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イノベーション廃止

2024-05-30 23:16:23 | 秋田のいろいろ
秋田駅東西自由通路・ぽぽろーど。
2023年10月。西方向

現在
JR東日本クロスステーション「acure(アキュア)」の飲料自動販売機が黒から白へ替わった。
24日(金曜日)にはまだ黒だったはずだから、この1週間以内の更新のはず。

黒い自販機は、タッチパネルで商品を選択するだけでなく、スマートフォンアプリと連携して、商品を事前購入または後払いしたり、定期購入できる機能を持つ「イノベーション自販機」。
2017年初登場(細部は異なる?)のようで、秋田駅には、その前世代のタッチパネルの「次世代自販機」の後継として、2018年9月に設置された。6年半で更新。ちなみに、その前の次世代自販機も、2012年春から6年半使われた。
左はデッドスペースを埋めるただの箱か。不法投棄対策なのか、改札外の自販機には空き容器回収箱がない

後継の白い自販機は、改札内外のほかの場所にあるのと同じ、普通の自販機。
こちらのほうが幅があり、箱がなくなった
イノベーション自販機の置き換えは秋田駅だけでなく、400台あったというJR東日本エリア内全域で、2023年10月以降進められている。イノベーション自販機は廃止された。
同時に、2024年3月にかけて段階的に、アプリでの各種サービスや、登録すれば購入に応じてポイントが貯まって、賞品応募などできる「アキュアポイント」も終了。
代替としては、共通ポイントのJREポイントを使って購入できるようになった。秋田の既存の白い自販機も対応している。

イノベーション自販機の廃止理由は、マスコミに対しては耐用年数に達したためとしている。それならば、イノベーション自販機で更新すればいい話。従来の自販機に戻したということは、それだけではなさそう。弘前駅では2022年の売店廃止以降に新設されたはずだから、まだ2年ほどだし。
自販機やアプリのコストとかもあるだろうし、総合的に判断して従来の自販機で充分ということになったのだと思う。

以前のJR東日本クロスステーションホームページには、「自販機の新しい使い方を提案する「イノベーション自販機」」とあった。新しい使い方は定着せず、イノベーションは未達成に終わったのか、今はまだ早かったのか。
2024年3月
秋田のイノベーション自販機は、タッチパネルであることを珍しがって、喜んで利用する子ども連れをよく見かけた。普通の自販機になれば、売り上げが少し減るかも。
また、以前も記したが、ぽぽろーど沿い唯一の自販機なので、一定の需要はあるはずなのに、品揃えはなんか微妙。白い自販機になってからも、そんな感じ。売れ筋商品を集中的に入れているのかもしれないが、acureならではの商品は、メトロポリタン口や改札内などほかの場所の自販機のほうが多い。
ラインナップ見直しや、東口辺りにも自販機を置けば、喜ばれるし儲かるのではないでしょうか。
コメント (3)
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