狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

ヤクザ国家が「平和憲法」を味方に

2010-09-28 08:02:24 | 未分類

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尖閣、ガス田周辺に中国調査船続々 10隻以上が示威活動か 2010.9.28 00:59
 
 尖閣諸島周辺での中国漁船衝突事件で、中国人船長が釈放された25日以降、中国の海洋調査船が、尖閣諸島や東シナ海のガス田開発地域周辺に集結していることが27日、分かった。政府関係者によると、調査船は計10隻以上にのぼっている。海洋権益確保に向けた示威活動とみられる。日本の排他的経済水域(EEZ)内への侵入が懸念されることから、海上自衛隊の哨戒機などが警戒活動を強化している。

 政府高官によると、中国の海洋調査船は26日ごろから東シナ海に集結しているという。今のところ日本のEEZ内には侵入していないものの、この高官は「これだけの数の調査船を同時に出してきたのは前代未聞だ」と指摘した。

 ガス田周辺では約10隻の海洋調査船が確認された。海洋調査船は、掘削用のドリルのような機材を運び込んだことが確認された「白樺(しらかば)」(中国名・春暁)を含め、東シナ海にある4つのガス田すべての近くを航行しているという。

 尖閣諸島周辺にも数隻の海洋調査船が接近したことも判明した。うち1隻は中国国家海洋局に所属する「海監51号」とみられる。

 中国側は今回の衝突事件をきっかけに、東シナ海での海洋権益の既成事実化を狙っているとみられる。周辺国が領有権を主張しあっている南沙諸島(英語名・スプラトリー)を含む南シナ海での活動と同様、「漁船→海洋調査船→軍艦」と徐々に圧力をエスカレートさせる可能性もある

 一方、仙谷由人官房長官は27日午後の記者会見で、尖閣諸島周辺の接続水域(領海の外側約22キロ)内で24日夕以降、中国の漁業監視船「漁政201」と「漁政203」の2隻が活動しているとして、外交ルートを通じて中国側に抗議していることを明らかにした。

                                                    ◇

ヤクザが恫喝する手口は、若い衆のせいにしたり、鉄砲玉使ったりが常道だが、いざ「出入り」となると、本性を露に牙をむき出してくる。

漁民保護を名目に尖閣近海に海洋調査船を常時配備するとは、尖閣諸島は中国の領有であることを内外に認知させることになる。

さらに南シナ海を侵略したマニュアル(漁船→海洋調査船→軍艦)に従えば、次は軍艦の出動が考えられる。

日本政府側がオウム返しで繰り返す「再発したら国内法で粛々と・・」の文言は、中国軍艦の出動に対しては屁のツッパリにもならない。

勿論中国は、ここで日中戦争が勃発することを望んでいるわけではない。

尖閣諸島は日米安保の適用範囲と、アメリカが明言した以上世界第一の軍事大国を相手に戦争を仕掛けるほど中国は愚かではない。

戦わずに勝つ、つまり戦わずして尖閣諸島を占有するには、お得意の恫喝だけで充分だ。

幸いなことに管内閣が腰抜けであることは今回の船長釈放で明白になった。

さらに戦争を吹っかけない限り、アメリカは二国間で解決せよと発言している。

それに何よりも中国にとって心強い味方は日本国憲法のバックアップだ。

え? 日本国民の生命と財産を守るはずの「平和憲法」がヤクザ国家中国の恫喝行為のバックアップするって?

そう、中国は日本国憲法第九条を熟知した上、日本が拱手傍観することを想定の上で、一連の恫喝しているのだ。

この期に及んでも「話し合いによる解決」を叫ぶ平和バカ(★)がいる。

かれらが信奉する第九条を復習してみよう。

★平和バカ:⇒中国に恫喝され、閣僚級の会談を拒否されているのに、「対話」を社説で主唱する沖縄タイムス。
⇒沖縄タイムス社説[日中と沖縄]対話こそ関係改善の道
 2010年9月26日      

 

日本国憲法

第九条

戦争の放棄

1・日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。

2・前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

なるほど、これでは国は守れない!

中国が「日本国憲法」を味方に、

恫喝外交をエスカレートさせるはずだ。

ところで、仙石官房長官は、海保巡視艇の破損の修理代を、

中国に請求する、と発言している。

お前が行って、集金して来い!(怒)

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コメント (5)    この記事についてブログを書く
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5 コメント

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請求書をもらって来そうです (アイゼンシュタイン)
2010-09-28 08:19:06
狼魔人さま

連日のエントリー、お疲れさまです。

沖縄県議会も日中両政府に講義決議を行いましたね。さて、マスコミの皆さん、県民大会はいつですか?

>ところで、仙石官房長官は、海保巡視艇の破損の修理代を、中国に請求する、と発言している。
>お前が行って、集金して来い!

逆に中国から請求書をたたきつけられて帰ってきそうな気がします。
返信する
手みやげ持参で行きそうです (ヒロシ)
2010-09-28 08:43:59
狼魔人様、おはようございます。
やはり民主党政権と憲法9条では日本を護る事が出来ません。
いい加減に目を醒まさないと
「武士の国は実は案山子だった」と言われそうです。
先の大戦で命をかけてこの国を護ってくれた英霊に対してのみならず建国以来のご先祖様に対して申し訳が立ちません。
かつて聖徳太子が「随」という国の本質を見抜き、属国とならぬようにしてから1400年たちますが、聖徳太子らは民主党の国家運営をなげいていることでしょう。
大陸の人間の本質は昔から変わっていないですから仙谷らが請求書を持って行く時には「多額の手みやげ」をたずさえていくでしょう。
マスコミはどう責任を取るつもりなのでしょうかね?
返信する
那覇地方検察庁へ与ふる書 (太平山)
2010-09-28 09:46:48
「那覇地方検察庁へ与ふる書」

     日本文化チャンネル桜代表 水島 総
前略

本日、那覇地方検察庁によって、我が国の歴史に消し難い汚点が記された。

一日本国民として、満腔の怒りをもって、中国人犯罪者に対する那覇検察庁の「処分保留」なる釈に、強く抗議をする。
同時に、今、生きている私たち日本国民だけでなく、墓の下に眠る無数の日本人先祖になり代わり、この国辱行為に断固抗議する。

検察官は、今回の行為が、主権侵害の領海侵犯であり、公務執行妨害行為であることを熟知していた。
にもかかわらず、この中国人船長を釈放した。
この犯罪者は、政治的「寛大な処分」に対して、感謝するどころか、中国に戻って、日本に謝罪と補償を要求している。

諸君は、記者会見で、処分保留とした理由について「わが国国民への影響や、今後の日中関係を考慮した」と述べた。
中国ビジネスで金儲けが出来なくなると文句を言う一部国民におもねり、中国への従属関係の道を拓く「高度な政治判断」なるものに、諸君は司法を屈服させたのである。
上級機関からの指令とは言え、それを公然と記者会見の場で述べたことは、法治国家日本の根幹を自らの手で崩壊させ、三権分立の日本国家の上位に「中国共産党」が在ることを認めたのである。

今回の行為は、日本国がこれまで築き上げて来た「法による正義」への信頼と、司法制度と検察制度に対する国民の信頼を裏切る行為であり、我が国の自由と民主主義に対する重大な挑戦である。
最近の厚生労働省局長文書偽造事件における検察官の証拠改竄などの不祥事よりも、千倍、万倍も罪深い行為である。

また、日本国と日本国民への許し難い裏切り行為であり、叛逆、売国行為である。

腰抜け外交しか出来ない民主党政権からの「命令」とは言え、それに屈従した検事総長をはじめとする最高検は厳正にその計り知れない責任を負うべきである。

よく「万死に値する」という言葉があるが、それでも足りない。

最もそうであるべき日本検察が、勇気も正義も国を思う心も無い、結局、臆病と事なかれ主義の腐った木っ葉役人集団に過ぎないことを、諸君たちは見事に日本国民と世界の人々に曝してくれた。
また、武力と金による脅迫と横暴を続ける中国に対して、道義と平和を求める世界最古の国日本に、毅然たる態度を期待していたアジアの国々の失望と落胆は、いかばかりのものか。
今回の行為は、将来のアジアの平和と安定を脅かす行為でもある。

諸君たちの情けない姿勢と惨状を、日本人の先祖と、検察の先輩たちは、泣いているぞ。
靖国神社の英霊はどのような思いで諸君らを見つめているか。

本日、日本の正義と勇気が死滅した。

もはや、諸君に、法における不正や不法行為を糺す「検察行為」の資格など全く無い。

売国、亡国の道の先駆者として、諸君を私たち日本国民は永久に忘れない。
この平成二十二年九月二十四日を国辱の日として決して忘れない。

巨悪と戦う事の出来ない弱虫と臆病者に、何を言っても無駄なことは分かっている。
こういう者たちは、なにかと理屈をつけ弁解し、逃げるだけだ。

ただ、最後にお願いしたい。
もし、恥という感覚が少しでもあるなら、日本人として潔く身を処していただきたい。
もし、わずかでも日本人としての誇りがあるなら、
検察官としての誇りがあるなら、
少なくとも、全員辞表を提出し、
腰抜け政府と上級機関への
無言の抗議の意志を示していただきたい。

以下、諸君とは正反対の立場に立つ日本人の言葉を贈る。

「正道を踏み国を以(もっ)て斃(たお)るるの精神無くば、外国交際は全(まった)かる可(べ)からず。
 彼の強大に畏縮し、円滑を主として、曲げて彼の意に順従する時は、軽侮を招き、好親却(かえっ)て破れ、終に彼の制を受るに至らん」

    『西郷南洲遺訓』 一七より

                  草々
    
       平成二十二年九月二十四日 夜

                                水島 総


*再転載ご諒承のほどを。
返信する
民主党よ自由の意味を識れ (石原昌光)
2010-09-28 10:02:52
狼魔人さま、こんにちは
相も変わらず菅政権は責任逃れに汲々としているようです。
口を開けば、支那人船長の釈放は那覇地検の判断と白々しい嘘を並べています。
要するに、こいつらは自分で責任を取りたくない訳です。
政権奪取直後は、都合の悪い事は自民のせい!自民のせい!と責任転嫁、政権党になってから一年経ち、いよいよ自民に責任を被せられなくなると、こんどは検察のせい!検察のせい!です。ジミンガーならぬケンサツガーでしょうか?
自由という言葉があります。英語のFREEDAMの訳語で確か福沢諭吉の造語だと思いますが、この自由には、「自らの由来」という意味があるのです。
自らの由来とは、つまり自分がなにものか示すという事です。
戦国、あるいは源平の頃の合戦のドラマや映画で武士同士が一騎討ちをする時、双方が名乗りを上げるのを見た事があるでしょう。
「やあ!やあ!やあ!遠けき者は音に聞け!近くば寄って目にも見よー!」
あれが原義の自由です。自由とは
1・自らの名を名乗り(顕名)
2.自らの責任で行動を起こし
3.その結果を受け入れる。
という一連の行為を覚悟をもって行う人間だけに許されるものなのです。
よって未成年や、事理を弁識する能力に欠ける者の自由は制限を受けます。
2番や3番の能力に難があるからです。
福沢諭吉は非常な勉強家で、この舶来のFREEDAMをその原義から調べたのでしょう。
「フランス革命以前のヨーロッパでは民は王や貴族の所有物、つまり物であり、自由も責任もない実質の奴隷だった。
米国では、王や貴族は存在しないから市民には自由があり、責任もある。
彼等は自らの名と責任でもって、種々の契約を成し、最も大きな物では政府と契約を結び、その契約に基礎を置いて幾多の恩典を得、また国防や納税、労働の義務を果たしている。
日本に於いて、このFREEDAMに相当する者は、自らの名を名乗り、その行動の結果に責任を持つ武士を於いて他にはあるまい。」
以上は、私の妄想ですが(笑)自由には顕名と行動、そして責任がくっ付いているという事は事実です。
民主党は、
1.他人に罪をなすりつけ(顕名せず)
2.毅然とした行動がとれず
3.結果生じた責任を引き受けない
誠に自由が似合わない政権政党だと言えます。
まぁ、前々から、自由民主党から自由を引いたのが民主党だ、と言われてましたから、名は体を現したのかも知れませんが、、、、
返信する
李登輝友の会から (ayataro04)
2010-09-28 12:11:01
狼魔人さま 今日、来たメールです。

【寄稿】尖閣の後はどこ

王 紹英

今回の中国漁船の尖閣領海侵犯事件は誰かの目に映っても中国の完勝と言える。こんな早く尖閣を中国の領土かように黙認し、主権を放棄したかのような政治決定を下したのは意外だった。今回の事件はもちろん、中国の漁民が自発的、偶発的、技術的のミスによるもではあり得ないことは素人でも分かる。わたしは思わず中国人の深謀には再び脱帽したくなる。

これで日本の威信が完全に地に落ちた。アジアの国々の命綱はアメリカしか残っていないことになった。

しかし、早く中国の条件を飲まないと次々と「スパイ」で人質にされている日本人商社マンの死刑手数料請求書が家族のもとに送られる危惧もなくもなかった。とにかく、人命をあまり重く見ていないのがお国柄である。ひょっとしたらタリバンは彼らの足元にも及ばないと思うとこもある。相手はわれわれが考えている理性的な交渉は成り立たない思想の持ち主である。この決断を下し、主権を守らなかった政治家を責めてと可哀そうと思っている。大変苦渋な決断だったと思われる。

今回の事件には領土と主権を守るほかに幾つかの側面もあった。すなわち非中華文化対中華文化、民主対独裁、法治対人治、単純明快に言えば文明と野蛮の対決でした。残念ながら、今回は野蛮側に一本取られた。なお、台湾には既に実証済みであったのは、軟弱な文明人は常に野蛮に負けることだった。

台湾の経験をふまえて不謹慎ながら今後の展開を予測してみたい。すべての中国の闘争劇を同じ、展開と脚本に法則がある。

法則その一、軟土深掘。(柔らかい土には深く掘れ)
法則その二、得寸進尺。(一寸得たら一尺を得よう)

日本の完敗で尖閣事件はこれで幕が下がったと思うのは天真爛漫と言える。日本が上げた白旗は第一幕の花束に過ぎない。

早くも中国は日本に謝罪と賠償を要求してきた。誰から見ても傲慢不遜と理不尽だが、中国に理論武装させ、気勢を上げさせたのは日本の政治決着だった。しかし、謝罪要求は間奏曲にすぎない。

第二幕、第三幕はこうなるでしょう。

日本の「黙認」で中国がいよいよ大々的に尖閣列島は中国の領土と領海と世界に向けて「説明」する。

台湾にいる中国人、中国系台湾人を馬先卒、もしくは手を組んで再び尖閣を自国領土として領海に操業する。

中国は軍艦を出し、「台湾の漁民を保護」する。

日本の海上保安艦隊を尖閣領海から出るように警告する。

尖閣列島に人民解放軍を駐留し、五星旗を立てる。

沖縄近海に多数の漁船を操業する。「技術的なミス」、もしくは「偶発的」に日本の海上保安艦隊と衝突するか、沖縄の漁船と追突する。

沖縄領海を日本と共同管理するよう日本に要求する。

いずれも中国にいる日本人の人質作戦をとる。

ちなみに、沖縄は中国の教科書には中国の一属国としている。台湾と同じ、沖縄はわけのわからない「歴史的事実」に基づいて中華の一部とされている。沖縄の「主権の返還」を日本に突きつける日はそう遠くないと思われる。さらに、九州は秦の徐福が「発見」した未開の地であり、九州の「主権」は中国に有ると内心は思っている。

第二幕は必ず上演される。日本の政治家は用意できていると信じるしかない。ここで思わず浮かんできたのは、1996年の台湾海峡ミサイル危機、中国に向かって李登輝総統が罵った一言だった―「土匪国家だ。」今ももちろん十分通用する。

以上ですが、国際的には当事国同士が戦う意外に領土を守ることは出来ません。
国連は拒否権を持った戦勝国5カ国が作ったもので、そこで幾ら中国を非難決議しても、拘束力は全く有りません。
中国は無視するだけでしょう。

沖縄の左翼マスコミ及び、左翼の論客は中国の手先なのかはっきりさせねば成りません。
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