狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

沖縄タイムスの捏造報道、森本氏の「抑止力論」に

2015-06-19 07:10:54 | 普天間移設

 

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木を見て森を見ぬ学者馬鹿が集団自衛権の行使を、違憲だと騒いでいる。

これを受けた民主党の岡田代表が「集団自衛権は不要」などと発言するに至った。

憲法を守るためには国が滅びても良いというわけだ。

 

■軍事専門家にも学者ばかがいた。

民主党政権時代、学者(拓大教授)から防衛大臣に抜擢された森本敏氏の発言が話題になっている。

森本氏の退任間際の発言が、次のように一人歩きし、左翼陣営の「海兵隊不要論」の根拠となった。 

元沖縄タイムス記者の屋良朝博氏などは、森本氏の発言を論拠に、海兵隊が沖縄に存在する地理的優位論は「嘘だらけ」(【おまけ】参照)として、あたかも米海兵隊が沖縄に存在しても「抑止力はない」かのような印象記事を書きまくっていた。 

森本発言を安全保障の専門家である学者の発言として、稲嶺名護市長も「県外移設」の根拠に引用してきた。

学者バカの森本大臣も、発言に気をつけるべきだった。 

森本氏は、見事に言葉尻を捕らえられ「海兵隊が沖縄に存在しても無用の長物」と発言したかのように報道されてきた。

5月30日放映の朝まで生テレビに森本敏氏と屋良朝博氏が出演すると聞いて森本発言の真意を探るべく、眠いのを我慢して見た。

朝生・動画】朝まで生テレビ 2015年5月30日 150530 沖縄基地問題と日本

番組中、森本氏が自身のかつての発言の本旨を説明し、流布している「海兵隊不要論」を否定した。

会場の学生風の若い男性から、屋良氏に対し「沖縄における米海兵隊の抑止力」について質問があった。

「在沖米海兵隊不要論」の急先鋒といえる屋良氏が、森本氏に真っ向から反論するかと思ったが、意外なコメントが返ってきた。

ちなみに森本氏は、「米海兵隊の抑止力は沖縄がベストだが、沖縄に近い九州のどこかなら抑止力が多少は落ちても移設は可能」という発言していた。 つまり海兵隊を沖縄に置くか南九州に置くかの抑止力の違いは、100%かゼロかの議論ではなく、ベストかベターかの議論だというのだ。

ところが屋良氏は「抑止論にはいろいろある」などと最初から及び腰。

結局、「抑止力の有無は神学論争」などと逃げてしまった。 

屋良氏は通常、軍事オタク丸出しで、軍事用語の羅列で相手を煙に巻くのを得意にしている。

ところが、軍事専門学者の森本氏が相手では逃げるが勝とでも考えたのだろう。

そこで昨日の沖縄タイムスの記事である。

在沖海兵隊「九州でも抑止力」森本元防衛相2015年6月18日 10:51

  • 森本元防衛相が、海兵隊の抑止力は沖縄以外でも機能すると説明
  • 沖縄がベストとする一方、軍事的に「九州でもやっていける」
  • 普天間の県外移設が難しいのは政治的理由と明かした

森本敏元氏森本敏氏

【東京】森本敏元防衛相は17日、日本記者クラブで会見し、在沖米海兵隊の抑止力について、対中国を念頭に「沖縄に(海兵隊基地が)あることがベストだが、九州の南や西半分のどこかであれば抑止機能は落ちるが何とかやっていける」と述べ、沖縄駐留の軍事的合理性を否定した。

 森本氏は、長崎県の佐世保基地など九州の南西地域を念頭に、米海兵隊の(1)地上部隊と揚陸艦(2)飛行部隊(3)後方支援部隊-の三位一体の戦力が発揮できる場所であれば抑止機能は維持できると説明。

 戦略的に沖縄は効果的な場所だとした上で、「沖縄の隣の鹿児島なら抑止力にならないというのは、軍事的にはナンセンスだ」と述べ、政府が従来説明する抑止力維持のためには「辺野古が唯一の選択肢」との説明を間接的に否定した。戦略的な効果は落ちるものの適地はほかにもあるとし、「沖縄でなければならないという理由はない」とも述べた。

 一方、自身が民主党政権で防衛相を務めた際に、移設候補地として検討した徳之島案は「政治的に無理だった」と話した。「日本は報道が出ると反対者が出てつぶされる。政治的に無理というのはそういう意味だ」と述べ、沖縄駐留は軍事的な必要性ではなく、県外で受け入れてくれる場所がないためだとした。

 一方、安倍政権がほかの候補地を探す政治的な努力をしているか、との問いには答えなかった。

               ☆

>、在沖米海兵隊の抑止力について、対中国を念頭に「沖縄に(海兵隊基地が)あることがベストだが、九州の南や西半分のどこかであれば抑止機能は落ちるが何とかやっていける」と述べ、沖縄駐留の軍事的合理性を否定した。

さすがの沖縄タイムスも屋良元記者の「地理的優位論は嘘だらけ」には同意しないが、ここでも捏造記事を書いている。

記事を読む限り、森本氏は「沖縄駐留の軍事的合理性を否定」してはいない。

いや、むしろ軍事的にはベストだと発言している。

九州の南でも沖縄より抑止力は落ちるが、19年も模索した結果受け入れる場所がないので、政治的には辺野古しかない、と言っているに過ぎないのだ。

琉球新報も大同小異だが沖縄タイムスのようなあからさまな捏造記事は書かず、印象操作に止まっている。

普天間移設先「九州の南、西は可能」 森本元防衛相が持論

琉球新報 2015年6月18日 7:31 

 【東京】森本敏元防衛相は17日、日本記者クラブで会見し、米軍普天間飛行場の移設先について「九州の南、西半分のどこかにあれば、抑止力は落ちるが、何とかやっていける」と述べ、軍事上は県外移設が可能だとの認識を示した。森本氏はこれまで、海兵隊の陸上、航空、後方支援部隊をまとめたMAGTF(マグタフ=海兵空陸任務部隊)が「日本の西半分のどこかに、機能する状態ならば(普天間の移設先は)沖縄でなくてもよい」との認識を示していたが、より踏み込み、九州の南方と西方を移設可能な場所として初めて言及した形だ。
 森本氏は「沖縄だったら抑止力だ、隣の鹿児島県なら抑止力にならない、そんなことがあり得るのか。軍事的にはナンセンスだと思う」と指摘した。九州の南方、西方への移設が軍事上可能な理由として「陸上連隊と揚陸艦、飛行部隊、後方支援部隊が三位一体となって戦力を発揮できる」とし「そこ(九州)から東側は明らかに中国から見たら(米軍が)引いていった、出てこないと思われる」との持論を展開した。
 一方、民主党政権時に全国各地の候補地を検討したことを強調した上で、県内移設の利点として「抑止をするときに、戦略的に効果的な場所にある」との考えも示し、政治的な観点を含めると沖縄が効果的だとの考えも述べた。
 防衛相在任中に移設候補先として上がった鹿児島県徳之島への移設について「報道が出ると反対者がどんどん出てきてつぶされる。だから政治的に無理だ」と説明した。その上で「政治的に円満に解決し、どうぞ使ってくださいという県があれば(県外移設の)交渉の余地がある」との考えを示した。

             ☆

東子さんのコメントを引用する。

 「普天間移設先「九州の南、西は可能」 森本元防衛相が持論 2015年6月18日」
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-244450-storytopic-3.html

>米軍普天間飛行場の移設先について「九州の南、西半分のどこかにあれば、抑止力は落ちるが、何とかやっていける」と述べ、軍事上は県外移設が可能だとの認識を示した。
>九州の南方、西方への移設が軍事上可能な理由として「陸上連隊と揚陸艦、飛行部隊、後方支援部隊が三位一体となって戦力を発揮できる」とし「そこ(九州)から東側は明らかに中国から見たら(米軍が)引いていった、出てこないと思われる」との持論を展開した。
>県内移設の利点として「抑止をするときに、戦略的に効果的な場所にある」との考えも示し、政治的な観点を含めると沖縄が効果的だとの考えも述べた。

「普天間移設先『九州の南、西は可能』」の理由を述べても、なぜ「抑止をするときに、戦略的に効果的な場所にある」辺野古より、「抑止力は落ちるが、何とかやっていける」辺野古以外にしなければならないかの理由を述べていない。

理論上の可能性だけなら、憲法学者の「違憲」で、お腹いっぱいだわ。
理論を踏まえつつ、現実的な解決が求められるのが、政治家

 

森本氏も翁長知事と会談したシャーツ米上院議員や米国務省に見習って、発言直後声明を発表して沖縄2紙の捏造報道に釘を刺すべきだった。

 【おまけ】

2014/03/28 【大阪】元沖縄タイムス論説委員、米軍基地問題巡る「本土の言説」批判~「抑止論も地理優位論も嘘だらけ

海兵隊配備先を「沖縄」に固執する本当の理由

 実際の有事では、長崎県の佐世保から航空母艦がやってきて、沖縄の海兵隊やオスプレイを運ぶことになる、と屋良氏。「政府が言うように、朝鮮半島や台湾海峡をにらんで、沖縄に米軍基地を置くのなら、地理的優位性がもっと高まる佐世保、佐賀、福岡に、なぜ、基地を移さないのか」。こう述べると、元防衛大臣の森本敏氏(拓殖大特任教授)が、2012年12月の会見で行った発言を、次のように紹介した。

 「多分、記者から、沖縄に米海兵隊を置く理由を問われたのだろう。森本氏は『日本の西半分で、MAGTF(米海兵隊空陸任務部隊)が完全に機能する状態であれば、沖縄に配備しなくてもいい』としている」。

 また、会見で森本氏は、こうも述べたという。「政治的に許容できる地域が、沖縄しかない。つまり、軍事的には配備先は『沖縄』でなくても構わないが、政治的には、沖縄が最適の地域である、という結論に達するのだ」。

 屋良氏は、これら森本氏の発言を基に、日本政府の本音を、このように推察してみせた。「沖縄の米軍基地は、沖縄の人たちが許容したわけではないが、すでに存在する以上、移設しようとしても、移設先住民の反発に遭う。政府は『そんな政治的リスクを負うわけにはいかない』ということだろう」。【IWJテキストスタッフ・富田/奥松】

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Unknown (東子)
2015-06-19 09:19:26
>森本氏も翁長知事と会談したシャーツ米上院議員や米国務省に見習って、発言直後声明を発表して沖縄2紙の捏造報道に釘を刺すべきだった。

そこが、政治家と学者の違いでしょうね。

だいたい戦力の配備はアメリカにあり、日本は対等に意見する立場にない。
ましてや、全世界的な戦略を安倍総理だって聞かされているはずはなく(だから、尖閣防衛は日米同盟の中に入るのか入らないのか、問題になる)、それなのに「そこ(九州)から東側は明らかに中国から見たら(米軍が)引いていった、出てこないと思われる」と3、4年前からの自論展開。
お歳を召したなぁっと思った。


これからは、無人機の時代。
ビルの一室でモニター見ながら、ポテチつまみながら、肉体的訓練を受けていない人が、爆撃機を操る時代。
辺野古は100年もつ基地だと翁長知事は騒いでいるが、100年後もあそこに基地が必要かといったら、不要でしょう。


じゃー、なぜ今、辺野古に?
早急な普天間の危険除去のための一時的なオスプレイ駐機場よ。

なんか、小川和久氏が「良い案、思いついた!」みたいに


「「経済効果1兆円」 前泊氏、嘉手納返還で指摘 参院沖特委 2015年6月18日」
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-244453-storytopic-4.html

>軍事アナリストで静岡県立大学グローバル地域センターの小川和久特任教授は「基地の一角に50機ほどが置ける仮のヘリベースができれば(普天間は)閉鎖できる」と指摘した。
>移設先はその後決めることも可能との見方を示した。

と言っていますが、まさにその(シュワブ)基地の一角に50機ほどが置ける仮のヘリベースを作っているのよ。

まず、辺野古に移設して、嘉手納以南の基地を統廃合して、そのころには、更に兵器の進歩で小型化、長距離化、低燃費化が進んで、もっとコンパクトな基地で良くなると思うわ。
兵器の進歩に合せて、どんどん基地縮小できるしょって、アメリカに迫ればいいのよ。
Unknown (東子)
2015-06-19 09:20:31
「辺野古サンゴ調査、国の米申請資料要求 知事が再度訴え 2015年6月19日」
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-244488-storytopic-3.html

>潜水調査を実施した沖縄防衛局に対し、防衛局が米軍に提出した申請資料の提供を求める
>同局と県の立ち入り申請内容の相違点を文書で説明することも求めた

どんな書き方したら、許可が出たかってことね。
で、同じ書き方をして申請して
  米軍「運用の妨げ」
  沖縄県「日米地位協定がーーーっ、沖縄の主権を阻害しているーーっ」

そして、許可しない理由に、その理由がでる理由を言え、とな。

「その理由がでる理由を言え」で言った理由に対して、また「その理由がでる理由のでる理由を言え」と、無限ループ。
時間稼ぎに、もってこいね。

こんなことをしていれば、7月は、ほらそこに。


>沖縄防衛局が臨時制限区域などに設置している浮標灯(ブイ)や浮具(フロート)に関して、翁長知事は本体工事前に撤去する必要があるとあらためて主張した。

危険だから、ここより中へ入るなって、普通の工事現場で塀があるでしょ。
「本体工事前には撤去する必要がある」???
何を根拠にって逆質問されるわよ。
そして、答えれば、「その理由がでる理由を言え」って言われるかも(がははは)
Unknown (東子)
2015-06-19 09:21:32
「痛み「70年消えたことない」=戦争被害、国に謝罪求める―沖縄戦訴訟・地裁 2015年6月17日」
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20150617/Jiji_20150617X827.html

沖縄戦訴訟は、南洋戦訴訟と一対をなす↓。


「民間戦争被害者、統一原告団を結成 謝罪と賠償求める 2013年10月13日」
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-213750-storytopic-1.html

>昨年提起された沖縄戦被害訴訟と、ことし8月に提起された南洋群島の戦争被害訴訟の両原告団の上部組織として「統一原告団」を結成した。
>「統一原告団」は両原告団をより効率的に運営するのが狙い。
>名称は「沖縄戦被害・南洋戦被害国家賠償統一原告団」とし、団長には沖縄・民間戦争被害者の会の野里千恵子団長(77)が就任した。
>瑞慶山茂弁護団長は「裁判の目的は戦争をした国に謝罪と補償を求め、それを通じて恒久平和を確立することだ。法廷の外でも大きな世論をつくっていきたい」と話した。


「沖縄戦」訴訟
  那覇地裁(酒井良介裁判長)
  弁護団長:瑞慶山茂弁護士
  訴訟原告団長:野里千恵子氏
  賠償金:1100万円
  母の一緒にと言う言葉を聞かず父が引き揚げ船に家族を乗せた。
  パラオからフィリピン、台湾を経て引き揚げる途中、マラリアや栄養失調で母やきょうだいなど家族4人を失った上原和彦さん(2013/11/14 75歳)現在=南城市=は6歳の時にグラマン機に狙われて機銃掃射をあびた記憶が「今でもフラッシュバックし、生涯忘れることができない」と言います。
  上原さんの父親(引き上げ後、父と会えたのですね)は戦後に援護法に基づき補償を申請したが、役場の担当者に「台湾では戦争はなかった」として認められなかったという。

「南洋戦」訴訟
  那覇地裁(鈴木博裁判長)
  弁護団長:瑞慶山茂弁護士
  訴訟原告団長:野里千恵子氏
  賠償金:1100万円
  宮古島市下地上地で生まれ育った豊見山貢宜さん(2015/03/05 76歳)=南城市=は、6歳のころ日本軍に飛行場建設作業を強制され、米軍機から攻撃を受け、両足4カ所に弾が貫通する重傷を負った。
  2000年に援護法適用を申請したが、宮古島市では地上戦がなく軍属には当たらないとして却下された。


沖縄戦訴訟は、南洋戦訴訟と一対をなすから、共通点が多いのはわかるが、原告に氏名は違うが、年齢、住所、「体験」が似た人がいる。



【参考】
訴訟原告団長:野里千恵子氏は、4月28日を「屈辱の日」と呼ぶ人。
宮古島の(陸軍、海軍共に)飛行場は終戦の1年前の昭和19年9月までに完成していたと思う。

「東京大空襲巡る損賠訴訟」の弁護士でもある瑞慶山茂弁護士は、「東京大空襲巡る損賠訴訟」や「大阪大空襲訴訟」で勝利すれば、「沖縄戦訴訟」と「南洋戦訴訟」の勝利に繋がると言っていたが、完敗というたいへん残念な結果に終わっている。


「東京大空襲巡る損賠訴訟、被災者らの敗訴確定 2013/5/9」
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG0901Z_Z00C13A5CC0000/

>最高裁第1小法廷(横田尤孝裁判長)は9日までに、原告側の上告を退ける決定をした。
>一審・東京地裁判決は「当時の日本国民のほとんどが何らかの形で戦争被害を負っていた。裁判所が救済基準を定立し、選別することは到底困難」と指摘。
>「立法を通じて解決する問題で、違憲とはいえない」として原告の請求を棄却した。
>二審・東京高裁判決も支持した。


「大阪大空襲訴訟、原告の敗訴確定 最高裁、上告退ける 2014年9月17日」
http://www.asahi.com/articles/DA3S11353665.html

>最高裁第一小法廷(横田尤孝〈ともゆき〉裁判長)が11日付の決定で、原告側の上告を退けた。
>11年12月の一審・大阪地裁判決は「戦争被害に対する補償は国会の広い裁量に委ねられる」と指摘。
>「軍人らへの補償との差が明らかに不合理とは言えない」とし、請求を退けた。
>13年1月の二審判決は、過去の最高裁判決で示された「戦争被害は国民が等しく耐え忍ばねばならない」とする「受忍論」を引用。
>一審の判断を支持していた。
Unknown (東子)
2015-06-19 09:21:56
狼魔人日記「嘘と知りつつスクープ記事!オカッパの少年 2011-11-07」
http://blog.goo.ne.jp/taezaki160925/e/68ad66608ddd4ab07a4f0c5ed5f463e9

>玉那覇春子さんは、 映画『戦場ぬ童』に登場して「うつろな目の少女」は7歳当時の自分の写真であると証言した。
>その後の2007年には、西宮に住む大城盛俊氏(75)が、写真の少女は、オカッパの少女に変装した自分だと名乗り出たとき、琉球新報はその証言がウソであることを知りながらスクープとして大々的に報道したのだ。
>沖縄で援護法が適用されてから、すでに三十年たっていた。
>「できるだけ多くの人を救う」。

「うつろな目の少女」は「オカッパの少女に変装した自分だ」と嘘をついた大城盛俊氏も、援護法の申請をしている。


>初期の援護担当職員によって、そうやって運用されてきた援護法は、時の流れとともに、住民の戦争体験を審判するものに変わっていた。
>それでも、大城さんは、友人らの助けを借りながら当時の証言を集め、八八年に、申立書を申請した。
>しかし、厚生省は九二年、日本兵の暴行による障害は「援護法の規定外」として、申請を却下した。

却下された理由は、


>沖縄の一般住民が、援護法の「戦闘参加者」として認定されるためには、「日本軍への協力」が前提だ。
>住民が、戦争で受けた被害を補償するものではなかった。

だからだ。


>大城さんは、支援者らとともに、三万人余の署名を集め、厚生省に援護法適用を認めるよう要請した。
>却下に対して不服申し立てをしたが、九四年に再び却下された。

援護法適用を認められないのは、沖縄だけではない。
全国一律。
逆に、1歳の子でも、太田中将の「格別のご高配を」の願いを活かして、戦闘員だったとして援護法の適用をしたのは、沖縄「だけ」。
「当時の日本国民のほとんどが何らかの形で戦争被害を負っていた」であり「戦争被害は国民が等しく耐え忍ばねばならない」と必死に戦後復興に頑張り、少し余裕ができたから、沖縄返還後、27年の空白を埋めようと、本土は沖縄を援助した。
それが、いつしか、沖縄「だけ」特別という勘違いに繋がっていった。

沖縄「だけ」特別という感情で迫られると、本土の沖縄へ心を寄せたその心を悪用された感じで、いつも悲しく思う。
特に、基地問題で、「本土(首相)は沖縄の心に寄り添うと言いながら、基地を押し付けてくる」というような本土は沖縄に寄せる心がゼロのような言い方をされる時……。
Unknown (東子)
2015-06-19 09:22:17
「翁長知事、米研究者らと会談 「沖縄の現状は不平等」 2015年6月18日」
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=120374

>米国のシンクタンク「マンスフィールド財団」で、日米関係を専門とする若手研究者16人が18日午前、沖縄県庁を訪れ、翁長雄志知事と意見交換した。
>翁長知事は米国や米国民に親しみを感じる県民は多いと説明する一方、「沖縄に米軍基地が集中する現状は不平等で、日本国民全体で分担すべきだ」と主張した。

どうやら翁長知事によれば、国税で基地地代を支払っていることや沖縄の軽減税率、一括交付金の優遇は、「日本国民全体で分担」していることにならないらしい。
訂正 (東子)
2015-06-19 09:32:46
×
>沖縄で援護法が適用されてから、すでに三十年たっていた。
>「できるだけ多くの人を救う」。

「うつろな目の少女」は「オカッパの少女に変装した自分だ」と嘘をついた大城盛俊氏も、援護法の申請をしている。


>初期の援護担当職員によって、そうやって運用されてきた援護法は、時の流れとともに、住民の戦争体験を審判するものに変わっていた。


「うつろな目の少女」は「オカッパの少女に変装した自分だ」と嘘をついた大城盛俊氏も、援護法の申請をしている。


>沖縄で援護法が適用されてから、すでに三十年たっていた。
>「できるだけ多くの人を救う」。
>初期の援護担当職員によって、そうやって運用されてきた援護法は、時の流れとともに、住民の戦争体験を審判するものに変わっていた。
本日の沖縄タイムス投稿欄 (カウンター58)
2015-06-19 11:24:00

オピニオン面に一般投稿6本(児童生徒限定の「ぼくも私も」除く)。

「辺野古反対へ 文化的抵抗を」の那覇市・吉田朝啓さん(83)は2月27日、4月19日に続き今年3回目の掲載。
「砂川判決引用 こじつけ解釈」の那覇市・宮城政三郎さん(86)は1月20日、3月5日、5月11日に続き今年4回目の掲載。
「40歳超す選手 ずっと現役で」の那覇市・山根光正さん(71)は1月6、15日、2月12、25日、3月5、14、28日、4月14日、5月14日に続き今年10回目の掲載。
「島ぐるみ会議 糸満でも決意」の糸満市・大城規子さん(65)は今年初掲載。
「『島守』貫いた島田知事」の那覇市・名嘉山興武さん(69)は今年初掲載。
「辺野古総合大学大浦湾校」のうるま市・新崎盛英さん(61)は3月28日、5月12日に続き今年3回目の掲載。

カギカッコは投稿欄における見出し。


うるま市・新崎さんは、大浦湾のカヌー隊を「フツーの市民」と書いているけど、まあウソだね。
投稿欄の隅に訂正が出ていて、13日付「超早場米」の投稿者は「仲宗根栄一さん」とのこと。それに合わせて、当方のコメントも、「今年6回目の掲載」と改めます。


Unknown (東子)
2015-06-19 11:57:39
「平和宣言 移設中止求める 翁長知事、「慰霊の日」式典で 2015年6月19日」
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=120487

>県は23日の沖縄全戦没者追悼式での翁長雄志知事の平和宣言で、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設を進める政府に、移設作業の中止を決断するよう求める文言を盛り込む
>平和宣言で知事は「政府においては、固定観念に縛られず、普天間基地を辺野古へ移設する作業の中止を決断され、沖縄の基地負担を軽減する政策を再度見直されることを強く求めます」と訴える
>追悼式は糸満市摩文仁の平和祈念公園で開かれ、安倍晋三首相ら政府関係者、キャロライン・ケネディ駐日米大使の参列を予定している。

翁長知事のアピールの場でもあるけれど、政府が辺野古移設のメリットを説明する絶好のチャンスでもある。

自民党沖縄県連あるいは政府スポークスマンは、式典後、直ぐに、
  ・辺野古は新基地でないこと
  ・「日米政府共に辺野古が唯一の解決策」と考えていること
  ・「今、辺野古移設を反対するのは、“早急な”普天間の危険除去を遠のかせる」こと
  ・「辺野古移設」で加速される「嘉手納以南の基地の統廃合」が進み、基地面積は縮小すること
  ・現在、普天間飛行場に課せられている3つの機能のうち、2つは移転実施、あるいは移転決定であること
  ・辺野古に移るのは残った一つの機能だ
と説明する資料を、記者諸君に渡すべきでしょう。
今年の慰霊式典は、大手メディアも(海外も?)注目しているのだから、「辺野古移設のメリット」を全国規模、全世界規模で知らせる良いチャンスになると思う。

米政府は、記事捏造、歪曲がされないよう、翁長知事の会見後即座に「声明」を配った、あれですよ。



官邸、各省庁へ意見
http://www.kantei.go.jp/jp/iken.html
Unknown (東子)
2015-06-19 13:14:29
QAB「翁長知事とケネディ大使が初会談 2015年6月19日」
http://www.qab.co.jp/news/2015061967395.html

ケネディ大使の発言について記述無し。


新報「ケネディ大使、辺野古調査言及なく 翁長知事と初会談 2015年6月19日」
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-244518-storytopic-3.html

>翁長知事によると、ケネディ大使から辺野古移設に対する言及はなかった
>ケネディ大使は「在日米軍のプレゼンスを継続していく必要がある」などと述べるにとどめた。
>臨時制限区域への立ち入り調査について、大使から発言はなかった。

あっそ。予想通り。


タイムス「翁長沖縄知事、ケネディ大使と初会談 民意訴える 2015年6月19日」
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=120559

>ケネディ氏は今後も米国のプレゼンスは日米安全保障にとって重要だとし、「沖縄が今日まで日米安保に貢献いただいたのはありがたく思っている。これからも日米両国が力を合わせていきたい」と述べたという。
>翁長知事によると、「辺野古」や「普天間」への言及はなかった。

やっぱり。
そして↓


>一方、米国大使館は会談後、ホームページに「キャンプ・シュワブへの飛行場建設は運用面、政治面、財政面および戦略的な懸念に対する唯一の解決策であるとあらためて表明した」との会談内容を掲載した。

会談内容を翁長知事に歪曲されないよう、即座の会談内容表示。
自民党も、「慰霊の日」にこの手法をとるべし。



テレ朝「翁長知事ケネディ大使と会談 辺野古移設反対伝える 06/19 11:57」
http://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000052985.html

>ケネディ大使は「軍事的プレゼンスを日米で一緒に進めていきたい」と語り、日米合意に基づいて辺野古移設を進める考えを示したということです。

あらら、沖縄メディアは伝えなかったが、はっきり大使は、「日米合意に基づいて辺野古移設を進める考えを示した」んじゃん。


NHK「沖縄知事“移設中止” 米大使“唯一の解決策” 2015年6月19日」
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150619/k10010120321000.html

>アメリカ大使館によりますと、ケネディ大使は移設計画は普天間基地の継続的な利用を避けることにつながり、運用面、政治面、財政面および戦略的な懸念に対する唯一の解決策だという考えを示したということです。

NHKでも、大使は「唯一の解決策」であると。


>翁長知事は記者団に対し、「一緒に物事を進めていきたいという姿勢は感じたが、用意されたメモを読んでいるような感じで、移設計画を進めるアメリカ政府と同じ印象を受けた」と述べました。

移設計画を進めるアメリカ政府と同じ印象を受けたwww
大使、ちゃんと政府の意向が翁長知事に伝わっていますよ。
ご安心ください。


>「日米両政府は、移設計画に確固たる責任を共有している。普天間基地の継続使用を避けることにつながり、唯一の解決策であると改めて表明した」としています。

オバマ大統領と親しいから、オバマ大統領を翻意させられると期待していた翁長知事だが、彼女は米政府の一員だということを忘れちゃいませんか~。


日本テレビ系「翁長知事、ケネディ大使に移設反対伝える 2015年6月19日」
http://gyao.yahoo.co.jp/news/player/20150619-00000027-nnn-soci/

>翁長知事「沖縄県の民意は辺野古に基地を造らせないということ。私もそう思うので、ご理解いただきたいと(伝えた)。時間の都合上(ケネディ大使から)コメントはありませんでした」

時間の都合上「言わない」ってwww
デジャブー。
Unknown (東子)
2015-06-19 13:24:54
「社説[国旗国歌の要請]大学の自治 侵害するな 2015年6月19日」
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=120471

>大城肇学長は、学内の混乱を懸念し「大学改革など先にやるべきことがある」と話す。
>大学が政府から思想弾圧された戦前の歴史を繰り返してはならない。
>国立大学側は毅然(きぜん)とした態度を貫き、学問の自由と大学の自治を守ってもらいたい。


大城肇学長は、国旗国歌について話し合うのさえ、恐れていて、棚上げですってよ。
これ、自由闊達なキャンパスというイメージありませんね。


ところで、あの日、「文科省が8日に通知した文系学部の廃止などの組織改編を進める方針についても説明」があったのよ。
それは、問題視しないでいいのぉ?


「国旗国歌要請:文科相「適切判断」迫る 国立大学長は困惑 2015年06月16日」
http://mainichi.jp/select/news/20150617k0000m040055000c.html

>文科省が8日に通知した文系学部の廃止などの組織改編を進める方針についても説明し、改めて改革を促した。
>琉球大の大城肇学長は「学内で問題提起しようと思うが、かなり混乱すると思う。集団的自衛権の議論や基地問題ともリンクして、大学改革とは違う所に話が飛んでいきそうな気がする」。

琉球大の大城肇学長は、でっかい宿題抱えちゃったわね。


>8日の大学への通知では、人文社会科学系や教員養成系の学部の廃止や他分野への転換を求めた。
>国立大は中期計画(16年度から6年間)を作り、大臣の認可を受けなければならない。
>下村文科相はこの日「これらの学問が重要ではないと考えているわけではないが、現状のままでいいのかという観点から徹底的な見直しを断行してほしい」と理解を求めた。

人文社会科学系や教員養成系が、学問でなく、プロパガンダになっているからねぇ。
法学部にも手を入れた方がいいんじゃない。


ところで、大学改革をしたいと思えば、法的に学長の権限は絶大で、理事の人事も学長一存で、できる。
改革が進まないのは、ひとえに学長のやる気だけとなっている。

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