日田市議会議員 いかわたいき(居川太城)のブログ。

議員活動やプライベートも含めて感じた事、思った事を等身大に記載して参ります。

商工会議所との意見交換会。

2014年11月28日 02時05分23秒 | 日記
かすれ声と痰がらみが続いています、いかわたいきです。

11月25日に商工会議所幹部達との意見交換会を行いました。





この日のテーマは「人口減少問題」。
大変難しく明確な答えが出てない状況での意見交換となり、私なりの答えを持って挑みました。
商工会議所から用意頂いた資料としては、今後の日田市において人口推計と経済指標。その説明があった後に議員1人1人から考えを述べるという流れに。

私の考えとして、3つの要因と共に複合的にある解決策の1つの考えを話させて頂きました。

日田市を舞台に例え、1つ目の要因として若者流出を防ぐために日田市に専門や大学を作るとの声を多々頂きます、そして、私が所属している日田青年会議所では、昨今にアンケートを取りました。そのアンケートの中の1つに「日田市に大学や専門学校等は必要か?」という設問に対し、高校生だけの答えを抽出した時、6割以上が必要無いと答えました。高校生だから1回は他県に出たいという気持ちもあると思いますが、大人達の考えとは違った結果でした。これを現状に置き換えれば、若者の人口流出はある程度仕方ないと考えなければなりません。

2つ目は、私の仕事上色々な方に出会い、話をします。その中で、裕福や貧しいの有無ではなく、子どもを沢山産んでいる家庭、産んでいない家庭の差というモノを感じます。
その差とは何か?それは、夫婦間の意識の差だと考えます。
沢山の子ども達に溢れている家庭は、いくら家族と言っても「父であり、男性であり続ける。」、「母であり、女性であり続ける。」つまり、夫婦がお互いを異性と認め合う事。言い方が悪いですが、母ではなく、妻ではなく、1人の女性として、男性として、お互いを「抱きたい!」と思う事です。セックスレスである家庭や1人の女性を母と思う家庭ほど、子どもの数は少ないです。

3つ目は、しばしば経済状況と少子高齢化問題が一緒にされますが、私の考えとしてそれは別に考えるべきです。何故なら世界を見渡せば、人口は減っているのに経済やGDPが上がっている国は多々あります。
混同しがちですが、経済と人口はまったくの別問題です。ちなみに人口減少について、昨今話題に取り上げられていますが、1980年代からこの少子化対策について国は行っております。ただ、未だに解決策が見つかってないのが現状です。

以上を踏まえ、私の考えとしては…

まず、日田市は福岡県を対象とした商業政策を行っていますが、ここの視点を変えるべきかと。
最大の販路でもある福岡市はこれからの10年で一気に高齢化が進むと共に、福岡市隣接市が逆襲を着々と準備しております。近隣の北九州市はそのための撒き餌を既に行っていますし、同じ近隣の田川市、宗像市、糟屋郡なんかは人口を取られ福岡憎し!の考えを持っているとの事です。
日田市も玖珠町や九重町の人口を取っている事は事実です。そのためいつしか日田市憎し!の声も上がるでしょう。福岡市からの集客、近隣からの恨みを軽減する方法は何か?と申しますと、私は促進ではなく、あくまで定住支援だと考えます。
今、日田市に住んでいる方々が住みやすい町と思えると共に子どもを産みやすい町とする事が先決と考えます。何故なら、これからの時代は人口の取り合いです。取った方は良いかもしれませんが、取られた方はずっと恨みを持つため未来に向けての共同、連盟は望めません。それよりも行政が行う事は、今ある市民の方々から子を増やして頂く「お膳立て」をする事が重要です。
独学ですが経済学を勉強させて頂いた身として、「減税」が最も効果的だと考えます。減税は自殺者も減らし、経済の循環が効率的に行われます。

これを説明すると長くなるため省きますが、これが有効な手段だと私は考えます。
勿論、これは私の主観であり、他の考えもあります。こういった考えがあるよ!と仰って頂ける方が居ましたら何なりとお申し付け下さい!
私から是非、訪問させて頂き、ご意見を賜りたいです。



では、また。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
パイの奪い合いではなく、パイを大きくすること (武内令典)
2014-11-28 04:13:34
人口問題も経済問題もパイの奪い合い論争が多い。
特に政治とは資産の配分だという人も居る。
しかし、それでは問題解決しない。
同じパイの中の奪い合いでは強者が勝ち、弱者が負けるのは明らかである。
同じパイの中の奪い合いでは無く、パイを大きくすることが必要で、その夢を持たせるのが政治家であり、それを実現させるには最新技術が必要だと思う。
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Re:パイの奪い合いではなく、パイを大きくすること (taiki2011)
2014-12-01 13:24:33
令典さん
コメントありがとうございます。仰る通り、パイをどう大きくする事に力を注ぐべきだと考えます。日本人は古来より「和を以て貴しとなす」の如く、取り合いではなく、あくまで和です。
それを今実践すべきだと考えます。
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