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沖縄戦「集団自決」の謎と真実 |
沖縄タイムス 2009年07月13日 社説
[少数民族政策]
不満解消へ包容力示せ
中国西部にある新疆ウイグル自治区の区都ウルムチで起きた大規模な暴動から12日で1週間。市民生活は表向き、平常に戻りつつあるというが、暴動で露呈したウイグル族と漢民族の対立感情を解消するのは容易でない。
胡錦濤国家主席は、暴動発生で主要国首脳会議(サミット)参加を取りやめ、滞在先のイタリアから急きょ帰国した。中国政府の受けた衝撃の大きさを物語っている。
10月に建国60周年の慶事を控え、社会の安定を最重視する胡錦濤政権は、各地で散発的に噴き出す「少数民族の異議申し立て」にどう対処していくのだろうか。
中国には総人口の9割を超える漢民族と、ウイグル族、チベット民族など55の少数民族がいる。
少数民族が集中的に居住する地域を民族自治地区に設定し、中央政府の統制の下で、限定的に自治権を認める―というのが中国の少数民族政策だ。
中国政府が今、最も神経をとがらせているのが新疆ウイグル自治区やチベット自治区での独立運動の動きである。中国政府は2009年1月に発表した国防白書で「国家の統一と安全を脅かしている」と、これらの動きを名指しで批判した。
だが、出るくいはたたくという鎮圧的姿勢だけでは、多数派の漢民族と少数民族の対立の火種を断つことはできない。経済格差や宗教の自由の制限、民族差別などによって生じている少数民族の不満を和らげる民族融和策を打ち出すことが必要だ。
新疆ウイグル自治区のウルムチで起きた今回の暴動は、ちょっとした「ボタンの掛け違い」が民族感情を刺激し、暴発を招いてしまう民族問題の危うさを浮き彫りにした。
事の発端は、広東省のおもちゃ工場で6月26日、ウイグル族と漢民族の労働者が乱闘になり、ウイグル族2人が死亡したことだ。ネット上の書き込みがうわさとして広がった結果、だといわれる。
これに反発したウイグル族がネットなどで抗議行動を呼びかけ、5日、ウルムチに集結した。
デモ隊は鎮圧に乗り出した武装警察と衝突。穏やかなデモが暴動化し、180人を超える死者を出してしまった。
7日にはヌンチャクやこん棒、刃物などを手にした漢民族がウイグル族を非難しながら行進し、一触即発の状態に陥った。政府でさえ制御困難な民族主義の激情。その危険性を痛感したのは中国当局のはずである。
清朝が崩壊し半植民地状態に陥って以降、内戦を経て中華人民共和国が成立するまで、中国は国際社会から「病める巨象」といわれてきた。
あれから60年。中国は驚異的な経済成長を遂げ、「昇竜の勢い」にある。08年8月の北京五輪では金メダルラッシュにわいた。
だが、その一方で、自治区での暴動が多発し「危うい大国」というマイナス・イメージを国際社会に与えている。「安定した社会」の実現のため、胡錦濤政権は、少数民族が抱える不満に向き合ってほしい。
◇
「ウイグル騒乱」を、〈ちょっとした「ボタンの掛け違い」が民族感情を刺激し、暴発招いて・・・〉と捉える沖縄タイムスの現状認識にあきれ返ってしまう。
〈ちょっとした「ボタンの掛け違い」〉とは、本人がそれとは知らず間違ってしまったことが他人の目には奇異に見えるという意味であることは小学生でも分かること。
アメリカに35年以上住むという方の説明によると、「ボタンの掛け違い」は、英語ではこう言うらしい。
ここで重要なのは、「本人が意識していない行為」であるということであり、己の間違いに気がつけばやり直しが容易にできるということも意味する。
だが今回の「ウイグル騒乱」は果たして中国政府当局がそれとは知らず「ちょっとした」間違いで行ったことの結果だといえるのか。
前に引用したメルマガ「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」に、こういうくだりがあった。
《中国共産党の遣り方は世界の常識の百八十度、反対側にある。
血の弾圧をすればするほど、出世するのだから。胡錦涛もチベットで民衆の不満を血の粛清でのぞみ、とんとんと出世階段を駆け上った。》
そう、胡錦涛・中国の民族弾圧政策は確信犯的であり、過去に胡錦涛がチベットに行った民族弾圧を考えれば、
「ちょっとしたボタンの掛け違い」なんてトンチンカンな社説を書けるはずはない。
沖縄タイムスは全てを承知で「世界の常識の百八十度、反対側にある」中国に「少数民族の不満解消のため包容力を示せ」と言うのだろうか。
これは八百屋に魚を求めるようなもので所詮は実現不可能な無い物ねだりだに過ぎない。
ワシントン・ポストの付録誌『パレード』が発行している世界最悪の独裁者ランキングにて、胡錦濤は2004年以降選出されている。それによると、2004年には第3位、2005年には第4位、2006年には第6位、2007年には第4位、2008年には第5位、2009年には第6位に入っている。主な理由はメディア統制、インターネット監視、30万人強制収用である。(ウィキぺディア)
■胡錦濤がチベットで行った少数民族弾圧
1988年胡錦濤はチベット自治区党委員会書記に就任したが、チベット自治区の区都ラサではデモ活動が起こっていた。1989年1月19日、ラサにて公開裁判をおこない、前年3月に起きた抗議運動に加わって逮捕された僧侶に死刑判決を含む重罪判決を言い渡した。その際、僧侶の頭を押さえるなどチベット民衆に対する見せしめとなった。その直後の1月28日、パンチェン・ラマ10世が急死したが、多くのチベット人は胡錦濤がそれにかかわったと信じている。同年3月には抗議運動が大規模なデモ行進にまで発展したため、胡はラサ全市に3月8日午前零時から戒厳令を布告した。戒厳令布告は天安門事件に先立ち中華人民共和国史上初めてのことであった[21]。日本では、この時にチベット独立運動を押さえ込んだことで党指導部の信頼を勝ち得たと言われることもあり、2008年のチベット動乱の際にもメディアで批判される根拠となった。その後、1989年6月に天安門事件が勃発した際も、その民主化運動のチベットへの波及を防ぐため、ラサを戒厳令下に置いた。以降チベット自治区の最高責任者にあった4年間、「1.分離主義の弾圧、2.経済建設を推進」する政策を実行した。(ウィキ)
◇
タイムス社説は結びでこう書いている。
<自治区での暴動が多発して「危うい大国」というマイナス・イメージを国際社会に与えている>
中国のウイグル弾圧は、中国が「危うい大国」というマイナスイメージという次元の問題ではない。
中国の少数民族に対する弾圧は、中国が危険な国そのものであることの象徴である。
少数民族弾圧で中国のトップにのしあがった世界最悪の独裁者・胡錦濤に「少数民族に包容力を示せ」とトンチンカンな社説を書く沖縄タイムスは、世界の恥さらしだと思う方
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沖縄戦「集団自決」の謎と真実 |
狼魔人様ご指摘のとおり「ボタンの掛け違い」どころでなく、確信犯で民族浄化・大虐殺やってきた国ですもんね。こんな非人道国家が国連安保理常任理事としてデカイ面してんだから、何をかいわんやですwww
考え過ぎですかね。
マスゴミの汚さには呆れかえります。
日本は何故こんなに左に傾いているんでしょう。
その反動で、私の様なおバカが目覚めるような事になるのが腹立たしい。(そうでなくても勉強はすべきですけどね。国民主権の国ニッポン!!)
中国は常任理事国であることを利用して何でもかんでもやりすぎだと思います。
(中国に不利なことが国連で取り上げられたら拒否権発動すれば審議されないから)
中国のような国は常任理事国にはふさわしくない!
恐ろしくて仕方ないですが、もっと怖いのは
媚を売り、見てみぬ振りをする左翼の不気味な圧力がまるで中国の命令でも受けてるのかと
言わんばかりに物凄いことです!
ネット内でも調べてみるとなんと管理人様や小林先生まで非難する馬鹿がいるのです!
しかも名前も出さず!卑怯きわまりません!
お二方はこんなふざけた左翼に屈する事は無い事は知ってますがここまでひどいとは思わなかったですマスゴミといいますが、もはやゴミを通り越して性根も思想も腐りきってしまっているようです!
アリバイ記事を書く羽目に陥った社説の執筆者が、苦し紛れにひねり出した言葉が、「ぼたんの掛け違い」とは、大笑いですね。
シャムネコさん
勧誘員に紙面の責任はないとは思いますが、読者としては勧誘員に記事のクレームつけるのは止むを得ないと思います。
こうしたクレームが重なると、自然とウワサになって編集の耳にも届くものです。
こんごもどんどんクレームつけましょう。
ケロさん
中国の指導者が以前のように人民服を着ているとわかりやすいのですが、「経済自由主義」を唱えコキントウのように背広にメガネの銀行マンのような風貌に騙されてはいけません。
どんなにごまかしても中国は一党独裁国家でありコキントウが最悪の独裁者であることは間違いありません。
ヒポポタマス
>中国のような国は常任理事国にはふさわしくない!
これは誰もが認めることですが、日本からОDAを貰いながら一方ではアフリカ諸国に援助をして、国連の支持票を得る強かさを持っています。
日本は金を出すだけでなくもっと口も出すべきです。 意見が通らなければ金も出さない、という強かさが欲しいです。
もみさん
>ネット内でも調べてみるとなんと管理人様や小林先生まで非難する馬鹿がいるのです!
拙ブログに対する悪口雑言には慣れっこで屁とも思っていませんが、今回の「漢奸」には驚きを通り超して正直のところコーヒーを吹いてしまいました。(キーボートが濡れちゃった)(笑)