隊長のブログ

元商社マン。趣味:ヒップホップダンス、ジャズダンス、日舞(新舞踊)、旅行、映画、スポーツ観戦。阪神タイガースのファン。

街歩き 第116回 『御朱印巡り 「上野東照宮」』(その2:最終回)

2021年04月04日 | まち歩き

街歩き 第116回 『御朱印巡り 「上野東照宮」』(その1)https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/6eb045784c6a2b154046b4a39f5ff634


 「上野東照宮 唐門(からもん)」を表から堪能した後、「社殿」の拝観入口へ。当宮の境内の拝観は、無料ですが、社殿を拝観するのには、拝観料 500円が必要です。

 


唐門左手の「お札授与所」で拝観料を払い、当宮の起源などが書かれたパンフレットを頂きました。

 

 


同時に、御朱印を拝受しました。御朱印帳への直書きではなく、書き置きでの御対応でした。初穂料:300円。


御朱印には、右端に「上野」、中央に「東照宮」、左に参拝日の墨書き。中央の社印の中の文字は、右側から「天海僧正(てんかいそうじょう)」、「東照神君(とうしょうしんくん)(徳川家康公のこと)」、「藤堂高虎(とうどうたかとら)」。左下には、「東照宮社務所」の印が押印されています。

 


尚、拝受した御朱印の数は、これで八十六印になりました。詳細は、こちらの「御朱印巡り」記事一覧をご参照下さい⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/e23a591aa7b880a9e451c519dc5e14a5


社務所脇から中へ。ここにも石灯籠が数基あります。石灯籠は、境内に200基以上あり、ほとんどが現在の社殿の建築の年・慶安4年(1651)に、諸大名より奉納されたものです。

 


御神木の「大楠」。樹齢約600年で、東照宮創建以前からこの地を見守り続けている、上野の祖木です。

 


幹の太さは8m以上で、上野公園随一です。

 


社殿脇の境内奥に鎮座する「栄誉権現社」。

 


「御狸様」とも呼ばれ、江戸時代に大奥など安置される各所に災いをもたらしていました。しかし、大正年間に東照宮に寄贈されてから、災いがなくなったといわれています。

 


狸“他抜=他を抜く”という縁起から、強運開祖、受験・就職・必勝の神様として信仰されています。 毎年多くの受験生が、合格祈願のお参りをされています。

 


「透塀(すきべい)」の向こうに、権現造り(ごんげんづくり)の「社殿」の屋根が見えます。

 


透塀の間に設けられた入口を潜り、社殿に近づきます。

 

 

社殿は、1651年(慶安4年)に造営。国指定重要文化財です。参道側から「拝殿」、「幣殿(石の間)」、「本殿」の三つの部屋から構成されています。金粉がふんだんに使わっれていることから「金色殿」とも呼ばれており、外壁には豪華な彫刻が施されています。


「拝殿」と「幣殿」。

 

 


「本殿」。

 

 


透塀は、社殿、唐門、と同じく、1651年(慶安4年)造営。国指定重要文化財。菱格子(ひしごうし)の向こう側が透けて見えるので、この呼び名があります。 社殿の東西南北を囲んでおり、上段には野山の動物と植物、下段には海川の動物の彫刻が内外両面に200枚以上、 色鮮やかに生き生きと表現されています。

 


「鷹(たか)」

 

 

ハヤブサの仲間の「長元坊(ちょうげんぼう)」。

 


拝殿の正面に回ります。

 

 


唐門の裏。正式名称は「唐破風造り四脚門(からはふづくり よつあしもん」)。こちらも、国指定重要文化財です。

 


社殿の敷地の外へ。

 


参拝を終え、「表参道」を戻ります。


「ぼたん苑」は、上野東照宮の敷地内に、1980年4月に、日中友好を記念し開苑しました。現在は、春、秋、冬の年三回、公開されています。次回の公開予定は、4月10日(土)~5月9日(日)。

 


「大石鳥居」を潜り、境内の外へ。

 


「上野恩賜公園」内の桜が、丁度、開花をし始めた事でした。

 

 


「小松宮彰仁親王(こまつみやあきひとしんのう)銅像」前へ。小松宮彰仁親王は、江戸時代末期の弘化3年(1846)に、皇族伏見宮邦家親王の第八皇子として誕生。戊辰戦争で、奥羽討伐総督として官軍を指揮したほか、のちの西南戦争でも旅団を指揮して出征しています。

 


銅像は、勲章を佩用(はいよう)した軍装の乗馬姿で、明治45年(1912)に除幕されました。

 


像近くで咲く、「小松宮乙女(こまつみやおとめ)」の桜。

 


「上野公園さくら通り」を歩き、公園の入り口に出ました。

 


こうして、この日の “御朱印巡り” は、終了しました。

 


==「街歩き」バックナンバー==
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/c2c437caab6ac1e2be19246ef261eea9

第1回~105回  省略

第105回 2020/11/19『秋の深大寺と神代植物公園』(その2)  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/c33b47be4f05b78b1a48a74a37f8f720

第106回 2020/12/20『御朱印巡り「赤城神社」』   https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/6fb137d4690fb456b61447e31f56b432

第107回 2021/1/6  『上野の森美術館から寛永寺へ』  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/7b9da20c531816a9ffcf495087003459

第108回 2021/1/11 『御朱印巡り「大國神社」』  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/2be39137e5724cd2ac128dbede3ee999

第109回 2021/1/16 『御朱印巡り「駒込妙義神社」』  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/c843b507851e4455617774d6c12e7025

第110回 2021/1/20 『駒込から巣鴨へ初詣の途』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/f26ee7581a48696ff781850554cd4a07

第111回 2021/1/27 『御朱印巡り「寛永寺根本中堂」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/7c7931580f2a9a64f3ab891cf674221e

第112回 2021/2/4  『御朱印巡り「寛永寺開山堂」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/7273fc604c85b9078ff3e3562b0e31cd

第113回 2021/3/7  『日本100名城巡り「江戸城」』(その1) https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/ff85ea4a7fd1f96f278466f26e39b947

第113回 2021/3/9  『日本100名城巡り「江戸城」』(その2) https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/4646639176823019f301d03026983cd7

第114回 2021/3/8  『御朱印巡り「不忍池辯天堂」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/061f6c3d36ab85344d18bf5cacedcefd

第115回 2021/3/24 『御朱印巡り「清水観音堂」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/593fdab095d31a582c0e7f200adbb667

第116回 2021/3/31 『御朱印巡り「上野東照宮」』(その1)https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/6eb045784c6a2b154046b4a39f5ff634


コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 映画 番外編 『訃報:田中邦... | トップ | 食の文京 No.51 『御菓子処 ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿