「贖罪」2012年 黒沢清と四人の女優

「贖罪」2012年　
黒沢清/脚本・監督
原作/湊かなえ

2020.5.30(土）
DVD3枚組み　ゲオ宅配レンタル品各55円
小泉今日子関連を借りた中の3枚
一気鑑賞
小泉今日子とゆーよりも
全篇に渡り黒沢節フルスロットル
コイズミさんは印象薄め
女優様それぞれのその時代2011-2012年当時の立ち位置が色濃く反映されてもいます。
蒼井優・小池栄子・安藤サクラ・池脇千鶴・小泉今日子、

でもね最後はラスボス香川照之が全部ひっくり返して持っていきますから
みんなトバッチリ受けただけの印象になりますネ　
いつも通りの破綻はお約束
これは毎度の黒沢節のイイトコロでもあり欠点でもありますが
Vシネマや映画の黒沢清作品一連で慣らされてますから
いつも通り堪能できました。

ホラーは薄目だけど突如ぶっこんでくるんは流石です
小池栄子と安藤サクラのその後の活躍と変化がイチヂルシイので
芋っぽく見えて可愛らしー

とにかく池脇千鶴は素晴らしー
徹頭徹尾黒沢清色全開で、
コイズミさんの印象は黒いパンストのエッチさと化粧乗りの悪さぐらい。
加瀬亮のロリコンっぶりがキレッキレで絶品。
森山未来の薄味変態より加瀬亮のリアリティに軍配上がりました。
全体通しての空気感はVシネマ時代のアレ。
下元史郎兄ィもちよこっと顔出すのが嬉しき。
新井浩文は変質者役を期待してましたが、真面目な刑事役だったのが残念。
多分嶋田久作の滑舌が聞き取りにくいので
新井さんに筋立て説明させたんだと予想します。
安藤さくらは縄跳び上手
しょっぱなの蒼井優＆森山未来パートも
濃い連中が出てきて印象が一番薄まってしまいました
自分的にはハイライトはDISC2ですね
安藤サクラと加瀬亮と池脇千鶴の得濃エネルギーが半端ないです

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贖罪 (双葉文庫) 湊 かなえ 双葉社

 

贖罪 DVDコレクターズBOX(初回生産限定) 小泉今日子 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン (FOXDP)