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社説[翁長知事「歓迎」発言]問題点の整理が急務だ
沖縄タイムス 2016年10月13日 08:17
米軍北部訓練場の年内返還を「歓迎する」と評価した翁長雄志知事の8日の発言が大きな波紋を呼んでいる。翁長知事は11日になって、発言が「不適切」だったと釈明したが、意を尽くした説明にはなっていない。
菅義偉官房長官は、知事公舎での翁長知事との会談で、北部訓練場のおよそ半分に当たる約4千ヘクタールの年内返還を目指す考えを明らかにした。
知事公舎での会談は非公開だった。「歓迎」発言は会談後、記者団の質問に答える形で語ったものだ。
翁長知事は「県の方針としても早めに返してくれということなので、その意味では歓迎しながら承った」と説明した。
北部訓練場の返還は、6カ所のヘリパッドを返還対象外の区域に移設し、合わせて海への出入りを確保するため土地と水域を新たに追加提供することが条件となっている。
日米両政府は「返還」とヘリパッドの「移設」は切り離せない、と強調する。政府のこのような論理に、県は有効に反論し得ているだろうか。
返還は「負担軽減につながる」というのが県の基本的な立場だ。その一方で、資機材搬入のための自衛隊機投入や強引な工事、オスプレイによる訓練などについては、批判的姿勢を崩していない。
県の姿勢につきまとってきたわかりにくさ。政府はまさにその部分に、くさびを打ち込んだのである。
何が問題なのかを早急に整理し、説得力のある言葉で県民に説明する必要がある。
■ ■
安倍晋三首相は、今国会の所信表明演説で、「県内の米軍施設の約2割、本土復帰後最大の返還」だと返還面積を持ち出し、負担軽減を強くアピールした。だが、その説明は一面的である。
政府は「抑止力の維持・向上」と「負担軽減」はセットであると主張してきた。狭い沖縄でこの二つの課題を同時に達成することは不可能だ。面積が減ったからと言って直ちに負担軽減につながるわけではない。
沖縄の基地問題が他府県と違って深刻なのはなぜか。沖縄では、人口密度の高い本島に飛行場や演習場などが集中し、空も海も訓練空域、訓練水域に覆われている。外来機の飛来も頻繁だ。
米軍は地位協定によって基地の排他的管理権を持ち、国内法が適用できない。国会の監視の目が届かない日米合同委員会で物事が決められ、自治体は著しく自治権を制約されている。米軍がノーと言えば自治体は手も足も出ない。
■ ■
東村高江の集落を取り囲むようにヘリパッドが配置されれば、住民は新たな被害に悩まされることになる。オスプレイの飛行訓練が動植物にどのような影響を与えるのか、その調査も不十分だ。
米軍の訓練場の要請を優先し、情報開示も住民への説明も通りいっぺん。決まったことだからと合同委員会の密室での合意を押しつけ、米軍・機動隊・民間警備員・自衛隊が一体となって工事を強行する。おぞましい限りだ。
あらためて移設の問題点を洗い直すべきである。
>米軍・機動隊・民間警備員・自衛隊が一体となって工事を強行する。おぞましい限りだ。
沖縄タイムスが「市民」と報じる反対派の面々が「過激派といわれる極左暴力集団」であること考えれば、機動隊や自衛隊らが一体となって、対応しなければ日本の安全保障がないがしろにされる。
「極左暴力集団」を「市民」と報道し、あたかも英雄で有るかのように報道する沖縄タイムスこそ「おぞましい」が一番相応しいのではないか。
辺野古 辺野古新基地 辺野古新基地建設 普天間飛行場移設問題 違法確認訴訟 辺野古訴訟
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-374417.html
>「あらゆる手法」
SACO合意の破棄を訴えないで、SACO合意に反することをする翁長知事。
【参考】
「翁長知事、北部訓練場の年内返還を歓迎 菅氏「良い雰囲気で会食」【深掘り】 2016年10月9日 11:42」
翁長雄志 菅官房長官 米軍北部訓練場 ハリアー墜落事故
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/65738
>翁長雄志沖縄県知事は8日、米軍北部訓練場の年内返還の方針を菅義偉官房長官が明らかにしたことに対し、「SACO合意の流れで大変重要。県としても早めに返してほしい」と述べ、歓迎する意向を示した。
>菅官房長官と会食後、知事公舎で記者団の質問に答えた。
東村高江 高江 ヘリパッド 牛歩作戦 高江の座り込み 米軍北部訓練場
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-374648.html
>車道両端への駐車や、徐行運転による「牛歩作戦」などで抗議した。
相変らず、村民から嫌われる抗議方法、実行。
>雨天のため建設に反対する人たちは、米軍提供施設内建設現場付近での抗議を中止した。
12、13日、二日連続で、「米軍提供施設内建設現場付近での抗議を中止」www
刑特法を覚悟して山に入るという勇ましい決意がタイムスに発表された途端に、入山取り止め。
https://www.pref.kagoshima.jp/ad04/kurashi-kankyo/kankyo/amami/amami-isan.html
>平成25年1月には,政府が,「奄美・琉球」として,ユネスコの世界遺産暫定一覧表に記載することを決定し,同年12月には,環境省,林野庁,鹿児島県及び沖縄県が共同で設置した「奄美・琉球世界自然遺産候補地科学委員会」が,奄美大島,徳之島,沖縄島北部,西表島を登録候補地として選定しました。
というように、北部訓練場近辺だけを世界自然遺産登録しようとしていのではなく、「『奄美・琉球』として,ユネスコの世界遺産」しようとしている地だ。
↓の地図を見てください。
https://www.pref.kagoshima.jp/ad04/kurashi-kankyo/kankyo/amami/images/1778_20140414105846-1.jpg
飛び地で、指定。
もし、沖縄が北部訓練場近辺が世界自然遺産登録に相応しくないというなら、外して登録もできる。
登録から外されて困るのは誰?
安倍内閣?
世界自然遺産に登録されなくて困るのは、国でなくて観光の目玉にしたい沖縄県、それも北部の3村でしょう。
「ウフギー自然館」
http://www.ufugi-yambaru.com/torikumi/kouen.html
http://www.ufugi-yambaru.com/sanson/shoukai.html
「<社説>伐採2万4千本 北部訓練場を全面返還せよ 2016年10月13日 06:02」
http://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-374408.html
>世界自然遺産登録を実現し世界に誇る宝の森を次世代に残すために、ヘリパッド建設計画の中止と、米軍北部訓練場の全面返還を強く求める。
今までに世界自然遺産に登録された「屋久島、白神山地、知床、小笠原諸島の4か所」、沖縄に何か影響ありましたか?
ないでしょ?
メリットがあったのは、観光名所にできた県。
自然保護と言えば聞こえは良いが、田畑など直接に活用が見つからない土地だったために結果的に自然が保護され、せっかく自然が手つかずの残っているなら積極的に保護していこう、そして、観光に役立てようというのが、世界自然遺産。
県外に住む私、登録されなくて結構。
でも、沖縄県が登録を望むなら、それはそれで賛成。
多くが、そうでしょう。
要は沖縄県の問題。
本気で自然保護を求めて、登録を心待ちにしている県民もいるでしょうに。
世界自然遺産登録は、安倍内閣の野望で出発していると思っていると、間違うよ。
ってこと。
メア氏の言葉を借りて翁長知事批判をするタイムス。
「下地幹郎議員の勉強会でメア氏が講演 翁長知事を批判 2016年10月6日 07:49」
普天間移設問題・辺野古新基地 ケビン・メア 下地幹郎 翁長雄志 人気記事
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/65352
>辺野古新基地建設に反対する翁長雄志知事について「移設阻止は負担軽減阻止にしかならない。翁長知事は県民に無責任だ」と語った。下地幹郎衆院議員主催の勉強会での講演。
>「選択肢は辺野古移設か普天間継続の二つしかない。米軍はどちらでもいい」と述べた。
そうよ。普天間移設を望んだのは、沖縄側だもの。
普天間の飛行場ができた経緯を飛ばして、県内移設に協力しない沖縄が悪いと言われるのは、沖縄にとって心外だろう。
米軍が困らないという横柄な言い方は、沖縄県民にしたら、怒り心頭だと思う。
そこは、気の毒と思っている。
だが、県外移設が最善だからと言って、辺野古は条件付き容認なのだから、次善の策で、とりあえず普天間の危険を早期に解消しようとしない沖縄の態度も、どんなもんだろう。
最善の実現を狙って延々と普天間の危険を抱え込むか、不満は残るが次善の策で辺野古に移設するか。
高江のヘリパッドも、同じ構図。
浦添の新軍港も。
みな、最善でなく次善。
>仲井真弘多前知事についても埋め立て申請を承認するまで「8年くらいかかった。すごく妨害していた」と強調。
米国から見たらそうかもしれないが、SACO合意を進めようとして、潰されてしまっては進まないから、「基地=悪」で染まり切っている沖縄では、これしかなかったと考える。
>また「新基地建設ではない。反対運動は妄想のような発言を繰り返し、事実にしている」とも述べた。
うっわー。
タイムス自身が率先して「新基地」と言ってきたのに、バラした(驚
>主催した下地氏は「安全保障環境は普天間返還で合意した20年前と現在、今後5年で大きく変わる。最高裁判決が出ても翁長知事が任期の2年間は進まない。米国が次を判断する時期などを聞く機会になった」と語った。
私も、翁長知事の間は進まないと考える。
だが、進めない翁長知事のような考え方が、果たして沖縄のためになるか、議論が活発になると思う。
自民党県連は、SACO合意を前面に出してくるだろう。
対抗する共産党は、SACO合意の破棄を言うしかない。
下地議員は予算委員会で、「馬毛島」のことを質問し、「無理」という回答を再度、総理から引き出した。
翁長知事は下地議員の誘いで見学に行ったが、「馬毛島は無理」「辺野古が唯一」を引き出す罠に乗せられたかと。
「「魂の飢餓感」「壁を突き崩す」… 翁長知事発言で振り返る辺野古1年 2016年10月13日 09:09」
普天間移設問題・辺野古新基地 辺野古違法確認訴訟 翁長雄志 発言
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/66272
>裁判を傍聴したボーダーインク編集者の新城和博さん(53)は「この1年、知事の言葉は、ある時は力強く、県民の感情を代弁するようだったが、その言葉は知事自身の姿勢に跳ね返ってくる」と指摘。
>「知事の発言に一喜一憂するのではなく、今後は行動に注目すべきだ」と話す。
示唆に富んだ言葉。
https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=1117580888321979&id=100002102357896
Y、わかっちゃった。
S、誰だろう? あれかな? それともこっち?
楽しみ。
山城ヒロジらは、工事を遅らせる気なんてサラサラなくて、注目を集められれば(政府の強権ぶりのアピールできる絵が撮れれば)ば、目的達成だったんでしょ?
注目を集めれた(政府の強権ぶりのアピールできる絵が撮れた)けれど、副産物として「市民」の違法行為の絵も撮れて、拡散した。
その結果、「市民」への甘やかしに非難が集まって、今後、辺野古の工事が再開されても、以前のような違法行為による抗議行動が、難しくなったよね。
翁長知事だって高江は隠れ推進なのだし、下手に高江に手を出さなければ、ルールを守って反対運動しなければならないという枷という、とんだ拾い物しないですんだのに。
ちょっとした欲が、墓穴堀り?