義務教育はここまで 「あぶらだこ」木盤

大空テント師匠のとっておきギャグの中で
「わからん人放っときますよ。義務教育やないねんからね」
とゆーのがありますが、あぶらだこの義務教育の範囲はこのあたりまでですか

この後の「青盤」あたりから中学を卒業して高校生レベルになりますから、この「木盤」あたりまでがまだ「わかりやすいロックの形式」を使用されていただいてます。「ロックに媚びてる」とゆー言い方もありますが、あぶらさんの場合はあきらかにちがいますね、あくまでも「ロックやハードコア形式を利用されている」だけです

私が初めて観たのはこのアルバムと「青盤」の間ぐらいの期間の新宿ロフト
録音機材を持ってバッチシ録音にも成功したテープは家宝であります
ってゆーか、この時のライブがあまりにも物凄くて一発で「信者」になり入信させていただきました（ただし在家）。次男が生まれた時も長谷川さんと同じ名前を命名させていただきました。グゥの根も出ないぐらいにぶっ飛ばされましたから仕方ないですね

どれぐらいカッコヨカッタかっつーとショーケン（萩原さんね）の絶頂期、晦日のレイニーウッドの演奏時に飛び入りでステージに上がってきた時ぐらいにカッコヨカッタんであります。長谷川さん（ロンパリやけど）ショーケンにしか見えんかったもん

で、このアルバム、あぶらの中では一番クリムゾンですか、かなりわかりやすくポップな部類（あくまでもあぶら中で）に入り、義務教育の範疇のロック好きな紳士淑女でも楽しんでいただけるんじゃないでしょーか

ハズシ曲無しのベストアルバム的なパーフェクトな楽曲群と技術水準の高さ

勿論歌詞は完璧なる孤高にして絶壁

見たことも無いカッコイイ漢字多過ぎ

色々ありますが、日本唯一絶対無比四面楚歌、あぶらだこ

大空テント師匠同様「わからん人ほっときますよ、義務教育やないんやからね」と言ってます

とんでも無い世界に突入する一歩手前のメジャー第一弾アルバム

義務教育はここまでです

↓アルバム収録曲「翌日」の2004フジロックでの実演が見れます
http://www.youtube.com/watch?v=hiV8AMImyzQ&mode=related&search=