で、、、ラストにはやっぱりきましたね~かなりウルウルでございました
着地点が見えるベタな展開であっても(笑)、スポーツを通じて人々の心が一つになる瞬間を見るのはいいものですぅ~心が熱くなりますねぽかぽか

ただ個人的にはですね、映画の全体的な印象としては、、、もう一つ迫ってくるものがなかった―ってのが正直なところです(滝汗)
感動作ではあるのですが、イマイチどど~んとこなかったのですぅ~
物凄く言い方が悪いですが、“優等生の映画”を観るような感じがあって(ゴメンナサ~イ)、なんというか、、、枠の中にキッチリと収まり過ぎだったような気がしますぅ~
 
それというのも、、、
まず、「白人だ~」「黒人だ~」とバラバラな国民の心を一つにするべくマンデラが目をつけたラグビー・ワールドカップですが、折も折、南アで初めて開催されることになり、南アのチーム”スプリングボクス”が初出場を果たすんですね。
ところが、このチームが“国の恥”って言われるくらい超~弱っちい。
私としては、開催まで1年たらずで、一体どういう風に強くなっていくんだろう?と思ったわけなんですぅ~
ああ~それなのに、それなのに、、、「1年後」からスグ「1週間後」になった気がして、、、

それから、白人はラグビーを、黒人はサッカーを支持していたらしい南アでは、ラグビーをアパルトヘイトの象徴として黒人が忌み嫌っていたようなんですね。だからチームにも黒人選手が一人しかいないんです。
で、、、一体どうやって黒人と白人が歩み寄って一つになり、全力でラグビーを応援していくんだろう?と思っていたのですぅ~
だから、そこら辺のプロセスももっと知りたかったなぁ~

それから、いかにもマンデラに暗殺めいた何かが起きそうな描写が2~3度あったと思うのですが、その度に違ってチョイ肩透かしでした(笑)
決してそういう事件を期待していたわけではないのですが(汗)
 
と、、、文句をタレましたが(汗)、本作のサブタイトルにもなっている『負けざる者たち』の精神が、マンデラを通して一貫して描かれていたのは素晴らしかったです
自分を27年間も刑務所に閉じ込めた白人を赦し、過去は過去として、新しい国の未来を築こうとしたマンデラの不屈の魂、崇高な意思は神々しくもありました。
名優モーガン・フリーマンが、劇中で何度も何度も演説をし、何度も何度も己の考え方を周りに披露する場面は耳に残ります。

 『私が我が運命の支配者、我が魂の指揮官』

マンデラの魂と意思が起こした奇跡を見ながら、獄中で心の支えにしたという詩が心に熱く響きました―
                                      (3.5点)
 
≪余談≫
ラグビーチームのメンバーが黒人区の子どもたちにラグビーを教える感動的なシーンで流れた曲が、一瞬日本語に聞こえました。
 教えて~教えて~ 主役がカバみたい~ って聞こえたの~ 私の耳って変
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アバター

2009-12-23 19:47:30 | 映画【あ行】

今年最後の劇場鑑賞です―
【story】
22世紀、人類は地球から遠く離れた衛星パンドラで≪アバター・プロジェクト≫に着手していた。この星の先住民ナヴィと人間のDNAを組み合わせた肉体“アバター”を作ることで、有毒な大気の問題をクリアし、莫大な利益をもたらす鉱物を採掘しようというのだ。
この計画に参加した元兵士ジェイク(サム・ワーシントン)は車椅子の生活だったが、“アバター”を得て体の自由を取り戻す。パンドラの地に降り立ち、ナヴィの族長の娘ネイティリ(ゾーイ・サルダナ)と恋に落ちるジェイク。しかし彼は、パンドラの生命を脅かす任務に疑問を抱き、この星の運命を決する選択を強いられていく―
     監督 : ジェームズ・キャメロン 『タイタニック』

【comment】
随分前から予告編が流れていたが、青い人たちがこれっぽっちも魅力的には見えず(汗)、、、映画を観たい気持ちは起きなかった。

少し前、いよいよ公開が間近に迫ったとある日、3Dで長めの予告編を観る機会を得てちょっと興味が湧いてきた。とても綺麗だったから、、、
それでも物語にはさして期待はしていなかった。

だが、、、観て良かった。何度もジーンとした―
 
まず、神秘の星パンドラの世界観が素晴らしい
雄大な大自然、そしてそこで生命を育む独創的で幻想的な動物や植物、先住民のナヴィ。
彼らはこの星で絆を保ちながら共存していたのだが、、、
しっかりとした世界観と臨場感のある3D映像のおかげか、最初はゲゲッと思ってしまったナヴィが、どんどん魅力的に思えてくる。
 
               「絶対変だろう・汗」と思っていたぶりも自然に受け止められた(笑)
そして、不思議なことに、どう見てもチョイ気持ち悪さのある
青い人ナヴィが愛おしく思え、生き方に共感し、彼らこそが人間らしく思えてくる。
逆に、勝手にパンドラにやってきた地球人が、圧倒的な科学力と戦力で利益を得ようとしている様が堪らなくみっともなく思え、罰当たりな破壊と殺戮を繰り返す大馬鹿者エイリアンにしか見えなくなっていく―
      馬鹿たれ代表マイルズ大佐(スティーヴン・ラング)
 

中にはパンドラを理解し、ナヴィと友好関係を持とうとする科学者グレイス(シガニー・ウィーヴァー)のような人間もいたので、いくらか人間でいることにも救いがあったが、映画を見ている間は、「私はパンドラ人Yukaです」と思いたくなったくらいだ。そして「なんとか
パンドラが守られますように―」と願い続けた―
 
で、、、物語としてはわりとシンプルで、起承転結がハッキリしており、ベタの範疇なのだが、、、だからこそ心に訴えてくるものがあると思う。

長い人類の歴史の中で、人類の利益のために自然を破壊し、自国の利益のために戦争を繰り返し、娯楽や利益など様々な目的のために動植物の命を奪い取ってきた人間に対する痛烈な批判がこめられていると思う。
 
さて、“アバター”の仕組みだが、私は、「『マトリックス』みたいなものね」と思いながら観ていた。“アバター”は“ドリーム・ウォーカー”とも呼ばれ、寝ている間にそれぞれの肉体を行き来するのだ。
そして、人類が偉そうに振りかざす兵器は、大好きな『エイリアン2』を思い出させるものがチラホラあって、戦闘シーンは迫力満点といえる。「バカな機械を差し向けちゃって、、、この野郎」と思ったが(笑)
それに、日本人にとっては馴染み深い宮崎アニメを思い出させる描写が非常に多かったと思う。『風の谷のナウシカ』や『天空の城ラピュタ』、『もののけ姫』、、、わりと素直で分かりやすい物語だと思ったのは、そんな要素を感じられたせいかもしれない。
だから、大人だけでなく子どもが観ても感動の余地があると思う。(但し、小さなお子さんはアバターの造形を怖がるかも)
 
ここまで完璧に衛星パンドラを創造し、それを3D映像でドド~ンと見せてくれたジェームズ・キャメロン監督は流石だ。
『T4』で主役を喰った演技を見せたサム・ワーシントン、久しぶりに大活躍のシガニー・ウィーヴァー、共に良かった。
最後に、人間の悪代表の大佐を演じたスティーヴン・ラング氏にも賛辞を贈りたい。素晴らしい肉体と分かりやすい悪ぶりに―         (4点)

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ある公爵夫人の生涯

2009-12-22 13:35:00 | 映画【あ行】

レンタルで鑑賞―
【story】
最も裕福な公爵の一人、デヴォンシャー公爵(レイフ・ファインズ)に嫁いだ17歳のジョージアナ・スペンサー(キーラ・ナイトレイ)。聡明で美しい彼女は公爵夫人としてイギリス中の人々に愛されるが、夫のデヴォンシャー公爵はジョージアナに男子の後継者を生むことだけを望み、自身は離婚歴のあるエリザベス(ヘイリー・アトウェル)との愛人関係を続ける―
     監督 : ソウル・ディブ
     第81回アカデミー賞 衣装デザイン賞受賞

【comment】
あまり盛り上がりがない映画だったような気が・・・

・・・キーラの髪はいい具合に盛り上がってましたが
     こんもり・・・

で、、、キーラのヘアスタイルは勿論のこと、アカデミー賞衣装デザイン賞を受賞した本作の絢爛豪華な衣装の数々は素晴らしかったで~す
キルスティン・ダンストの『マリー・アントワネット』、ケイト・ブランシェットの『エリザベス/ゴールデン・エイジ』、ナタリーとスカちゃんの『ブーリン家の姉妹』など、目が吸い寄せられる豪華な衣装が見れる映画ってそれだけでチョイ満足しちゃう
キーラって物凄くこういう系の衣装が似合うと思うわ~女優さんの中でもピカイチにハマるのではないかしら・・・
 可憐で・・・
      線が細く美しい・・・
さて、コチラは本物のデヴォンシャー公爵夫人ジョージアナ・キャヴェンデッシュ。ポチッとして頂けるとWikipediaに飛びます。ご興味のある方はどうぞ

ジョージアナは、肖像画を見るだけでも美しくファッショナブルな女性であったことが窺い知れますが、彼女は、故ダイアナ妃の祖先にあたり、その生きざまも、、、ちょっとダイアナ妃にかぶるところがあるようなのですよ~
そこが興味深いと言えばそうなのですが、、、
 
ジョージアナは、17才という若さで公爵夫人となり、圧倒的な財力を持った夫の元で何不自由なく贅沢三昧に暮らすのですが、、、ただ一つ、夫からの愛は得られなかったのです―
 
美しく、頭も良かったジョージアナは、社交界の花形となり人気者でしたが、男子を産むこと以外に彼女に興味を示さない夫に対し満たされない思いがあり、親友のエリザベスを家に招き入れて一緒に暮らすようになります。
ところが、女ったらしの夫が親友と愛人関係を結んでしまう―
 
そんな中、自分を愛してくれる若き政治家、チャールズ・グレイ(ドミニク・クーパー)と愛人関係になり―

あらすじからすると、ドロンドロンとして面白そうなお話なのですが(笑)、、、真っ先に言いましたが、あまり盛り上がりがないんですよ・・・残念ながら
ちょっと品良く仕上げ過ぎたのではないかしら?
まぁ~私が鈍感だという噂もありますが、あまり登場人物の心情を描けていなかったとも思いました。
ジョージアナの想いが上面しか見えず、特に公爵を愛しているようにも見えなかったしなぁ~そのせいか悲劇とも何とも思わず淡々と観ちゃったなぁ~
それに公爵の気持ちもサッパリ分からん、、、というか、どういう人間として描きたかったのかイマイチ見えん、、、それぞれの人間にあまり味がなかったですぅ~

まぁ~こういう時代物は好きなので、何だかんだ言いながら雰囲気に飲まれて結構一生懸命観ていましたが
        (3点)
 
 ≪鑑賞後の独り言≫
夫の愛人と暮らすって、、、しかも愛人が親友って、、、何事って話ですが、、、
あんなにデカイ城に住んで、経済的に何の不満もなく、贅沢に自由に暮らせるって事は、、、羨ましいわん。あんな生活出来るなら、愛人100人と暮らしてOKよ~プライドだって何だって捨ててやる~大奥でも夜の虎でも何でも持ってこ~い(完璧に生活に疲れた主婦発想・汗)

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イングロリアス・バスターズ

2009-11-23 10:32:50 | 映画【あ行】

タランティーノ監督とブラピの映画、楽しみにしていたので公開日に観に行きました~
が・・・・・感想が遅くなりました・・・・・だって、だって、、、
【story】
ナチス占領下のフランスの田舎町で、家族を虐殺されたユダヤ人のショシャナ(メラニー・ロラン)はランダ大佐(クリストフ・ヴァルツ)の追跡を逃れる。一方、“イングロリアス・バスターズ”と呼ばれるレイン中尉(ブラッド・ピット)率いる連合軍の極秘部隊は、次々とナチス兵を血祭りにあげていた。やがて彼らはパリでの作戦を実行に移す―
  監督:クエンティン・タランティーノ 『キル・ビル』『デス・プルーフinグラインドハウス』

【comment】
やはり、、、マニアック過ぎるっ
のではないかしら?― (いきなりスミマセン

ブログをはじめて約3年。タランティーノ監督の作品について何となくイメージが頭に浮かぶようになったので、本作を観て、「ちょっと大人しめだけど、、、タランティーノ監督の映画だなぁ~」とつくづく感じましたが、全くタランティーノ監督の映画を未見で、先日のスマスマを見たり、「面白さタランかったら返金」なんてことで映画に興味を持たれた方は、、、どうでしょう?「面白~い」って感じるでしょうか?
個人的には、「何?この映画」って思われる方もおいでだろうなぁ~と思っちゃいました。

私はと言えば、寝不足で鑑賞を強行したこともあり、2~3度睡魔に襲われましたが(汗)、全編を通して、愛すべきキャラのタランティーノ監督の映画を観たゾ―って満足感はありました~
でも、、、映画については、正直、可もなく不可もなくってところだったかなぁ~
 
さて、物語ですが、章だてになっていました~
*第1章―ナチス占領下のフランスで、SSのランダ大佐(クリストフ・ヴァルツ)がユダヤ人の家族を虐殺。ショシャナが命からがら逃げ切る。
*第2章―イングロリアス・バスターズ登場。連合軍のレイン中尉をボスに、ユダヤ系アメリカ人を中心に結成された極秘部隊。ナチス兵を100人殺し、頭の皮を剥ぐという特務を担う。
*第3章―身分を偽り、パリの映画館の支配人になったショシャナ。ナチスの軍人と知り合い、憎むべきランダ大佐と再会し、復讐を誓う。
*第4章―女スパイ(ダイアン・クルーガー)がイングロリアス・バスターズに近づき、映画館でのナチス一掃作戦が練られるが―
*第5章―ナチスに復讐を誓うショシャナ、ナチスをやっつけようとするイングロリアス・バスターズ、何事かを企むランダ大佐、、、、最後に笑うのは誰だ?
 
さてさて、一応戦争映画ってことになっていますが、所謂戦闘シーンなんかはありません。
SSのユダヤハンターズという異名をとるランダ大佐と連合軍のイングロリアスバスターズの情け容赦ない殺戮、そして悲劇のヒロイン、ショシャナの切ない復讐心、また謎の女スパイの思惑が入り乱れて、、、タランティーノ監督しか思いつかないような展開をみせつけます。
かなりのダラダラトークやブラックユーモアを含む舌合戦、残忍で派手で悪趣味な殺しなど、、、見どころはあるのですが、、、う~ん、、、そんなに面白いって訳でもなかったなぁ~
 
個人的にはですね、俳優さんたちの演技には惹かれました~
特にお気に入りはランダ大佐のクリストフ・ヴァルツ。良かったです。ブラピを食っていたと思います。
なんでも2009年の第62回カンヌ国際映画祭で男優賞を受賞したそうですね~
映画館でブラピとダイアン・クルーガーと会うシーンなんて、、、呆気に取られるほどいい間を醸し出していましたし、この方が出てくると映画に緊張感が走り、何かしてくれそうな予感がしてドキドキしました。
 
それから、イングロリアス・バスターズの“ユダヤの熊”役のイーライ・ロスが良かったですね。味があって引きつけられました。

期待のブラピですが、、、そんなに活躍もなく、ずっと変な顔と変な喋りで変わったキャラを演じていましたね。ある意味スゴイ(笑)
 
絶対に定石通りには進まないはずのタランティーノ監督の映画は、やはり思わぬ形でTHE ENDを迎えます。
その時に興奮を味わっているか、激しく脱力しているか、、、ハッキリ分かれると思いますが、まぁ~こういう映画もアリなのでしょう。     (3点)   

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あなたは私の婿になる

2009-10-19 17:15:00 | 映画【あ行】

楽しそうなラブコメっぽいので楽しみにしていました~
【story】
ニューヨークの出版社でやり手編集長として恐れられているマーガレット(サンドラ・ブロック)は、ある日突然窮地に陥る。カナダ人の彼女はビザの問題で国外退去を命じられ、失業を免れるためそこに居合わせた自分のアシスタントのアンドリュー(ライアン・レイノルズ)と結婚すると爆弾発言。その結果、週末に彼の実家のあるアラスカへと飛ぶハメになる―
     監督 : アン・フレッチャー 『幸せになるための27のドレス』

【comment】
軽~く楽しめるラブコメでした~ 面白かったで~す
 
出版社編集長のマーガレットは、部下から“魔女”と呼ばれて恐れられているアラフォーキャリアウーマン。
仕事に邁進する有能な彼女は、トントン拍子に出世街道を歩んでいたはずだったが、、、ある日突然上司から国外退去を命じられる。
なんとカナダ人の彼女は、ビザの申請でポカをやってしまったのだ―
その大ピンチの時に居合わせたアシスタントのアンドリューを見て、マーガレットは究極のアイデアを思いつく。
 「私とアンドリューは結婚しますっ
 
唐突な結婚話に、一体何が起こっているのか混乱するアンドリューに、マーガレットは自分たちは運命共同体なのだと思いこませ、アンドリューの昇進を条件に結婚を命じる。
だけど、“偽装結婚”とバレたらアンドリューは刑務所行き。そしてマーガレットは強制的に国外退去させられる。
この降ってわいた不自然過ぎるカップルの結婚が、愛によるごくごく自然な流れだ―と周りに思わせるために、いざアンドリューの実家アラスカへ向かう二人だったが―
 
さてさて、ブログを始めてから何本かラブコメを観ましたが、気のせいでしょうか?最近めっきりとラブコメがワンパターン化しつつあるような、、、
あんまり印象に残っているラブコメ映画ってないのよねぇ~

で、、、コチラも“ザ・王道”でございまして、予想通りに恙無く物語が進んでいきました。
だから、それほどドキドキしたりワクワクしたりもなかったし、笑いの方も想定内過ぎて、そんなに爆笑もなかったけど、、、それでもなかなか面白い類のラブコメだったかなぁ~
個人的にキャストがお気に入りだったので、そこそこ楽しめたのかな
 
サンドラ・ブロックは『スピード』の時から好きなので、彼女が演じるマーガレットも好意的に観れちゃった~
・・・・・・・まぁ~言いたくはないのですが、サンドラの素っ裸シーンでは、笑いよりも一抹の寂しさのような想いが過りましたが、、、彼女も40代ですものねぇ~むにゃむにゃ・・・

それからスカちゃん旦那のライアン・レイノルズ君ですが、先日も『ウルヴァリン』に出ていましたね~
実は私、結構彼がお気に入りなんですよん。
以前『スモーキン・エース』の時にも言及したんだけど、FOXドラマの『ふたりの男とひとりの女』に出ている時に目をつけたの~外見は好みじゃーないんだけど、彼のセリフの間が好きなんです。コメディが上手い俳優さんだと思うのよねぇ~

ってなわけで、二人の演技は観ていて気持ち良かったし、息もピッタリだったと思うわん。
それに、アンドリューのママやおばあちゃんのキャラもベタだけどいい味だったと思う。

 
だけど、どうしても一つ気になったことが、、、
いくらマーガレットが魅力的だったとしてもですよ、、、
  20代の男が40代の女に、んな簡単になびくかね?
愛を感じるようになるまで僅か3日って短かった気が、、、
そんな羨ましい状況になるならば(笑)、もう少し長い期間で、二人が惹かれあっていく様がじっくりと見たかったですぅ~
徐々にお互いの気持ちに気づいてですよ、、、笑いの中にもちょっとロマンチックじゃなぁ~いみたいな感じで胸キュンしたかった、、、ははは妄想が入っていますね、私・爆
この二人ならそれを心地よく見せてくれた気がするんだけどなぁ~ (3.5点)

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ヴィヨンの妻~桜桃とタンポポ~

2009-10-13 16:52:52 | 映画【あ行】

第33回モントリオール世界映画祭、最優秀監督賞受賞作品―
【story】
戦後の混乱期。秀でた才能を持つ小説家でありながら、大酒飲みで、多額の借金をして浮気を繰り返す大谷(浅野忠信)の妻・佐知(松たか子)は、夫が踏み倒した酒代を肩代わりするため飲み屋で働くことに。生き生きと働く佐知の明るさが評判となって店は繁盛し、やがて彼女に好意を寄せる男も現れて佐知の心は揺れる。そんな中、大谷は親しくしていたバーの女と姿を消してしまい―
     監督 : 根岸吉太郎
     原作 : 太宰治

【comment】
原作『ヴィヨンの妻』は読んでいます。
おそらく太宰が自らをモデルにしたであろう小説家・大谷の“しょーーーーーもない男”っぷりが妙に可笑しい短編で、結構印象深いお話でした。

で、、、映画ですが、素晴らしかったです
万人受けするかどうかは分かりませんが(汗)、私にはツボでした―
 
まず、脚本が素晴らしかったと思います
ごくごく短い短編を、こんなに上手くアレンジするなんて、、、太宰ファンの方がどうお感じになるかは分かりませんが、個人的には、原作そのままの世界観で、セリフもかなり引用しながらのオリジナルストーリーとしては最高レベルなのではないか―と思いました。

それから、大谷を演じる浅野さんと佐知を演じる松さんが素晴らしかった

実は、大谷のダメっぷりを演じるのは難しいだろうなぁ~と思っていたんです。
大谷は、ただ“しょーーーーーもない男”ってだけではなくって、そこに知性や、品、それから色気というか、子どもっぽさというか、可愛げというか、、、女が“放っておけないわ~ん”的な魅力を醸し出さなくちゃーですもの(笑)
それを浅野さんがあまりにも上手く演じられるものだから、大谷が「男には、不幸だけがあるのです。いつも恐怖と、戦ってばかりいるのです」とか、「僕はね、キザのようですけど、死にたくて仕様がないんです」とか、「今は責めないでくれませんか」とか、、、手前勝手なセリフを吐く度に、笑う局面じゃーなくても笑いがこみ上げて仕方なかったです。
ホント、この映画でこんなに何度も笑ってしまうとは、、、我ながら驚きました。

佐知は、、、実は原作ではよく分からない女性だったんです。
でも、松さんの佐知があまりにも見事だったせいか、「これこそが佐知なんだ―」とスッカリ思わされました―
 
佐知は、ひょんなことで大谷と結婚し、一男をもうけ、、、元々貧しい家で育った佐知ですが、大谷と結婚してからは、益々
極貧生活に身を置くことになります。
だけど佐知には一種の気品があり、凛とした強さも秘めています。そして大谷を恐れさせるほどに素直です。
それ故か、大谷が金も払わず飲むだけ飲んだ小料理屋で働くようになってから、初めて愛した女性が佐知だった―という工員(妻夫木聡)や、昔佐知が想いを寄せていた弁護士(堤真一)などの男性に想いを寄せられるようになります。
そのお二人と佐知、そして大谷の関係はどこかユーモラスで可笑しく、そして切なく、、、いいエピソードだったと思います。
 
佐知は、大谷のような夫を持ち、ただ流されて、振り回されて、悲劇の渦中にいるようでいて、どこか人生を謳歌しているようで、とても美しい女性でした。
その美しさは、ある人からしたら、しなやかに逞しく生きているからだと捉えるでしょう。またある人は、愛や情が深く、とても誠実だからと捉えるかもしれない。
だけど、私は、佐知は何も考えていなかったように思えました。(あっれ~身も蓋もない・汗)
い・いえ、、、何も考えていないというと語弊がありますね、、、佐知は、どうして大谷のそばにいるのか、どうして大谷を愛し続けるのか、自分たち二人の関係は何なのか、、、本当は分かっていないのかも、、、と思ったんです(滝汗の釈明)
それなのに大谷のそばに居続ける佐知こそが佐知で、、、(しどろもどろ・・・)え~~~上手く言えないのに、中途半端な意見なんか書いてスミマセンです(汗)そもそも夫婦の愛なんてものは、口で説明出来るようなものじゃーないですよねぇ~あはは・・・

それはそうと、佐知は大谷に、「僕は死ぬのが怖い。生きるのが怖い。そして今は佐知が一番怖い」を言わしめますが、まさにそういうところがある女性だと思いました。
えっとぉ~男の人って、佐知のような女性に対して、どこまでも何をやっても許して欲しいくせに、どこまでも何をやっても許されると、、、怖くなってしまうかもしれないなぁ~と思って、、、

う~~~ん、何を書いても自分の真意とズレちゃいますね、困ったもんだ(汗)
とにかく、太宰作品の映画化としても、また、ある夫婦の愛の形を丁寧に描いた作品としても、とても素晴らしいと思います

尚、タイトルの“ヴィヨン”は、15世紀フランスの詩人・フランソワ・ヴィヨンからきています。高い見識がありながら強盗や傷害、入獄や逃亡、果てには放浪、、、と、放蕩な人生を送った方です。
また“桜桃”は大谷を、“タンポポ”は佐知を表わしているそうです。素敵な副題ですね~  
          広末さんがなぁ~イマイチなのよ・汗  (5点)

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