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沖縄タイムス 2007年11月8日(木) 朝刊 1面
専門家から意見聴取へ/日本史小委
沖縄戦 審議公開も議論
【東京】沖縄戦「集団自決(強制集団死)」への日本軍の強制を削除した教科書検定問題で、教科書会社からの訂正申請を受けて記述を再審議する教科用図書検定調査審議会の日本史小委員会が五日に開かれていたことが七日、分かった。関係者によると、審議に際して沖縄戦の専門家から意見を聞く必要性で一致。二〇〇六年度の審議会が検定意見の決定過程で密室性が強かったとの批判を受け、審議の公開の在り方も議論した。訂正申請後、同委員会が開かれたのは初めて。
沖縄戦専門家の選定は現在、四―五人の候補が挙がっており、最終的な人選を委員長に一任することになったという。
五日の日本史小委は、〇六年度の教科書検定で検定意見が付いた五社のうち、二日までに四社が訂正申請を終えたことを受け、「予備的な会合」(関係者)として開かれた。記述内容の審議はまだ始まっていないという。十一月中に再度、会合を開く見通しだ。
同小委での結論は、審議会の第二部会(社会科)を開いて決定する段取りも確認した。
「集団自決」記述に関する訂正申請は、一日に東京書籍と実教出版が文部科学省に初めて提出。二日には清水書院と山川出版が申請した。
教科書会社関係者によると、文科省は五社に対して「五日までに申請してほしい」と要望していたが、七日時点で三省堂がまだ申請していない。
◇
>審議に際して沖縄戦の専門家から意見を聞く必要性で一致。
>沖縄戦専門家の選定は現在、四―五人の候補が挙がっており・・・
ここで言う「沖縄戦の専門家」が何を意味するのか不明だが、
少なくとも左翼新聞・沖縄タイムスや琉球新報で偏向記事を書いている「左翼学者」はこの概念には該当しない。
彼らは学者・専門家と称してはいても、やっていることは「政治活動」でありその言動はアジテーターそのものである。
沖縄2紙の記事を調べれば、その「証拠」探しは容易だろう。
【東京】沖縄戦「集団自決(強制集団死)」への日本軍の強制を削除した教科書検定問題で、教科書会社の執筆者や編集者でつくる「社会科教科書執筆者懇談会」は七日、文部科学省で記者会見し、同省に(1)訂正申請された記述の受け入れ(2)検定意見の速やかな撤回―などを求める声明を発表した。検定意見の決定に強い影響力を持つ教科書調査官と、教科用図書検定調査審議会委員の人選の透明化・公正化など、検定制度の改善を文科省に求めていく考えも盛り込んだ。
声明は執筆者や教育研究者ら十七人が呼び掛けて作成した。
「集団自決」に関する二〇〇六年度の教科書検定で、文科省が検定意見の根拠に大阪で係争中の「『集団自決』訴訟」を挙げていることを指摘。「係争中の裁判での一方の側の主張を教科書に記述してはならないと言ってきた、文科省自身のこれまでの言明とも明らかに反する」と批判している。
記者会見した執筆者の石山久男さんは「訂正申請がきちんと受け止められることと、訂正申請によって検定意見の撤回があいまいにされないよう願っている」と述べた。
子どもと教科書全国ネット21の俵義文事務局長は、一九九一年度の検定で教科書に引用された著書の記述に検定意見が付き、後に文部省(当時)が作者に謝罪した事例などを報告。「文科省は『制度上、検定意見の撤回はできない』と言うが、事実上、撤回した経緯はある」と指摘した。(沖縄タイムス 2007年11月8日)
◇
南極点に立てばどの方向も北になる。
「左極点」に立てば全ての方向は右になる。
教科書業界から見れば世の中の物すべてが右に見えるのだろう。
教科書業界は左翼の巣窟だと言われて久しい。
それもそのはず、教科書の大御得意さまはサヨクの巣窟日教組。
となれば教科書業界がサヨクの巣窟になるのは自然の成り行きだ。
教科書会社と日教組の関係は、
経済学でいう需要と供給の法則を示す生きた例だ。
重複引用で恐縮だが、読者から次のようなコメントが入った。
教科書会社は左翼の巣窟 (ライダー) |
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2007-04-02 10:02:27 |
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恥ずかしながら以前教科書会社に勤めておりました。 おっしゃるように、。ほとんどの教科書会社は左翼の巣窟です教科書会社が所属する出版労連は共産党の支持母体です。10年以上前ですが、マスコミにたまに登場する俵義文とかいう男が偉そうに「講義」にきていました。この男もある教科書会社の社員でしたが、仕事そっちのけで政治活動をしているようでした。新入社員は赤色でなくても、こんなところにいたらみんな赤色に染色されてしまいます。自分も新入社員だったころ、いきなり社長室に向かってシュプレヒコールをやらされたときは正直ドン引きでした。でも教科書会社の編集者は二流ですので、執筆者および日教組のいいなりですから、文部科学省がきちんと検定で取り締まってもらえればいいと思います。教科書会社は、だいたい印刷会社がバックについているところが多いのですが、組合が強いために人件費が高く経営状態はどこも悪いはずです。つぶれるところも出てくるのではないでしょうか。それでは、失礼いたします。日本のためにがんばってください。応援しております。 |
やはり教科書業界は左翼の巣窟だった。
だが、左翼マスコミと連動した教科書業界は常に次のようなイメージで国民の前に現れる。
「教科書執筆者がまじめに歴史の事実を記述しようとしても、常に国の壁が立ちはだかり無念の涙を飲む」
「教科書検定意見書はまじめな執筆者に記述削除あるいは訂正を迫る」
教科書執筆者にはマルクス主義史観で凝り固まった人が多い。
10月1日の町村官房長官の次のコメントに左翼執筆者に対する憂慮が表れている。
≪教科書の中身というものがそのときどきの政治的な思惑によって動かされることがあって本当にいいんだろうか。我々自民党の立場からすると、マルクス・レーニン主義によって、あるいはマルクス・レーニン主義者を自ら認めているような教科書の執筆者によって書かれたものが率直に言って不満に思ったことはずいぶんあります。しかし、それでも自由民主党としては、これは教科書検定という制度の中で認められたものだから、ということでそれ以上のことはいいませんでした。≫
教科書執筆者は「集団自決」検定意見には批判的な人が多い。
当日記はこれまで次のように主張してきた。
「歴史教科書の記述は市民運動で決めるのではなく、学者・専門家の議論・検証に委ねるべき」
では教科書執筆者も多いという「歴史教育者協議会(歴教協)」に検証を委ねればとも思うが、
この団体はマルクスレーニン主義者の集まりだというから驚く。
それに日教組の社会科の教師が集まったとなると、全ての歴史はマルクス史観の色眼鏡を通して判断される。
この集団は「マルクス史観」の研究団体ではあっても、まともな歴史研究団体ではない。
いや、むしろ「政治団体」といったほうがその名に相応しい。
>記者会見した執筆者の石山久男さんは「訂正申請がきちんと受け止められることと、訂正申請によって検定意見の撤回があいまいにされないよう願っている」
執筆者の石山久男氏が左翼団体歴史教育者協議会委員長であることを報じる新聞はない。
>子どもと教科書全国ネット21の俵義文事務局長は・・・
「子どもと教科書全国ネット21」が子どもの名を騙った左翼団体であることはクリックしてみれば一目瞭然。
今回の検定意見は教科書のマルクス主義史観の記述からバランスの取れた記述への変更であり、
検定意見の妥当性は実は執筆者自身が一番承知している筈だ。

