隊長のブログ

元商社マン。趣味:ヒップホップダンス、ジャズダンス、日舞(新舞踊)、旅行、映画、スポーツ観戦。阪神タイガースのファン。

旅行記 第37回 『初夏の善光寺・松代・松本・諏訪 3日間』 (その5)

2022年07月11日 | 旅行記

旅行記 第37回 『初夏の善光寺・松代・松本・諏訪 3日間』  (その4) https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/99a31f9a1bc996d388ef87f30115df47

 


旅の二日目。松代駅から長野駅行きの「アルピコ交通」の路線バスに乗車したのが、11時30分頃です。予定所要時間は、約30分でしたが、途中渋滞にはまり、長野駅善光寺口のバスターミナルに到着したのが、12時10分頃。


お昼は、前日の善光寺参拝時に、門前蕎麦を食べ損ねたので、リベンジを兼ね、駅前ウェストプラザ長野の1Fにある「そば亭油や」に入りました。

 

 


頂いたのは、シンプルに “もりそば”  770円(税込)。

 

 


食後、「歩行者専用デッキ」を渡り、長野駅へ。

 

 


乗車するのは、長野駅13時発の「特急しなの 14号」。「しなの」は、長野駅~名古屋駅間を、信越本線・篠ノ井線・中央本線を走る特急で、隊長にとって初めて乗る車両です。

 

 


車体にオレンジ色の帯があるので、車両は、JR東海ですね。車内アナウンスを聞くと、乗務員は、塩尻駅までは、JR東の職員が担当しているとのこと。

 

 


松本駅に着いたのは、13時55分。松本を訪れるのは、2015年4月 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/be881636a70d4194bf3f76e0ce211964 以来、7年ぶりです。前回は、全行程 車での移動だったので、松本駅に降り立つのは、初めてです。

 

 


今回のお宿は、同駅「お城口出口」より徒歩4分の「たびのホテルlit松本」。

 


チェックインは、15時からなので、フロントにキャリーバッグを預け、市内観光に向かいます。


ホテルから「松本城」まで、徒歩でも約20分なのですが、まだ陽も高く暑いので、駅前からタクシーに乗車。運転手さんに、「お客さん、どこから来たの」と聞かれたので、「東京です。昨日は、善光寺参りをしました」と答えたところ、運転手さんも、御開帳が終了する6月29日までには、訪れる予定と話されていました。


そんな話をしている間に、「松本城公園」に到着したのが、14時半頃。タクシー運賃は、740円でした。

 


内堀越しに見る、美しい天守群の光景は、見事です。松本城は、戦国時代の永正年間(1504~1521)に造られた「深志城(ふかしじょう)」が始まりです。

 


券売所で、観覧券 700円を購入。七年前の610円からは、値上がりしています。


「正門にあたる「黒門」を潜ると、「本丸御殿跡」からの天守群の姿が見えてきます。天守群は、「大天守(赤矢印)」、「乾小天守(黒)」「渡櫓(オレンジ)」、「辰巳附櫓(緑)」、「月見櫓(青」の、五棟で形成されています。

 


大天守と乾小天守、その両者をつなぐ渡櫓は、戦国時代末期に築造され、辰巳附櫓と月見櫓は、江戸時代初めに造られたと考えられています。豊臣秀吉の家臣、石川数正・康長父子により創建された大天守・乾小天守・渡櫓は、文禄2~3年(1593~4)にかけて築造されたというのが、松本市の公式見解です。


いざ、天守の中に、潜入。

 

 


二階は、窓が多く明るい印象です。中央の武士たちがつめている「武者溜(だまり)」だっと考えられている場所。七年前は、狭い階段を上る順番待ちのスペースでしたが、今回は、順番待ちすることなく、階段を上がることができました。

 


「本丸御殿跡」を望む。

 

 


狭くて急な階段を手摺を伝いながら、最上階の六階に到着。

 

 

元和3年(1617)松本に入封した戸田氏が、まつったとされている「二十六夜神(赤矢印)」。

 

 


南を見ると、中央アルプスの山並みが広がっています。

 

 


東には、「袴越山」など。

 

 


 


西

 


最上階からの景色を堪能し、五階へ。この階には、東西に千鳥破風、南北に唐破風が取り付けられ、室内には破風の間があり、武者窓から全方向の様子を見ることができます。

 

 


戦いのない江戸時代初期に築造された「月見櫓」。北側、東側、南側の三方向が開口部ですが、柱と舞良戸という横に桟(さん)を打った薄い板戸だけの建物です。月見をするときは、この舞良戸を外し、畳敷きの部屋で東から昇る月を愛でたのでしょう。

 


月見櫓から見える「石落」。石落は、石垣を登る敵兵に石を落としたり、熱湯等をかけたりして、天守を守る装置でした。戦いの主要武器が火縄銃となった戦国末期には、ここから這い上る敵兵に火縄銃を撃ったと考えられています。松本城には渡櫓・乾小天守・大天守各一階に合計11か所の石落が備えられています。

 

 

 

 


天守から降り、「本丸御殿跡」の先にあるベンチに座り、自動販売機から缶コーヒーを買い、一服しました。

 

 


松本城は、「日本百名城」の一城です。「日本100名城」とは、日本城郭協会が全国各地の名城探訪の手がかりとして 2006年に定めた日本の名城100選のことです。隊長は、「日本100名城」スタンプを収集しています。スタンプが置かれているのは、「松本城管理事務所」。

 

 


尚、隊長が、「日本100名城」の内、登城したことがあるのは、これまでに26城あります。詳細は、こちらをご参照下さい http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/94b560090f0c90ce702887beceaacb97

 

 

「黒門」を出て、再び内堀越しに天守群の姿を振り返ります。これで、松本城ともお別れです。

 

 


★ 続きは、『初夏の善光寺・松代・松本・諏訪 3日間』 (その6)で ★

 

 

==「旅行記」バックナンバー ==
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/619e2d4e0638d6d11db6b03fbe07a87a
1~25回 省略

第26回 『冬の熱海・湯ヶ島・修善寺 3日間』 2019年1月27日~29日 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/91e4da4243e51fb8e761dedd0c4010ce

第27回 『ロマンスカーで行く箱根湯本 2日間』 2019年2月11日~12日 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/cfe9c8c8e8384d3157b5f8e84b84fcbc

第28回 『鳴尾浜、京セラドーム、甲子園、野球観戦 3日間』 2019年3月29日~31日 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/1e80082997cbf0912f7d0887fffb95fa

第29回 『今年も高尾山飯縄大権現参拝登山』 2019年4月14日 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/1cc1aae432d8983cbaa3315dc7f57d17

第30回 『ラグビーW杯観戦ツアー in 静岡』 2019年10月9日~10日 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/1f519ad51570c201552842a4a37416a3

第31回 『特急草津グリーン車で行く草津・軽井沢 2日間』 2019年10月16日~17日 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/61381e0c0f8c6658bc2895794e6520a4

第32回 『今年も江ノ島神社参拝』 2019年12月1日  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/40059dc86985dc4009cdad4b5a606dc5

第33回 『コロナ閑散下の秋田・角館・盛岡 3日間』 2020年3月7日~9日  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/e6c20a181a78d1a906a92fc128dcfe9e

第34回 『「Go To トラベル」で行く鎌倉 2日間』 2020年10月14日~15日  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/c92c6bca4b7192c9a97c5222d63c2da9

第35回 『満喫・楽天生命パーク宮城 三連戦三連勝』 2021年6月12日~14日  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/aa817cf8e5ac6608ba90544f47f995da

第36回 『春の川越 御朱印巡りの旅』 2022年4月13日 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/effcab89579d1aee5d4104e597234f50

第37回 『初夏の善光寺・松代・松本・諏訪 3日間』 2022年6月8日~10日  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/68a576dc8203fed2e78e194c3e06f20e

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 猛虎通信 Vol.141 『神宮・生... | トップ | 相撲 108番 『令和四年名古屋... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿