taimuのひとり言

毎日の生活の中で感じた事を 徒然なるままに・・・。

「四天王御江戸鏑」初春歌舞伎公演

2011-01-21 22:36:01 | 舞台


 19日 母と初春歌舞伎公演「四天王御江戸鏑」へ行って来ました。

 

 初春歌舞伎は3度目ですが 初春ならではの華やかさがあり
 とても 楽しみにしていました。

 菊五郎、菊之助、時蔵、松緑、梅枝、等
 おなじみの顔ぶれの役者さんたちの 通し狂言です。

 ちょっと残念だったのは 私の勉強不足でしょうが、
 話の内容が分かりづらかった事。

 特に前半は 内容を理解するのに「イヤフォンガイド」とチラシに
 頼りぱなしでした。

 1番見ごたえのあったのは やはり菊之助の「女郎花咲」と「土蜘蛛の精」でした。
 
 「女郎花咲」は貫禄があり、堂々としてとてもきれい

 「土蜘蛛の精」はあまり表情を変えずに また別の美しさでした。
 圧巻は「土蜘蛛の精」の宙乗りです。
 花道から2階席の後方までの宙乗りですが 途中蜘蛛の糸を出しながら進んでいきます。

 この時は会場もどよめいていました。

 時蔵の「茨木婆」はご本人も楽しんで演じてるような感じが こちらにまで
 伝わってきて とても面白かったです。

 去年の初春歌舞伎では EXILEの曲で「千手観音」の踊りを見せてくれましたが、
 今年は 4人の可愛い女の子がAKB48曲を歌って踊ってくれました。

 こういうお遊びも「初春歌舞伎」ならではですね。

 歌舞伎の素晴らしいところは 臨機応変に現代社会の世相を取り入れたり、
 伝統を継承しながら 変わっていけるところだと思います。

 また 歌舞伎独特の「花道」があることで 舞台が奥行きを増し、
 客席とも近くなり 宙乗りで会場全体をも舞台と化し 
 さながら、3Dのような感覚で 楽しめました。

 また 機会があったら是非 見に行きたいです。

 


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