広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

駅弁版富士宮やきそば

2010-06-15 22:56:26 | 各地お土産・食べ物
以前、秋田県の「横手焼きそば」の駅弁を紹介した。
 ※その時は「首都圏では売られているのに、秋田駅では売られていない」としていたが、今日、秋田駅で販売されていた。いつの間にか買えるようになったみたい。

横手焼きそばが流行る以前から、ご当地焼きそばやB級グルメとして有名だったのが、静岡県の「富士宮やきそば」。富士宮にもやきそばの駅弁がある(駅弁の発売も横手より先)。
古い話ですが、3月の四国旅行の途中で購入したので紹介します。

製造販売しているのは、「富陽軒」。
富士市の富士駅(東海道本線)と新富士駅(東海道新幹線のみ。在来線は通っていない)、富士宮市の富士宮駅(身延線)に店舗を持つ。やきそば弁当は新富士駅と富士宮駅で扱っているらしい。


東海道新幹線の各駅停車「こだま」号。自由席が多くて混雑しないので、急がなければ少し安くゆったりと旅できる。
こだまは、のぞみやひかりに追い抜かれるため、小さな駅で5分前後停車する場合が多く、それが絶好の駅弁購入タイム。(列車によって長く停まる駅が異なるのと、乗り遅れ・貴重品管理には注意)
そうして訪れた、夕方の新富士駅のホーム上の駅弁屋には、数種類の駅弁が並んでいた。その中で、最後の1個だったやきそば弁当を購入。ヒモを引いて温まってから食べるように言われる。
駅弁版 極 富士宮やきそば弁当」980円
横手のより30円高い。箱の大きさや発熱剤は横手とまったく同じようだ。
中の仕切りは横手と異なる

見た目が鮮やかで、エビなど魚介類も入っていて豪華!

富士宮やきそばには、いろいろ条件があるが、「イワシの削り粉(だし粉)」をかけるのもその1つで、この駅弁にも紅ショウガとともに添付されている。
トッピングは特に決まっていないようで、魚介類は富陽軒さんのアイデアということか。

ご飯は「わさびご飯」。2009年10月21日までは桜エビご飯だったそうだ。

味は、やきそばは、「富士宮」の特徴はよく分からなかったが、普通のやきそばと考えればおいしかった。
僕はたまに駅弁に入っている、殻付きエビは食べにくくて好きでないのだが、これはそれほどでもなく、イカ・ホタテとともに、ちょうどいいおかずになった。
また、わさびご飯がよかった。東北では食べ慣れないものだが、さすがワサビ産地の静岡だけあって、おいしくて、ピリッとした辛みが口直しになってよかった。横手やきそば弁当は鶏飯で、やきそばと似通った味の系統のため飽きてしまいそうだったから、これはよく考えている。


安いとは言えないと思うが、横手焼きそば弁当と比べればコストパフォーマンスがいいし、内容(見た目と味)にメリハリがあり、富士宮の方が上手と思ってしまった。
また食べたい駅弁だが、富陽軒さんの他の駅弁も期待できそうだし、静岡県の各駅の駅弁はどの業者も趣向を凝らした駅弁を作っているから、迷ってしまう。それも旅の楽しみですが。

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