狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

 那覇市が憲法違反!政教分離違反で全面敗訴、孔子廟訴訟で、

2018-04-14 06:47:03 | 未分類

 

 

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 百田尚樹講演会について

昨年、台風接近で延期になった講演会につきましては、4月22日(日)に宜野湾市のコンベンションセンターで行うことが決定しました。
詳細につきましては百田尚樹講演会in沖縄のホームページをご覧ください。
ホームページ: https://hyakutanaoki-okinawa.weebly.com/

(前回配布した招待券、割引き券は使えるようにしますので大事に保管して下さい。)

~講演会実行委員会事務局スタッフ一同~

画像

        ...............☆.........................

 

今朝の沖縄タイムスは那覇市が憲法違反で全面敗訴の大見出しが一面トップ。

「憲法違反」と見出しに書かないのは悔しさの表れ?

■一面トップ

久米至聖廟の宗教性認定

那覇市地代無償で敗訴

政教分離市の反論退ける 那覇地裁

 

提訴した当時の那覇市長は翁長県知事。

翁長氏が中国系の宗教施設に肩入れし、それが憲法違反と認定されたのだ。

 

 昨日は朝11時半ごろから那覇地裁近くのファミレス「ジョイフル」に原告の金城テルさんや弁護団(徳永、照屋、上原千佳子、岩原)が終結。 予想される勝訴後の記者会見、説明会などの段取りをした。

判決は数分で終わった。 

全面勝訴だ。

その後場所を県庁の記者会見室に移して、弁護団代表の徳永弁護士が分かりやすく説明した。

だが、憲法違反による那覇市の敗訴が、よっぽど悔しいかったのか。

新報、沖タイの両記者が陳腐な質問を繰り返し時間を大幅にオーバーしてしまった。次の予定の「訴訟説明会」は遅れてしまった。

那覇市と久米至聖で交わし違法と認定された「無償賃貸契約」の賃料を支払えば宗教の自由が認められるのかなどが質問の趣旨。

勿論裁判の主旨は、那覇市が久米至聖会と交わした無償賃貸契約が違法という認定。 だがその法的根拠は憲法69条違反という認定だ。賃料を払ったからといって憲法違反は違反だ。

久米至聖会の孔子廟などの施設について、判決文は次のように認定した。

「(久米至聖会は、孔子廟などの施設)において宗教的行事をおこなうことを主たる目的とする団体と評価するべきであり、憲法80条「宗教上の組織若しくは団体及び憲法20条一項の後段の「宗教団体」というべきである。」(判決文)

無償の地代を久米至聖会側が支払ったとしても「宗教認定」が覆るわけではない。したがっていくら賃料を支払っても憲法違反は違反である。

沖タイら沖縄2紙は「那覇市が憲法違反を犯して久米三十六姓(中国人の末裔)のための宗教施設に、公有地を無償貸与している」という裁判所の認定が気にいらず、見出しに憲法違反と書くのを嫌がったのだろう。

QABテレビ2018年4月13日 18時26分

久米孔子廟訴訟 住民が勝訴 政教分離の原則に違反

久米孔子廟訴訟 住民が勝訴 宗教分離の原則に違反

那覇市の公園に建てられた久米孔子廟を巡る差し戻し審の判決で那覇地裁は住民側の訴えを全面的に認めました。

この裁判は那覇市が久米崇聖会に孔子廟の設置を許可し市有地を無償で貸したのは政教分離の原則に違反し、使用料を免除するのは無効だとして住民が那覇市を相手に訴えているものです。

これに対して那覇市側は「一般の人が使えるため宗教的な施設ではない」などと主張していました。これまでの裁判では一審の那覇地裁が住民の訴えを却下したものの控訴審では一審判決を破棄し、差し戻す判決が言い渡されていました。

13日の判決で那覇地裁の剱持淳子裁判長は久米孔子廟について「宗教的性格を色濃く有する」としたうえで「市が特定の宗教を援助していると評価されてもやむをえない」ことから政教分離の原則に違反すると判断し、市が使用料を請求しないのは違法だと結論付けました。

那覇市は「判決文を精査して控訴するか検討したい」としています。

                ☆

さて、この裁判は2014年5月の提訴なので、まる四年に及ぶ長期戦であった。 第一審では手続き論で敗訴した原告が控訴し、2017年6月、高裁で一審差し戻しの判決が出たが、既に論議は尽くされていたので、被告側の反論をコトゴトク論破した原告側の全面勝訴に至った。

提訴をした四年前の那覇市長は翁長県知事なので、被告は翁長氏だった。

那覇市側の控訴が予測されるが、高裁判決は「一審差し戻し」の経緯が有るので、高裁も原告勝訴の見通しだ。

これで翁長氏の壮大な「中国コネクション」の夢は粉砕されたことになる。

【追記】 9;34

 

 

 

那覇市は「憲法違反」、 孔子廟に市有地を無償提供

 

 那覇市が一般社団法人の孔子廟(びょう)(久米至聖廟)に市有地である公園の一部を無償で提供することの違法性を確認する訴訟の差し戻し審で、那覇地裁(剱持淳子裁判長)は13日、同市が施設所有者の久米崇聖会(そうせい)から使用料を請求しないことを違法と認めた。

金城テルさん

記者会見で勝訴の喜びを語った金城テルさん(中央)=13日、沖縄県庁記者クラブ(豊田剛撮影)

 判決は、市が平成26年4月1日から同7月24日までの間の公園使用料約181万円を請求しないことが違法であると確認した。無償設置を許可した当時の那覇市長は翁長雄志知事だ。

 原告の金城テルさん(92)は、「こういう日が来るとは夢みたいだ。生きていてよかった。問題が多い沖縄において突破口を開いた感じがする」と述べた。

 原告代理人の徳永信一弁護士は、「憲法20条が定める政教分離原則に違反すると認定されるなど、主張が全面的に採用された」と説明した。

 被告側は、孔子廟が公共性の高い学習施設であり宗教ではないと主張していたが、釋奠祭禮(せきてんさいれい)と呼ばれる孔子生誕祭の実施や、一部は一般公開されていない点からみても、「宗教的儀式を行うことを主たる目的とする宗教的施設に当たることが明らかである」と判断された。

 徳永氏は、北海道砂川市が空知太(そらちぶと)神社に土地を無償で提供していることは政教分離に反するとして10年に違憲判断が下されたことを例に挙げ、「戦後70年の間、政教分離訴訟は幾つかあったが、神社以外の施設、祭礼における判断は今回が初めて」と意義を語った。那覇市は控訴するかどうか明言していない。

(那覇支局・豊田剛)

 

 

【沖縄の声】孔子廟訴訟判決&勝訴報告会[H30/4/14]

https://www.youtube.com/watch?v=oQ9KFQkEBUQ・【動画】53:33

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2018/04/13 に公開

平成30年4月13日金曜日に放送された『沖縄の声』。本日は平成30年4月13日に那覇市松山公園内にある孔子廟を巡る訴訟について判決がありました。その判決の結果および報告会についてお送りします。

※ネット生放送配信:平成30年月4月13日、19:00~

出演:

   又吉 康隆(沖縄支局担当キャスター)

   金城 テル(沖縄支局担当キャスター)

   江崎 孝(沖縄支局担当キャスター)

 

【おまけ】

裁判の説明会での上原千佳子弁護士のコメントを紹介する。

「弁護士として憲法判断の判決に遭遇することは夢でした。本裁判のような政教分離の憲法判断を経験できて幸せです」とのこと。

弁護団にとっても貴重な経験だったようだ。

 

 

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7 コメント

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違憲では いかんやろw (安仁屋 正昭)
2018-04-14 21:09:44
現行憲法の熱心な信者である
9条の会の皆様
久米至聖廟が違憲のままでは
駄目でしょう
社民党共産党の皆様
また彼らの後方支援に忙しい
沖縄二紙の記者の皆様
明日から、紙面で現行憲法護持のために
孔子廟撤去運動に発狂するのが皆様の本筋ですよ
でも、それをすれば
キンピラから出される工作員への指令が怖くてやれないのでしょうね
Unknown (amai yookan)
2018-04-14 10:54:34


油断大敵

別項目で恐縮ですが、明日は、南風原町長選挙の日です

前町教育長の赤嶺正之氏(66)=公明推薦=と、前町議の照屋仁士氏(41)の2人の戦いですが、

文字どおり「有名無実・かにはんじ(タガの外れた)のフール沖縄」ですが油断しては、南城市の二の前、なにをしてくるか分りません(嘘飛ばし記事等・)気をつけましょう

なにしろチェチェ思想丸出しの照屋候補ですからhttp://ksmworld.blog.jp/archives/1070457232.html

     
本日の沖縄タイムス投稿欄 (カウンター58)
2018-04-14 10:25:45

オピニオン面に一般投稿6本(児童生徒の「ぼくも私も」など除く)。

「米の報道姿勢 日本はどうか」の那覇市・小出由美さん(55)は、1月3日に続き今年2回目の掲載。
「国の再編交付 制度に問題点」の南城市・上原武弘さん(67)は、昨年9月20日以来の掲載。
「『発達障がい』 社会で理解を」の本部町・比嘉藍子さん(37)は、昨年11月6日以来の掲載。
「渡具知市長へ 公約実現願う」の那覇市・前田昌秀さん(65)は、1月10日、2月12日、3月13日に続き今年4回目の掲載。
「『森友』解明 国民の望み」のうるま市・野島雅安さん(78)は、1月9、26日、3月4日に続き今年4回目の掲載。
「パソコンでスクラップ」の那覇市・垣花正男さん(73)は、3月11日に続き今年2回目の掲載。
 
カギカッコは投稿欄における見出し。

Unknown (東子)
2018-04-14 08:48:37
日テレの全国版で放送された。
ローカルなニュースでありません。
沖縄のことを知って欲しいというタイムス、新報と翁長知事の願望が、形になっている。

「儒教施設への優遇措置「政教分離」違反判決 2018年4月13日 19:01」
http://www.news24.jp/articles/2018/04/13/07390463.html

>裁判所が、政教分離の原則に違反していると認定した。
>沖縄県那覇市が市有地の一部を無償で貸与し、儒教の始祖・孔子をまつる孔子廟を設置させたのは、憲法が定める政教分離の原則に反するとして住民らが市を訴えた裁判。
>那覇地裁は13日、孔子廟について「宗教的性格を色濃くもつ施設」と認定した上で、「憲法が禁止する地方公共団体による宗教的活動にも該当する」として、無償貸与は無効とする判決を言い渡した。

「宗教的性格を色濃くもつ施設」
「憲法が禁止する地方公共団体による宗教的活動にも該当する」。
ここが、大きいですよね。
Unknown (amai yookan)
2018-04-14 08:33:22

勝訴おめでとうございます

龍柱と云い・尖閣無批判と云い・中共様を奉ってきた翁長さん・ついに重罪・憲法違反を犯したことまで認定されてしまった。

「正義よこんにちは・さよならブーメランの笛吹男」

関係の皆様・ごくろうさまでした!

          

        
お疲れ様でした。感謝 (清島清)
2018-04-14 08:20:32
今朝の八重山日報1面の写真入り記事を拝見しました。
狼魔人様、昨日はお疲れ様でした。

金城テル様、弁護士の皆様、狼魔人様、支援者の皆様、ありがとうございました。
那覇市民 県民として感謝いたします。

——-

今度は久米崇聖会が、翁長を訴える番ですね。
裸の王様 売国奴 翁長は 崇聖会に、「土地代は無料にしてあげる。」と言って、孔子廟を建てさせたのだろう。

久米崇聖会は、
未払土地賃借料、撤去費用、移設先建築費用 一切合切を翁長個人に請求すべし!

———-

久米崇聖会HP
http://kumesouseikai.or.jp/ja/toppage/
Unknown (東子)
2018-04-14 07:45:38
おめでとうございます。
差し戻しが決まった時から、勝訴を確信していました。


憲法違反を解消するには、
 孔子廟の撤去か
 孔子廟が使用している敷地を久米至聖会に売却するか
だと思いますが、
出発点は、

狼魔人日記「衝撃!翁長知事、海兵隊増強のトランプ政権、 2016-11-27 06:50:55」
https://blog.goo.ne.jp/taezaki160925/e/93ca49f1ba647055774101f947bf1682

>那覇市住民訴訟(久米至聖廟訴訟)地裁判決につて
>本件は、平成25年6月より那覇市(翁長雄志市長当時)が一般社団法人久米崇聖会に市の公有地(久米2丁目の新松山公園=整備費用12億6千万円)の約3割を無償で貸し、宗教行事(釋奠祭禮)を行う当該施設(孔子廟)を建てさせた事が、政教分離を謳う憲法に違反しているとして過去一年分の地代の弁済と当該施設の撤去を求めて平成26年5月の提訴から二年半をかけて争われて参りました。

でしたから、売却で解消しようとしないか、監視する必要がありますね。

まだ、高裁の判決がありますから撤去は先になると思いますが、憲法違反解消は、高裁の判決から何日以内にしないといけないのでしょうか?
また、判決が9月29日以降なら、毎年9月28日に行われている孔子祭「釋奠(セキテン)」は今年も久米至聖会は行うことができるのでしょうか?

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