狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

勝機ある人物って島袋氏のことでは?

2013-10-25 07:29:41 | 県知事選

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今朝の沖縄タイムス2面のトップを飾る見出しはこれ。
 
末松氏が出馬表明
 
名護市長選 一騎打ちの公算
 
「辺野古移設なくしては北部振興はない」と辺野古推進を明確にしていた最強の候補者の辞退で、狂喜乱舞する沖縄タイムスの喜色満面の顔を行間ににじむ。
 
■沖縄テレビニュース
 
名護市長選 自民 末松文信県議 出馬へ
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来年1月に予定される名護市長選挙に、自民党の末松文信県議会議員が出馬する意向をきょう表明しました。

末松文信県議「今、私が県議会の職を辞してまで市長選挙に挑戦しなければいけないこういう政治情勢がある」末松氏はきょう午後開かれた後援会の幹事会で名護市長選挙に出馬することを正式に伝えました。保守陣営はこれまで候補者の擁立作業が難航していましたが、市議会野党議員や経済界からの要請を受け末松氏は出馬を決断しました。選挙の争点になる見通しの普天間基地移設問題をめぐり末松氏は、今後政策を詰めるとして辺野古への移設の是非について言及しませんでした。ところで名護市長選挙に向け現職の稲嶺市長は、今年5月に2期目を目指して出馬することを表明しています。

                       ☆

名護市長選、県内移設容認派が出馬へ 普天間が最大の争点に

日本経済新聞 2013/10/24 21:28

 来年1月19日投開票の沖縄県名護市長選で、同市辺野古への米軍普天間基地(宜野湾市)の移設を容認する市議団が推す自民党の末松文信県議が24日、出馬の意向を表明した。移設反対で再選をめざす稲嶺進市長との選挙戦で、普天間問題が最大の争点となる。政府は沖縄の基地負担の軽減策づくりを急ぎ、移設に対する地元の理解を得やすい環境をととのえる。

 末松氏は名護市企画部長や副市長を経て2012年6月の県議選で初当選した。24日に名護市内で開いた後援会で出馬の意向を表明したあと、記者団に「市議団の要請を受け、決断しなければならないと思った」と説明。普天間基地の移設に関しては「関係者などと相談したうえで(自らの姿勢を)説明する」と述べるにとどめた。

 所属する自民党沖縄県連は普天間基地の県外移設を掲げ、党本部と対立している。県内移設容認派に推される末松氏の公約次第では、県連が支援に慎重な姿勢を取る可能性もある。

 辺野古移設を推進する自民党本部は容認派の擁立を模索してきた。菅義偉官房長官、自民党の石破茂幹事長は24日、それぞれ末松氏の出馬を歓迎すると表明。県連の影響で辺野古移設への姿勢が曖昧になりかねないが、政府・自民党には「勝てば普天間問題の局面を打開するきっかけになる」との期待がある。

 沖縄県の仲井真弘多知事も24日、都内で記者団の質問に末松氏を支持する考えを示唆した。

 政府は名護市長選の行方を注視しつつ、辺野古移設に向けた環境整備を急ぐ構え。末松氏を側面支援する狙いもあるが、当面の課題は政府が3月に沖縄県に申請した辺野古沖の埋め立てを、仲井真知事にできるだけ早く許可してもらうことだ。

 防衛省内には、名護市長選で「県内にこれ以上の負担押しつけはやめてほしい」と主張する現職の稲嶺氏が当選すれば「知事が埋め立てを許可しにくくなる」との危機感がある。

 普天間移設問題で迷走した民主党の鳩山政権時代、条件付きで県内移設を容認していた仲井真知事は、移設反対の稲嶺氏が勝利した名護市長選を機に「容認困難」にカジを切った経緯がある。幹部の一人は「年内に許可をもらわないと移設は難しくなる」と漏らす。

 政府は環境整備に向け、地元の意向に沿った負担軽減策の議論を加速。外務、防衛担当閣僚による日米安全保障協議委員会(2プラス2)で合意した沖縄本島東方沖の米軍訓練区域「ホテル・ホテル」における漁船の航行許可と、基地跡地への立ち入り許可の詳細を11月中に決める方針だ。

 24日には、沖縄県の米軍施設の返還跡地をどう使うかについて話し合う協議会を内閣府で開催。山本一太沖縄・北方相、仲井真知事ら地元自治体の首長に加え、岸田文雄外相、小野寺五典防衛相も初参加した。立ち入り許可方針を踏まえ、具体的な活用策を議論した。

                                 ☆

沖縄タイムスの一面トップに掲載の名護市長選の特集記事の見出しはこうなっている。

野党候補者選考

勝機ある人物で一本化

いかにも末松氏が「勝機ある人物」であるかのようにミスリードしているが、本音はむしろ「県外移設」を明確にしている稲嶺候補にとっての「勝機ある」人物が末松氏ということだろう。

本当の「勝機ある人物」が島袋氏であることは、良識ある県民なら誰でも知っている。

>所属する自民党沖縄県連は普天間基地の県外移設を掲げ、党本部と対立している。

末松氏は投票日が90日を切ったこの期に及んで、最大の争点である普天間移設について明言を「避けているのは、同氏が自民党県連名護支部長を務めており、県連を牛耳るW翁の操り人形になる可能性を暗示している。

いや、W翁の影響だけではない。

末松氏は三代続いた「容認派」名護市長の下で企画部長、副市長を務めたが、県議に立候補したときも「(移設の)是非を言える立場にない。推移を見守る」などと日和見主義の無責任な態度を貫いてきた。

それに今回の市長選でW翁の強力な「オール沖縄」の呪縛が掛かるとなると、「辺野古移設なくして北部振興はない」という島袋氏の基本政策一致する可能性は極めて低い。

結局、「普天間移設」という最大の争点を曖昧にしたまま選挙に臨むということになるのか。

末松氏支援に転換した島袋氏の後援会幹部は「(末松氏の)考え方が違うからといって稲嶺氏を応援するわけには行かない」と、消去法で末松氏を応援する消極的な姿勢で、必ずしも燃え上がる応援団ではない。

読売報道によると、菅官房長官は24日の記者会見で、末松氏の出馬表明について「現職の自民党県議の出馬表明は、歓迎したい」と述べた。

だが、これも本音を読めば、「本当は辺野古移設を明言している島袋氏が望ましいが、末松氏が現職の自民党県議である以上、立場上歓迎せざるを得ない」ということだろう。
 
ところが沖縄の自民党県議は自民党の名にそぐわない県議が多数を占め、沖縄2氏に媚を売るあまりに共産党、社民党と見紛う言動をする日和見主義者が多い。
 
「参議員選挙の二の舞を恐れる」と明言するどころか自民党県連の暴走を腫れ物に触るような態度で看過する政府・自民党にも大きな責任がある。
 
名護市長選挙で「反日サヨク」が総出で応援する稲嶺氏の続投にでもなれば、辺野古移設は再度頓挫し、全県民懸案の普天間移設は、ルーピー鳩山首相の「最低でも県外」が亡霊のように彷徨いでることになる。
 
当然、日米関係も民衆等政権当時のように冷え切った関係に逆戻りする可能性も大きい。
 
県民、いや全国民は、末松氏が、島袋氏が辞退した条件である「政策の一致」、つまり「辺野古移設なくして北部振興はない」を明言するよう監視すべきである。 勿論国民にとっては「辺野古移設なくしては日本の安全保障はない」である
 
この期に及んで、普天間移設を曖昧にする政策など、名護市民、沖縄県民、全国民への裏切り行為である。

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  日曜日の北部ドライブのついでに辺野古公民館に立ち寄っていただければ幸いです。

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (遊爺)
2013-10-25 13:45:38
> 筆者は普天間基地を送り出す立場の宜野湾市民だが、普天間の固定化を避けるためには辺野古住民に感謝しつつ、辺野古移設を推進する立場で演壇に立つ予定です。

 頑張ってください。
  イベントの様子をこちらにアップいただき教えていただけます様、お願いします。
Unknown (Unknown)
2013-10-25 09:16:54
島袋がベストでしたが、移設賛成派の末松氏を応援します!
Unknown (珍像)
2013-10-25 08:50:10
来る名護市長選は、
「琉球じんの
琉球じんによる
琉球じんのための“茶番”」に終わるな(嘲)

自民党本部は県連をスクラップ&ビルドすべき。
琉球じんを除名してにっぽん人だけで再構成ぢゃ!

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