狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

差別と被差別は合わせ鏡 奄美復帰55周年 

2009-11-26 06:37:54 | 未分類

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侵攻から親交へ 交流宣言書署名/沖縄・鹿児島県知事が握手【11月22日】

 【鹿児島で与儀武秀】薩摩の奄美・琉球侵攻から今年で400年の節目に当たることを受け、沖縄県の仲井真弘多知事と鹿児島県の伊藤祐一郎知事は21日、奄美市笠利町で、今後の両県の交流をより一層推進するとした交流拡大宣言書に署名した。県が歴史的節目を期に他府県と交流宣言を行うことは初めて。今後は両県で琉球弧の世界自然遺産の登録などを視野に相互の連携拡大を図る方針。

 宣言では両県が「琉球弧」と呼ばれる「黒潮文化圏」内にあり、多くの激動にさらされながら独自の個性を築いてきたと説明。400年の節目に「過去の出来事や成果をしっかり踏まえつつ、両県が真の隣人としての関係を新たに構築」し「相互の繁栄を目指して協力する」としている。

                  ◇

沖縄タイムスは、今年が「薩摩侵攻400年」に当たる年だということで、毎週月曜日には特集記事を組んでいるが、そこに横たわるのは「平和な琉球王国が薩摩を尖兵にした日本に侵略され、差別されてきた」という恨み辛みの歴史観である。

薩摩に侵略され差別されてきた琉球が、その薩摩と「交流宣言」をするというのが上記記事である。

「差別を声高に叫ぶ人に限って差別主義者である場合が多い」と書いたが、被差別を売りものにするような沖縄には実は差別主義者が多いとも書いてきた。

沖縄が奄美大島を差別してきた歴史を琉球新報のコラムがこのように書いている。

金口木舌 2009年11月20日
 泣きやまない子には「護佐丸が来るぞ」と脅していたと奄美市で聞いた。中城按司の護佐丸は県内では英雄だが、奄美では鬼のような認識だ。かつて奄美諸島は、琉球王府の領土だった
▼1609年の薩摩侵攻後は、薩摩藩の直轄地となった歴史がある。その奄美市であす、交流イベント「沖縄―奄美―鹿児島 連携交流2009」が開かれる。薩摩侵攻400年の節目に、共通の政策課題解決に向けて連携を深めることが目的だ。式典では、仲井真弘多知事と伊藤祐一郎鹿児島県知事が共同宣言に署名する
▼そのイベントに異を唱える動きがあった。南海日日新聞(奄美市)によると、
奄美関係者で結成した市民グループが18日、鹿児島県知事に宣言中止を求める要請書を提出した。「奄美の虐げられた歴史が総括されない中、奄美での宣言に違和感を覚える」という理由だ
▼琉球王国統治時代を奄美では「那覇世(なはんゆ)」ともいう。那覇世から薩摩藩統治の大和世、アメリカ世、そして鹿児島県と、翻弄(ほんろう)された奄美
▼奄美の市民グループの訴えは、衆院予算委員会の公聴会で「沖縄同胞の心情を人ごとと思わず、小指の痛みは全身の痛みと感じ取ってください」と発した祖国復帰協議会会長の喜屋武真栄さんの思いに通じるものがある
▼「奄美の痛み」にも思いが至る、あすの交流イベントに期待したい。

                     ◇

上記コラムでは「奄美の痛み」などとしおらしい言葉で結んでいるが、沖縄二紙は、沖縄二紙が薩摩に差別されたと声高に叫ぶことはあっても「奄美の痛み」について書いた記事は、筆者の記憶する限り上記コラムの一言以外にない。

以下は奄美復帰55周年 差別と被差別は合わせ鏡を補筆編集したものである。

「差別」を声高に叫び、それを商売道具のように扱う勢力がある。

沖縄左翼もこの言葉を、相手を黙らせる呪文のように唱え、百年前の一業者が行ったことを、今でもイデオロギーに利用していると書いた。

百年前の怨念「人類館事件」 沖縄差別の歴史だって

そのエントリーで、沖縄人が奄美大島出身者に対して行った差別について次のように書いた。

<差別を声高に叫ぶ人間が、本人は意識していなくとも、実は差別主義者である場合が多い。

 
「差別された」と叫ぶ人間が実は差別主義者であり、彼らがいう差別とは己を映す合わせ鏡のようなものである。
 
沖縄で差別を叫ぶ人間は、その一方で離島出身者を差別したり本島内でも北部出身者をヤンバラーと差別したり、台湾人やフィリピン人をタイワナー、フィリピナーと差別的意味合いを込めて呼ぶ。
 
最近では見られないが、米軍占領時代は、奄美大島出身者をオオシマーと侮蔑の意味を込めて呼んでいた。>
 
奄美大島は今は鹿児島県の一地方となっているが、戦後の一時期本土から分離され沖縄と同じく米軍統治下にあった事実を知る者は沖縄人でも少なくなった。
 
今年は奄美大島が日本復帰して55周年だという。
 

琉球新報社説 2008年12月27日

奄美復帰55周年 「琉球弧」連携強化の契機に

 奄美諸島が25日、本土復帰55周年を迎えた。戦後、1946年2月に米軍統治下に置かれた奄美が53年、沖縄より19年早く本土復帰を実現した。
 「民心の結集と血潮みなぎる情熱、行動力」で、主義主張や党派を超え、一滴の血も流さずに平和裏に本土復帰を実現したことが、いまでも奄美人(アマミンチュ)たちの誇りだ。
 25日に奄美市内で開かれた記念行事でも、復帰運動で示した奄美人の底力を「後世に語り継ぎ、力強い未来を建設しよう」と誓いを新たにしている。同じ“琉球弧”の一員としてエールを送りたい。
 「奄美の特徴は、自然と文化、長寿と子宝、亜熱帯の温暖の気候」と奄美市長の平田隆義さんは言う。
 奄美は、もともとは琉球王国の一員だった。1609年に薩摩藩による琉球侵攻で分断されたが、言語、民謡、食文化など共通点はいまなお多い。
 三線と島唄、8月踊り、亜熱帯性海洋気候を生かした観光、基幹作物のサトウキビ、黒糖をフレーバーに使った泡盛と同じ黒糖焼酎、大島紬(つむぎ)など織物文化などだ。
 沖縄より先に本土に復帰した奄美では「沖縄振興開発特別措置法」の源流ともいえる「奄美振興開発特別措置法」の下で政府のキャッチアップ政策が展開された。
 しかし沖縄同様、本土との所得格差や高失業、高い公共事業依存の第3次産業に特化したいびつな産業構造と、悩みや課題も重なる。
 異なるのは、奄美には広大な米軍基地がないこと。そして、人口が減少し続けている点だろう。奄美群島の人口は本土復帰時の半分の12万人にまで減っている。
 いま「健康長寿」「癒やしの島」を核に国際港湾の整備によるクルーズ船誘致など観光での地域振興を模索している。島しょ型観光では沖縄の経験が役に立つ。
 折しも来年は薩摩の琉球入りから400年の節目だ。戦後、別々の振興法下できた奄美と沖縄が「琉球弧」連携を強化し、新しい島しょ型振興策で相乗効果を発揮したい。

                                           ◇

きれい事を書き連ねたこの記事を読んでも、沖縄人が奄美出身者に行った差別に関しての記述は一言もない。

他人に対しては些細なことでも「差別」だと騒ぐ者は己が行った「差別」を語ることはない。

同じく「奄美復帰55年」を連続特集した沖縄タイムスはどうか。

米軍統治下の沖縄で生活した多くの奄美出身者に、当時の沖縄、そして故郷奄美大島の状況を取材しているが、

「大島差別」については連載三回目に

「強い反感、休職も厳しく」と題しては触れているが・・・。

加計呂麻島(鹿児島県瀬戸内町)出身で、現在も那覇市に在住の内山照雄さん(75)が当時の苦労話を語っている。

だが、タイムス記事には「差別」という言葉は一言もない。

該当部分を抜書きするとこうなる。

<(沖縄での就職で)面接票に「奄美大島」と書いた途端に門前払いされた。半年たっても仕事が見つからない。 なのに、「大阪」とごまかして書いたらすぐに採用された人もいた。

「事件があれば『大島か宮古』といわれた。 騒然とした時代、周辺の島々から食っていけない人がどっと、押し寄せていたから、反感もあったのでしょう」>

内山さんは、自分が受けた沖縄人の冷たい仕打ちに対して

「騒然とした時代、周辺の島々から食っていけない人がどっと、押し寄せていたから、反感もあったのでしょう」

と、恨み言を言うのでもなく「反感」という言葉を選んで、「差別」という言葉は使っていない。

だが、まぎれもなく、この仕打ちは差別以外の何物でもない。

これが逆の立場だったら沖縄タイムスは「沖縄人差別だ!」と、大見出しで騒ぎ、抗議集会でも煽っていただろう。

 

沖縄人の「奄美差別」に関しては、地元紙は黙して語ろうとしないが、

最近刊行された異色の沖縄レポート『沖縄 だれにも書かれたくなかった戦後史』(佐野真一著)でこれに触れた記述がある。

この沖縄現代史の恥部とも言うべき「奄美差別」について記した部分を同書から抜書きしておく。

1953(昭和28)年12月、奄美諸島は縄に先駆けて本土復帰を果たした。それから本格的な奄美差別がはじまった、と奥はいう。(・・・)問題は、彼らに対する沖縄人の露骨な差別と非人間的な扱いだった。この事実はほとんど知られていない。というより、沖縄の戦後史の暗部として、なかったことになっている。(・・・)

<「いま沖縄には奄美出身者が5万人いるといわれていますが、自分から奄美出身者だと名乗る人は、めったにいません」

本土から差別されたと拳を突き上げ絶叫する沖縄人は、その一方では奄美人を差別する。

那覇の国際通りの基礎を作ったのは、実は奄美出身者だったことは昔の国際通りを知る者には公然の秘密である。

「奄美差別」を知る沖縄人も今は少ない。

過去の沖縄人による差別を糾弾する奄美人の声を聞かない。

沖縄左翼もそろそろ被害者意識を商売道具に使うことを止めませんか。

「本土の沖縄差別」を声高に叫んだら、奄美出身者に笑われますよ。

「お前達だけには言われたくない」って。

 

◆参考ブログ⇒沖縄差別という神話の背景
http://itokazukeiko.ti-da.net/e2453436.html

 

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◆【追記】⇒魔都見聞録】狙われる沖縄・琉球400年を歩く ...

朝日新聞夕刊の連載『琉球400年を歩く』は、まるで中国の海洋覇権志向に歩調を合わせるかのような論調である。相も変わらぬ「親中・反日」をベースとした ...
 

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12 コメント

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Unknown (トラネコ)
2009-11-26 11:37:21
こんにちわ。
私が住んでいました石垣島では台湾系の人も多く、今では帰化しています。私が住んでいた地域は宮古出身者が多く、ミヤコンチューはまた沖縄での被差別者だったのですが、その彼らは台湾出身者を馬鹿にするんですね。結局誰も彼も差別・被差別の両方を兼ねていました。仰る通り差別を声高に叫ぶ人間は、差別する側の人間でもあると実感しています。
これって在日特権や部落の利権とも似ていますね。
Unknown (ねここねこ)
2009-11-26 13:03:35
こんにちは。

無知や偏見からくる差別もすごいですよね。

お恥ずかしい話ですが、私も独身のころは何度も戦前から住んでる地元民は気性が荒いから彼氏は他の地域から探せとか、糸満と宮古は荒いから駄目とか、ヤンバルもなんたらで駄目とか親戚縁者に言われていました。


結局、自分の生まれた村や島以外の人間は人間じゃないという、考えなんでしょうね。
確かにそのとおり (DUCE)
2009-11-26 14:24:50
外国人問題でもそれって大いに当てはまりますな。昨年の国籍法改悪にしても、フィリピン人の腹から生まれて、その母親によってのみ育てられるのであれば、子供がフィリピン人であってはならない道理があろうはずがないのに、どうせ一緒に暮らさないのに、父親の血統で国籍を決めようあほんだらがいましたな。
われわれが、差別をしないうちから、子供を産んだ本人や「人権団体」が思いきりフィリピン差別をしています。
所詮は、差別とか人権なんぞという言葉は、主張する者にとって得になるような形で歪曲されているとみるべきなのでしょうね。
Unknown (東京から見ている野次馬)
2009-11-26 21:12:46
野次馬さん。ご安心下さい。gooblogの場合、その程度の中傷では、あなたのIPが晒される事はない筈ですから。


アクセス解析?誰に習ったんですかそんな言葉(笑)
解析なんかしなくたって、関係者は全員出るところに出るに決まってるでしょう。大浜さんは訴訟を起こすのでしょう?違いましたっけ(爆笑)

Unknown (沖縄人は知るべきだ)
2009-11-26 21:23:36
狼魔人さん、こんばんわ

何か変な野次馬が湧いてるけど

>愚かで馬鹿な人間の行き着く
 典型的なパターン

石垣市長に全てブーメランとして返ってくるから止めておいた方が良いですよ。

このブログは、普通に住んでるだけでは
分らない沖縄の現状を教えてくれるので
凄く応援しています。
野次馬や釣りもくるかもしれないけど
頑張って下さい。
Unknown (うちなミスト)
2009-11-26 21:29:30
狼魔人様こんばんは
ヒポポタマス改めうちなミストです。
これからもよろしくお願いします。m(--)m

なんだかコメント欄にハエが湧いていますね^^

日本社会は先に「私は被害者だ!差別を受けているんだ!」と名乗り出た者勝ちという感じがします。しかしその被害者が他方では加害者であることは封殺されてしまうのだなと今回の記事を読んで思いました。

差別・被差別の問題は表面上は見えやすいがそこにある奥深い事情は見えにくいですね。

Unknown (涼太)
2009-11-26 21:40:04
狼魔人様

結局僻みではないのでしょうか。
心の底には日本本土に対する憧れが有るのに、多くの青年達が挫折して本土社会から去っていきます。
そういう人に限って「本土の人間は汚い。やっぱり沖縄が最高だ。」とか言います。でもそれは劣等感の裏返しであり、本土社会から逃げ帰った言い訳でもあるのです。典型的な例が高校野球です。沖縄勤務時代よく聞いた話ですが、高校野球が始まると公務員から民間人までテレビを観ている。つまり自分達の劣等感を高校生に託しているのではないのでしょうか。北海道の人達も日本本土のことを内地と言います。でもそれは尊敬を込めて言っているのです。対して沖縄県民が言う内地とは明らかに意味が違います。何度もしつこく書きますが、それは僻みであり、劣等感の裏返しなんです。

追伸
NHKの大河ドラマ、直江兼継がまもなく終了しますが、日本本土とて群雄割拠の戦国時代を経て、今の日本になりました。その経過でより強い戦国大名が中央集権を布いた。沖縄とて歴史の流れに逆らうことは出来なかったと思います。
Unknown (涼太)
2009-11-26 22:09:59
狼魔人様

本土の人権団体は結局金ですよ。差別、差別と叫んで、莫大な利権、特権を得た。そういう事実が無いと困るので、差別の自作自演までやっています。
そんな団体が、成立を目論むのが「人権擁護法案」です。差別の下、民間人に警察と同じ権限を与えようとしています。曖昧な判断基準の差別発言をしたと判断された者に、人権団体が取り調べを行える。考えただけでゾッとします。
そうやって差別利権を守ろうとしています。沖縄左翼の米軍悪、日本軍悪者論も、似たようなものでしょうか。
民主党の闇法案の一つです。
無策の民主党政権で、二番底、三番底などではなく、底なしの大不況が始まりました。一つ言える事は、諸に影響を受けるのは地方や派遣社員などです。民主党の支持母体、日教組、自冶労などは安泰なのでしょう。おまけに所得制限のない子度手当てでウハウハです。
野次馬さんへ (KOBA)
2009-11-27 01:57:44
 >狼魔神さん

 「狼魔人さん」ですよ。人様のやることに茶々を入れる前に相手の名前を間違えるようでは所詮程度が知れますね。
ヌーヤル、バーガー。 (義挙人)
2009-11-27 02:09:20
深夜から、失礼します。

模合からの帰りで、本ブログ拝見してます。
(少し泡盛入ってますけど、お許しください)

狼さん、、煩いハエは 叩きつぶして下さい真面目に本ブログを読んでる人に対して失礼きわまります。

仕分け人の、、、レンボウ、、、?
でしたけ、、、、あの知ったかぶりの顔、
吐き気がしますけど、私一人でしょうか、、、、、

オリンピック強化予算も、、、、カット、、、て、、、

レンボウ、、、お前 何様か、、、

全く、不愉快です。

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