7月で運行開始から2年経ち、いちおう秋田市に定着した(?)「秋田市中心市街地循環バス ぐるる」。
※運行主体は秋田市で、運行業務を中央交通に委託している。中央交通が自発的・自主的に運行しているわけではない。
その車両には、小田急バスから中古で購入した、いすゞエルガミオの中型・短尺車「834」と「835」が専属で使われている。
なお、循環バス用になる前は男鹿営業所で使われていて、「835」は「路線バス乗り継ぎ旅」で蛭子さんたちが乗車した。
当初は中央交通の一般路線バスと同じ緑の塗装だったが、2013年7月からは公募された水色系の塗装(2台それぞれ異なる)が施されている。(「ぐるる」の愛称も2013年7月から)
通常はその2台で回せるが、点検や故障に備えて「予備車」的存在の車も専用に配置されていた。塗装は緑のまま。
(再掲)緑の色合いが他と微妙に違う気がする
小型車・日野リエッセの「129」。2001年式で、新車で購入後、これも男鹿営業所で使われていたらしい。秋田市内の築地経由などで使われているのと車種は同じだが、購入時期は異なり、運用も分離されている。
行き先表示の方向幕には、「入道崎」「男鹿温泉」など男鹿ローカル路線のものが残っている
予備車扱いといっても、たまには動かさないといけないのか、リエッセもけっこうな頻度で走っていた。土曜日と日曜日はほぼいつも、834と835のどちらか片方がお休みで、その代わりにリエッセが入っていた。平日でも水曜日など週の真ん中は比較的走る感じ。
しかし、129をぐるるに充当するには、問題があると思う。見ての通り、塗装が違うことである。
ぐるるのリーフレットの一部には専用車両の写真が掲載されているし、「場合によっては違う塗装の車が来る」といった注意書きはない。また、秋田市中央部を時々通る秋田市民は「循環バスは緑ではなく青いバスだったな」程度の認識は持っているかもしれない。
そういう人たちが、いざぐるるに乗ろうとした時、他の路線バスと同じ緑のバスが現れたら、戸惑う。
実際に、バス停でぐるるを待つ乗客が129を見てこれに乗っていいのか躊躇したり、乗り込んだ後に「普通の(塗装の)バスもあるんだね」と話す場面に遭遇した。
行き先表示に「循環バス」とはあるが小さいし、前面に水色のエプロン・ゼッケン状の表示(バスマスク)が掲出されるとはいえ、「循環バス=青・水色」という先入観があると、それが循環バスだとは気付かないものだ。そのバスマスクも、最近は色あせていて、さらに分かりにくくなっていた。
車体の塗装変更は難しいのだろうが、部分的にラッピング広告のような大きめのシールを貼るとか、せめてバスマスクを新調してはどうかと思ってはいた。
前置きが長くなりましたが、最近、この129をまったく見かけなくなった。
6月1日・日曜日に835とともに走っていたのを最後に、少なくとも土日は1度も走っていない。
一方、その直前の5月下旬には、逆にほぼ連日のように129が入っていた。この間のもう1台は、期間前半は835、後半は834が、それぞれ連続して走っていた。
ということは、834と835が長期間を要するメンテナンスを受けていて、その代わりを務めていたのか。
そしてその役目を果たした後、姿を消した129に何が起こったのか?!
考えられるのは、
・廃車になった→同型車と比べてもまだ早い
・修理に長期を要する故障が発生した→連日の運用終了直後でタイミングが良すぎる
・ぐるる予備車の任を解かれ他へ転属した→あり得るかも。となると予備車は?
・3台目の「専用塗装」となるべく、施工中→あり得なくもないかも。とするとそろそろ登場?!
以前から思っていたのだけど、ぐるる専用に予備車を確保するのは効率が悪い。どうせ塗装も同じなんだし、一般路線バスの予備車と共同の予備車(鉄道分野では「共通予備」と呼ぶ)を配置しておけばいいのじゃないかと、素人は思ってしまうのだけど。
3か月に1度は法定点検があるから、その時までには分かるでしょう。
129は、トルクコンバーター式オートマチックトランスミッション。3速オートマのためか、おかしなタイミングで変速し、ショックを感じることがあるのが欠点。
129がよく走っていた土日は、普段は秋田営業所で一般路線バスを運転している人が主に運転を担当する。その中の何人かは、アクセルの踏み加減などを調整して、極力変速ショックが出ないように気をつかってくれていたようだ。築地方面などでオートマリエッセに乗り慣れている方なんだろうか。
また、129は、短尺エルガミオよりも車内が広く感じられ、座席が柔らかくて嫌いじゃなかった。
再び乗車できるだろうか。
※次の日曜・29日はヤートセ秋田祭による交通規制のため、ぐるるをはじめ通町を通過する各路線が経路変更します。ご利用の方はご注意を!(28日はニューシティー跡地のみでの開催のため交通規制なし)
【8月30日追記】この後、8月28日・木曜日に129がぐるるの運用に入っていた。塗装は従来のままで、この日は835の代走。
現在の129は、通常は他のリエッセとともに一般路線を走り、ぐるる専用塗装車がほんとうに走れない時(点検整備で)だけ代走に入ることになったようだ。ぐぐるでは予備車を極力使わないことにし、129は「一般路線 兼 ぐるる予備車」という位置づけに変えたのだろう。
これによりぐるるは原則的に専用塗装車だけが走ることになり、乗客が分かりやすくなって、いいと思う。
【9月8日追記】さらにこの後、9月6日・土曜日と7日・日曜日にも129がぐるるの運用に入っていた。6日は835の、7日は834の代走。(以上追記)
ついでに、中央交通の話題。
・セレガ
4月に主に空港リムジンバス用として、
10-50、10-51と2台のいすゞガーラが導入された。
(再掲)いすゞガーラ10-51
それに続いて、10-55という日野セレガも導入された。
前にも後ろにも、でかい「H」エンブレムが輝く
共通車種であるセレガとガーラの差は、正面の装飾と、側面前方のアクセントピラーという太い銀色帯。
アクセントピラーは、日野セレガでは窓ガラスまでかかるのが標準だが、視界を妨げるのを嫌ってか、いすゞガーラと同じく窓の下のボディで止める仕様で発注するバス会社もある。
中央交通でモデルチェンジ後最初に両車種同時に買った時は、どちらも標準仕様で、セレガは窓までかかっていた。その後買った、現在公式ホームページのトップに画像が出ている、“緑こけし”の高速バス塗装のセレガも同じ。
こだわりのない中央交通らしいと思っていたけれど、今回の10-55は窓下で止まっているのもまた、統一感がない中央交通らしい。
・クールビズ
クールビズの一環として、中央交通では夏は運転士がネクタイを着用しないで乗務している。
バスの運転士さんで暑そうに見えるのが帽子。いかにも蒸れそう。ほぼずっと車内にいるんだから、別段いらないと思うけど… (メッシュタイプになった帽子はあるのかな?)
首都圏のバス会社では、帽子をかぶらずに運転している所があるし、何年か前には、夏に脱帽での運転を認めるよう労働組合が要請したことがあったそうだ。
いくつかのバス会社(羽後交通、秋北バス、弘南バス、かつての秋田市営バスなど)では、帽子の縁にクリップで留めるマイクの着用を義務付けているので、無帽での運転は難しいかもしれないが、中央交通はピンマイク(しかも使用は義務付けていない)だから帽子は無関係。
ところが、中央交通では、夏も帽子はかぶらなければいけないようだ。
ただし、回送中は脱いで運転してもいいらしい。
客としては、営業中に脱帽してもまったく嫌な気分はしないと思う(掲示での説明はしたほうがいいだろう)。現場から声を上げたり、労働組合が動いたり、あるいは経営陣が配慮してやったりはしないのだろうか。
そういえば、宮城交通でも、以前は回送時は帽子がいらなかったようだ。
秋田へ来た高速バスが、起終点の秋田駅東口と休憩場所の中央交通秋田営業所の間を回送する際は、帽子を取って運転する姿をよく見かけた。
ところが、今年は暑い日でも、帽子をかぶって回送しているし、運転士2名乗務の便では、ハンドルを握っていないほうの人もしっかりと帽子をかぶっていた。
3月の石川県での同社高速バスの事故が影響しているのだろうか。
【27日訂正】今年も、宮城交通の回送バスの運転士が帽子をかぶらずに運転していた。今まではたまたまかぶっていたのか、それとも中央交通より遅れて脱帽運転が解禁されたのかもしれない。
・女性進出
かつては大きな車や鉄道を運転するのは、ほぼすべてが男性だったが、女性も増えてきている。最近は浜松の遠州鉄道のバス部門で、女性運転士を大量に養成することが報道された。
秋田では、第3セクター・秋田内陸縦貫鉄道で日本初の女性運転士が誕生(平成2年だそう)しているし、JR東日本秋田支社は2005年に女性運転士(おそらく車掌はそれ以前)、2006年には東日本管内初の新幹線の女性車掌を起用していて、秋田以外も含めて、女性が現場で活躍するのは珍しくなくなった。
では、路線バス。
弘前の弘南バスでは、1990年代後半に弘前営業所に女性運転士がいた。数年前には、土手町循環100円バス(弘前営業所担当)を女性が運転していたから、同じ方だろうか。ただ、女性が大幅に増えたりはしていない。
中央交通でも、たぶん2000年前後から秋田営業所に女性運転士が1人いる。当初は、小田急中古の大型バスで新国道経由下新城方面(現在は再編・短縮された路線)を運転する様子がテレビで取り上げられたりしていた。ここ何年かでは、一般路線のほか能代行きの高速バスも運転しているのを見たことがある。(高速能代線では秋北バス側でも女性運転士がいる)
さらに、子会社のトランスポート社でも女性運転士がいる。
そんな中、臨海営業所は男性運転士しか見たことがなかったが、この春頃から、女性運転士が登場している。
もしかしたら他の営業所・子会社から異動したのかもしれないが、同時期にトランスポートでも女性が運転していた。少なくとも中央交通系列内で2人以上は女性がいることになる。
安全かつ乗客の立場になった運転・接客をしてもらえれば、男でも女でも、帽子をかぶってもかぶらなくても、どっちでもいい。
※運行主体は秋田市で、運行業務を中央交通に委託している。中央交通が自発的・自主的に運行しているわけではない。
その車両には、小田急バスから中古で購入した、いすゞエルガミオの中型・短尺車「834」と「835」が専属で使われている。
なお、循環バス用になる前は男鹿営業所で使われていて、「835」は「路線バス乗り継ぎ旅」で蛭子さんたちが乗車した。
当初は中央交通の一般路線バスと同じ緑の塗装だったが、2013年7月からは公募された水色系の塗装(2台それぞれ異なる)が施されている。(「ぐるる」の愛称も2013年7月から)
通常はその2台で回せるが、点検や故障に備えて「予備車」的存在の車も専用に配置されていた。塗装は緑のまま。
(再掲)緑の色合いが他と微妙に違う気がする
小型車・日野リエッセの「129」。2001年式で、新車で購入後、これも男鹿営業所で使われていたらしい。秋田市内の築地経由などで使われているのと車種は同じだが、購入時期は異なり、運用も分離されている。
行き先表示の方向幕には、「入道崎」「男鹿温泉」など男鹿ローカル路線のものが残っている
予備車扱いといっても、たまには動かさないといけないのか、リエッセもけっこうな頻度で走っていた。土曜日と日曜日はほぼいつも、834と835のどちらか片方がお休みで、その代わりにリエッセが入っていた。平日でも水曜日など週の真ん中は比較的走る感じ。
しかし、129をぐるるに充当するには、問題があると思う。見ての通り、塗装が違うことである。
ぐるるのリーフレットの一部には専用車両の写真が掲載されているし、「場合によっては違う塗装の車が来る」といった注意書きはない。また、秋田市中央部を時々通る秋田市民は「循環バスは緑ではなく青いバスだったな」程度の認識は持っているかもしれない。
そういう人たちが、いざぐるるに乗ろうとした時、他の路線バスと同じ緑のバスが現れたら、戸惑う。
実際に、バス停でぐるるを待つ乗客が129を見てこれに乗っていいのか躊躇したり、乗り込んだ後に「普通の(塗装の)バスもあるんだね」と話す場面に遭遇した。
行き先表示に「循環バス」とはあるが小さいし、前面に水色のエプロン・ゼッケン状の表示(バスマスク)が掲出されるとはいえ、「循環バス=青・水色」という先入観があると、それが循環バスだとは気付かないものだ。そのバスマスクも、最近は色あせていて、さらに分かりにくくなっていた。
車体の塗装変更は難しいのだろうが、部分的にラッピング広告のような大きめのシールを貼るとか、せめてバスマスクを新調してはどうかと思ってはいた。
前置きが長くなりましたが、最近、この129をまったく見かけなくなった。
6月1日・日曜日に835とともに走っていたのを最後に、少なくとも土日は1度も走っていない。
一方、その直前の5月下旬には、逆にほぼ連日のように129が入っていた。この間のもう1台は、期間前半は835、後半は834が、それぞれ連続して走っていた。
ということは、834と835が長期間を要するメンテナンスを受けていて、その代わりを務めていたのか。
そしてその役目を果たした後、姿を消した129に何が起こったのか?!
考えられるのは、
・廃車になった→同型車と比べてもまだ早い
・修理に長期を要する故障が発生した→連日の運用終了直後でタイミングが良すぎる
・ぐるる予備車の任を解かれ他へ転属した→あり得るかも。となると予備車は?
・3台目の「専用塗装」となるべく、施工中→あり得なくもないかも。とするとそろそろ登場?!
以前から思っていたのだけど、ぐるる専用に予備車を確保するのは効率が悪い。どうせ塗装も同じなんだし、一般路線バスの予備車と共同の予備車(鉄道分野では「共通予備」と呼ぶ)を配置しておけばいいのじゃないかと、素人は思ってしまうのだけど。
3か月に1度は法定点検があるから、その時までには分かるでしょう。
129は、トルクコンバーター式オートマチックトランスミッション。3速オートマのためか、おかしなタイミングで変速し、ショックを感じることがあるのが欠点。
129がよく走っていた土日は、普段は秋田営業所で一般路線バスを運転している人が主に運転を担当する。その中の何人かは、アクセルの踏み加減などを調整して、極力変速ショックが出ないように気をつかってくれていたようだ。築地方面などでオートマリエッセに乗り慣れている方なんだろうか。
また、129は、短尺エルガミオよりも車内が広く感じられ、座席が柔らかくて嫌いじゃなかった。
再び乗車できるだろうか。
※次の日曜・29日はヤートセ秋田祭による交通規制のため、ぐるるをはじめ通町を通過する各路線が経路変更します。ご利用の方はご注意を!(28日はニューシティー跡地のみでの開催のため交通規制なし)
【8月30日追記】この後、8月28日・木曜日に129がぐるるの運用に入っていた。塗装は従来のままで、この日は835の代走。
現在の129は、通常は他のリエッセとともに一般路線を走り、ぐるる専用塗装車がほんとうに走れない時(点検整備で)だけ代走に入ることになったようだ。ぐぐるでは予備車を極力使わないことにし、129は「一般路線 兼 ぐるる予備車」という位置づけに変えたのだろう。
これによりぐるるは原則的に専用塗装車だけが走ることになり、乗客が分かりやすくなって、いいと思う。
【9月8日追記】さらにこの後、9月6日・土曜日と7日・日曜日にも129がぐるるの運用に入っていた。6日は835の、7日は834の代走。(以上追記)
ついでに、中央交通の話題。
・セレガ
4月に主に空港リムジンバス用として、
10-50、10-51と2台のいすゞガーラが導入された。
(再掲)いすゞガーラ10-51
それに続いて、10-55という日野セレガも導入された。
前にも後ろにも、でかい「H」エンブレムが輝く
共通車種であるセレガとガーラの差は、正面の装飾と、側面前方のアクセントピラーという太い銀色帯。
アクセントピラーは、日野セレガでは窓ガラスまでかかるのが標準だが、視界を妨げるのを嫌ってか、いすゞガーラと同じく窓の下のボディで止める仕様で発注するバス会社もある。
中央交通でモデルチェンジ後最初に両車種同時に買った時は、どちらも標準仕様で、セレガは窓までかかっていた。その後買った、現在公式ホームページのトップに画像が出ている、“緑こけし”の高速バス塗装のセレガも同じ。
こだわりのない中央交通らしいと思っていたけれど、今回の10-55は窓下で止まっているのもまた、統一感がない中央交通らしい。
・クールビズ
クールビズの一環として、中央交通では夏は運転士がネクタイを着用しないで乗務している。
バスの運転士さんで暑そうに見えるのが帽子。いかにも蒸れそう。ほぼずっと車内にいるんだから、別段いらないと思うけど… (メッシュタイプになった帽子はあるのかな?)
首都圏のバス会社では、帽子をかぶらずに運転している所があるし、何年か前には、夏に脱帽での運転を認めるよう労働組合が要請したことがあったそうだ。
いくつかのバス会社(羽後交通、秋北バス、弘南バス、かつての秋田市営バスなど)では、帽子の縁にクリップで留めるマイクの着用を義務付けているので、無帽での運転は難しいかもしれないが、中央交通はピンマイク(しかも使用は義務付けていない)だから帽子は無関係。
ところが、中央交通では、夏も帽子はかぶらなければいけないようだ。
ただし、回送中は脱いで運転してもいいらしい。
客としては、営業中に脱帽してもまったく嫌な気分はしないと思う(掲示での説明はしたほうがいいだろう)。現場から声を上げたり、労働組合が動いたり、あるいは経営陣が配慮してやったりはしないのだろうか。
そういえば、
秋田へ来た高速バスが、起終点の秋田駅東口と休憩場所の中央交通秋田営業所の間を回送する際は、帽子を取って運転する姿をよく見かけた。
ところが、今年は暑い日でも、帽子をかぶって回送しているし、運転士2名乗務の便では、ハンドルを握っていないほうの人もしっかりと帽子をかぶっていた。
3月の石川県での同社高速バスの事故が影響しているのだろうか。
【27日訂正】今年も、宮城交通の回送バスの運転士が帽子をかぶらずに運転していた。今まではたまたまかぶっていたのか、それとも中央交通より遅れて脱帽運転が解禁されたのかもしれない。
・女性進出
かつては大きな車や鉄道を運転するのは、ほぼすべてが男性だったが、女性も増えてきている。最近は浜松の遠州鉄道のバス部門で、女性運転士を大量に養成することが報道された。
秋田では、第3セクター・秋田内陸縦貫鉄道で日本初の女性運転士が誕生(平成2年だそう)しているし、JR東日本秋田支社は2005年に女性運転士(おそらく車掌はそれ以前)、2006年には東日本管内初の新幹線の女性車掌を起用していて、秋田以外も含めて、女性が現場で活躍するのは珍しくなくなった。
では、路線バス。
弘前の弘南バスでは、1990年代後半に弘前営業所に女性運転士がいた。数年前には、土手町循環100円バス(弘前営業所担当)を女性が運転していたから、同じ方だろうか。ただ、女性が大幅に増えたりはしていない。
中央交通でも、たぶん2000年前後から秋田営業所に女性運転士が1人いる。当初は、小田急中古の大型バスで新国道経由下新城方面(現在は再編・短縮された路線)を運転する様子がテレビで取り上げられたりしていた。ここ何年かでは、一般路線のほか能代行きの高速バスも運転しているのを見たことがある。(高速能代線では秋北バス側でも女性運転士がいる)
さらに、子会社のトランスポート社でも女性運転士がいる。
そんな中、臨海営業所は男性運転士しか見たことがなかったが、この春頃から、女性運転士が登場している。
もしかしたら他の営業所・子会社から異動したのかもしれないが、同時期にトランスポートでも女性が運転していた。少なくとも中央交通系列内で2人以上は女性がいることになる。
安全かつ乗客の立場になった運転・接客をしてもらえれば、男でも女でも、帽子をかぶってもかぶらなくても、どっちでもいい。
元市営の「き・46」が廃車になっていたので、おそらくその代わりになるのではないかと思うのですが、最近は秋田営業所に見かけません・・・。
循環バスの予備車の可能性、「か・211」あたりかなとも・・・。
AIUの予備車にも運用してますがどうなることか・・・。
秋田市内路線の大幅減便後、小型車も余り気味かと思っていましたが、そういうわけでもないんでしょうね。
昨年の専用塗装の塗り替え中は、129とその211の2台が連日入っていましたね。
211の特徴であるロングシートでも問題ないですが、利用者数からすれば大きすぎてもったいないようにも感じました。
本当に悲しいです。
ちなみにまとめて、ワンステップ車でした。中央バスとJR北海道バスはどこの営業所に入るのか?おまけに警官護送車もどこの地域に入れるのか?もしかしたら警官護送車まで北海道向けとしての製造なのかもしれません。
こちらは1992年式の最後の1台と思われるブルーリボンが現役です。昨日乗ったけど、古いながらも快調な走りでした。
車両いすゞジャーニー
なんと97年式!驚きました。
見た目では分かりづらいかもしれませんが、貴重な車がいつの間にかなくなるのは惜しいです。
ちなみに今日、96年式の札幌22か2882キュービックを見かけました。