題名から食べ物かと思われた方~違うんですよ(^^;)
広島の聖光寺というお寺にあるしだれ桃の木の話です。
この桃の木には赤と白と赤と白が混じった三種類の花が咲く珍しい桃なんです。
一本の木に同時に咲くので源氏と平家のそれぞれの旗色から源平桃という名前が付いているようです。
それがこの木です。
何でもテレビ局が取材に来たので、この木の写真を撮りに沢山の人が高級なカメラを持ってやってこられるんだと住職が笑って話されていました(^^)
本当にきれいだし不思議ですね~
同じ木を別のところに植えたら二種類の花が咲かずに白だけになったりするそうで、場所によってもこの咲き方をしないそうです。
うちの家にも源平桃があって、都市開発で一端知り合いの田舎に植えさせてもらったそうですが、大きくなりすぎてもう移植できなくなってそこに根付いていると姉が残念そうに言っていました(..;)
しかし、きれいな桃ですね。
石仏の和尚さんが桃を愛でながら眼を細めているのがお寺らしくていいです。
源氏と平家の戦いも今は昔、こうやって美しい花を咲かせているのも歴史でしょうね(^o^)