狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

ウソかホントか!地球温暖化って何?

2021-05-09 04:49:22 | 医学・健康

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 (後編は文末)

地球温暖化って何?

政府は「2050年カーボンニュートラル」という方針を決めました。これは「2050年までに温室効果ガス(特にCO2)の排出を実質ゼロにする」という意味で、そのために2030年までに46%減らすことになっています。これは地球温暖化を防ぐためということですが、どういう意味でしょうか?

Q1. 温暖化の原因は人間の活動なんでしょうか?

東大には去年、グローバル・コモンズ・センターができて、そのダイレクターの石井菜穂子さんは図1のようなスライドで「人類が地球環境危機を起こした」といっていますが、これは変ですね。

図1(東大グローバル・コモンズ・センター)

「完新世」というのは今から1万1700年前に氷河期が終わり、人類が定住し始めた時代ですが、地球の平均気温もその時期に大きく上がっています。でも1万年前に人間の出すCO2は微々たるものだったので、この図は地球温暖化が始まった原因は人間活動ではなかったことを証明しています。その逆に、温暖化で大気中のCO2が増えたのです。

Q2. 人類は地球環境を大きく変えたんでしょうか?

図1のように産業革命以降を「人新世」と呼んで、人類が地球環境を大きく変えたと思っている人は多いのですが、最大の温室効果ガスは水蒸気です。大気中のCO2濃度は0.04%ですが、水蒸気は2%なので、温室効果の48%は水蒸気で、CO2は21%です。

図2 炭素循環

CO2の循環の中でも、人間活動で出るのは年間50億トン。大気中にあるCO2の1/25です。自然の大きなサイクルの中では人間活動はちっぽけなものですが、人間は今までの気温に順応して生活してきたので、それが急に変化すると困ります。人間が悪化させているのは人間の生活であって、地球の問題ではないのです。

Q3. 今は人類の歴史上いちばん暖かい時期でしょうか?

図3はアメリカの海洋気象庁(NOAA)がいろいろな研究のデータを集めたものですが、西暦1000年ごろは今とほぼ同じ気温で、中世温暖期と呼ばれています。この原因も明らかに人間活動ではなく、太陽活動が活発だったためと推定されています。今はそれと同じぐらい暖かくなっていますが、温暖化と寒冷化は周期的に繰り返しており、このままずっと暖かくなるとは限りません。

図3 中世温暖期(NOAA)

Q4. 温暖化は今までずっと起こってるんですか?

図4は気象庁のデータですが、北半球では1960年ごろから寒冷化の傾向がみられました。このため1970年代には「地球は寒冷化する」とか「氷河期に入る」という論文がたくさん発表されました。このように気候変動というのは当てにならないものです。

図4 寒冷化現象(気象庁)

これについてはIPCC第5次評価報告書で「先進国の工業化による大気汚染が原因だった」と説明していますが、いま中国やインドで起こっている大気汚染の効果はよくわかりません。

Q5. 温暖化は地球上で同じように起こってるんですか?

みなさんが暖かくなったと感じる最大の原因は地球温暖化ではなく、都市化によるヒートアイランド現象です。この原因は道路が舗装され、建物がコンクリートになって熱を吸収しなくなり、工場や自動車などの排熱が増えたためです。東京の平均気温はこの100年に3℃上がりましたが、そのうち地球温暖化は0.74℃と推定されています。

heat
図5 ヒートアイランド現象(産総研調べ)

Q6. 異常気象は増えてるんですか?

NOAAの調べでは、図6のように世界中で20世紀にハリケーンなどの異常気象が増える傾向は見られませんが、大雨の回数は少し増えています。

図6 世界の大雨の回数(NOAA)

Q7. 自然災害の被害は増えたんですか?

大きく減りました。EMDAT(国際災害データベース)によると、図7のように自然災害の死者は、1920年代の年間55万人から2010年代には5万人に減りました。自然災害による死者は、この100年で92%も減ったのです。これは災害が減ったからではなく、途上国の災害対策が整備されたからです。

図7 世界の自然災害の被害(EMDAT)

Q8. 温室効果ガスはCO2だけですか?

ちがいます。世界の温室効果ガスのうち、メタンは15.8%(CO2換算)を占めます。これはメタンの温室効果が、CO2の28倍と高いためです。メタンのうち最大の24%を占めるのが、消化管内発酵つまり家畜のゲップやオナラです。

図8 畜産業の温室効果

Q9. 地球温暖化で農産物の生産は減るんですか?

増えます。国連農業機関(FAO)のシナリオによると、2050年の世界の食糧生産は、何もしないと今より25%増えますが、畜産から温室効果ガスの15%が出ているので、それを削減すると増加率が12%に下がります。

図9 2050年までの食糧生産の増加率(FAO)

CO2は植物の生長に不可欠で、温暖化すると収穫は増えますが、温暖化を避けるために「サステイナブルな農業」に転換すると食糧生産は減ります。つまり食糧生産は温暖化で減るのではなく、温暖化対策で減るのです

Q10. 温暖化で確実に起こることは何ですか?

海面が上昇することです。地球の平均気温は2100年までに2℃ぐらい上がると予想されていますが、これによって海面が中央値で48cmぐらい上がるでしょう。これは毎年6mmの上昇で、満潮と干潮の差は1.5mあるので堤防で防げます。


図10(IPCC)

このように地球温暖化は、日本では大した問題ではありませんが、熱帯の途上国では大きな問題です。だからこれは開発援助の問題ですが、その方法としてCO2削減の効果は不確実性が大きく、コストが膨大なので、効率が悪いと思います。

この他にも質問があれば、アゴラサロンで受け付けます(初月無料)。

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二酸化炭素(気体が炭酸ガス、液体が炭酸水、固体がドライアイス)は熱と圧力次第で変化するから物質の証し、鉄が気体化して二酸化炭素に成ることは在り得ません。 (坂田)
2021-05-09 08:45:33
ゆえに、地球上で新たに二酸化炭素(ガス変化)が醸成されることは在りません。3種に変化です。

物質だから定量で在り、物質の特質で気体・液体・固体に変化するから地球に居住まうのです。

人間も物質だから3種に変化する、当然のことだ。

3種のうちでどれかが増えたら、その分をどれかが減る関係に在り、循環の様を見ることが出来る。

二酸化炭素、人の暮らしに欠かせない物質です。

人の利用法も多種多様で在り、促成栽培肥料もこの類です。野菜を育てるのに必要なのです。

今の時期冷たいビールやサイダーなど炭酸水が欠かせません(最もビールだけは年から年中ですが)。

又、医療用レーザーなどあらゆるレーザー溶接を炭酸ガスが占めている。なけりゃ人が困るのだ。

温暖化でやり玉の二酸化炭素、この場合はビールを直接名指しせずに大気中の二酸化炭素濃度だけを指摘しているので、或る種の一方通行主張と見ます。

物質が変化する訳であり、変化のどれかが増えたら減少させると言う今の考え方に疑問が在ります。 

物質が変化の特質を利用して、気体が増えたら固体に変えちゃえとする技術の創造が、21世紀の科学技術でそんなに困難なことなのでしょうか。

その事例(=封じ込め)が自然界に在るのです。

炭酸ガスと同じく大気汚染の悪玉に上げられるメタンガスですが、極高圧の世界である深海でシャーベット状態のメタンハイドレートとして固体になり、封じ込まれています。

自然界でメタンガスの封じ込めが出来ているから、21世紀の人間の技術なら可能であると考え直さないのだろうか。

増えたら、排出を減らすだけでなくて、物質の特性を利用して変化させる前向きな考えがないのだろうか、挑戦をしないと人間は生存が無理だ。

気体化の封じ込めが自然界に出来ているから、人も出来ると前向き思考姿勢も無く、もうアウトだと危機を煽る様なマイナス思考は、人間性の有るべき姿と違うから遺憾と想います、怪しからんです。

考えても見て下さい、宇宙で、地球でなにかの物資だけが突出増加するなんて在り得るのでしょうか。

物質だから、3種類に変化しているだけなのです。

そう言う、人として在り得ない生存を諦めた様なマイナス思考に同調する方々も、他人に「大変だ大変だ世界が地球が」などと言わずに、この際、騙されてみて沈黙だけして下さいな。
二酸化炭素(気体が炭酸ガス、液体が炭酸水、固体がドライアイス)は熱と圧力次第で変化するから物質の証し、鉄が気体化して二酸化炭素に成ることは在り得ません。 (坂田)
2021-05-09 08:45:35
ゆえに、地球上で新たに二酸化炭素(ガス変化)が醸成されることは在りません。3種に変化です。

物質だから定量で在り、物質の特質で気体・液体・固体に変化するから地球に居住まうのです。

人間も物質だから3種に変化する、当然のことだ。

3種のうちでどれかが増えたら、その分をどれかが減る関係に在り、循環の様を見ることが出来る。

二酸化炭素、人の暮らしに欠かせない物質です。

人の利用法も多種多様で在り、促成栽培肥料もこの類です。野菜を育てるのに必要なのです。

今の時期冷たいビールやサイダーなど炭酸水が欠かせません(最もビールだけは年から年中ですが)。

又、医療用レーザーなどあらゆるレーザー溶接を炭酸ガスが占めている。なけりゃ人が困るのだ。

温暖化でやり玉の二酸化炭素、この場合はビールを直接名指しせずに大気中の二酸化炭素濃度だけを指摘しているので、或る種の一方通行主張と見ます。

物質が変化する訳であり、変化のどれかが増えたら減少させると言う今の考え方に疑問が在ります。 

物質が変化の特質を利用して、気体が増えたら固体に変えちゃえとする技術の創造が、21世紀の科学技術でそんなに困難なことなのでしょうか。

その事例(=封じ込め)が自然界に在るのです。

炭酸ガスと同じく大気汚染の悪玉に上げられるメタンガスですが、極高圧の世界である深海でシャーベット状態のメタンハイドレートとして固体になり、封じ込まれています。

自然界でメタンガスの封じ込めが出来ているから、21世紀の人間の技術なら可能であると考え直さないのだろうか。

増えたら、排出を減らすだけでなくて、物質の特性を利用して変化させる前向きな考えがないのだろうか、挑戦をしないと人間は生存が無理だ。

気体化の封じ込めが自然界に出来ているから、人も出来ると前向き思考姿勢も無く、もうアウトだと危機を煽る様なマイナス思考は、人間性の有るべき姿と違うから遺憾と想います、怪しからんです。

考えても見て下さい、宇宙で、地球でなにかの物資だけが突出増加するなんて在り得るのでしょうか。

物質だから、3種類に変化しているだけなのです。

そう言う、人として在り得ない生存を諦めた様なマイナス思考に同調する方々も、他人に「大変だ大変だ世界が地球が」などと言わずに、この際、騙されてみて沈黙だけして下さいな。
今回ばかりはグレタさんがピンチ!? (宝味)
2021-05-12 06:46:07
天安門にグレタぞう!
http://totalnewsjp.com/2021/05/11/china-44/

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