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藤岡信勝拓大客員教授のメールの転載です。
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●八重山教科書採択問題で朝日新聞が大誤報
藤岡信勝です本日(16日)付けの朝日新聞朝刊は、社説と3面の報道記事で、八重山地区の教科書採択問題を取り上げているが、両方に重大な間違いがある。
(1)まず、社説でこの問題の経過にふれた箇所に次のような記述がある。
「協議会長である石垣市教育長の主導で、事前に協議会委員の顔ぶれが入れ替えられた。」
読者は、協議会委員に、Aさん、Bさん、などが決まっていたのに、Cさん、Dさん、などに入れ替えられた、と理解する。10人中10人がそう読む。そして、石垣市の教育長はずいぶん酷い運営をしたのではないか、採択手続きに問題があったのではないか、という印象を持つ。
しかし、それは事実無根である。変更したのは、協議会の規約である。協議会委員の構成(選出の枠)を変えたのである。私が8月25日の産経新聞「正論」欄に書いたとおり、従来、教育長3人、事務方職員5人、保護者代表1人の計9人だったのを、5人の事務方を外して、3人の教育長のほかに3人の教育委員を入れ、PTA代表1人と学識経験者1人を加えた8人の構成にした。事務方の職員を協議会委員に入れるなどの非常識極まりないことが長年放置されていたことこそ問題である。この規約改正は当然であり、育鵬社の教科書に反対している竹富町の委員も参加した協議会の場で決まったことである。
従って、社説の記述は、明白な間違いであり、読者に謝った情報を与えるものであるから、訂正の必要がある。
しかし、それは事実無根である。変更したのは、協議会の規約である。協議会委員の構成(選出の枠)を変えたのである。私が8月25日の産経新聞「正論」欄に書いたとおり、従来、教育長3人、事務方職員5人、保護者代表1人の計9人だったのを、5人の事務方を外して、3人の教育長のほかに3人の教育委員を入れ、PTA代表1人と学識経験者1人を加えた8人の構成にした。事務方の職員を協議会委員に入れるなどの非常識極まりないことが長年放置されていたことこそ問題である。この規約改正は当然であり、育鵬社の教科書に反対している竹富町の委員も参加した協議会の場で決まったことである。
従って、社説の記述は、明白な間違いであり、読者に謝った情報を与えるものであるから、訂正の必要がある。
(2)次に、3面の記事に、次のくだりがある。
「協議会が(中略)育鵬社版を選んだが、竹富町教委は選定の方法に問題があるとして育鵬社版を不採択とした。」
これを読むと、竹富町教委があたかも協議会の選定手続きに瑕疵があると主張し、それを理由に不採択としたかのように読める。そして、その選定手続きの問題とは、社説に書かれている「石垣市教育長がすでに決まっていた顔ぶれ(人)を入れ替えた」ということなのだろうと推測される可能性がある。
だが、竹富町教委が育鵬社を採択しなかったのは、協議会の「選定の方法」、つまり選定手続きに問題があったことが理由ではない。8月27日の竹富町教育委員会では、育鵬社版の不採択を求める動議がだされ、可決されたのだが、動議の理由は、「調査員の推薦図書に入っていない」ことと、教科書の内容が「まったく適切ではない」という2点であった。(「八重山毎日新聞」8月28日付け)
2つの理由のうち、後者は内容の評価であるから手続き問題でないことは自明である。前者も、調査員の報告をどの程度重視するかは個々の委員の判断に委ねられることであり、手続きの問題ではない。
従って、上記記事のうち、竹富町教委が、「選定の方法に問題があるとして」育鵬社版を不採択としたという記述は誤報である。「内容に問題があるとして」というのが正しい。
だが、竹富町教委が育鵬社を採択しなかったのは、協議会の「選定の方法」、つまり選定手続きに問題があったことが理由ではない。8月27日の竹富町教育委員会では、育鵬社版の不採択を求める動議がだされ、可決されたのだが、動議の理由は、「調査員の推薦図書に入っていない」ことと、教科書の内容が「まったく適切ではない」という2点であった。(「八重山毎日新聞」8月28日付け)
2つの理由のうち、後者は内容の評価であるから手続き問題でないことは自明である。前者も、調査員の報告をどの程度重視するかは個々の委員の判断に委ねられることであり、手続きの問題ではない。
従って、上記記事のうち、竹富町教委が、「選定の方法に問題があるとして」育鵬社版を不採択としたという記述は誤報である。「内容に問題があるとして」というのが正しい。
(3)本日午前10時ごろ、私は朝日新聞東京本社に電話をして、明日の紙面で訂正するように求めた。返事をいただけることになっているので、回答が来次第、お知らせする。(9月16日正午)
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■■講演会のご案内■■
青山繁晴、ケビン・メア in 宜野湾市
【祖国と沖縄に光あれ 戦後日本と日米同盟 ―これからの沖縄の行方―】
日時:9 月19 日(月) 15:00開場 15:30開演~18:00終了
開場: 宜野湾市民会館
入場料: 無料
第一部/ 基調講演 青山 繁晴氏
第二部/ パネルディスカッション
ケビン・メア氏(前米国東アジア・太平洋局日本部長)
屋良 朝博氏 (沖縄タイムス社 社会部部長)
花城 大輔(JC 沖縄地区協議会会長)
お問合せ先TEL.098-858-1110
公益社団法人 日本青年会議所沖縄地区協議会フォーラム
※会場定員の1200 名に達し次第受付終了となります。
また、駐車場に限りがございます。公共交通機関をご利用ください。
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訂正記事は探さないと行けないような場所になり、訂正可能なWeb上版は訂正しないでしょう。
汚いやり方です。
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011091600727&m=rss
バカだねぇ県教委w教科書無償措置法は特別法だから一般法の地方教育行政法より優先するのに(笑)
http://blog.goo.ne.jp/taezaki160925/e/59b489ff2f9d8766ebe2647e7d6b5750?fm=rss
尚、狼魔人様のブログだけでは信用出来ないと困惑しておられる読者のみなさんにある行政書士の方のサイトを紹介しておきます。(特別な関係があるわけでなくググったら出てきました。かくいう私も法律の知識は全然なかったのですがw)
http://www5f.biglobe.ne.jp/~r_osanai-jimusho/k/04.html
まぁ文科省は地方教育行政法は教科書採択だけにあるわけではないのでそう述べたとかなんとでも言い訳できるとは思いますが、勝手な法解釈で文科省の指導を無視してデッドラインを超えてしまった県教委と竹富教委関係者は明日からハローワーク通いしたほうがいいかもねw
それでもダメなら八重山地区採択協議会は裁判起こせばいい、だって絶対勝てる裁判なんだからw