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当日記を立ち上げた当初はエントリー記事内容が現在とはかなり違っていた。
スポーツをはじめ、いろんな分野で活躍する沖縄の若者へ声援を送ろうといったエントリーが多かった。
ある意味では「お国自慢ブログ」のような性格もあった。
地元高校の甲子園出場には熱が入った。
何時の頃から現在のように1人でムキなる記事内容に変ってきたのだろう。
回想にふけっている場合ではなかった。
昨日の琉球新報が宴の狂乱から醒めたように、1面と社会面のトップを「教育問題」の大見出しで飾った。
記事内容に思わずため息をついてしまった。
エントリー記事にしようと思ったが過去のボクシング記事でお茶を濁した。
想定外と言おうか、それとも案の定と言おうか、当日記が触れなかった「学力最下位」記事について二人の読者からコメントを頂いた。
Unknown (きんじょう)
2007-10-25 23:35:06
狼魔人さん
すみません コメントがちがいますが、憤りが・・
沖縄タイムス
「一方、県には来年度以降、全国学力テストへの参加を見合わせるという選択肢もある。沖縄大学の加藤彰彦教授は「地域性を無視した全国一律の学力テスト自体に反対」とし、「地方分権で『教育』はつくられるべきで、沖縄と東京では子どもへの期待や状況は違う。各地方ごとに『こんな子を育てたい』と考えるべきで、地域の教育をつぶしてはいけない」と訴え、画一的な教育の在り方を批判した。」
恐ろしい。胸を張るどころか、完全に逆切れ状態。これが沖縄タイムスの本音とみた。
*
きんじょうさんの憤り、痛いほどわかります。 (Mika Wilson)
2007-10-26 00:52:37
私は「ゆとり・左翼偏向・日教組」による学校教育の怠慢、指導力欠如の痴呆公務員教師に、烈しい怒りを持ち続けてきました。息子は公立小・中で集団リンチにあいました。学校は、校長以下、気付かなかった、で逃げまくり。薄っぺらなパンフレットまがいの教科書すら、まともに最後まで教えきらせず、やれ部活に、ボランティアに、体験学習。私は息子を登校回避させ、自分の私塾でこの5年間スパルタ教育で、育ててきました。先の世界日報のエントリーに、仮想質疑・討論のシュミレーションを重ねる原告側弁護士に、長い勉学の賜、高い知性を見ます。私事にて恐縮です。実は、息子に「マミ、レベルの高いブログは、過去ログもそれぞれのエントリーも、最初からきちんと読み取らなきゃ、駄目だろ。早とちりで、狼さんのブログ、もう読めなくなるの?!なんて、取り乱して、恥ずかしいぜ。俺は、ああ引用部分が、次回から読めないシステムなんだな。狼さんのブログ本文の事じゃあないんだと、わかったよ。」と馬鹿にされました。お恥ずかしい母親です。親が子に遺してやれるもののうち、教育は最重要だと思います。沖縄の将来は、知性の復権にかかっているはず。
◇
宴が終わった。
その高いツケが沖縄の教育界に回ってきた。
狂気の渦に沖縄の教育を巻き込んだ「11万人」集会のツケは「学力全国最下位」という不名誉な勲章だった。
沖縄の教育界を政治活動に駆り立てた教育界の総責任者が、
「衝撃を受けている」(新報)と言っている。
だが、これは政治活動へのお遊びが過ぎた当然の報いではなかったか。
*
沖縄、全教科で最下位 全国学力テスト結果
(10/25 9:36)

文部科学省は24日、小学校6年と中学校3年を対象に学年全員対象の調査として43年ぶりに実施した全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の結果を公表した。沖縄県の公立校の平均正答率は国語、算数・数学の各教科で全国平均を約5―15ポイント下回り、すべての教科で全国最低の数値だった。基礎的知識を問うA問題の平均正答率57―77%に対し、活用を問うB問題は48―64%と約20ポイント程度低く、全国と同様、活用力に課題が残った。
仲村守和県教育長は今回の結果について「強い衝撃を受けている。厳粛に受け止め、県民総ぐるみの学力向上対策を強力に進めたい」と述べ、12月までに行政や有識者、教諭らで構成する県検証改善委員会を設置し、結果分析や対策を検討していく方針を示した。(略)
(琉球新報 10/25 9:36)
◇
>仲村守和県教育長は今回の結果について「強い衝撃を受けている。厳粛に受け止め、県民総ぐるみの学力向上対策を強力に進めたい」と述べ、
この教育長さん、「県民総ぐるみ」とは良く言ってくれる。
つい一ヶ月前には県下の校長を前にして「教科書検定意見撤回を求める県民大会」について、
「校長先生方も全員、参加していただきたい。職員にも声を掛けていただきたい」と述べ、
大会参加にはっぱをかけていたのはこの教育長ではなかったのか。
教育長「県民大会 全校長参加を」
そのとき「県民総ぐるみ」でと言ったかどうかは定かではない。
だが、県の教育長が校長を前にこのような訓示を垂れたのなら、それは一種の業務命令とれても仕方がない。
その結果、各校長が各学校で生徒たちに大会参加を強制したといわれても仕方がない。
事実、学校内の運動に留まらず生徒が案内ビラを各家庭に配っていたという話しも聞く。
「県民総ぐるみ」の勢いで仲村教育長が県下の学校に「政治運動」への参加を業務命令したことは事実だ。
一時が万事という。
教育長自らこのような政治運動に走る言動をするということは、
常日頃の教師の政治活動や、生徒の「平和学習」を大目に見るどころか推奨した結果ではないのか。
今回の学力全国最下位はこのように、子供を政治活動に教育長自ら駆り立てるような沖縄の特殊な風土がもたらした結果である。
今朝の読売記事によると、文科省は記者会見で次のように言っている。
≪今回のテストには、知識を問うA問題と、知識の活用を問うB問題があり、結果は予想通り、論理的な思考力や表現力など、広い意味での読解力が必要なB問題に課題があった。ただ、「応用が弱い」「記述式が弱い」というだけで終わらせず、弱さの中身を吟味することが大事だろう。 ≫(読売新聞 10月25日)
学力低下の生徒を責めるのは酷だろう。
沖縄の教育界全体が基礎学力向上の努力を怠ったことこそ責められるべきであり、政治活動でウツツを抜かしている場合ではなかったはずだ。
こんな大学教授がいるから、基礎学力は何時まで経っても向上しない。
≪全国学力テストへの参加を見合わせるという選択肢もある。沖縄大学の加藤彰彦教授は「地域性を無視した全国一律の学力テスト自体に反対」とし、「地方分権で『教育』はつくられるべきで、・・・≫(沖縄タイムスーきんじょうさん)
歴史教科書は沖縄独自の左翼歴史観の教科書を作れ(沖縄条項)、
と叫んだと思ったら、この教授、基礎学力も「県民感情」に配慮して、
「沖縄条項」で作った特別の授業をしろって言うのだろうか。
勉強に「うちーなーんびけーん」(沖縄独特)を持ち込むのは、少なくとも基礎学力をつけてからでも遅くはないですか、加藤先生。
上記読売記事の「論理的な思考力や表現力など、広い意味での読解力が必要なB問題に課題があった」は沖縄の学生・生徒がもっとも弱点とする部分。
藤原正彦お茶の水大学教授が言う「(小学校字は)一に読み書き、二に読み書き、三、四がなくて、五に算盤」は、まさに至言だと思う。
この藤原教授、専門は数学で、イギリスの大学でも教えたことが有るという。
数学と英語の達人が「読み書き」が全ての学力基礎だと言及したところに重みがある。
沖縄の学生・生徒には独自の歴史観や「地域性重視」の教育をする前に。
先ず「読み書き算盤」でしょうよ、加藤先生。
事情を飲み込めないような高校生に「教科書にウソを書いてはいけません」なんて言わせたのは、
間違った教育風土の結果ではないのですか。
教育の責任者である仲村教育長が焦っているようだが、
これは責任問題でしょう。
>12月までに行政や有識者、教諭らで構成する県検証改善委員会を設置し、結果分析や対策を検討していく方針を示した。
「有識者」や「教諭」らは政治活動にうつつを抜かし、学力の向上をまじめに考える暇はないだろう。
何しろ「県民の10人に1人」が政治活動で狂乱しているのだ。
「有識者」や「教諭」はほぼ全員が狂乱していてもおかしくはないはずだ。
育長「県民大会 全校長参加を」 2007年9月7日(金)
二〇〇七年度第二回県立学校校長研修会が七日午前、県庁で開かれ、仲村守和県教育長は二十九日に宜野湾海浜公園で開催される「教科書検定意見撤回を求める県民大会」について、「校長先生方も全員、参加していただきたい。職員にも声を掛けていただきたい」と述べ、大会への参加を呼び掛けた。研修会には、高校や特別支援学校の校長ら七十六人が出席した。
仲村教育長は「『集団自決(強制集団死)』は、住民に手りゅう弾が配られていることなどから、日本軍の関与はあったと認識している」とした上で、「沖縄戦の実相を正しく後世に伝え、子どもたちが平和な国家や社会の形成者として育つためにも、県民とともに声を上げなければならない」と訴えた。(略)
◇
■他にも累積のツケの山■
「うちなーんびけーん」の生徒の、
夜遊び、飲酒、いじめ等々。
次のMika Wilsonさんのコメント部分に沖縄の教育が抱える問題が凝縮されている。
仲村教育長も政治遊びにウツツを抜かす暇があったら目を通して欲しいけど・・・。
私は「ゆとり・左翼偏向・日教組」による学校教育の怠慢、指導力欠如の痴呆公務員教師に、烈しい怒りを持ち続けてきました。息子は公立小・中で集団リンチにあいました。学校は、校長以下、気付かなかった、で逃げまくり。薄っぺらなパンフレットまがいの教科書すら、まともに最後まで教えきらせず、やれ部活に、ボランティアに、体験学習。(Mika Wilson)
教育長が「県民総ぐるみ」になるのは学力向上だけではない。
集団自決だけではなく、中高生ら集団飲酒 那覇署補導 。
たまりかねて沖縄県議会がこれを決議したと言うから沖縄県議会は決議がよっぽど好きなのだろう。 県議会 未成年飲酒防止を決議 (10/15 16:03)
未成年の飲酒防止を議会決議するのこそ「うちなんびけーん」ジャ内ですか。
でも議員の先生方、未成年の飲酒防止を県議会で決議して解決できると本気で考えているのだろうか。
そういえば「教科書検定意見書撤回決議」も確か二度行っていた。
沖縄の県議会はよっぽど暇なのだろうか。
仲村教育長さん、学力向上の簡単な施策は教師や生徒を「政治活動」の狂乱から遠ざけることだと思いますがね。
勉強はそっちのけのこの馬鹿騒ぎ。
反省すべきでしょう。
大学生は⇒教科書問題を議論 あす学生沖縄サミット
大学学長は⇒5私大学長 撤回要求
教育長さん、「基礎学力がないから、2万人前後と11万人を間違えるのだ!」なんていわれないように頑張って下さい。
琉球新報は昨日から「集団自決」に代わる連載特集として「『学び』再考 全国テストの波紋」を掲載開始し、今日はその二回目。
やはり宴の後のツケは厳しかった。
【追記】
仲村教育長、まだ懲りていないのですかね。
「中学」への波及危惧 「集団自決」検定で教育長 (10/26 9:47)
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いまさら言うまでもないけど公立校の学力低下は子弟を私立に行かす事ができる金持ち家庭とそれができない貧乏家庭との格差の固定化につながるわけで、日頃左翼が批判してるはずの格差の固定化をあろうことか貧乏家庭の子供たちに押し付けてるのは他ならぬ連中自身なんですよね。
今朝の琉球新報の特集に、ある学習塾の先生のコメントが載っていましたが、教育長が衝撃を受けたことに衝撃をうけたそうです。確かに「衝撃 予想外の格差/学力テスト」と沖縄タイムスが驚いて見せても、こっちのほうが予想外の反応にビックリしてまう。
新報もタイムスも特集を組んでいますが、「学力だけが全てではない」とまたぞろどこかで聞いたような論点ぼかしになっています。そのうち「家庭の収入格差が学力格差につながる」から「戦争の被害格差が問題だ」となり、教科書問題へと見事にリンクさせてくれるでしょう。
「全国学力テストへの参加を見合わせるという選択肢もある。」まさに狂気の発言です。
恵龍之介氏の「誰も書かなかった沖縄」という本に出会いました。
「沖縄の高校の先生の学力は東京の高校生ていど」という記述があったと記憶していますが
返還前後も今も教育程度の低さが変わらないとしたら
沖縄教育界の大いなる怠慢以外の何者でもないということですね
沖縄県民はむしろ怒りを沖教組や教育委員会に向けるべきかと思うのですが・・・
私の子供時代・・団塊世代の少し後ですがしっかり勉強して貧しさから抜け出すことが生活向上の最大要因だと親がしっかり自覚して高等教育を子供に受けさせる・適わない子供は定時制高校へ行ってでも学ぶという、貧しい日本から一流国になるためにそうとは教えられなくとも、無学な親までもが学ぶことの大切さを知っていた時代でした。
恵さんの本ではありませんが、県民性というよりも国からの補助や助成金などが沖縄全他の向上心を奪っている傾向もあるのかな・・と思います。
もちろん、全ての沖縄県民がそうと云う事ではございませんが。
学校関係者は開けたくなかった「パンドラの箱」を開けられてしまったわけですね。
貧困だからというのは発想が貧弱ですよね。
「考える力が足りないから」ムキになってすぐに「力(暴力、数の力)」で対抗しようとする。
亀川先生がおっしゃっていた移民先での事件と同じですね。
沖縄県民はもっと勉強しないといけない。
他人のせいにしてばかりでは、もう先はありません。
まさにその通りだと思います。
『飴が目の前に2個在ります。さて飴は目の前に何個在りますか?』の質問に沖縄県人は
11個と答えたのです。
沖縄県人は数を数えられないのでございます。
と思われても仕方ないのではないでしょうか。
私はあの県民集会への沖縄県民の参加は実際に参加した人数の中では半数以下と見ています。
しかも左翼団体所属以外の純粋な沖縄県民はその半数以下すなはち全体の4分の1以下でしかも未成年を除く成人の何らかの左翼団体に所属していない純粋な沖縄県民はそのまた半数すなわち全体の8分の1以下。
またまたしかも単なる付き合い等で嫌々参加に応じた沖縄県民を除くとそのまたまた半数以下すなわち10分の1以下。
最後のとどめにその日の日当目当ての人数を除くとそのまたまたまた半数以下すなはち20分の1以下ではないか?と思うこの頃でございます。
つまり2万人前後の参加者の中、純粋に自主的に自決事件を信じ参加した沖縄県民は1千人前後以下だったのではないでしょうか。
たかだか1千人前後以下すなわち何百人程度の沖縄県人の方々の意見を利用し、しかも沖縄県人の算数が苦手な事をいい事に自分達の捻じ曲がった主張を押し通そうとするサヨクの連中は絶対に許したくありません!
教育では沢山の問題を抱えている沖縄で教育関係者が、教育をほったらかし揃って政治家活動をした。
子供の教育の前に「教育者の教育」が先決なのですがね。
◆Mika Wilsonさん
何時も身に余る激励のコメントありがとうございます。
狼も時には駄犬の怠惰をむさぼりたくなる場合があります。
そんな時、支援のコメントは勇気を与えてくれます。
公立中学の荒れようは沖縄では特にひどいですね。
それに至る小学校も全国一レベルが低いとなると絶望します。
一方、私の知人で定時制卒で立派に社会に貢献している人もおれば大学院卒、40間際でフリーター兼、親のスネかじりもいます。
人それぞれです。
ただ、逆境を乗り切ったひとは学歴に関わり無く輝いています。
沖縄の教育問題は根が深いようで、これもマスコミの悪影響と切り離しては考えられません。
沖縄ではつべこべ屁理屈を言う前に「基礎学力の向上」、これ以外にないと思うのですが。
◆きんじょうさん
>誘いのコメントでした。失礼しました。
いえいえ、かえって「問題提起」で感謝です。
沖縄の若者応援団としては、多少臭いものに蓋をしたくなる心境でした。
>「全国学力テストへの参加を見合わせるという選択肢もある。」
少なくとも100年早い、とは言わないでも10年は早い発言でしょう。
いや、仮に19年経っても「読み書き算盤」の基礎学力テストを見合す理由が分かりません。
まさか、沖縄だけ特別の読み書き、特別の計算を実施せよとでも言うのでしょうかね。
◆ねこさん
>思春期になぜか本多勝一や一連の自虐史観に沿って書かれた本を濫読してしまい・・・
いやいや、ねこさんもですか。
私も恥ずかしながらの1人で少なくとも10代の頃は「悪逆非道の旧日本軍」の幻を追い続けていました。
あれから幾星霜・・・、まさに若気の至りか、福田さんじゃないですが「汗顔」ものですね。(笑)
>沖縄の高校の先生の学力は東京の高校生ていど・・
東京の高校生の学力にも色々あるでしょうが、全般的に教師の資質、学力が不足していることは否めません。 それが政治活動に走るのですから一番の被害者は生徒でしょうね。
>県民性というよりも国からの補助や助成金などが沖縄全他の向上心を奪っている傾向もあるのかな・・
基礎学力の他に自立心の向上も課題でしょうが、教える大人や教師から再教育が必要となるとため息が出ます。
◆ヒロシさん
>学校関係者は開けたくなかった「パンドラの箱」を開けられてしまったわけですね。
貧困だからというのは発想が貧弱ですよね。
この半年間、歴史問題とか基礎学力問題とか、県民のみたく内面が一気に露出した感がしますね。
仰るとおり、すぐ貧困だとか、離島だからとかの責任転嫁が始まりますが、それを続けている限り沖縄の教育の貧困は救えませんね。
次の一言で充分でしょう。
屁理屈こねる時間が有ったら、もっと勉強しろ!
生徒も先生も。
◆我理礼於さん
いまの沖縄の教育には高校生に「歴史のわい曲云々」を言わせる前に、ただひたすら「基礎学力の向上」だと思います。
「11万人」の根拠となったのは12年前の「8万5千人の県民大会」の写真を基礎に目視で計算したというから、逆に「8万5千人」が揺らいで来たようです。
いい加減な数字を基礎にいい加減な連中が計測したら当然いい加減な「11万人」と言う数字が出た。
これはもうお笑いです。
ちなみに集団自決のあった渡嘉敷島からの参加者は7~8人だったそうです。