狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

【速報】首相、辺野古訴訟で和解案受け入れる方針

2016-03-04 12:32:19 | 普天間移設

 

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首相 辺野古埋め立て巡る裁判で和解案受け入れる方針

NHK 3月4日 12時00分
 
 
沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設計画を巡って、国と沖縄県双方が訴えた裁判で、安倍総理大臣は、工事の中止を含む裁判所が示した和解案を受け入れる意向を固め、関係閣僚に伝えました。沖縄県側は、和解案を受け入れる方針をすでに裁判所に伝えていることから、国と県との和解が成立する見通しとなりました。
沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設計画を巡って、国と沖縄県との間では3つの裁判が行われていて、このうち沖縄県の翁長知事が、移設先の名護市辺野古沖の埋め立て承認を取り消したことに対し、国が知事の代わりに取り消しを撤回する代執行を求めた行政訴訟で、裁判所は先に和解案を示しました。
裁判所の和解案は当初、暫定的なものと根本的なものの2案がありましたが、裁判所はその後、先月29日の弁論に合わせて、沖縄県側が前向きに検討するとしてきた暫定案を修正した新たな和解案を示しました。
新たな和解案では、国と沖縄県の間で行われている裁判をすべて取り下げ、工事を中止したうえで、国が、翁長知事が行った埋め立て承認の取り消しの是正を指示するよう求めています。そして、沖縄県側がこれを不服とする場合には、国の是正指示を取り消す裁判を起こし、この裁判の結果に双方とも従うとしています。あわせてこの裁判の判決までに、国と沖縄県は、円満な解決に向けた協議を行うことなどが盛り込まれています。
政府は当初、工事の中止は受け入れられないとしてきましたが、安倍総理大臣は、国と県とのいわば訴訟合戦が続くような事態は好ましくなく、対立が長引けば普天間基地の危険性の除去や移設計画の実現も危うくなりかねないとして、新たな和解案を受け入れる意向を固めました。
そして安倍総理大臣は4日昼すぎ、総理大臣官邸で、岸田外務大臣や中谷防衛大臣ら関係閣僚らに対し、こうした方針を伝えました。
また政府は、外交ルートを通じてアメリカ政府に対し、この方針を伝えました。
関係者によりますと、工事の中止を盛り込んだ新たな和解案について、沖縄県側は受け入れる方針をすでに裁判所に伝えていることから、国と県との和解が成立する見通しとなりました
 
                                                     ☆
 
これまで裁判長は「暫定案」「根本案」と二つの和解案を提示していた。
 
それぞれ両者の合意がなければ成立しないとのことで、修正案が水面下で検討されていた模様。
 
今回国は第三の和解案に同意したらしい。
 
修正案のキモはこれ。
 
>沖縄県側が前向きに検討するとしてきた暫定案を修正した新たな和解案を示しました。
 
>新たな和解案では、国と沖縄県の間で行われている裁判をすべて取り下げ、工事を中止したうえで、国が、翁長知事が行った埋め立て承認の取り消しの是正を指示するよう求めています。
 
>そして、沖縄県側がこれを不服とする場合には、国の是正指示を取り消す裁判を起こし、この裁判の結果に双方とも従うとしています。
 
国が進めている辺野古の工事を一時中止することにより、翁長知事の顔を立てる。
 
仕切り直し裁判をする場合双方が判決に従がう、というもの。
 
裁判の間、工事は多少遅れるものの、結局は国が勝訴。
 
・・・ということであろう。

 

【おまけ】

本日3発4日付世界日報の「沖縄時評」が豊見城市小4男児自殺事件について詳しく報道しています。

             ☆

豊見城市・小4児童自殺問題、「いじめ問題専門委員会」全員が辞任

新教委制度で続く隠蔽体質

《 沖 縄 時 評 》

 沖縄県豊見城市で昨年10月、小学4年の男児(当時9歳)が首を吊って自殺した。このニュースが地元2紙に報道されたのは、事件から3カ月も経過した今年の1月9日だった。

 警察庁の統計によると沖縄県の10代の自殺者は例年2~7人程度で全体の1~2%にすぎない。10歳にも満たない小学校児童の自殺は統計にも出ていないくらいだから余計に衝撃的だった。


...【全文を読む】

 

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コメント (26)    この記事についてブログを書く
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26 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (心配性)
2016-03-04 13:42:42
これだけごちゃごちゃしてくると、県民にも国民にもわかりにくい。陸連のマラソン代表選考みたいだ。
裁判沙汰自体は沖縄でも話題になっているのは間違いないので、解りにくさを払拭して仕切り直す。今度は一発選考ならぬ、一発判定で行きますよとの事でしょう。情弱の沖縄県民には分かりやすいほうが良い。オール沖縄の呪縛から解き放されつつある県民は今度こそ目を皿のようにして、ことの進行具合を見届け、理解するでしょう。

しかし県は「前向き」になりますかね。ならなければ次の裁判での心証は甚だ悪くなる。
返信する
Unknown (Unknown)
2016-03-04 14:28:30
此方のブログの意見、コメントを読んでますと
裁判は「秒殺」という感じでしたが、私は双方の思惑に合致する
和解案にいくだろうと考えていましたので、一報に驚きましたが
落ち着くところに落ち着いたとおもいます。
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Unknown (Unknown)
2016-03-04 14:46:38
元宜野湾市長の参院選出馬に関する
ニュースが琉球新報で報じられています。

元市長は先の宜野湾市長選挙で選対の代表代行という
ワンクッションがあったにもかかわらず、知事に近い企業グループから
責任を追求されています。個人的に打開案として元市長の親戚である
30代になったばかりの市議さんが参院選に立候補すれば、対立した双方がまるく収まる
可能性があります。彼ならば仮に参院選で島尻氏に敗北しても市議に
出戻ることができるからです。

そうした考え方もありますよという事で指摘しておきたいとおもいます。
返信する
Unknown (心配性)
2016-03-04 15:26:04
要は普天間返還は辺野古移設が前提だという当たり前のことに賛意を示す県民が増えたきたという感触を政府が得たのだろうと思います。

ごちゃごちゃ泥仕合で勝利するよりは、いったん工事を中止して裁判に持ち込む。あるいは持ち込ませる。肉を切らして骨を断つ作戦と理解しています。
返信する
Unknown (パパドプーロス)
2016-03-04 15:35:46
和解?と聞いて最初びっくりしたのですが

首相のこの発言で政府の意図がわかりました。

今回の判断について「延々と訴訟合戦が続けば普天間の現状が固定化されかねない」と説明した。

首相はまた、今後の対応について「司法判断が下された場合にはその判断に従い、沖縄県と協力して誠実に対応することで合意した」と語った
返信する
Unknown (Unknown)
2016-03-04 15:48:23
おととい、和解案を受け入れるだろうと書こうとしたが出勤に間に合わなくて書けなかった。
やっぱりね。

でも、これがベスト。
参院選までやる必要はないし、普天間は固定化がベストなのだから。
返信する
Unknown (ウチナー鬼女)
2016-03-04 15:57:10
菅官房長官は本日の会見でも「普天間基地閉鎖は辺野古移設が前提」と発表してますね。和解成立については一言もありませんでしたが?
「代執行」訴訟の和解成立がNHKの「飛ばし」でなければ、普天間基地閉鎖が遅れた責任は沖縄県知事にあるつーことでは?いわゆる「自己責任」ってやつです。更には「5年なんて無理せず、じっくり時間をかけて工事進められる」とか?ハリスさんも言ってたしね。
実は和解成立って、翁長さん勝利というよりは、「国家権力と戦う知事」という沖縄メディアが作り上げた「虚像」が今後の対応でどうしよかうろたえているように感じます。宜野湾市民からの突き上げもあるだろうし。梯子外されてよろめいている感じにも見えますが?
うーん、願望による妄想ですかね?
返信する
Unknown (心配性)
2016-03-04 16:16:42
ウチナー鬼女様
「妄想」ではないと思いますよ。県は泥仕合にして世間の同情を買いたかったのに、政府にあっさりリセットされてしまった。メディアもオナガも正念場でしょう。
返信する
Unknown (名無し)
2016-03-04 16:35:28
>ハリス氏の発言について、国防総省筋は沖縄タイムスに対し、「日米両サイドの政治と切り離して現実を語った米軍の本音論」と分析。「(ハリス氏の発言に対する)沖縄の反発は承知しているが、米軍内には普天間は現状維持でも構わないという声もある」と述べ、法廷闘争に発展した普天間移設への熱意が冷めている内情をそう漏らした
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160304-00000013-okinawat-oki

私が2年前から書いている通り。
普天間は固定化がベスト。
移設を公約化すべきは保守側ではなく、左翼
返信する
これ、和解案というのですか (遊爺)
2016-03-04 18:21:40
これ、「和解案」といえるのでしょうか?
1月に示された「和解案」と言うのは、翁長知事の立場を重視したものと、国の立場を重視したものでが 2つありましたね。双方相容れないから裁判沙汰になったのですから、当然双方相容れない、ただ併記しただけのもの。
そこで、沖縄県側が前向きに検討するとしてきた暫定案を修正した新たな案を提示したのが、今回の新たな和解案。

 先ず、国と沖縄県の間で行われている裁判をすべて取り下げ、工事を中止。
 つまり、15年10月の状態に戻しただけ?

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■辺野古移設をめぐる動き

13年12月 仲井真弘多沖縄県知事が名護市辺野古の埋め立てを承認
14年12月 翁長雄志沖縄県知事が就任
15年10月 翁長知事が埋め立て承認を取り消し
  同月 政府が代執行手続きへの着手を閣議了解、国交相が承認取り消しの効力を
     止めると決定
  同月 防衛省が辺野古埋め立ての本体工事着手
  11月 国交相が翁長知事を高裁に提訴

16年 1月 高裁が和解案を提示
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 翁長知事が埋め立て承認を取り消した時点に戻す。
 (裁判をすべて取り下げ、工事を中止)

 国は(改めて)翁長知事が行った埋め立て承認の取り消しの是正を指示する。

 沖縄県側がこれを不服とする場合には、国の是正指示を取り消す裁判を起こし、この裁判の結果に双方とも従う。

 すごろくではありませんが、15年10月に戻してやり直し。
 現在、複数の裁判が進行しているが、夫々で異なる判決が出て混乱するのを防ぐ為、裁判は一本化し、その判決に双方従う。

 和解案と言うより、「やり直し裁判」では?
 
> あわせてこの裁判の判決までに、国と沖縄県は、円満な解決に向けた協議を行うことなどが盛り込まれています。(NHK ニュース)

 協議をして解決策が見つからないから裁判になったのに???
 翁長氏は、あらゆる手段を使って、1日でも長く工事を止めるしか、支持者に応える未知が残されていないのですから、協議のなのもとに時間稼ぎをしたいだけ!
 
 一本化した裁判で、翁長氏に印籠を渡す案?
返信する

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