
※お願い
人気ブログランキングの投票が分散されるのを防ぐため、次のバナーをクリックお願いします。

翁長知事は係争中の代執行訴訟の他に、那覇市長時代の住民訴訟を含めて現在三つの裁判で被告席に立たされている。
これに加えて宜野湾市民が「生存権」を訴えた住民訴訟が10月に提訴されており、昨日はその第一回口頭弁論が那覇地裁で行われた。
傍聴席は満杯で、普段は閑古鳥が鳴いてる記者席も満席。
この裁判に対するメディアの関心度の深さを物語っていた。
これで翁長知事が被告の裁判は合計四件になる。
年が明けたら県側も国交省を相手に抗告訴訟を提訴するというから、翁長氏関連の裁判が合計5件も争われることになる。
1月末には国地方係争委員会の結論も出るので、その結果により新たな法廷闘争も予想される。 これでは翁長知事は法廷闘争で忙しく、本来の知事としての職務など手が回らないだろう。
沖縄タイムス 2015年12月23日 06:00
米軍普天間飛行場の移設問題で、飛行場周辺の宜野湾市民12人が、県と翁長雄志知事に承認取り消しの無効確認と計1億2千万円の慰謝料を求めた訴訟の第1回口頭弁論が22日、那覇地裁(森鍵一裁判長)であった。市民側は、取り消し処分で飛行場が固定化し、移設ができなくなることで、騒音による生存権侵害が続くと主張。県側は市民側に原告適格(訴訟を起こす資格)がないとして請求の却下などを求めた。次回は来年2月23日。
市民側は訴状などで、知事が取り消し処分の根拠とした第三者委員会の報告について「人選に偏りがあり、欠陥がある報告」と主張した。取り消しは知事の公約実現のための政治的パフォーマンスで、宜野湾市民の利益をないがしろにしていると指摘。国防政策が国の専権事項であることも無視しているとした。
県側は答弁書で、埋め立て処分に関わる「法律上の利益」は埋め立て承認による埋立権で、市民側には侵害される「利益」がないと訴えた。また判例に基づき「公務員の職権行為による損害について、公務員個人が直接責任を負わない」と主張。知事に対する賠償請求は不適法だとしている。
市民側は12月21日付で、89人が追加提訴。賠償請求額は計2億900万円になった。
☆
辺野古移設の原点について、国側は普天間飛行場が固定化し住宅密集地に住む宜野湾住民が被る基地負担の除去を主張したが、翁長知事は沖縄戦や「琉球処分」など沖縄の歴史に言及し、8月の集中協議でも議論は噛み合わなかった。
>市民側は、取り消し処分で飛行場が固定化し、移設ができなくなることで、騒音による生存権侵害が続くと主張。
市民側の主張は国の主張と合致し、県民の生命と財産を守るのが職務のはずの翁長知事の主張は宜野湾市民が被る基地負担を全く無視している。
>市民側は訴状などで、知事が取り消し処分の根拠とした第三者委員会の報告について「人選に偏りがあり、欠陥がある報告」と主張した。
その通りである。第三者委員会とは名ばかりで、最初から「瑕疵あり」の結論を持った翁長知事の私的で法的根拠は何もない。
>取り消しは知事の公約実現のための政治的パフォーマンスで、宜野湾市民の利益をないがしろにしていると指摘。国防政策が国の専権事項であることも無視しているとした。
何度でも書くが、辺野古移設はに米安全保障条約に基づく日米合意の結果であり、国防案件に何の権限もない一介の県知事が口出しすべきではない。
ネット記事には掲載されていない社会面中段の記事を引用する。
「知事は権限乱用」原告
「訴える相手が違う」県側
「知事は権限を乱用し、宜野湾市民の苦しみを増やしている」。弁論後の会見で、原告団長の平安座唯雄さん(70)=宜野湾市=は語気を強めた。「辺野古区は、多数が移設に賛成している」と指摘。 米軍キャンプ・シュワブゲート前の反対運動は「市民ではなく、活動家によるものだ」と指摘した。弁護団を率いる徳永信一弁護士は、作家大江健三郎さんの「沖縄ノート」などの既述をめぐり、旧日本軍の戦隊長らが出版差し止めなどを求めた訴訟で、戦隊長側の代理人などを務めた。「移設を望む市民の期待権が侵害されている」とし、原告適格は認められると自信を示した。 一方、被告の県側は基地の騒音を米軍が生み出し、飛行場を提供しているのは日本政府だと指摘。「騒音に悩む市民の気持ちはわかるが、訴える先が違う」と困惑する。(23日付沖縄タイムス)
翁長知事の「取り消し」が何の権限もないパフォーマンスに過ぎないことを浮き上がらせる記事だ。
>被告の県側は基地の騒音を米軍が生み出し、飛行場を提供しているのは日本政府だと指摘。「騒音に悩む市民の気持ちはわかるが、訴える先が違う」と困惑する
確かに基地騒音を生み出しているのは米軍であり、基地を提供しているんは日本政府である。
だが、これらは日米安全保障条約に基づくものであり、日本政府は日米安保を認めている。
したがって普天間飛行場に在る米軍基地も日本の民意である。
その上で、日本政府としては近隣の宜野湾住民の基地負担軽減のため、より基地負担の少ない辺野古の米軍基地内に「小・統合」するのが辺野古移設である。
これに反対し取り消しをしたのが翁長知事その人だ。
翁長知事を被告として訴えるのは当然ではないか。
昨日のエントリーで、沖縄市議会で痛烈な沖縄2紙批判をし「琉球新報・沖縄タイムスを正す県民・国民の会」への入会宣言をした浜比嘉市議を紹介したら、思わぬ反響があった。
沖縄2紙のバッシングを恐れず、市議会で本音を語った浜比嘉市議の勇気を賞賛する声が続々と筆者のもとに届いた。
浜比嘉市議は7月の市議会でも本音の発言をしていた。
普天間地主「多数は接収され喜んでいる」沖縄市議が発言
沖縄タイムス 2015年7月8日 07:08
【沖縄】自民党議員らによる報道圧力問題をめぐる沖縄市議会本会議の質疑の中で7日、市議会与党で元土地連会長の浜比嘉勇氏が「(普天間飛行場内に土地を持つ)宜野湾市の地主の大多数は今、接収されて喜んでいる。返還されることが苦悩だ」と発言した。
浜比嘉氏は、同問題に対する抗議決議文の中の「先祖伝来の土地を強制的に接収された地主の苦悩を顧みず」との文言を「歴史的事実が違うのではないか」と指摘した。
「接収当時は苦悩したが、復帰で借地料が6・6倍に伸び、その時から地主の苦労はなくなった」と持論を展開した。
「(土地連の会長時に)宜野湾市の地主会の総会などに何度も行った。できれば返さないでほしいと地主は言っている」「世界一危険な普天間飛行場はどこかに移してくれと言う圧倒的な県民の声で(今は)地権者はそういう方向に向いている」と述べた。
この発言に、同市軍用地等地主会の又吉信一会長は「地主会では、(返還の意思を問う)アンケートを1度もしたことはない。返還されて困る人も一部にはいるだろうが、永久に残してほしいというのは違う」と反論した。
「一部の人の話を議会に出すのなら、はっきりとした根拠を示してほしい」と困惑した。
☆
土地連の会長を務めた経験のある浜比嘉市議の発言は、沖縄2紙のバッシングを恐れて本音を隠して建前論で語る従来の地主会の主張を木っ端微塵にする爆弾発言である。
相変わらずメディアに媚びる発言の又吉地主会会長の建前論が空しく聞こえる。
米軍基地とリンク論など、そろそろ米軍基地に関しても本音で語る時期が到来しているのではないか。
【おまけ】
YAHOOニュースが転載してくれました。
【拡散依頼】です。
沖縄2紙購読「やめた方がいい」 沖縄市議が議会で批判
沖縄タイムス12月22日(火)10時35分配信
【沖縄】沖縄市議の浜比嘉勇氏(会派躍進)は21日の市議会12月定例会で一般質問に立ち「議員や当局のみなさん、ネットで議会中継を見ている人に対して(県内2紙を)やめた方がいいと大きい声で申し上げたい」と発言した。名護市辺野古の新基地建設反対やオール沖縄、翁長雄志知事を礼賛する報道に偏っているとして、「見ただけでストレスがたまる。本を買って読んだ方が良い」と批判した。
「琉球新報、沖縄タイムスを正す県民・国民の会」に入会する考えを示し、「新聞は公平公正中立であるべきだ。偏見に満ちた報道をするべきではない」と訴えた。

県に権限が無いと白状していますね。
「県に権限が無い」と自覚しながら、翁長知事は「地方自治の侵害」、更には「自己決定権」と、「存在する権限が否定されている」ように言っている。
県は、「存在する権限が国に侵害されている」を、「承認取り消しの無効確認訴訟」で主張すべきでしょう。
それでこそ、他の訴訟での主張と整合性が取れるというもの。
>翁長知事の「取り消し」が何の権限もないパフォーマンスに過ぎないことを浮き上がらせる記事だ。
御意。
>「一部の人の話を議会に出すのなら、はっきりとした根拠を示してほしい」と困惑した。
これ、次から議会で使えるフレーズですね。
「新基地建設」と翁長知事やオール沖縄の議員が言う度に、「移設を新基地建設という一部の人の話を議会に出すのなら、はっきりとした根拠を示してほしい」と困惑してみせましょう。
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=146991
>埋め立て予定地周辺に生息する国の天然記念物オカヤドカリの捕獲や移動の申請
移動の申請。
埋立で住めなくなるからの措置ですよね?
なぜ、環境保護団体は、ジュゴンに関しては、このままの環境を守れと言って、捕獲や移動の申請をしないのでしょう?
本当にジュゴンを守る気あるの?
オール沖縄会議に環境団体も参加していますよね。
オピニオン面に一般投稿6本(児童生徒限定の「ぼくも私も」除く)。
「本土またもや 米の言いなり」の沖縄市・荷川取順市さん(75)は1月10、29日、3月23日、4月1、24日、5月3、21、28日、6月13、23、29日、7月31日、8月16日、9月2、23日、10月9、26日、11月10、25日、12月7日に続き今年21回目の掲載。
「憲法ない島展 若者参観願う」の八重瀬町・幸地忍さん(71)は1月1、9、16日、2月16日、3月6、22日、4月4、28日、5月11、16日、6月12、24日、7月3、16日、8月6、19日、9月1、20日、10月6、25日、11月18、19日、12月4日に続き今年24回目の掲載。
「定年後も課税 蓄えが必要だ」の金武町・新里均さん(61)は2月3日、5月19日、7月2、14日、8月21日、9月8日、10月14、31日に続き今年9回目の掲載。
「基地の跡利用 経済効果注目」の沖縄市・親泊善雄さん(63)は5月13日、6月6日、10月1、12日、11月19日、12月4日に続き今年7回目の掲載。
「『リンク論』発言に衝撃」の大宜味村・金城健一さん(70)は3月17、27日、5月23日、6月21日、7月11日、8月13日、10月11日、11月14日、12月9日に続いて今年10回目の掲載。
「『タッチの差』で命びろい」の浦添市・平良研一さん(76)は1月28日に続いて今年2回目の掲載。
カギカッコは投稿欄における見出し。
「投稿マニア」を否定はしないが、新聞はブログじゃないんだから、常連の投稿を並べただけでは、担当者は仕事をしたことにならない。
在日米海兵隊@mcipacpao
沖縄の貧困家庭に育つ子どもたちに栄養のある夕食を提供し、宿題を教える環境をというプロジェクトで、沖縄市にある無料で食事を提供する食堂のペンキ塗りをキャンプ・コートニー(うるま市)の海兵隊員が丸二日間行い、彼らはペンキだらけでした。
https://pbs.twimg.com/media/CWLPXa1U8AAYyKG.jpg
は、タイムスに「米軍基地内からもボランティア」の紹介が1ヶ月前にありました↓。
2015.12.23 10:33「[沖縄市] のニュースランキング」のベスト5に入っています!!
「毎日300人分の夕食を無料提供 沖縄市に「子ども食堂」12月開設 2015年11月25日」
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=143036&f=cr
>中部の拠点としてキーパーズのスタッフが常駐するほか、米軍関係者との結婚や交際のトラブルを抱える女性の相談支援をするNPOウーマンズプライド(スミス美咲代表)の事務所と教会を併設し、母子家庭や生活に困窮する女性もサポートしていく。
>スミスさんは「沖縄市に事務所を置きたいと思っていた。支援が必要な女性が多いのではないか」と話す。
>現在、那覇市で週1回の炊き出しを10年以上続けている山内さんだが、一番の課題は「本当に必要な子に支援をどう届けるか」だという。
>すでに資金や食材提供の申し出もあり、米軍基地内からもボランティアが訪れる予定。
>学習支援ボランティアも含め、協力を広く募集している。
【参考】
2015.12.23 10:33「[沖縄市] のニュースランキング」のベスト5に入っているその他の記事。
「普天間地主「多数は接収され喜んでいる」沖縄市議が発言 2015年7月8日」
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=123205&f=cr
「沖縄2紙「やめた方がいい」 浜比嘉勇沖縄市議が議会で批判 2015年12月22日」
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=146861&f=cr
「米軍統治下への不満爆発、コザ騒動から45年 基地負担続く沖縄 2015年12月20日」
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=146613&f=cr
「車上狙い捕らえた米兵2人に感謝状 沖縄署 2015年12月10日」
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=145204&f=cr
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=146988
>2017年5月に期限切れを迎える酒税軽減措置の5年間の期限延長を求めることが22日、分かった。
>9回目の延長へ年明けにも翁長雄志知事らに要請する。
>泡盛業界は消費減少などを背景とした厳しい状況への対応、オリオンビールは営業基盤の強化などを理由に延長を求める。
あら?
沖縄の優遇について指摘された中で、沖縄のオリオンビールの軽減税率のことが取り上げられたら、前泊先生は「もうオリオンビールはアサヒの傘下に入っていて軽減税率の恩恵は僅か。(軽減税率は)意味をなさない」と言っていませんでしたっけ?
12.5「激論クロスファイア」の中だったと思う。
オリオンビールはアサヒの委託製造しているだけでしょ?
別に、資本を牛耳られて、アサヒの一ブランドになっている訳じゃないでしょ?
だから、酒税軽減措置の恩恵に与かっている。
だから、措置の延長を要請する。
>県は要請を受けた後に対応を決める方針。
>泡盛業界の振興に向けた施策や軽減措置の影響調査などを進めているほか、翁長知事は知事選の公約で「軽減措置の延長を求める」と掲げており、同調して延長を求めるとみられる。
翁長知事は公約に挙げているんでしょ?
なのに、要請を受けた後に対応を決めるwwww
事前に公約を実現するために動いていないwwww
基地に忙しくて、忘れていた?
沖縄経済に関して何も仕事していないのが、わかる。
沖縄経済でやっと言えば、「島ぐるみ会議」の主要メンバーのかねひで関連のMICE決定と、平良朝敬氏の沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)会長就任。
この2つで沖縄経済はアップしていますか?
同調して延長を求める?
島尻議員に頭を下げるの?
自民党に要請してコケにされる黒歴史更新?
本土とのアメリカ施政下の差20年の穴埋めに、復帰後42年間、沖縄を援助している本土。
市政下20年の差を倍の42年でも埋めきれない沖縄って、本土のせいだけ?
沖縄の責任は、無いの?
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-193286.html?utm_source=dlvr.it&utm_medium=twitter
>【宮古島】嵩原弘宮古島市議が市議会一般質問で、名護市辺野古での新基地建設反対運動に対し、「辺野古基金」を資金とし「弁当付き、日当付きでデモをしている」などと発言、関係団体などから撤回を求められていた問題について、嵩原氏は22日の12月定例会最終本会議で発言を撤回・謝罪しなかった。
>野党などが求めた棚原芳樹議長による撤回指導も行われなかった。
>沖縄「建白書」を実現し未来を拓く「島ぐるみ会議」みやこは抗議声明を発表した。
抗議声明止まりでなく、名誉棄損で議員を訴えれば良いではないか。
島ぐるみ会議は、嵩原弘宮古島市議が証拠を持っていなければ、勝てますよ~~。
ところで、島ぐるみ会議は、オール沖縄会議発足で発展的解散でなかったの?
オール沖縄会議を作る22団体の一団体として存続しているの?
オール沖縄会議の傘下にある一団体が誹謗されているのに、オール沖縄会議が抗議しないのは、なぜ?
師匠、これからもお体にお気をつけて頑張ってください。
有難うございます。
今後とも宜しくお願いします。