甲子園きっぷ  yama’s stadium☆彡

~球児たちの あしあと~

兵庫球児100年のあしあと 48

2018-07-01 | 高校野球

白球回想 夏の兵庫大会史

兵庫球児100年のあしあと 48


第90回大会は、福村監督さん(現 東播磨監督)率いる加古川北が甲子園への道を切り開いた。

まだ私が高校野球へ目を向ける1年前の夏。

この夏の加古川北優勝の瞬間は見逃してしまったが、この後、兵庫球史に残る93回大会、

加古川北は井上真伊人投手擁し、原樹理投手(現ヤクルト)擁する東洋大姫路との

史上初の決勝再試合は色濃く残る熱い夏の思い出となった。


第91回大会・・・とうとうこの夏が来た。

私が高校野球を初めて観た夏。

高校野球っておもしろい!と、今の道を開いてくれた私にとって伝説の捕手兼投手 関西学院 山崎裕貴投手(現ホンダ)

山崎投手がこのblog甲子園きっぷを書こうと思ったきっかけとなった選手なのです。

本当衝撃的な第91回大会兵庫大会決勝。

対戦相手が育英だった・・・ということも大変失礼ながら、後になってそうだったんだと、

この対戦では山崎投手の一挙手一投足だけが今も鮮烈に残る夏だった。

正に記事の写真の瞬間は鮮明に覚えている。

70年ぶりの甲子園出場の凄さもこの時は正直分かっていなかった。

しかも、この決勝が甲子園出場に繋がっている大会だということすら実は知らなかった。笑

この山崎投手がもう1度観たい!それがきっかけで初の甲子園テレビ観戦。

関学アルプスの大応援団が創る新月と奏でる大応援に感動しながら

甲子園で躍動する高校野球、高校球児を初めてテレビで観た。

・・・高校野球や、甲子園を観たことがないなんて~!と信じられないだろうけど、

ほんと高校野球自体に全く興味もなく、たまたまつけたテレビに映っていたのが

この91回大会決勝で躍動しまくる山崎投手。

なんておもしろい選手なんだ~

高校球児ってこんな一所懸命、必死に頑張っているんだ・・・って。

この日、山崎投手を観なかったら今は無いだろうと思う衝撃的な選手だった。

甲子園でも関学選手、山崎投手の活躍がおもしろくて、楽しくて、嬉しくて。

関学は優勝した中京大中京に敗れ終わった夏だった。

河合選手の一発にマウンドで膝から崩れ落ちた山崎投手の姿が印象に残る。

この夏は甲子園球史に残る中京大中京と日本文理との決勝には、

甲子園ってこんなに凄いところなんだ、高校球児って凄い!と思いながら

決勝までの一試合一試合を観させていただいた夏だった。

山崎選手とは2015年11月に行われた社会人日本選手権で、知人を介してお会いすることができました。

その時撮らせていただいた一枚です。



私が高校野球に魅力を感じたきっかけ、一所懸命な選手たちを何かの形で残してみたい、

そう思わせてくれた原点の選手。

夢叶い山崎選手にお会いしお話しができたことは大きな思い出になった。

この91回大会の記事を読んで、あの時純粋にそう思った気持ちと行動の継続を

できる限り続けていきたいな・・・と改めて思った。

そして、もう一度 関学の新月を甲子園のアルプスで観ることは私の夢でもある。


今読むとちょっと恥ずかしい・・・

甲子園きっぷを書き出して今日で3188日目。

2009年10月8日 3187日前に初めて書いたブログ

ブログをはじめよう♪

翌10月9日 やっぱり最初は、関学・山崎投手のブログ・・・懐かしい。
夏のあの日


第90回大会(2008年)

~加古川北、無名の進撃~


第90回西兵庫大会で初優勝を決め、喜ぶ加古川北ナイン


2008(平成20)年の第90回記念大会は10年に1度の東西分割大会。

東兵庫は伝統校の報徳はエース近田玲王(元ソフトバンク)を擁して頂点に立った一方、

西兵庫は公立の加古川北が初優勝。

春夏通じて初の甲子園切符をつかみ、旋風を巻き起こした。


同年選抜大会4強の優勝候補筆頭、東洋大姫路が初戦で姿を消し、波乱が幕を開けた。

東洋大姫路を破った北条は、準々決勝で春季県大会優勝校の社も撃破。

その北条を準決勝で完封したのが、無名の加古川北だった。

古豪洲本との決勝でも前評判をひっくり返し、一気に頂点に駆け上がった。


福村順一(現東播磨監督)の下、頭角を現した加古川北は3年後の選抜大会に出場して8強入り。

初優勝の立役者だった2年生エース岩崎誠司は天理大を経て、現在神戸甲北で監督を務めている。


第91回大会(2009年)

~関学・70年ぶりの夏~


第91回大会決勝、70年ぶりの夏の甲子園出場を決め、歓喜の表情を見せる関学の山崎裕貴投手


70年ぶりの出場は夏の甲子園史上最長ブランク。

2009(平成21)年の第91回大会は関学が戦前の1939年以来となる頂点に返り咲いた。


決勝の育英戦は、広岡正信監督の勝負手がはまった。

正捕手ながら抑え役に指名した山崎裕貴を六回から投入。

0-1に七回裏に代打永井大希が決死のスリーバントスクイズ。

「まだ同点なのに勝ったような雰囲気だった」と広岡監督は球場を埋めた大声援に感謝する。

屈指の左腕堀田健吾と強打の井村展章のバッテリーを擁する育英優位の下馬評を勢いで覆した。


甲子園でも70年ぶりに1勝を挙げた関学は、続く中京大中京(愛知)戦も九回に追いつく粘りを見せたが、

その裏に山崎がサヨナラ打を浴びた。

決勝に進んだ中京大中京は九回2死走者なしからの日本文理(新潟)の

球史に残る猛追を振り切り全国制覇した。


神戸新聞 山本哲志氏

兵庫球児100年のあしあと 1~20
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第41回~第61回大会(1959~1979年)


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