狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

タイムスが怯える「義家メモ」とは

2011-09-10 07:48:22 | 八重山教科書採択問題

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今回の教科書採択を巡る大混乱の原因はルール破りの慶田盛竹富町教育長と彼を扇動した沖縄2紙だと考え、慶田氏に対しヒトラーをも凌駕する独裁者の称号を与えた。 

「凌駕する」という意味は、かのヒトラーでさえ独裁の根拠を「全権委任法」という法律に準拠したからだ。

「凌駕する」というもう一つの意味には、八重山地区の人口の一割にも満たない小さな島の教育長が、自分のイデオロギー貫徹のためとはいえ、あのように公然と民主主義と法律破りを宣言すると言うことに、驚きと共にある種の畏敬の念も含まれていた。

ここにきて、慶田盛氏はヒトラーであるという言説を全面撤回する。 慶田盛氏は黒幕に操られる人形に過ぎないと考えるに至ったからだ。

一昨日(8日)石垣市で行われた全教委協の茶番劇の詳細を見て、それまで抱いていた慶田氏は黒幕に操られているのではないかという疑念が確信に変わった。

そう、慶田盛氏の確信に満ちた言動は、すべて県教委の指導の下に動いた結果なのである。

本物の独裁者は、県教委であり、その代弁者が狩俣智義務教育課長。そして県教委と地下茎で深く結びついているが、沖教組、沖縄タイムス、琉球新報という四大極悪狂同体ということになる。 慶田盛氏はその太い地下茎のから出た枝に咲いた一輪のアダ花にすぎないことがわかったのだ。

沖縄の教育界をダメにしてきた四大極悪狂同体の中でも、今回の騒動の元凶は県教委だと断言できる。

「朕は国家なり」

フランス絶対主義の極盛期、専制君主“ルイ14世”が発した言葉である。

ルイ14世も顔色無しの「私がルールブックだ」と大勘違いした県義務教育課の狩俣課長が、教科書採択現場に次々と不当介入し「法と民主主義」を踏みにじっただけでなく、新たなルール作りを独断で行ったことは、8日の茶番劇での狩俣課長の傲慢不遜な発言を検証すれば自明である。

茶番劇終了後のQABテレビのインタビューで、狩俣課長はこうコメントしている。

「厳しい協議ではあったと考えております。しかし、ルールに基づいてしっかり結論を出していったというふうに理解しております」。

この男のどこを突いたらこんな大嘘が出てくるのか。(怒)

自分で独断的に、しかも即決で都合のいい新ルールを作っておきながら「ルールに基づいて」などと抜け抜けと公言するとは「私がルール・ブック」の専制君主そのものではないか。

この発言は八重山住民を、いや、県民を、いやいや全国民を愚弄している発言である。

石垣島は前極左市長の16年にも及ぶ独裁政権の下に南の島の「ペンギン王国」と揶揄されてこともあったが、今回の県教委の、独裁的ルール破りとルール作りには専制君主の代名詞ともいえるルイ王朝に例えられるくらいだ。

さて、今朝の沖縄タイムスの一面左トップに、次のような見出し。

義家議員、玉津氏に指南

教科書問題 協議中にメモ

義家議員は元高校教師で、長年教育問題に取り組んできた教育関連法に詳しい国会議員である。

狩俣課長のように、協議の場に乗り込んできて圧力を加えたのならともかく、国民の代表である国会議員に、専門知識の指南を受けて何の問題があるというのか。 むしろ指南を頼み、それを拒否するほうが不自然だ。 また電話を「指南」を受けたのだろうが、要点をファックスしてもらい、そのメモを「協議中」に参照して何が問題というのだ。

沖縄タイムスの焦りと動揺が垣間見える爆笑モノの見出しである。

さて、発狂新聞が焦りを表す義家メモだが、義家議員は狩俣課長のように、自分で新たなルールを作ったのではなく、関係法令を精査し、その解釈を文科省担当官に二日にわたって確認し、おまけに今後の法解釈によるトラブルを避けるため「確認書」まで取り交わすという念の入れようである。

狩俣課長の「新ルール」で狂喜乱舞していた沖縄タイムスが動揺するのもむべなるかな、である。

自身も教科書出版にかかわり、教科書関連法規に詳しい藤岡信勝拓大客員教授のメールを通じて、義家議員と文科省が交わした「確認書」を了解を得て、次に掲載する。

以下は【拡散依頼】です。

藤岡信勝です。
 八重山採択地区に対する沖縄県教委の違法な「指導」は、現行の教科書採択制度を崩壊させる暴挙です。クーデターです。
 7日から8日にかけて、自民党の義家弘介参議院議員が山中初等中等教育局長はじめ文科省幹部を呼んで言質をとり、確認文書をつくりました。国民の代表である国会議員に確認したことと異なる答弁を今後国会で行ったら、局長のクビがとびます。だから、文科省はこのラインを変更することはできません。
 私はこの文書を8日の夕刻、義家事務所から送ってもらいました。義家議員の了解を経て、ここに公表します。沖縄方面に拡散して下さっても構いません。ご関心のある方は、ぜひ精読して下さい。新聞報道に惑わされない、正確な情報をもとに判断すれば、報道とは逆の意味で、結論はすでに出ていることがおわかりいただけるはずです。
 

       教科書採択における文部科学省との確認事項
 
                         参議院議員 義家弘介
 
    昨日から連続して、文部科学省初等中等教育局の山中局長をはじめとする文
  部科学省担当者と、八重山地区における教科書採択についての重要事項を確認
  しました。確認事項は、以下の通りです。
 
  ① 石垣、与那国、竹富の三市町合意の上で設置され、選定教科書を協議して
    きた八重山地区採択協議会の議論、および結論は、『義務教育諸学校の教科用
    図書の無償措置に関する法律』の第十三条四項における、「同一の教科用図書
    を採択」するための「協議」において出された結論に該当する。
   
 ② 『地方教育行政の組織及び運営に関する法律』の第二十三条および第二十
    三条六項に明記されている、教育委員会の教科書採択の管理、執行は、原則
    として『義務教育諸学校の教科用図書の無償措置に関する法律』に基づく
    「協議」の結果として出された「答申に基づいて」行われるべきものである。
   
  ③ ただし、『義務教育諸学校の教科用図書の無償措置に関する法律』の、採択
    地区内の市町村の教育委員会における「協議」には明確な定義はない。八重
    山地区採択協議会で行われた「協議」が当然、これに該当するが、三市町の
    教育委員会が、それぞれ、「新たな協議の場」を設置することに「合意」する
    なら、別の「協議の場」を設定し、議論することもあり得る。
 
  ④  しかし、石垣、与那国は、採択協議会の協議の結論に基づいてすでに採択
    しており、沖縄県教委が本日提案している会議を、『義務教育諸学校の教科用
    図書の無償措置に関する法律』第十三条四項にある「協議」の場とするには、
    三市町教育委員会がそれぞれ委員会で、そのことに「合意」することを前提
    とする。
   
  ⑤  県教委の法律に基づいた権限は、各教育委員会への「指導・助言・援助」
    であり、「新たな協議の場を作ることを促す」ことは出来ても、主体的に「協
    議の場を設置する」ことは出来ない。あくまでも「協議の場の設置」主体は、
    石垣、与那国、竹富の教育委員会である。
     八重山地区採択協議会には、竹富町からも参加しており、そこで出された結
    論には法律的に整合性がある。

               ★

以下のフレーズは繰り返しです。(呆けたわけではありません)

日本が法治国家である以上、

法を踏みにじる者が驕り、

法を遵守する者が虐げられるという理不尽が

許されるはずは無い。

驕れるもの久しからず、

天知る、地知る、ネット知る、

と思う方、クリック応援お願いします。

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【追記】

ご参考

■激励先です
石垣市と与那国町が合意しなければ、沖縄県教委の介入も竹富町の反対も「無効」となる。そこで石垣市と竹富町に対して、以下の趣旨の応援メール、応援FAXをお願いします。
 「適法な手続きによる育鵬社版公民教科書の採択を支持します」
 「不法なごね得に負けるな」

石垣市教育委員会 教育長・玉津博克
TEL:0980−82−2604  FAX:0980−82−0294
E-MAIL:kyouiku@city.ishigaki.okinawa.jp

与那国町教育委員会 教育長・崎原用能
TEL:0980−87−2002 FAX:0980−87−2074
kyouiku@town.yonaguni.okinawa.jp

●抗議先です!

沖縄県教育委員会
〒900-8571 沖縄県那覇市泉崎 1-2-2 沖縄県庁舎13階
教育委員長 中野 吉三郎 (石垣市出身)
教育長 大城 浩
098-869-8753
mailto:kyouiku1@pref.okinawa.lg.jp


竹富町教育委員会
〒907-8503石垣市美崎町11-1電話0980-82-6191  Fax0980-82-0643
takekyousoumu@town.taketomi.okinawa.jp

教育長 慶田盛安三
教育委員長 竹盛洋一
教育委員 石垣安信,大田綾子,内盛聖正






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5 コメント

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連中が勝つことなどない。 (町工場の親方)
2011-09-10 10:07:18
法の尊重、道徳、及び長い間、国民に受け継がれてきた、常識を大切にする、という考えが完全に欠落、どころか、それらに激しい敵意を持ち、否定するのが、「左翼」=マルクス・レーニン教信者、の特色です。日教組はその典型と言えます。

9月8日、沖縄県の教育委員会が行った、《暴挙》、は沖縄県の歴史において、永久に消すことの出来ぬ、『汚点』、となったと考えます。

過去、これまで、日教組・極左教科書、のような代物がここまで多く使われてきた、原因は、日教組とマスコミ、過激派が、在日外国人とも結びついて、人間の恐怖心を利用する、猛烈な反対運動を展開する恫喝戦術とともに、日教組と教育委員会の癒着に関係があります。

沖縄県の言論、思想空間を考慮すると、他府県にもまして、教祖と教委の関係は強いと考えて来ましたが、今回の教育委員会の無法振りには呆れ返りました。

先日、沖縄県の生徒の学力問題について書きました。日本全国、日教組組合員の左翼政治活動の激しい府県と生徒の学力の低さは、相関があることは良く知られた事実ですので、私は沖縄の生徒の学力の低さは一にも二にも沖教祖のせいであり、子供の能力にはまったく関係ない、と述べました。

しかし、「沖縄県教育委員会、の酷さ、劣悪さ」、は、《日本最低》、と断言できます。

その生育に全く合わない土壌に植物の種を撒いても、植物が繁茂し、豊かな実を結ぶことなどありません。

私は沖教祖、大学の左翼、新報、タイムス等の極左が、いくら喚き散らし、運動しようとも、彼らの過去への呪い、伝統、文化の否定、左翼の嫉妬・憎悪の哲学で、日本の府県の中でも、『崇祖』、の念の篤い、守礼の邦、多くの沖縄県民を変脳することなど絶対に出来ぬ、との考えを持っています。

しかし、本来他所者の、高嶋伸欣のような奴がデカイ面をして、沖縄県で、《憎日・極左教育》、に励んでいるような状態は、早く何とかならないかと痛感します。

とりあえず、今回の決定?に対する感想をの述べさせていただきました。

高島が今回の、沖縄教育委員会の決定を、「民主主義の勝利」、とかヌカしているようですが、日教組、(沖教祖)、築地カルト・チョーニチ、佐久川政一らの大好きな、「朝鮮、《民主主義》、人民共和国」、に関して続きを書くつもりです。


※、雑誌、「正論」、10月号の
村祖真人=民間教育臨調研究員ーーー『新聞が書かない教科書採択の舞台裏』
を読むと、左翼の組織的反対運動の実態が具体的に、詳しく書かれています。
ご一読を薦めします。



溜飲の下がる 一文 (安仁屋正昭)
2011-09-10 14:14:41
元ヤンキー先生!有り難う。

>義家弘介参議院議員が山中初等中等教育局長はじめ文科省幹部を呼んで言質をとり、確認文書をつくりました。国民の代表である国会議員に確認したことと異なる答弁を今後国会で行ったら、局長のクビがとびます。だから、文科省はこのラインを変更することはできません

慶田盛・狩俣・大城の各氏は、これだけ県民を混乱させ、玉津氏や崎原氏を悪役に仕立てたのだから、よもやこのままで済むとは・・「そうは問屋が卸さない」ぞ!

今の内に辞表でも作って置くことをお勧めします。
玉津氏には (安仁屋正昭)
2011-09-10 14:36:44
琉球新報社・沖縄タイムス社を名誉棄損で告訴することを願いたい。

彼らに不都合な事実を隠ぺいし、玉津氏に対し県民が疑念を抱くような報道を繰り返し行ってきたのだから(記事は各社100数十回にも及んでいる)、これは、報道の自由や表現の自由云々では済まされない自社の綱領にも著しく違反した悪意のある報道であったことは弁明できない。

訴訟ばかりが繁盛して、新報は 大丈夫 ??
新報は100億円・タイムスは200億円余りの借金で、
沖縄タイムス社 資本金3億347万円
琉球新報社   資本金1億9300万円
事実上破綻している
今朝の新報記事 (太平山)
2011-09-10 15:21:51
《 協議に政治の影 》 琉球新報 ( 9月10日 )

―国会議員文書ですごむー

石垣市、竹富町、与那国町の教育委員13人が勢ぞろいした8日の教科書採択に関する協議は、冒頭から「これは教科書採択の場なのか」という入り口論議で堂々巡りしていた。議長役を担っていた竹盛洋一竹富町教育委員長が「この場で教科書を決めたい」と切り出すと、玉津博克石垣市教育長は、待っていたかのように手にした文書を読み上げた。

玉津氏は文書の出どころを伏せたが、実は「ヤンキー先生」で有名な自民党所属の義家弘介参院議員から送られたものだった。義家氏は琉球新報の取材で送付を認めている。

―県教委には「不当介入」―

文書は、義家氏側が7,8両日、文部科学省初等中等教育局長に問い合わせた確認事項が記されていた。内容は教科書採択に関する協議の場は3教委それぞれの合意を前提にしないといけないとするもので、玉津氏の立場を後押ししていた。

「皆さん、メモを取ってじっくり聞いて下さい」文書を読み上げる玉津氏。全員協議を採択の場とするためオブザーバー参加した県教育庁の職員に「皆さんは今すぐ文科省に確認しなさい」とすごんだ。

玉津氏が政治家の後ろ盾をちらつかせたのはこれが最初ではない。採択協議会の委員に玉津氏が望まない教職員などを追加するよう求めた県の要請を受け、協議会の臨時総会が開かれた8月10日昼、オブザーバー参加するため石垣市教委を訪ねた県教育庁の職員に対し、玉津氏は「こんなところにいていいのか。国会で県教委は不当介入だと言われているぞ」とくぎを刺した。

その日は衆議院文部科学委員会があり、自民党の古屋圭司委員が八重山の教科書問題を取り上げ、県教委の要請を「不当介入だ」と指摘していた。県教育庁の職員が訪ねたのは古屋氏の質問前だった。

育鵬社採択に向け走っていた玉津氏の裏に、一部政治勢力の影が見え隠れする。(稲福政俊)

新報記事(2) (太平山)
2011-09-10 15:28:14

―育鵬社不採択に「市民の良識」教科書考える住民の会2011年9月9日 ―

【八重山】育鵬社版公民教科書を不採択とした八重山の教育委員全員による協議の結果を受け、子どもと教科書を考える八重山地区住民の会の仲山忠亨共同代表らは9日会見し、「市民、県民の良識の勝利だ」と歓迎した。
 
仲山共同代表は「八重山の教育を混乱させた玉津博克石垣市教育長は責任を取ってほしい」と述べた。【琉球新報電子版】

―八重山教科書問題 教育長不信任案提出へ(9月10日)―

【石垣】石垣市議会の野党会派は9日、教科書採択問題などをめぐり八重山の教育行政全般を混乱させたとして、教科用図書八重山採択地区協議会の会長を務めた玉津博克石垣市教育長の不信任案を12日開会の9月定例会で提出することを決めた。

同議会の議長を除く与野党勢力は与党12人、野党9人で不信任案が可決されるかどうかは不透明だ。
 
玉津教育長は教科書選定の過程で協議会の役員会を開かず調査員を委嘱したことや、市教育委員会で前例のない無記名投票で教科書を採択したことなどが問題視されていた。
 
野党の大浜哲夫市議は「これまでの流れを見ると、混乱を招いた張本人は玉津教育長だ」と指摘。一般質問などで一連の問題を追及し、議会最終日に不信任案を提出する考えを示した。

ー〈協議結果を報告 県教育庁、文科省に〉ー

八重山地区の教科書問題で8日の3市町の教育委員会13人による協議会結果を受け、県教育庁は同日、協議会の状況や結果を文部科学省に報告した。同省初等中等教育局教科書課は「報告は受けたが、採択の内容についてコメントするものではない」と述べた。

県教育庁は、8日の協議で決まった東京書籍の公民教科書について、16日までに3市町の教科書の需要冊数を文科省に報告する。

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