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狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

日韓首脳、年内決着の内幕

2015-12-29 22:22:34 | 従軍慰安婦
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 外交交渉に覚書・共同宣言などの文書が伴うのが常識。

だが昨日の慰安婦問題に関する日韓合意は両外相の発言のみで合意書の作成はなかった。

合意書がないということは、将来合意内容が変わることも含む合意ということか。

安倍首相の意をを受けた岸田外相が「政治的合意」で、日韓合意を急いだ内幕を書き記事が報じている。

安倍首相の、年内決着にこだわった政治決着とは別に、今回の日韓合意が歴史的事実とはかけ離れたものであることを藤岡信勝拓大客員教授が述べている。(【おまけ】参照)

慰安婦問題 日韓首脳、こだわった年内決着

国交50年を意識

2015/12/29 1:23
情報元
日本経済新聞 電子版 

【ソウル=峯岸博、黒沼晋】日韓の最大のトゲだった旧日本軍による従軍慰安婦問題が28日の外相会談で決着した。越年まで残り3日というギリギリのタイミングで合意した背景には、国交正常化50年の節目の年を意識した安倍晋三首相と朴槿恵(パク・クネ)大統領の強い意向があった。対北朝鮮で日米韓の枠組みを重視する米国が歩み寄りを促したのも大きかった。

■安倍首相「私が責任」

 24日午後、官邸内の首相執務室。「一任する。妥協する必要はない。まとまれば、歴史的な意義のある会談になる」。首相は28日の訪韓を指示した岸田文雄外相にこう力説し「私が責任を持つから行ってきてください」と背中を押した。「最終的かつ不可逆的な解決」という文言を入れることが絶対条件とも指摘した。

 首相に決断を促したのは、韓国政府の軟化姿勢にあった。「よし。このまま一気に行くぞ」。首相は23日、韓国憲法裁判所が1965年の日韓請求権協定は違憲との審判請求を却下したのを受け、年内に妥結をめざすよう秘書官に指示した。前日の22日には、朴大統領の名誉を傷つける記事を書いたとして在宅起訴されていた産経新聞の前ソウル支局長の無罪も固まった。

 首相周辺も「韓国は誠意を示したので日本としても誠意を見せる」と語り、首相は水面下で側近の谷内正太郎国家安全保障局長を22、23両日に訪韓させ、李丙(イ・ビョンギ)大統領秘書室長との非公式協議にあたらせた。首相は6月にも谷内氏を極秘に訪韓させている。今回の決着の裏には谷内、李両氏の信頼関係構築もあった。

 特に日本側は新たに設立する財団について当初、1億円超と主張していたが20億円以上の拠出を求めていた韓国側に配慮し、10億円規模とすることで折り合った。政府関係者は「最大限の誠意を示した」と打ち明ける。

 安倍首相にとっては来年の参院選対策も念頭にあったとみられる。日韓の関係改善が進めば、選挙戦で野党側に批判の口実を与えずにすむためだ。28日夜の朴大統領との電話協議でも首相は最後にこう締めくくった。「大統領の訪日を心待ちにしています」

■朴氏「最後の機会」

 一方、朴大統領が年内妥結に動いたのは「米国の意向が大きい」(韓国政府関係者)。歴史問題で韓国の立場に理解を示してきた米政府が今春ごろから日本との和解を求める姿勢を強めた。10月の米韓首脳会談では、オバマ大統領からは米中を両にらみする外交にクギを刺された。孤立を恐れる韓国政府は対日改善に一段とカジを切った

 国交正常化50年の節目が過ぎればテコがなくなり、高齢の元慰安婦が次々に鬼籍に入ってしまう――。そんな危機感も働いた。「今回、解決できないと解決できる機会を永遠に失う」。今夏、青瓦台(大統領府)の会議で朴大統領は交渉の加速を決断した。

 経済低迷が続く韓国では、日本との関係改善を求める世論が強まっている。来年4月に総選挙を控え、年明けからは選挙モードに突入する。革新系の野党が慰安婦問題で手ぐすねをひくなかで、日本を相手に妥結する「事実上、最後の機会」(朴大統領)だった

■米が解決後押し

 今回の決着は米国の期待にも沿う。「日韓関係の改善の努力を支持する。特に北朝鮮で日米韓の対応が必要だ」。オバマ大統領は4月の安倍首相との会談の際、こう伝える一方、10月に訪米した朴大統領には「困難な歴史問題が解決され、北東アジア地域で前向きな関係が生まれるよう望む」と話した。「次は米国を間に挟み、東アジアの結束を確認するということになる」。日本政府関係者はこんな見通しを示す。

 安倍首相は朴大統領との電話協議で「安全保障など様々な分野の協力を強化し、関係を前へ進めたい」と強調。朴大統領も「安保協力強化も重要性を共有する。北朝鮮の核問題をはじめ、緊密な協力を続けたい」と応じ、日米韓の連携強化を約束した。

 

【おまけ】

 

藤岡 信勝 

日韓合意について、アメリカで慰安婦像撤去運動などに取り組む「歴史の真実を求める世界連合会(GAHT)」が見解を表明しました。(以下、引用)
 


年末の12月28日に、日韓の外務大臣がソウルで共同記者会見を行い、二国が慰安婦問題について、「歴史的な」「最終的な」合意に達したと伝えた。問題はこの合意で、何が解決し、何が残されたであろうか。我々の見解は、「何も解決されなかった」とする立場である。

岸田外務大臣の誇らしげな、最終的な解決声明とは裏腹に、韓国側は、実質的に何も約束していないのである。韓国の外務大臣は、日本側の進捗を見守りながら、我々はいくつかのことについて努力すると声明した。いっぽうで、岸田氏は、そのような条件を全く付けずに、最終的に解決したと宣言したのである。外交上の手腕は、格段に韓国の方が上である。日本は、ほぼ10億円を拠出すると言明した。韓国は、拠出に言及すらしていない。しかもこの合意は、記者会見での声明だけで、文書化されていない。次期の政権には伝達されない危険性がある。

そもそも慰安婦問題は、韓国側が日本に迫ってきた問題である。日本側は、この問題は、1965年の日韓基本条約によってすべて解決済みであるとしてきた。韓国側は、日韓の関係の悪化により、経済的な被害を受けてきた。日本からの旅行者の減少、投資の減少、輸入の減少などである。たとえ、米国政府からの要請があったとしても、日本の方から解決を要請する必要はない状況であった。外務大臣がわざわざソウルを訪れる必要はなく、そして、韓国からのもろもろの要請を承認する必要はなかったのである。

しかしながら、日本側は、数多い失策をしてしまった。まず日本政府は、法的ではないが、終戦までの時期の慰安婦への関与を認め、謝意を表明した。そして人道的な立場からとは言え、政府の資金を提供することを言明した。これらは、全く不必要なことである。既に、河野談話があり、ましてや資金の提供は、罪を犯したことの証明になるのである。これで慰安婦について、日本政府は潔白を主張できなくなるのである。民間団体で行っている「慰安婦は性奴隷ではなかった」とする主張は、ますます困難な道のりを歩まなくてはならない。

更に悪いことは、韓国側から、何の意味のある誓約もとっていないのである。政府としてこの問題を蒸し返さないとは言っているのであるが、今までに行われた慰安婦に関する問題は、すべて政府外の団体によって起こされたのである。ソウルの日本大使館前の慰安婦像は挺対協によってなされた物で、グレンデールの慰安婦像も民間団体と称するKAFCによって、建立された。韓国政府は、それらの団体に対して、撤去するように努力をすると言明しているので、恐らく一枚の手紙ぐらいは書くであろう。しかし受領者は、既に言明しているように、それを無視することは明らかである。「国連等において日本を非難しない」とは言明しているが、ユネスコ記憶遺産に登録することが、非難になるかどうかは、明確にされてない。

即ち、日本は、有利な立場にありながら、有利な点をすべて放棄して、韓国の外交手腕に弄されたのである。この合意は、岸田外相の宣言に反して、日本外交史における顕著な汚点として残るであろう。

 

日韓共同記者発表全文

 岸田文雄外相と尹炳世韓国外相の共同記者発表の全文は次の通り。


慰安婦問題、日韓が合意=日本政府「責任を痛感」-「不可逆的に解決」確認


 尹氏 本日、私は岸田外相と会談を開き、日本軍慰安婦被害者問題をはじめとする両国間の懸案および関心事について深みのある協議を持った。
 年末のお忙しい日程であるにもかかわらず、岸田外相におかれては、本日この会談のために訪韓してくださり感謝申し上げたい。皆さまもご承知の通り、韓国政府は韓日国交正常化50周年を迎え、両国間において核心的な過去の歴史懸案である日本軍慰安婦被害者問題の早急な解決のために積極的に努力してきた。
 特に11月2日の韓日首脳会談では、朴槿恵大統領と安倍晋三首相において、今年が韓日国交正常化50周年といった転換点に当たる年という点を念頭に置いて、なるべく早期に慰安婦被害者問題を妥結するための協議を加速化しようという政治的決断を下し、それ以降、局長レベル協議を中心として、この問題に対する両国間の協議を加速化してきた。
 昨日行った12回目の局長レベル協議を含め、これまでの両国間の多様なチャンネルを通じた協議の結果を土台に、本日、岸田外相と全力を尽くして協議した結果、両国が受け入れ得る内容の合意に達することができた。本日、この場でその結果を皆さまに発表する。
 まず日本政府を代表して、岸田外相から、本日の合意事項についての日本の立場をお話しいただき、その次に、韓国政府の立場について私が話す。
 岸田氏 まず、日韓国交正常化50周年の年の年末にソウルを訪問させていただき、尹外相との間で大変重要な日韓外相会談を開催できたことをうれしく思っている。
 日韓間の慰安婦問題については、これまで両国局長協議等において集中的に協議を行ってきた。その結果に基づき、日本政府として以下を申し述べる。
 一、慰安婦問題は当時の軍の関与の下に多数の女性の名誉と尊厳を深く傷つけた問題であり、かかる観点から、日本政府は責任を痛感している。安倍首相は日本国首相として、改めて慰安婦としてあまたの苦痛を経験され、心身にわたり癒やしがたい傷を負われた全ての方々に対し、心からおわびと反省の気持ちを表明する。
 二、日本政府はこれまでも本問題に真摯(しんし)に取り組んできたところ、その経験に立って、今般日本政府の予算により、全ての元慰安婦の方々の心の傷を癒やす措置を講じる。具体的には、韓国政府が元慰安婦の方々の支援を目的とした財団を設立し、これに日本政府の予算で資金を一括で拠出し、日韓両政府が協力し、全ての元慰安婦の方々の名誉と尊厳の回復、心の傷の癒やしのための事業を行うこととする。
 三、日本政府は以上を表明するとともに、以上申し上げた措置を着実に実施するとの前提で、今回の発表によりこの問題が最終的かつ不可逆的に解決されることを確認する。併せて、日本政府は韓国政府と共に、今後、国連等国際社会において、本問題について互いに非難、批判することを控える。
 なお、先ほど申し上げた予算措置については、規模としておおむね10億円程度となった。以上のことについては、日韓両首脳の指示に基づいて行ってきた協議の結果であり、これをもって日韓関係が新時代に入ることを確信している。
 尹氏 次は、本日の合意事項に対して韓国政府の立場について私より発表する。
 日本軍慰安婦被害者問題に対しては、これまで両国局長級協議などを通じて集中的に協議してきた。その結果に基づき、韓国政府として以下を表明する。
 一、韓国政府は日本政府の表明とこのたびの発表に至るまでの取り組みを評価し、日本政府が先に表明した措置を着実に実施されるとの前提で、このたびの発表を通じて、日本政府と共にこの問題が最終的かつ不可逆的に解決されることを確認する。韓国政府は日本政府が実施する措置に協力する。
 二、韓国政府は、日本政府が在韓国日本大使館前の少女像に対し、空間の安寧、威厳の維持といった観点から懸念しているという点を認知し、韓国政府としても可能な対応方法に対し、関連団体との協議等を通じて適切に解決されるよう努力する。
 三、韓国政府はこのたびの日本政府が表明した措置が着実に実施されるとの前提で、日本政府と共に今後、国連など国際社会において本問題に対する相互非難、批判を自制する。
 以上をもって韓国政府の立場について申し上げた。
 韓日国交正常化50周年である今年が過ぎ去る前に、岸田外相と共にこれまで至難であった交渉にピリオドを打ち、本日この場で交渉の妥結宣言ができることを大変うれしく思う。
 今後、このたびの合意のフォローアップが着実に履行され、厳しい忍耐の歳月を耐えてこられた日本軍慰安婦被害者の方々の名誉と尊厳が回復され、心の傷が癒やされることを心より祈念する。
 同時に、韓日両国間で最も困難で厳しい過去の歴史、懸案であった日本軍慰安婦被害者問題交渉が仕上げられることをきっかけとして、新年において韓日両国が新しい心でもって新しい韓日関係を切り開いていけることを衷心より期待する。(2015/12/28-17:42)

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13 コメント

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終わりの始まり (Unknown)
2015-12-30 07:32:52
ある人気マンガの一場面…

悪徳詐欺師に復讐しようと考え、その詐欺師が連帯保証人となったニセの数百万の借用書を作り、その詐欺師の元へニセの金融屋の取り立て人が向かう。

当然そんな借用書は知らないと突っぱねる詐欺師…
連日連夜、過酷な取り立てを行うニセの金融屋。
激しい取り立てに近隣の住民も大迷惑。

そこに善意の第三者を装ったニセの金融屋の仲間が現れ、この状況を見るに見かねて和解の提案にやって来ましたと現れる。

こんなことを続けていても解決しないので、
金融屋に千円だけ払って、取り立て人のメンツをたて、取り立て出来たという実績を残してあげ、これで双方納得してこの件はこれでお終いという事でどうかと提案する。

しぶしぶ納得するような素振りを見せながら合意する金融屋…
詐欺師もこれで連日の取り立てから開放されるならと千円を支払う…

めでたく和解

平穏な日々が戻った詐欺師の元へ、今度はニセの金融屋の仲間が、ニセの借用書で再び取り立てに現れる。
その件は解決済だと突っぱねる詐欺師だが、「お前が千円払った事でこの借金を認め借用書も本物だということ。民法の『追認』行為だ」と迫る。
がっくりとうなだれる詐欺師…

あくまでマンガの中の話ですけどね







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Unknown (心配性)
2015-12-30 08:48:43
藤岡氏のコメントは確かにその通りだし、胸のすく思いはするが、果たしてほんとに「韓国の外交手腕に弄された」のであり「日本外交史における顕著な汚点として残る」ものであろうか?

挺対協を韓国政府がどうコントロールするか、韓国の国内問題に帰着させたことは評価してもよいのではないかと考える。

安倍総理の手紙での「責任と反省」にしても、今までの村山談話や河野談話を踏襲するとの域を出ていないし、岸田外相の「軍の関与」も強制性を示唆したものでないし、衛生面での関与ぐらいなもので、これも今までの発言となんら矛盾しない。

10億の補償金にしても、韓国が基金を作ることが前提であり、国内世論を押し切って基金を作れるかによるわけで、作れなければ金は払わないだけの話。

あくまでこれからの韓国側の出方によるわけで、いわば最後通牒です。合意なし崩しならそれでも良いと内閣は思っているのでは?
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負け戦さ (清島清)
2015-12-30 09:21:19
お坊っちゃまの安倍晋三は、殴り合いの喧嘩をした事が一度も無いでのあろう。
相手は1000年恨み続ける韓国人である。
ほとぼりが冷めたら世界中に慰安婦像が溢れるだろう。
慰安婦を日本政府が公認した事が一斉に世界中に発信されたので、現地人の同意を得易く、慰安婦像の設置もやり易くなった。
これでは、後世の日本人は生きていけない。

安倍晋三は翁長雄志以上の大馬鹿野郎だ。

日本にとっての災いは、側に朝鮮 支那がある事と、日本に指導者と言える政治家がいない事だ。

----
話は変わりますが、
昨日 那覇のジュンク堂に行ったら、翁長雄志著の書籍が百冊以上、数段に渡り 山積みされていた。
書籍の題名は「戦う民意」

翁長には書籍を書く暇があったら、まともな県政をやれと言いたい。
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Unknown (山路 敬介)
2015-12-30 09:36:12

朴正熙:完全かつ最終的な解決
金泳三:慰安婦の賠償は求めない
金大中:日本は謝罪した。私が謝罪を受けた
盧武鉉:任期中に過去史の話はしない
李明博:日本に謝罪は求めない
朴槿恵:最終的、不可逆的解決

日本人は頭が狂ってるんじゃなかろうか。(私も含め)
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Unknown (宜野湾より)
2015-12-30 09:52:37
バ韓国の拒否や掌返しを織り込んでいない人なんて、この世にいない。
あっさり合意してびっくりしたのは、挺対協や左系業界の人たちもだろう。
そこでキタコレ↓
「安倍おまえは人間じゃない」でお馴染みの山口二郎氏が、「政府の公式見解に反することは厳しく処断しろ」と。
リンクはあえて遠藤健太郎ブログから
http://endokentaro.shinhoshu.com/japan/post4128/

こういう人がいると、「韓国側の問題になったんだから、まずは韓国の実行力を見ようや(冷たい目」という意見も工作扱いされる可能性があるし、合意批判が現政権打倒の工作であると扱われる可能性も。
ネットの中には、ナチュラルそうな人に混じって、工作する人・工作に見える工作をする人っぽいのも。
「韓国側の成り行きを見る」人だって、その上で希望や叱咤を官邸に上げてたりするんだけどね。

予期はしたけれどホント、オブラートも無しでどストレートに反応してきた山口氏。
政治外交的には終了するというだけの話を、個人の意見表明や学問でやることすら封じたいの!そうでないと困るの!とわかり易く叫んでるよこの教授は。
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本日の沖縄タイムス投稿欄 (カウンター58)
2015-12-30 10:44:35

オピニオン面に一般投稿8本。

「選挙の重要性 実感した1年」の名護市・奥平孝一さん(48)は2月3日、3月24日、4月12日、5月25日、6月25日、7月9、29日、8月22日、9月17日、10月11日、11月5、23日、12月8日に続き今年14回目の掲載。
「沖縄に対する 温度差を痛感」の南城市・前川守光さん(68)は3月23日、8月16日、9月24日、11月23日、12月15日に続き今年6回目の掲載。
「今が一番幸せ 新年に願って」の那覇市・田場ヨシ子さん(72)は1月23日、2月15日、3月23、31日、5月10日、6月20日、7月26日、8月17日、9月9、29日、10月14日、12月3日に続き今年13回目の掲載。
「70歳の節目に 奇跡思い出す」の那覇市・勝連朝昭さん(70)は2月28日、4月3日、5月1日、7月4日、8月9、16日、9月6、25日、11月5、24日、12月12日に続き今年12回目の掲載。
「自動車の不正 ドイツに失望」の浦添市・安東民夫さん(62)は2月27日、3月11、23、31日、4月16日、5月5、13日、6月15、25日、7月1、13、22日、8月16日、9月4、20、28日、10月17、20日、11月6、20日、12月2、15日に続き今年23回目の掲載。
「自分への挑戦 来年も続ける」の宜野座村・池辺賢児さん(38)は1月5、17日、2月16、22日、3月6、13、26日、4月10、21日、5月8、31日、6月15、21日、7月26日、8月13、30日、9月15、30日、11月17日、12月8日に続いて今年21回目の掲載。
「平和世の享受 来年こそ」のうるま市・野島雅安さん(76)は1月4日、3月4、24日、4月26日、5月3、15日、6月23日、10月21日に続き今年9回目の掲載。
「わが家の1年」のうるま市・知念憲一さん(81)は昨年6月3日以来の掲載。

カギカッコは投稿欄における見出し。

「投稿マニア」を否定はしないが、新聞はブログじゃないんだから、常連の投稿を並べただけでは、担当者は仕事をしたことにならない。


返信する
歴史は繰り返し、日本はさらに一手食い込まれるのみ (山路 敬介)
2015-12-30 10:47:09
これはもう、竹島問題の二の舞でしょう。
ありありと既視感が襲うのだ。

ケネディ暗殺後を受けたジョンソン大統領は、ベトナム戦争継続と早期勝利を目玉政策とした。
国際社会を味方をつけたいジョンソンは韓国に目をつけ、朴政権も韓国経済の必要性から、「米国が日韓の問題に方向性をつける事ができればベトナムに参戦する」と約束。
最大の懸案の竹島問題について、佐藤総理は米国に呼ばれ、「解決しない事をもって、解決とする」という、佐藤ージョンソン共同声明を出した。
直後に韓国はベトナムに参戦。

しかし、案の定日韓会談では竹島問題はこじれにこじれ、その後も進捗を見ない中で両国民の不満を逸らすため、当時の大平大臣主導で結ばれたのが「竹島密約」。
これさえ韓国は一方的に破り、竹島に上陸し実力支配に及んだ。
これに対し米国は当然のように「不介入」を決め込んだ。


今回の慰安婦問題での米国の役割は韓国の不可逆性を担保するものだ、という論調が多くのマスコミに見られるがナイーブすぎるだろう。

おそらく、この件の主導者は谷内正太郎。
かつて外務省時代、KCIAとの過度な接触で週刊誌をにぎわせたこともある御仁で、骨のがらみの親韓派。
安倍総理は谷内を特別に信頼しており、国家安全保障局長兼補佐官だ。
伊(にんべん除く)韓国外務大臣が「慰安婦問題が近じか動く」とした時、菅官房長官は「まったく聞いていない」と即座に会見で否定した。
しかし、正しいのは伊外務大臣の方だった。
今回の一連の問題は菅氏の頭のうえを越えたものだった可能性も大きい。

ただ、ここで冷静にならなくてならないのは、問題の本質は安倍総理では無いのではないか、という事だ。
もちろん、官邸を作ったのは安倍氏本人なので結果責任は重大だが、谷内一人の問題でもなく韓国に呼応する日本外務省の部分、外務省や財務省の原理的親米勢力、官邸に巣食う伝統的「隠れ親韓派」に問題の根がある。
とすれば、安倍総理を非難し総理大臣から引きずり下ろしたとしても全く事態は改善しないのである。
これはもう日本全体を覆う闇だろう。

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Unknown (東子)
2015-12-30 15:30:13
そもそも「強制連行」なぞ、無い。
無い事への謝罪を求められているので、文書にしたら、無い事への「正式な」謝罪になってしまわないだろうか。
それこそ、子孫に禍根を残さないか?

河野談話を思い出してみよう。
「強制連行」を認めたと言われる談話だが、微妙に「強制連行」を避けている。
その苦労話も披露されている。
「強制連行」を認めたとされるのは、談話発表後の河野氏への記者会見で、記者からの「強制連行があったと認めるか」の質問に「そう解釈してもらって良い」と言ったから。
外務省役人の努力を一瞬にしてフイにした。

絶対に日本が譲れないのは、先人たちの「名誉」がかかっている「強制連行は無い」である。
今回の妥結でもそれを守った。
河野氏の、先人たちの「名誉」を守ろうしなかった記者会見から学ぶことは、マスコミに流すとそれが「事実」となっていくということ。
岸田大臣、安倍総理、アメリカ高官、次々、マスコミに会談内容やコメント、声明を発表。

信用ならない韓国。
文書にしていてもちゃぶ台返しする国。
文書の重要性を理解できてないこんな国に文書なんか、何の役にも立たない。
言った言わない論争で役立つのは、私も聞いた、私も聞いたと、第三者の耳が大事。
とにかく、アメリカは聞いた。
返信する
Unknown (東子)
2015-12-30 15:30:38
「慰安婦問題合意、欧米メディアはどう捉えたか? 韓国政府に待ち受ける難しい舵取り 2015年12月30日」
http://newsphere.jp/politics/20151230-1/

>今回の合意には戦略的な配慮があったと多くの欧米メディアが指摘する。
>ガーディアン紙の社説は、日韓の合意は、台頭する中国や予測不能な北朝鮮を前に、安全保障面での協力を強化する必要があると両国が認識した結果だとし、それが同盟国であるアメリカの求めでもあった、と述べる。

東アジアの安定が崩れて一番困るのは、アメリカ。
なのに、慰安婦問題を日韓問題として日本に解決するよう迫っていたアメリカ。
「性奴隷」を真に受けている政府要人もいたのだろう。
が、GWのアメリカ議会での安倍総理の演説あたりから、アメリカの理解度が変わってきた。
日本が譲るべきところは無いことを理解したのだと思う。
韓国の浅薄な日本批判を利用して、中国が日米の乖離に動いていることにも気づいたと思う。


>「最終的かつ不可逆的に」解決するという合意

日韓だけでなく、海外主要マスコミに流れた。
日本が意味することを海外主要マスコミが現時点で100%理解しているとは思えないが、言葉が残った。
これ、大事なことと思う。


>ドイツの裁判の場合は、犠牲者が戦犯調査に加わることが許可されたため、彼らの言い分が通り、正義がなされたと感じることができた。
>戦後、犠牲になった国の人々とドイツ人との平和的共存が可能になった理由はここにあると、同氏は指摘する。
>ところが、韓国や中国にはこのようなチャンスがなかった。

日本を否定して中韓に味方するつもりで発している言葉だが、東京裁判否定あるいは見直しにも繋がる言葉だ。
日本にも東京裁判に対する不満はある。
が、日本は「戦争とはそういうもの」という気持ちがあり、受け入れてきた。
もし、中韓の言い分を採用せんがために東京裁判に海外メディアが言及し始めれば、日本が戦後歩んできた姿勢にも日が当たる。
それは、国連の位置付けにも波及する。


>WSJは、これまで日韓の間の火種であった日本大使館前の慰安婦像に関しては、今や韓国政府と慰安婦支援者の間の問題になっていると指摘。

慰安婦像を韓国政府は間接的に使ってきたが、今後、使えないと、海外メディアも理解した。
ここ、大事。
返信する
Unknown (東子)
2015-12-30 15:31:05
「中国、にじむ悔しさ…歴史共闘、韓国“離脱”の動き 2015.12.30」
http://www.sankei.com/world/news/151229/wor1512290069-n2.html

>遼寧省社会科学院の呂超研究員のコメントを引用する形で「米国が裏でいろいろと動いた結果だ。日本は韓国に譲歩したようにみえるが、一種の策略にすぎない。侵略戦争について本気で反省したわけではない」と分析した。
>ロシアとは米国と対抗する狙いで連携を深め、韓国とは歴史問題で日本を批判して足並みをそろえてきた。
>韓国が慰安婦問題で日本と合意したことは、中国が歴史問題で日本をたたく際の重要な仲間を失うことになる可能性もある。
>中国共産党関係者は「中国は単独での対日批判はやりにくい。来年は中日関係も回復に向かうかもしれない」との見方を示した。

「日本が譲歩した、安倍外交の敗北」と叩かれているが、アメリカが狙う中国牽制に、一役買った。
返信する

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