狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

元紅衛兵と同じ老害活動家

2013-10-22 07:10:10 | 八重山教科書採択問題
 

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執拗に日本に謝罪を求める国は中国と韓国の両国と決まっているが、その中国で、同じ中国人の元紅衛兵とその指導者たちが謝罪をはじめたという。

2013.10.20

 紅衛兵は中国の文化大革命にとって欠かせない存在だった。毛沢東思想に踊らされるまま、実権派と呼ばれる政治家や共鳴する文化人らをつるし上げる。ときにはリンチを加え、権力闘争の片棒を担いだ。精神的に未熟なだけに、恐るべき若者集団だった。

 ▼それから40年以上がたち、その元紅衛兵たちが「被害者」に謝罪を始めているという。北京の中高一貫校では、年老いた元教師8人に集まってもらい「公開の場で傷つけて申しわけない」と謝った。安徽省では母親を密告し処刑させた元紅衛兵の懺悔(ざんげ)が報道された。

 ▼本紙国際面のコラム「上海余話」によれば、このところそうした謝罪報道がしきりだという。元紅衛兵といってもほとんどがもう60代だ。さすがに「若気の至り」では済まない自らの愚かしさに気付いたのかと思った。だが、そう単純ではないらしい。

 ▼ある大学教授によれば、懺悔報道をしている多くは中国共産党の改革派に近い新聞だという。元紅衛兵に文革批判をさせることで、毛沢東路線への回帰の動きを見せる習近平政権を牽制(けんせい)する狙いがある。彼らはまたも、党内権力争いの片棒を担がされているというのだ。

 ▼だが形だけとはいえ謝罪したというのなら、日本にも謝ってほしい人たちがいる。「全共闘」のメンバーもそうである。昭和40年代の大学紛争で、キャンパスを封鎖して「一般学生」の勉学の自由を奪い、ゲバ棒を振り回す。「団交」の名で学長や学部長をつるし上げた。

 ▼全共闘運動を擁護していたのに、研究室を散々に荒らされ激怒した進歩的教授もいた。彼らも元紅衛兵と同じ60代を迎えた。「被害者」たちに対しどんな思いを持っているのだろう。こちらも「若気の至り」では済まされないはずだ

                      ☆

紅衛兵の暴挙は通り一遍の謝罪では済まされないほど罪深いが、興味深いのは産経が指摘するように日本にも「若気の至り」では済まされない暴挙を行った団塊世代が謝罪もなく、のうのうと暮らしているということだ。

定年を迎えた彼らの残党は謝罪どころか、頓挫した「安保反対」「米軍基地撤去」を叫んで先祖がえりをし、老害活動家として迷惑を撒き散らしているので、元紅衛兵よりたちが悪い。

経済学者の池田信夫氏によると、老人は幼児に返るという。

池田氏の世代ぐらいまでは革新勢力が健在で、日教組の先生は子供に空想的平和主義を植えつけた。

定年を迎え社会に影響力をもたなくなった団塊の世代は、反原発デモに参加したりで子供のころの左翼イデオロギーに回帰している昨今である。 沖縄でも反オスプレイ運動や八重山教科書などで騒動を起している連中がそうだ。 彼らは新聞の読者の多数を占めるので、地方紙は彼らに迎合する反日記事を書くのだという。

「”平和教育”は思考停止している」と発言した玉津石垣市教育長に反発・大発狂した勢力は、概ね子どもの頃「平和教育」の名のもとにイデオロギー教育の洗礼を受けた世代だ。

彼らの大部分は元沖教組や元自治労などで、リーダーの洗脳教育を鵜呑みにした「思考停止」をそのまま具現したような面々である。

これは野嵩ゲートで奇声を上げている老害活動家を見れば一目瞭然である。

八重山教科書問題でルール破りの慶田盛竹富町教育長を支援しているのは「平和教育」の影響で「思考停止」どころか「脳ミソ硬化」という不治の病を患った面々だ。

思考停止したらこんな人相になる、という生きた見本をよくご覧下さい。リーダーの高嶋伸欣共同代表が思考停止の典型だ。

沖縄テレビニュース

教育団体 文科省の「是正要求」は不当介入と批判

 

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八重山地区の公民教科書をめぐり、文部科学省が県教育委員会に対して、採択協議会が選んだ教科書の使用を拒否している竹富町教育委員会に是正を求めるよう指示した件で、教育団体はきょう抗議声明を発表しました。

 

沖縄戦の歴史和曲を許さず、沖縄から平和教育をすすめる会高嶋伸欣共同代表「竹富町が違法自治体であるかのようなイメージを全国に広めようとする下村大臣の言動は到底容認できない」平和教育を進める会や教職員組合の代表は、地区内で同じ教科書を使用するよう求めた法律と、教科書の採択権限は教育委員会にあるとする2つの法律の矛盾が解決されていないなかで、竹富町の対応を違法とするのは不当介入だと批判しました。この問題をめぐって県教育委員会は、23日の定例会議で今後の対応を協議します

思考停止した面々を論理で理解させるのは針の穴にラクダを通すより困難だ。

当日記はこれまで繰り返し、竹富町教委のルール破りの言動を批判してきた。

説得は不可能を承知のうえで、「思考停止し面々」に反論を記しておく。

公正であるべき教科書採択で、ルール無視の違法状態をこれ以上放置すれば教育への信頼が根底から揺らぐ。

教育行政の最高責任者たる文科相が、地方自治法による最も強い措置で臨むのは当然である。

平成23年の「8.2協議」に基づく教科書選定で、竹富町のほか石垣市、与那国町の3市町でつくる「八重山採択地区協議会」が、中学公民教科書に育鵬社の教科書を選んだ。

ところが竹富町だけがこれに従わず、東京書籍の教科書の採択を強行した。

「教科書無償措置法」では複数の市町村が共同で採択する場合、協議会をつくって教科書を選定し、同じ教科書を使うよう定めている。

竹富町は同法の採択ルールに明らかに違反するが、竹富町は教育委員会などについて定めた「地方教育行政法」で、採択権限が各教委にあることを根拠に「違法ではない」などとしてきた。

しかし、市町村が教科書採択の協議会を組んで採択する場合のルールは、一般法の地方教育行政法より特別法の無償措置法が優先すると考えるの法解釈の基本だ。

いったん決まった教科書が気に入らないからといって、別の教科書を使うルール破りは教科書採択制度を脅かすものだ。

八重山地区採択協議会が育鵬社教科書を選定したことに対し、沖縄県教委が、やり直しを求めて介入を行ったことが混乱の元凶だ。

違法状態が2年にわたり続いたのは、県教委の不適切な介入や民主党政権が竹富町の違法状態を事実上黙認してきた責任が大きい。

是正要求に罰則規定はないが、竹富町が不服と思うなら、法廷で堂々自分の正当性を論じればよい。

一方の文科省は正常化実現まで、躊躇なくなおかつ厳正に対応してほしい。

【おまけ】

今朝の沖縄タイムス下段にこんな見出しが・・・。

島袋吉和氏出馬へ

名護市長選 野党側が最終調整

ついに沖縄タイムスが最も恐れる最強の候補者の名前が浮上した。

これで「オール沖縄」で「県外移設」の妄想が空中分解した!

参考エントリー:
名護市長選、最強の候補者は島袋氏!

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沖縄県民の会ブログ


 

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2 コメント

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Unknown (東子)
2013-10-22 09:53:44
>地区内で同じ教科書を使用するよう求めた法律と、教科書の採択権限は教育委員会にあるとする2つの法律の矛盾が解決されていないなかで、竹富町の対応を違法とするのは

「特別法」と「一般法」の関係で、矛盾は無いのですけれどね。
閣議決定するまでもない法の常識だったが、さすがの民主党、照屋寛徳衆院議員の質問主意書に「無償措置法が地方教育行政法に対し、部分的に優先するとの見解を示す答弁書を閣議決定」で応えてくれましたよね。
照屋寛徳衆院議員が詳しいはずだが、なぜ黙っているの?
閣議決定もらっていてもそれでも、「法律の矛盾」に原因が、ですか。
ところで、「全教委協の協議の有効性」の主張は、ひっこめたんですね。
裁判で明確に「全教委協の協議の有効性」は否定されていますから、いまさら出せないというところですか。
だったら、それは、それで進歩。
ず~~~っと、山羊汁とステーキの論争をしてましたからね、東書派は(笑)



「社説[教科書是正要求]政治的介入を撤回せよ 2013年10月19日 沖縄タイムス」に問題点が要領よくまとめられている。
http://article.okinawatimes.co.jp/article/2013-10-19_55505

>会長の玉津博克石垣市教育長が非民主的な方法で選定手続きを次々と変更した結果だった。
 (選定手続き変更に竹富町も賛成していますが、何か?)
>育鵬社版は推薦さえされていなかった。
 (調査員の位置付けは?)
>反発した竹富町教委は教科書の採択権限は各教委にあると規定する地方教育行政法に基づき東京書籍版に決めた。
 (無償の教科書は?)
>協議会の答申に強制力はない。
 (無償の教科書を配布できるようにするのが教委の仕事ではないのか?)
>下村氏が竹富町を違法状態というなら同一教科書を使っていない石垣市、与那国町も違法状態である。
 (「全教委協の協議の有効性」の蒸し返し?)
>一連の竹富町教委の行為は先に挙げた地方自治法の是正要求の要件を満たすだろうか。
 (教委は「国地方紛争処理委員会」に不服を申し立てるべし!)
>町教委には何ら瑕疵(かし)はないというべきである。
 (竹富町支持の、従来からの姿勢を県教委は貫こう! 梯子を外しては県教委の名折れ)
>民主党政権は竹富町教委の対応を容認してきた。
 (っんなことはない! 狼魔人日記 http://blog.goo.ne.jp/taezaki160925/e/a884310b6f74879653cb324ec944d963 に詳しい解説あり)
>県教委には事実関係をあらためて検証してもらいたい。
 (これ、一番、望んでいること。県教委が何をしてきたか、何を指示してきたか、はっきりする)
>おのずと竹富町教委の正当性が明らかになるはずである。
 (だと、いいが……)
うなぎ (宜野湾より)
2013-10-22 21:43:23
むかーし東京でよく飲みに連れ回してくれた人は、組合の委員長がうな重を食べているのを見ちゃって目が醒めた、俺の青春返せ(苦笑)って言ってたっけ。

宮本顕治はうな重が好物なことを筆坂秀世が暴露したけれど、三宅久之翁も記者時代に新橋の鰻屋で2段のうな重を食べる宮本顕治に鉢合わせしたエピソードを披露して「共産党は平等なんかじゃないんですよ」。
反資本主義でも反共産主義でもなんでもいいが、平等なんか無い世の中で、働く人の生活をどう上げきれるかって話なのにねぇ。
中核派なんかこんな感じ。
http://www.zenshin.org/nc/okinawa/okinawa.htm

で、
http://www.zenshin.org/f_zenshin/f_back_no13/f2590.htm#a7_2
(7面)の「6.22沖縄集会 在本土沖縄労働者を先頭に労働運動推進誓う」
の中

>沖縄民権の会の座覇光子さんは、最近韓国に旅行して「労働者はひとつ。国籍をなくすと心に刻んだ」と述べました

「新自由主義攻撃」に抵抗するし「現存社会主義国」も打倒っていうけれど、↑おいこれは何だよ。

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