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人類進歩の歴史は環境破壊の歴史という事ができる。
人間は環境破壊をしながらその対価である技術の進歩を享受してきた。
終戦直後の古い映画を見ると、都心の工場の煙突から黒煙が上るシーンが近代化の象徴として描かれている。
人間は、「近代的」工場で製造された商品の利便性を享受する一方で、工場から排出される煙による空気汚染や放出される汚染水による水質汚染を我慢せねばならなかった。
言葉を変えると、人間の進歩は環境破壊と技術進歩の微妙なバランスの上に成り立っているともいう事もできる。
1974年から朝日新聞に連載された有吉佐和子の「複合汚染」が環境問題を告発。 その後単行本として出版されベストセラとなった。 その頃から環境問題がしばしば言及され、内閣公害対策本部⇒環境庁⇒環境省・・・と、国も環境対策に本腰を入れるようになる。 それと同時に別の問題が出始める。
環境サヨクの登場だ。
環境保護団体にイデオロギーが加わると、極端に言えば「環境を守るためには命もいらない」といった考えになる。
環境保護があまりにも行き過ぎると、人間の存在をも無視した形で進んだり、科学の発達をストップさせるべきだなどと考える人も出て来る。
当然のことだが、環境保護は人間のためにも必要なものだが、環境サヨクの主張を聞くと、ただただ自然を守るということだけに視点が行っていることに気がつく。
肝心の人間の生活自体は不自由なものになっても構わないとさえ思える。
近世になって環境破壊の原因にとてつもないものが加わってきた。
戦争という環境破壊だ。
戦争による環境破壊を防ぐために防衛省があり、具体的に言えば侵略者に対する抑止力がある。
わが国は侵略国に対する抑止力として日米同盟を結び、その合意の下に現在辺野古移設を実行中である。
翁長知事は訪米行脚が大失敗に終わったので、次の抵抗手段として「環境破壊」を全面に打ち出してきた。
今朝の沖縄タイムスの一面と社会面トップを大見出しを「環境破壊」で飾っている。
■一面トップ
新種確認せず着工
辺野古埋め立てで国方針
希少種相次ぐ大浦湾
■社会面トップ
基地埋め立て新種ごと
名護・大浦湾 研究者「調査を」
国、生物多様性を軽視
関係者によると、防衛局は(1)情報が限られるため新種の発見が難しい(2)調査自体が生態に悪影響を与える可能性がある-などとして、発見者へのヒアリングや論文での確認などにとどめる方針。
現地での確認調査はせず新種の生息位置を推測し、埋め立て事業を進める中で可能性のある種が見つかれば、工事の影響を「最小限に抑えた上で適切に対応する」とした。
一方、同じ国機関の沖縄総合事務局が事業者で、過去にヒメメナガオサガニなどの新種が発見された沖縄市泡瀬沖合の埋め立て事業では、周辺海域で新種の発見情報があればその都度、現地でその種に特化した環境監視調査を行っている。
大浦湾は2007年以降、少なくとも論文発表された「新種」が12種、論文発表に至っていない「未記載種」が3種、日本で初めて生息が確認された「国内初記録」が6種、見つかった。新種のうち、大浦湾でしか生息が確認されていない生物は「オオウラコユビピンノ」など4種に上る。
これら新種などは防衛局による環境影響評価(アセスメント)の調査以後に見つかり、アセスで考慮されていない。
研究者約4千人が所属する日本生態学会など自然史研究に携わる19の学会は14年に、新種が相次いで発見されていることを踏まえ、防衛省などへ再調査を要望した。
日本自然保護協会の安部真理子さん(海洋環境学)は「発見された新種の分布や生活史の調査は十分でなく、加えて発見にさえ至っていない種がいる可能性もある。埋め立てられれば、この全てを闇に葬ることになりかねない」と警鐘を鳴らした。
☆
そもそも、環境破壊を防ぎ本当に地球にやさしくするのなら、人間はこの世に生きていけなくなる。
なぜなら、人間は生きている限り、モノを作るために有害な物質を出す。 移動手段として自動車や航空機を使うので、地球は汚れる一方である。
そして戦争を防ぐためには、最小限の環境破壊を我慢してでも「抑止力」に力を注ぐべきである。
なぜなら、戦争こそが人類による最大・最悪の環境破壊であるからだ。
環境学者は闇雲に環境保全を叫び、
憲法学者は護憲を叫ぶ。
夫々、メシの種が消えると困るからだ。
琉球新報 2015年6月10日 5:03
翁長雄志知事は来週にも都内でケネディ駐日米大使と初めて会談する方向で最終調整に入った。19日を軸に調整を進めている。オバマ大統領と直接のパイプを持つケネディ氏に会い、米軍普天間飛行場の辺野古移設計画の見直しを求めるとみられる。
ケネディ氏は23日に糸満市摩文仁の平和祈念公園で開かれる沖縄全戦没者追悼式に出席する意向。県関係者によると、大使の来県時の会談も模索された。しかし、戦没者の追悼を目的とするケネディ氏の来県に合わせて初会談を設定し、県と日米両政府が対立する移設問題で踏み込んだやりとりをするのは好ましくないと判断した。
23日の前に知事が上京して初会談をし、辺野古新基地建設を断念するよう県の考えを伝える方向で調整している。
県関係者は初会談について「知事がこれまで述べてきた考え方をあらためて伝えることになる」と述べ、普天間問題が議論の対象になるとの見通しを示した。
☆
翁長知事は、2週間後に迫った慰霊の日の戦没者追悼式に、ケネディ大使を、出席要請するものとみられる。
その上で、翁長知事は、オバマ大統領と太いパイプをもつとされるケネディ大使に、普天間基地の移設計画に反対する県の立場を直接説明する考えだ。
ケネディ大使との会談をめぐって翁長知事は訪米前の5月に実現を目指していたが、大使館側が難色を示していた経緯がある。
ケネディ大使としては、できれば面会拒否したい心境だが、慰霊の日の式典に参列したら断るわけには行かない。
今回の会談にはケネディ大使としても、慰霊の日に、沖縄で初めて翁長知事と会うのを避ける狙いがある。
日米首脳会談や2プラス2会談で日米同盟の結束を再確認しており、訪米した翁長知事に対しては、米国務省、国防総省から「ノー」と明確に拒否されている。
ストーカー翁長が、ケネディ大使に辺野古移設の見直しを要請したからといって、万に一つも受け入れられるはずはない。
「ノー」の回答をしてプロ活動家たちの罵声を浴びるより、東京で会談をするケネディ大使の考えは正解である。
☆
【おまけ】
ネットから拾ったコメントです。

今日(9日)産経新聞の編集日誌から(..)
産経新聞さ~ん、これからも沖縄の偏向マスメディア(八重山日報は除く)が報道をしてくれない正しい情報をよろしくお願いいたしますm(__)m
9日付産経新聞■編集日誌 翁長知事の監視役は…■...
http://www.sankei.com/…/co…/news/150609/clm1506090005-s.html

ジュゴンは辺野古に住みついていないことが明らかになったから、ジュゴン退場?
代わって、いるかいないか不明の「新種」(苦笑)
何種類見つけたら全部の新種を発見したことになるのか、研究者や環境保護団体は答えられるか?
何年探しても1種も見つけられなかったら、調査がいい加減なのか、新種はいないのか、単に運悪く新種に出会えないのか、その判別方法を研究者や環境保護団体は答えられるか?
答え無しに、無限ループに入るような新種発見に公共の福祉は、止められない。
自然界にMERSが居ることは、人間が理由を知らないだけで、実は地球環境にとても重要なことをしているのかもしれないんだ。
でも、人間が死ぬとわかれば、退治する。
これだって、環境破壊だ。
一見平和的に燃える「脱ぐ動物愛護」で、有名なPETAは、その軟派な表向きとは裏腹に、ELFやALFの活動家を支援したり、動物シェルターに集まるペットを大量に殺処分するなど、ひどい一面を見せています。
最近の例でいえば、小笠原のサンゴを壊滅させた中国漁船に対して、一切非難しない環境保護活動家が、辺野古だけを大騒ぎする姿は、陰に誰がいるのかを想像させます。
中国に侵略されれば、沖縄も環境破壊されることが容易に想像できますが、そういう危機には目をつぶるのですね。
http://www.honmotakeshi.com/archives/45112578.html
県外石材使用の制限ってやつも、金秀への利益誘導との疑惑が。
地球が滅びるまではあと20億年くらいはあって、その時は太陽が関係しているらしい。
20億年の間にヒトが滅びて単細胞生物からやり直す時間がたっぷりある。
辺野古でもどこでも動植物が大切なのは当たり前として、「辺野古の貴重な生き物ガー」の主張が、動物の移動能力を全く考慮しないのはどういうわけ(すっとぼけ
植物だって環境が暖かくなれば北上し寒くなれば南下するけど?
我が国の何かを守ったり、そのために何かを実行したり、何かに賛成したり反対したりできるのも、我が国日本があってのこと。
もしも日本国が無くなるなら、それを齎し成り代わろうとしているのは、もともとチベット域内が住処だったジャイアント・パンダを我がものにした上に数を減らしながら時に政治利用し、先進国日本が失敗と勉強の末に獲得した環境保全の技術・ノウハウを供与してもそれを実行すると金が掛かるという理由で使わずに自らの国土と河川海洋を汚染し続ける、中共なんだけれどねぇ。
飢えの中で必死に暮らす子供たちをテレビで観て泣けた後でも、私たちヒトはお腹が空けば何食べようかなーと考える矛盾をもともと持っていて、自分の生存や自由が懸かれば自然に、あるいは複雑さを抱えながら優先順位をつけて何かを選んでいるし、大きな枠組みのことになるほど、多くの人が「いろいろあるけどマシなのはこれかな」とか「今はそれで仕方ないさ」と選んでいく中で、ワザとか天然か、極めて単細胞のままの人たちがいるね。
辺野古で「知事の態度軟化」
http://hijai.ti-da.net/e7293451.html
>英大手経済誌エコノミストは14日発売の最新号で、翁長知事が態度を軟化させていると報じている。
>辺野古で「知事の態度軟化」英誌報道
>2015年2月22日 10:22
>【平安名純代・米国特約記者】英大手経済誌エコノミストは14日発売の最新号で、米軍普天間飛行場の辺野古移設計画が「ヤマ場を迎えている」と報じた。計画に反対し、陸上と海上で抗議する市民らが排除される傍らで日本政府が着々と工事を進めているのに対し、翁長雄志知事の行動の遅さを指摘している。
「平安名純代」
>沖縄二紙が決して書かない、また書きたくない記事である。それを「平安名純代」が報告している。
かなり古い記事なのですが、今読んでも色あせていません。
>同誌は、翁長氏は辺野古反対を公約して地滑り的勝利で当選したものの、「米政府関係者と基地反対の運動家の両方が、翁長知事はすでに態度を軟化させているのではないかと指摘している」と紹介。仲井真弘多前知事による辺野古埋め立て承認に法的な問題がないかを検証する第三者委員会の初会合が6日に開かれたが、「検証委の一人は、翁長氏が辺野古の計画を特に憂慮しているわけではない保守的な法律家を多く指名し過ぎた可能性があると不安に思っている」と内側の懸念の声も伝えた。
「平安名純代」
> 「保守的な法律家を多く指名した」というのを沖縄二紙は一度も報道しなかった。意外な報道である。
これについては、結局革新系が多い構成になったと記憶しています。
>翁長知事自身は辺野古移設に反対でもなければ賛成でもない。辺野古移設反対を公約にすれば選挙に勝つことができるから辺野古移設反対を公約にしたのである。辺野古移設反対を主張したのは革新票が欲しかったからである。
私の目にも、そうとしか思えない今日この頃です。
>一方で、反対の声に耳を傾けない日本政府が工事を進めていることから「委員会が結論を出す夏ごろには、阻止した場合に支払わなければならない賠償金額を考えると、翁長氏もたじろぐほどに建設が進んでしまうかもしれない」と予測した。
「平安名純代」
>それは翁長知事の望んでいることである。翁長知事にとって重要なことは革新の支持を失うことである。革新の支持さえ失われなければ工事が進んでもかまわないのだ。
ヒジャイさんは、ずっとこの指摘を繰り返してきましたが、私は説得力のある指摘だと思っています。
>それは翁長知事の望んでいることである。翁長知事にとって重要なことは革新の支持を失うことである。革新の支持さえ失われなければ工事が進んでもかまわないのだ。
>革新の支持を失わないにはどうすればいいか。それは工事がどんどん進んでも辺野古移設反対を声高に言い、県外移設を主張し続けることである。辺野古移設阻止にあらゆる手を尽くしていることを革新にイメージしてもらうことである。翁長知事とってイメージさせることが大事であって本当に辺野古阻止のためにあらゆる手を使うことが大事ではない。
>翁長知事にとって望ましいのは辺野古工事が進ないことよりむしろどんどん進むことである。どんどん進んでどんなに反対しても辺野古移設は現実になるのだと革新が認めるようになれば、翁長知事は辺野古移設反対を声高に言わなくてもよくなる。そんな状況になっても革新支持を維持できるか否かが翁長知事にとって重要な問題であるのだ。
翁長知事という人は、小沢一朗氏張りの「選挙のプロ」であり、「究極のポピュリスト」ですからね。
もっとも、今のままだと、小沢氏と同様に県民からの信頼を失墜して、今の小沢氏と同じ命運を辿る気しかしていません。果たして大丈夫なのでしょうか?