埼玉西武ライオンズ

日本シリーズ前に「西武が勝つならMVPは細川・栗山」という予想をたてました。
　中島・中村はマークされて苦しい。涌井・岸もMVPを取るほどの期待するのは酷。主役にマークが集まったところで伏兵・脇役陣の活躍で勝つしかないのではないか、と暗に思っていたわけです。しかしそうした私のセコイ予想を覆す西武主力の力強い活躍。素晴らしい。この勝負強さ！みなぎる自信！
　エラーだらけなのも中継ぎが貧弱なのも最初から織り込み済み。なんとか最終決戦までもたれこんで無類の勝負強さで押し切る。ついにそこまで辿り着きましたよ。

思えば1年前。
　25年ぶりにAクラスから転落し、カブレラ・和田といった主力が流出した上に、裏金問題などでドラフト上位指名ができず。伊原・伊東といった知将の抜けた首脳陣には、若さ以外に長所のなさそうな渡辺久信・デーブ大久保。その状況から増えた新戦力といえば石井一久・ブラゼル・ボカチカぐらい。とくに救世主もいないまま、去年5位のメンバーの底上げだけで優勝。GG佐藤・ブラゼルを故障で欠きつつもシリーズ突入。さらに中島・細川の負傷。

それでも今日の試合も彼らには救世主は必要ない。いつものメンバーでやってくれることでしょう。好試合を期待。

（画像は本日のスポニチ関西版。猛虎魂G粉砕というキャッチが・・。）