海底びビンゴ

麻雀、登山、そして人生についての独り言 【はいていびびんご】

フェアプレーとゲーム論

2006-07-23 10:36:10 | 独り言
故意に三振した行為をフェアプレーじゃない。
「最後まで全力を尽くすべき理念に反する」「相手チームに失礼」
本当にそうなのだろうか?

野球はゲームセット時に点数の多いほうが勝つのだろう?
であれば試合を早く進めるのも戦術じゃないか。
サッカーで言えば、勝っている方が、ボールキープをして相手にボールを渡さない。これも立派な戦術だろう。

フェアプレーに反するもの。
◇わざと負ける(勝ちとは逆の方に向う)
◇わざと危険球を放る(暴力)
◇プレーと離れた所でわざと試合進行を遅らせる(ゲームセットさせない)
等が該当するのではないか

私は立派な戦術だと思う

メジャーリーガーの松井が高校野球選手だった頃
対戦相手が、松井の強打を恐れ、全打席敬遠を行った。
これに対しても相手チームに相当な非難が寄せられたが、
ゲームとは、ルールの範囲内で相手の嫌がる事を積極的に行い、
相手の実力を発揮させない。
これぞ戦術の醍醐味であろう。

始末書なんてとんでもない。
甲子園を目指すなら、これから長い道のりなのだ。
選手の体力をどれだけ温存させるかも、監督の責務ではないか。
エースに全てを投球させ、肩を壊させ、名誉のため個人の野球人生を終わらせてしまい、またそれが美徳と思っている高校や監督と一緒にしないで欲しい。

高野連もこの非難に対し、本当に非難に値するのか中立の立場で検証して欲しい。
逆にゲーム不成立を狙っていたのなら、ゲーム遅延を企てた敗戦チーム監督こそ非難されるべきだ。


「最後まで一生懸命やろうとしていたのに、負けた以上の屈辱だ。悔しい」
という相手監督の弁はどこかむなしいし、逆に恥ずかしい。
負けて、ギャーギャー騒ぐなよ。
弱いから負けた。それで悔しかった。それだけなんだ。
監督は敗因を外部に持たせず、きちんと自分に背負って、選手達の3年間を労いなさい。

試合成立狙い「故意の三振」 高校野球秋田大会 (朝日新聞) - goo ニュース

1 コメント

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Unknown (さるもねらにんじん)
2006-07-31 05:39:12
こんにちは。



うちの学校を擁護してくれてありがとうございます。試合の翌日、地元では暴動状態で、ネットでも高野連・秋田高校支持派と場外乱闘を繰り返しておりました。試合はうちが勝ちましたが、勉強では秋田高校がコールド勝ちなのが悔しいですが...
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