サントリーカップ第15回全国小学生タグラグビー選手権 東京都代表 七国スピリッツ 優勝させていただく事ができました、ありがとうございました。
冠スポンサーのサントリーホールデンィグ株式会社 様、大会を運営していた協会の皆様、開催に向けご尽力いただいた皆様、ありがとうございました。
今大会WEBでの全試合ライブ観戦可能、凄い取り組みでしたね。
AIカメラによるライブ中継。
21世紀のスポーツ中継を垣間見た感じです。
【AIカメラ】2/17<Aコート②>サントリーカップ第15回全国小学生タグラグビー選手権決勝大会
それにしても、熱い大会でした。W杯イヤーだからの盛り上がりか?
ラグビーというスポーツへの関心か?
タグラグビーというスポーツは本当に面白いです。
普段運動をしていない大人でも簡単にその醍醐味を味わえるスポーツって、そんなにあるものじゃありません。
子供のやるスポーツだから。
ラグビーとは違うから…。
やってみてください、観てみてください。
必ず「楽しかった~」「面白いね」って言葉を発してしまいますよ。
おとなのタグラグビーはこちらへ→たぐんちゅ
10年目の七国スピリッツのサントリーカップは全国制覇という形で終わりました。
ここで一区切り。
次へ進む準備は、きっとできている。
プール戦前日、交流会という形で網走から諫早から、奈良から滋賀から東京からは3チームが参加して白小フェニックスのホームグラウンドを準備していただきみんなでタグラグビー。
近畿の雄、済南タグラグビークラブ、スポーツマンらしい大きな声での挨拶ができるキャプテンがチームをまとめ
る、多分メチャ厳しい優しい監督のもと今年も清々しいチーム。キャプテンの彼には中学生、高校生になった時にもう一度会いたいな~と思ってしまいました。
諫早クルセイダース、監督の情熱がチームの子供たち、保護者の皆さんにも伝染しているのがわかる。
少し前の七国スピリッツをみているようだった。
圧倒するスピード、情熱を持った子供たち、タグラグビーってやっぱり素敵だ。
もう一方の近畿の雄、山田レッドタグスピリッツ。
長浜でのクリスマスカップ、代表決定戦前の交流会、子供たちはすっかり意気投合し、同じものを目指す良き仲間。
洗練されたオフェンスが1月の交流会の時よりも磨きがかかり、スピードもある。
網走小学校ノースカムイ。
七国スピリッツのHCがタグの講演でお伺いさせていただいてからの繋がりで、昨年の前日交流にも来ていただいた。
今年のチームは七国スピリッツのコーチ陣の度肝を抜いてくれた。
縦に入ってくる勇気、スピード、凄いタグラグビーをするチームがやってきた。
今大会の選手宣誓をしてくれたのも、網走ノースカムイのキャプテン。
穏やかな冬の空気に響きわたる、人のこころにささる凄くいい選手宣誓でした。
土曜の朝にも、コーチの方がレフリングで朝早くから当日交流に来ていただいた、長距離移動の子供たちを休ませて一人でレフリングの為に参加していただいた。
東京ブロック、近畿ブロック、九州ブロックを抜けてきたチームのレフリングをしてみたい。
そんな想いが突き動かしているのだろうな、ありがとうございました。キレのあるレフリングが気持ち良かったです。
面白かった、本当に面白かった前日交流でした。
レフリーとしてS先生、F先生、I先生まで、交流会へ駆けつけてくれた。
試合後の子供たちにキチンと解説できる先生方のレフリング、凄いです、早く自分のチームでここに戻ってきて欲しい。
前日練習、スピリッツのキャプテンのキレがいい、だか、浮き足立っているがゆえのキレと感じとれた。
ゲームキャプテンの男子は落ち着いている。
当日交流の朝、1試合目からキャプテンは簡単なミスをおかす。
自分の感情と身体をコントロールするのは自分自身でしかない。
その事を朝の段階で指摘し、尾を締めなおさせるHC。
プール戦、スピリッツは今まで練習してきたことを全開にする。
24チーム中、得点33で一位、失点5でこちらも24チーム中で最小失点、得失点差で唯一の20点台【得失点差28】
だが・・・このままスンナリ行かないのが全国大会。
大会2日目の朝を迎え、近くの広場でボールを使わずパパリッツを相手にディフェンスの確認。
一夜にして、対策を練りあげるHCと中学生とパパリッツ。
それを子ども達に伝えていく。
それを実践していく子どもたち。
なんなんだこの集団は笑笑
タグオタの集まりか?笑笑
でも多分これが七国の真骨頂。
直近にみている俺でさえ驚愕した。
準々決勝 日野タグラグビークラブ暁。
暁は想像を超えるデフェンス力を手にし崖っぷちに追い込まれるスピリッツ。
これだから、タグラグビーは面白い。
これだから、今までそばで見ていることがやめられなかった。
後半3分過ぎからの同点、逆転でなんとか勝ちを拾った。
だか試合後のディスカッションで、ラグビーをする上で一番大切なことをメンバーはおろそかにした。
これに涙を流しながら怒るHC。
帯同している10年来のコーチでさえ「あんなHCを初めてみた」と。
ラグビーをやる上でタグラグビーをやる上で、人としての成長期間で一番大切なものを子どもたちに伝えてくれるって本当にありがたい。
車座になり、敗戦者の様に落ち込んでいるスピリッツメンバーをグラウンド脇に呼び、
キャプテンを中心に子どもたちに成長を促す、先ほどとは違う10年来のコーチと現役のパパリッツ。
「大丈夫だ。」これをみて大丈夫だとおもった。
準決勝小柳ライトニングス戦
何度も何度も何度も交流し、多くの時間を一緒に過ごした仲間。
お互いいいところ、弱点、全て知り尽くしいる相手。
今大会屈指の身体能力の高さを持つチーム。
子どもたちが自ら手を伸ばして手に入れた「成長」を軸にスピリッツは圧巻の試合をみせてくれた。
決勝。新田ウォリアーズ。
昨年と同じだ。
でも、それぞれの子どもたちは、ほぼほぼ違うメンバー。
試合の流れの中で、「これだ、だから朝の練習でやっていたんだ」とおもえる場面があった。
4-2で勝利。
全国制覇だ。
ありがとうございました、対戦していただいた各チームの皆様、各チームの関係者の皆様、大会関係者の皆様。
七国スピリッツとして、女子キャプテンは全国制覇ができないという呪縛をやっと解き放つことができました。
新生スピリッツは既に動き出しています。
今週は多摩カップ、低学年のタグラグビー体験中の子ども達も試合に参加させていただく。
この低学年帯同コーチのパパリッツコーチに是非やって欲しいことがある。
子どもたちをグラウンドに送り出す時に膝をついてハイタッチで子供たちを送り出して欲しい。
これはね、まだ、パパリッツという名前が無かったころ、Oコーチとやってみようよ、と話し始めたこと。
「膝を折って話す、膝を折って送り出してみる。」
これがパパリッツの原点なんじゃないかと思う。
最後になりましたが、大会後に視察でこられていた、のみこまレッドウイングスコーチが掲載していた写真
「これがタグラグビーなんだよ」って思える写真を転載させていただきます。
ボールトーナメント準決勝 交流も深い、両チーム、近畿代表の山田レッドタグスピリッツと済南タグラグビークラブ
タグラグビーはやっぱりいいですね。
新たなスピリッツに幸運を。
では。