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秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

DCいろいろ

2013-10-23 23:33:09 | 秋田のいろいろ
デスティネーションキャンペーン(DC)などJR関連のこまごまとした話題。※以前の記事
●駅の飾り
秋田駅中央改札周辺の自由通路は、DCの旗などがたくさん飾られている。

みどりの窓口の上の空間には、長らくスーパーこまちデビューの横断幕が出ていたが、
(再掲)
それも、10月のDC開始と前後して替わった。

リゾートしらかみの横長の看板がDCの黄色いものになり、スーパーこまちの幕があった所には竿燈まつりの提灯が並んだ。
秋田市章と「竿燈のまち秋田」とあり、各町内の紋の提灯が並んでいる。

位置的に気付かれにくい場所なのが残念。

スーパーこまちの横断幕はJR東日本秋田支社の建物の上にもあったが、そちらも黄色いDCの幕に替わっている。
【29日訂正】秋田支社の建物は、以前は向かって右にスーパーこまち、左にモバイルSuicaや大人の休日倶楽部の看板があった。それが現在は、スーパーこまちが左へ移動し、右にDCの黄色い看板が出ている。「スーパーこまちデビュー」の看板自体は、今も出ています。


●団体列車
DCの一環で、いくつもの団体列車(ツアーの専用列車)が運転される。※誰でも乗れる臨時列車ではないので、時刻表には掲載されない。
往年の急行列車と同じ名の「おが」「天の川」も運転される(された)らしいけれど、使用車両や運転区間などは昔とは異なる。これは廃車やミニ新幹線化で物理的にできない事情もある。
秋田魁新報で報道されたように、「おが」では男鹿市役所の若手職員が新たにデザインしたという、ナマハゲのヘッドマークが付いていた。
リバイバル運転が目的ではなく、あくまでDC関連のイベントということで、演出としての列車名なんだろう。

ところで先日、秋田駅の新幹線の発車標を見たら、こんな団体列車が運転されていた。
2段目
「新白河行き」!
普段は秋田新幹線は1本も停車すらしない新白河が行き先。というか、東北新幹線も含めて、新白河止まりの列車はないはず。
大宮行き以上にレアな表示だったかもしれない。
実物は見なかったのでE3系かE6系かどちらかは不明。発車時刻からすれば、日曜日などに運行される「こまち88号」と同じダイヤのようだが、盛岡から先の停車駅はどうなっているのだろう。
例によって英語表記にはならなかった


●オーバーラン
DC中には、誰でも乗れる臨時列車も多く運行される
先週末には、新潟支社から借りたカーペット敷きのジョイフルトレイン「NO.DO.KA」を使ったものが2日間に渡って運行された。(初日は象潟-弘前、2日目は秋田-二ツ井)
その最後の二ツ井発秋田行きの快速「白神20周年記念号」が、土崎駅でオーバーランしてしまった。

秋田魁新報によれば、「所定の停車位置を約150メートルオーバーランして止まった。乗客約70人にけがはなかった。」「運転士が考え事をしていて、ブレーキをかけるのが遅れた。所定の位置に停車できないと判断、非常ブレーキを使用した。」とのこと。【24日追記】踏切の誤作動のおそれがあるため、戻らずに次の秋田駅へ向かった。土崎での降車客7名は普通列車で戻った。

NO.DO.KAは特急用の485系電車を改造したものだから、つい特急を運転している感覚で土崎を通過してしまったのだろうか。
褒められた話ではないけれど、秋田支社管内でオーバーランが発生したのはかなり久々ではないだろうか。昔は羽後飯塚とか井川さくら(昔は各駅停車でも両駅のどちらかを通過する列車があった)でたまに発生していた気がする。
他社(西日本方面に多い?)では、停車駅が近づくと「次、停車」などとしゃべり続ける装置(停車駅失念防止装置)を運転席に設置している所もあるが、秋田の車両にはない。京浜急行ではオーバーランしてバックして所定の停止位置に戻ることがしょっちゅう行われていると聞いたこともある。(これは社内規程での扱いの違いか)

【24日追記】「白神20周年記念号」の乗客が秋田まで70人いたとは、思ったより多い。昨年の「きりたんぽ号」なんて、10人前後だったような…

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2 コメント

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新白河 (FMEN)
2013-10-24 00:08:12
これは幕が見たかったです。
南東北の停車時代も新白河停車はなかったはずですし。

オーバーラン、やらかしましたか。
昔飯塚やさくらで多かったのはホームが短く、かつ大久保からの間隔がなかったためとか。
電車でGOではこんなトラップにしていたのがありましたよね。
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仙台より先 (taic02)
2013-10-24 21:05:17
新白河は昔から東京-仙台の各駅停車しか停まらないようですから、仙台より先に直通の列車はとても珍しいでしょうね。車体の行き先表示はあっさりと「団体」だったのかもしれませんが。
後日、もう1回運転されるとかいう話もちらほらと。

羽後飯塚と井川さくらは、互いのホームが見えるほど近いです。井川さくらは上りは停止位置がホーム最先端で、すぐ踏切だから、気を遣うでしょう。
落ち葉で滑ってオーバーランということもありますが、うっかりでオーバーランはないよう、しっかりと確認をお願いしたいものです。
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