
※お願い
人気ブログランキングの投票が分散されるのを防ぐため、次のバナーをクリックお願いします。

「基地と振興費はリンクしない」
これは政府と沖縄県の暗黙の約束事であり、一応の共通認識のはずだった。
だが、島尻沖縄相が「ないとはいえない」と微妙な発言をしたため、現在島尻大臣は沖縄2紙の猛バッシングの嵐に晒されている。
⇒島尻沖縄相、基地と振興リンク論示唆 予算影響「ないとはいえない
島尻氏が不用意に失言したのか、それとも菅官房長官ら官邸と何らかの打ち合わの上の確信犯なのかは知る術はない。
ともかく、島尻発言について問われた菅官房長官は「リンクしない」と従来どおりの発言をした。
今朝の沖縄タイムスは、「リンクしない」と述べながら一方では粛々とリンクを実行している政府の「二枚舌」を報道している。
■一面トップ
辺野古・豊原区へ計2300万円
新基地建設 国、補助額を決定
■三面中段
読谷へ再編交付金4200万円
防衛省 米軍倉庫受け入れで
辺野古・豊原へ計2300万円 直接交付補助額決定
【東京】防衛省は18日、米軍普天間飛行場返還に伴う新基地建設現場に近い名護市の辺野古、豊原の2区へ直接交付する2015年度分の補助金の額を計2300万円とすることを決めた。沖縄防衛局が詳細な事業審査を実施し、早ければ年内にも交付する。補助金の受け取りをめぐり区内で意見が割れている久志区は現在までに申請を出していない。
» 基地と原発のニュースをフクナワでも
辺野古区へは防災備蓄倉庫の整備費として1200万円、豊原区へは地区会館の無線放送設備費として1100万円を交付する。防衛局は2区の詳細な補助事業申請書を精査し、来週にも交付を決める見通し。
一方、防衛省によると久志区からは事業申請自体が上がっておらず、同省は「今後要望があれば財政当局と調整して交付したい」としている。
政府は11月27日、久辺3区へ直接補助金を交付する「再編関連特別地域支援事業補助金」を創設。初年度は各区1300万円、計3900万円を上限に交付するとしていた。一方、補助金は新基地建設に反対する名護市を介さず頭越しに交付する異例の措置で、県内から強い反発が上がっている。
菅義偉官房長官は3区は「条件付き賛成」だとし、交付理由を「辺野古移設で最も影響を受ける3区の生活環境の保全、向上のため」と説明する。だが、辺野古区の嘉陽宗克区長と久志区の宮里武継区長は本紙の取材に「条件付き賛成」との立場を否定している。
補助金は、在日米軍等駐留関連経費から予算措置として支出する。補助率は100%。次年度以降も継続し、上限額は防衛相が通達で定めることができるため引き上げることも可能。補助対象は米軍再編で「航空機40機、人員1千人以上増える施設が所在する地域の地縁団体(自治会)」としており事実上、久辺3区だけを対象に設定している。
☆
>菅義偉官房長官は3区は「条件付き賛成」だとし、交付理由を「辺野古移設で最も影響を受ける3区の生活環境の保全、向上のため」と説明する。
普天間基地を受け入れる辺野古・豊原区と、キャンプキンザー施設を受け入れる読谷村はいずれも「リンクする」そのもの。
本来なら沖縄2紙はこの両地域の住民を「カネで沖縄を売る最悪の県民」などとバッシングしてもおかしくはない。 だが、両地区に関して事実報道は有るがバッシングの気配さえない。
>辺野古区の嘉陽宗克区長と久志区の宮里武継区長は本紙の取材に「条件付き賛成」との立場を否定している。
両区長は振興費を申し込んでいながら、「条件付き賛成」と矛盾した発言をしている。
無住の理由は、沖縄2紙のバッシングを恐れるからだ。 バッシングで自殺未遂をした区長がいるくらいだ。
県と政府は夫々の思惑から、従来から「リンクしない」という虚偽の認識で奇妙に一致してきた。
安倍政権になってからも、従来の政府方針を引き継いで「リンクしない」を県との共通認識としてきた。
ところが、普天間移設をめぐる政府と県の対立は、今年8月の集中協議でも一致点を見ることが出来ず、ついには国が代執行訴訟を提訴するという異常事態に陥っている。 これに対抗して県は国交省の「執行停止」(取り消しの取り消し)を無効とする抗告訴訟を年明けに行うという。
最強の官邸といわれる「安倍・菅コンビ」は、国と県との関係が法廷闘争という最悪の事態に陥ったのを好機と捉え、従来引きずってきた米軍基地に関する悪弊の一掃を考えたのではないか。
これまで国と県との良好な関係を阻害している最大要因のひとつが、「基地と振興費はリンクしない」という虚構、と考えた。
ピンチはチャンス、危機は好機ともいう。
法廷闘争を機に、「リンク」の虚構を一掃することにより、米軍基地は沖縄を含むわが国の安全保障上の「必要悪」(悪という文言には誤弊も有ろうが)という新たな共通認識に移行することになる。
「必要悪」という共通認識により、国と県との友好関係は構築できるというものだ。
つまり沖縄県は米軍基地け入れることにより安全保障の一端を担うことになり、「必要悪」の代償として堂々と振興費を要求できる、つまり「リンクする」ことを認めることになるのだ。
以下は仮想劇である。
12月某日、官邸に島尻大臣が呼ばれる。
菅官房長官「島尻大臣、あなたに一肌脱いで欲しい」
島尻「沖縄に関することでしたら、何でも申し付けて下さい」
菅氏「来年の宜野湾市長選挙を皮切りに、県議選、参議員選と重要な選挙が行われますね」
菅氏「沖縄メディアが島尻大臣をバッシングのターゲットにしているのはご承知の通りですが、この辺で沖縄2紙を挑発してみませんか」
島尻氏「え?ただでさえ沖縄2紙に睨まれている私が挑発したら、火に油を注ぐようなものではありませんか。 敵の思う壺ですよ」
菅氏「そこなんですよ!島尻大臣」
菅氏「虎穴に入らずば虎子を得ずです。 いずれにせよ参院選前になったら沖縄2紙が島尻大臣を猛バッシングすることは明白です」
島尻氏「それで、挑発とは?」
菅氏「米軍基地と振興費はリンクしないという県との共通認識にひびを入れるため、失言を装ってリンクするニュアンスの発言をして挑発するのです」
菅氏「沖縄2紙は待ったました、とばかりに一面トップや社説を使って猛バッシングに励むでしょう」
島尻氏「それでは参院選に不利ではありませんか」
菅氏「参院選では自民党本部と官邸が全面的に支援します。 私には官房長官の他に沖縄米軍基地負担担当大臣というもう一つの肩書きが有ります。 島尻沖縄担当大臣の選挙応援をしてもおかしくはないはずです」
菅氏「そして次が重要なのですが、沖縄2紙の島尻バッシングと前後して、りンクの実例として辺野古・豊原区と読谷村が振興費を受け取るという情報を沖縄2紙の漏らすのです」
菅氏「そうなると、リンクする発言の島尻バッシングと同じ紙面で振興費を受取る辺野古区や読谷村の報道をするという事態になります」
菅氏「荒療治ですが、沖縄2紙もいずれリンクを認めた読谷村らを批判せざるを得なくなります」
菅氏「この荒療治により県民もリンクしないが虚構であることに気がつき、沖縄2紙もリンクする論を認めざるを得なくなります」
島尻氏「その結果どうなります?」
菅氏「沖縄県と政府が安全保障について本音で語れることになります。 振興費も飴と鞭などといわなくとも、堂々と要求することが出来ます」
島尻氏「なるほど、沖縄のために頑張ってみます」
【おまけ】
7月の段階で、キャンプ・キンザーの返還交渉は始まっていたようだが、受け入れ先の読谷村のことは伏せられている。
まさか「新基地建設反対」の急先鋒の読谷村が受け入れようとは、知らぬ仏の沖縄タイムス。
キャンプ・キンザー一部返還交渉 政府、国道58号拡張へ
【東京】浦添市内の国道58号を拡張するため、政府が、米軍牧港補給地区(キャンプ・キンザー)の一部地区の早期返還を求め米側と交渉していることが18日、分かった。政府関係者によると、慢性的な渋滞解消を望む浦添市の要望を受けたもので、沖縄の基地負担軽減に取り組む政府の姿勢をアピールする狙いがあるとみられる。具体的な返還面積は現在、日米間で調整中だという。
2013年に日米両政府が発表した嘉手納以南の米軍施設返還に関する統合計画では、同地区は25年度以降に全面返還する計画となっている。
沖縄の要望に応える形で早期返還を実現することで、政府が従来強調する基地負担軽減をアピールすると共に、名護市辺野古への新基地建設で対立する沖縄側の柔軟姿勢を引き出したいとの思惑がにじむ。
政府関係者によると、自民党県連関係者がことし4月、菅義偉官房長官へ浦添市の国道58号の渋滞解消のために道路の拡張を要望。同市の国道58号西側の大半は牧港補給地区に面しており、菅氏は拡張のためには米軍施設区域まで広げる必要があると判断、外務省へ米側と協議するように指示したという。
日米両政府は、統合計画を16年春に見直す方針で、現在事務レベルで計画の見直し協議に入っている。

情報を伝える役割のマスコミが劣化腐敗しているということです。
http://www.sankei.com/premium/news/151219/prm1512190028-n1.html
沖縄県民はまず最初にその事実を見つめなければいけません。
オピニオン面に一般投稿6本(児童生徒限定の「ぼくも私も」除く)。
「政府の主張は むちゃくちゃ」の那覇市・南研作さん(71)は8月1日、9月6、27日、10月18日、11月28日に続き今年6回目の掲載。
「高齢者が運転 安全な車望む」の西原町・儀間眞治さん(67)は1月27日、3月7日、4月26日、5月3日、6月5、24日、7月9日、9月6、21日、11月17日に続き今年11回目の掲載。
「与那覇岳登山 ルート整えて」の宜野湾市・田仲康忠さん(64)は3月27日、9月21日に続き今年3回目の掲載。
「主権者教育を 沖縄から学ぶ」の京都市・敦賀昭夫さん(62)は1月12、21日、2月8、23日、3月6、17日、4月12、26日、5月11、20日、6月29日、7月12日、8月2、31日、9月13、29日、10月20、30日、11月14日、12月1日に続き今年21回目の掲載。
「食料自給率の低下懸念」のうるま市・長濱清信さん(78)は1月13日、2月2、15日、3月29日、4月18日、5月4、17日、6月6日8月8、27日、9月16日、10月4、22日、11月5、22日に続き今年16回目の掲載。
「辺野古崎文化財の物語るもの」の宜野湾市・吉村武さん(76)は4月3、24日、5月26日、6月8日、7月13、14、19日、8月25日、9月12日、10月15、29日、11月19日、12月2日に続き今年14回目の掲載。
カギカッコは投稿欄における見出し。
「投稿マニア」を否定はしないが、新聞はブログじゃないんだから、常連の投稿を並べただけでは、担当者は仕事をしたことにならない。あるいは、やる気がないのか、よほど無能なのか。
防衛省からもらう金でこういう街を作りますというデザインもしているくせに。
与那国町長の「迷惑料」ぐらいの認識の場所には持っていかなくていい。
でも、「金くれ」とズバリ言うのは卑しいと思っている。
だから、本土(政府)の方から「金を“押し付ける”」から「金をもらってやると」したい。
で、「嫌々金をもらうのだから、卑しくない」。
だが、それでハッピー!となるかというと、そうではない。
「金を“押し付ける”」理由には、「償いの気持ちを込めて」と「憐れんで」でと二通あるから、理由に拘る。
「憐れんで」の施しでは、「もらってやる」にならず「いただく」になってしまう。
「償いの気持ちを込めて」と本土(政府)が下手に出てこそ、「もらってやる」になる。
だ、か、ら、「基地=悪」「差別」「上から目線」「基地と補助金はリンクしない」が、大事なキーワードになる。
「武蔵野市議会 辺野古新基地の建設を強行しないことを求める意見書可決 2015年09月16日」
http://blog.livedoor.jp/go_wild/archives/52436389.html
共産党文京区議のHPより
「普天間基地の撤去に関する意見書(案)」
http://www.jcp-bunkyokugidan.gr.jp/pdf/091117_2.pdf
・辺野古推進派の意見書
「「辺野古移設推進を」 佐世保市議会、意見書可決 [長崎県] 2015年12月19日」
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/nagasaki/article/213924
豊島区区議会HPの意見書要望書より
「米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設を進めるとともに、正確な情報発信を丁寧に行うことを求める意見書 2015年12月4日」
http://www.city.toshima.lg.jp/367/kuse/gikai/ikensho/h27-04/1512081621.html
どこかに違いがあるか。
反対派はタイムス、新報の記事鵜呑み。
賛成派は辺野古の状況に詳しい。
【参考】
沖縄では、米兵の内、特に海兵隊を目の仇しています。
海兵隊は陸海空と共に訓練しないと役に立てないので、海兵隊だけ他所にだすことはできない。
それゆえ、海兵隊出て行け(MARINE OUT)は、実現できないこととたかをくくっていて、反対しています。
ところで、「辺野古移設推進を」ぼ意見書を可決した佐世保には、日本版海兵隊がいます。
「【日本版海兵隊】西部方面普通科連隊【自衛隊・水陸機動団】 2015年12月02日」
http://matome.naver.jp/odai/2140083378788807601
>離島対処即動部隊であり、島嶼防衛を主な任務とする。
>島嶼の防衛、奪還を目的とした上陸作戦訓練を、海兵隊と重ねる報道もある。
>主任務としては隠密裏の潜入、遊撃による陣地構築の妨害、通信の遮断、情報収集および逆上陸部隊の誘導であり、アメリカ海兵隊武装偵察部隊に類似した性格を持つ。
>後方支援職である本部管理中隊を除き、隊員の約7割がレンジャー有資格者である他、海上自衛隊のスクーバ課程の教育も受けている。
>各自一週間分の食料と飲料水を携行しての生存自活訓練、至近距離における射撃訓練および狙撃手の育成について伝えられた。
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=146395
沖縄の悲願である「基地負担軽減」を知事会で協議することを提案したのは、沖縄県。
だが、「基地負担軽減」を知事会で協議することに決まった瞬間に翁長知事は立ち会っていない。
知事会で実際に提案したのは、浦崎唯昭副知事。
翁長知事の指示で提案したのであろうが、沖縄が提案するから重みのある「基地負担軽減」なのに、肝心の知事が欠席とは、なんと「基地負担軽減」に気の無い知事であろう。
今日の発狂2紙を見たところ、こちらも取り上げたほうがいいと思う発狂記事がありましたのでご紹介。
陸自音楽祭に公立中学が出演へ 沖教組は取りやめ要請
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=146482
2015年12月19日 08:46
今週末に開かれる自衛隊の音楽イベントに参加するのは問題があるとして、吹奏楽部がゲスト出演を予定している本島中部の公立中学校に対し、沖教組が出演取りやめを要請したことが18日分かった。沖教組は「自衛隊の宣伝に利用され、県民感情にも反する」と再考を求めたが、学校側は「純然たる音楽イベントであり、場所も基地の外。問題はないと考えている」との見解を示し、予定通り出演する考えを示した。
イベントは陸上自衛隊第15旅団音楽まつり。19、20の両日、宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで開かれる。
自衛隊の音楽隊が演奏服を着て出演するほか、沖縄側からも同校や一般の芸能団体がゲスト出演する。
同校の参加は今回が初めて。同旅団司令部総務課によると、例年、広く県内の学校に打診し、了解が得られた学校に出演してもらっているという。
沖教組は「歴史的な経緯から、沖縄ではいまも自衛隊に対して否定的な見方がある。安全保障関連法などが政治問題化する中で、自衛隊行事に参加するのは教育的配慮が足りない」とし、18日に文書を送付した。
一方、同校は「政治性の強い催しではなく、貴重な出演機会になると考えている。子どもたちへの強制もない」と説明している。
この記事は、子どもの教育より自分らの妄想と北朝鮮との黒いつながりが大事…な沖教組(ぐ)みが、自衛隊関連行事に参加しないよう中学校に圧力をかけた、というもの。
なにやら、生粋の沖縄県民ですらなく、日本人であるかさえ疑わしい「委員長」という名の組長さんが、「教育的配慮が足りない」とかなんとか申してますが…、
こんな、不当な要求を中学生に強制…、“強いる”ず(笑)なあんたらのほうがいちばん、「教育的配慮が足りない」ですよ~(笑)。
そもそも、参加が突然中止になった理由、これにむけて練習がんばってる吹奏楽部の生徒たちにどう説明しろと。
そして、理由をありのまま伝えて、それで生徒に納得しろと。
この記事は、こいつら沖教組(ぐ)みが子どもたちのことなど考えてない連中だってことを伝えているんですが…、それでも、こんなヤツらに従うんですかね。沖縄の先生方は。
ちなみに、ベタ記事扱いになってましたが、これと同じ記事が琉球新報にものってました。
そちらの情報によると、この「本島中部の公立中学校」とは…、
うるま市にある与勝中学校とのこと。
くわしくは、↓こちらも参照のこと。
http://www.mod.go.jp/gsdf/wae/15b/15b/ongakuenso.html
>年月日:平成27年12月19日(土)、20日(日)
>時 間:19日公演 午後6時30分~8時
20日公演 午後2時30分~4時
>場 所:沖縄コンベンションセンター劇場棟
>ゲスト:(空自)南西航空音楽隊 日本太鼓財団 沖縄県支部 与勝中学校吹奏楽部
素晴らしいネーミングです!
沖教組(そ) ではなく 沖教祖(ぐみ)
大笑いさせていただきました。
気に食わないものに因縁をつけ、恫喝し、大騒ぎするところなど、まさに言論暴力団。
引退してからも迷惑行為を止めない恥知らず集団。
私も今日から沖教祖(おききょうぐみ)と呼ばせていただきます。