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1945年8月、アメリカの2発の原爆投下を待っていたかのように日本領土に殺到したソ連軍のことを火事場泥棒と例える人は多い。
だが、 歴史上の火事場泥棒は必ずしも珍しいことではない。 戦争は外交の延長線上にある、といわれるとおり外交も戦争も常に切り札を持って相手の弱い所を攻めるのが勝利の要諦であるからだ。
生き馬の目を抜くような国際社会では、「平和憲法」の前文がいう「平和を愛する諸国民の公正と信義」なんてものは、いくら決意をしても絵空事に過ぎない。
人間の肉体が過労や栄養失調により免疫力を失ったときこそ、細菌やウイールスにとって肉体を攻撃する絶好の機会である。同じように、統治能力を失った国家は、敵対国にとって絶好の攻撃の的である。
東日本大震災により未曾有の大被害を被った日本は、無能内閣の「ペテン師首相」は論議の外にして、永田町では「「三百代言元官房長官」を筆頭に、西岡参院議長が言うところの「共犯者」たちがが入り乱れ権力闘争に現を抜かしている。
現在のわが国の統治機構はまさに魑魅魍魎が跋扈する免疫不能の状態にある。
⇒西岡氏、「特例公債法と引き替えた退陣を」「政府高官、与党幹事長は『共犯者』」
こんな状況を恫喝国家・中国が見逃すはずはない。
南シナ海でベトナムやフィリピンに脅しをかけ、南シナ海での中国の存在感を充分に示した後は、中国に不思議な親近感を持つ沖縄県近海を太平洋へ進出を図る中国の獣道にしてしまう必要をがあると考えたのが2日連続の宮古海峡横断による南西諸島の公然たる分断である。
さすがの沖縄タイムスも2日連続でしかも計11隻という過去最大の船団が県内を分断したとなると全くの無視もできず、今朝の2面に共同の配信記事をそっくりそのまま掲載している。
国境の島の地方紙として中国への抗議を示す記事の一つもかけない腰抜け振りである。
ところが相も変わらず一面トップや大見出しには「米軍基地反対」などの反米記事が溢れている。
中国にとって沖縄タイムスとはまことにあり難い広報紙なのである。
また中国軍艦が沖縄近海通過 2日間で11隻
沖縄タイムス 全国 2011年6月9日
沖縄本島と宮古島の間の公海上を通過した中国海軍のフリゲート艦=9日午前、沖縄県宮古島沖(防衛省提供) |
防衛省は9日、中国海軍のフリゲート艦3隻が同日午前、沖縄本島と宮古島の間の公海上を東シナ海から太平洋に向けて通過したと発表した。8日にも同じ海域で8隻が航行しており、計11隻の中国艦艇が2日間で沖縄近海を通過したのは過去最大規模という。
中国艦艇は今後、太平洋で訓練を行うとみられ、海上自衛隊は警戒監視を強めている。
防衛省によると、海自のP3C哨戒機が9日午前9時ごろ、沖縄県宮古島の北東約100キロの海域を時速約30キロで通過する3隻を確認した。公海上の航行のため、国際法上の問題はない。
制服組トップの折木良一統合幕僚長は、9日の定例会見で「中国海軍が活動を活発化させているのは事実であり、大きな関心を持っている。必要に応じて警戒監視を実施する」と述べた。(共同通信)
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民主党政権になって以来の「普天間移設」の頓挫や、一連の中国に対する過剰な配慮を目の当たりにし、また同時に「メア・バッシング」に見られるように、沖縄の異常ともいえる「反米感情」に辟易した結果米軍が、じわじわと東シナ海でのプレゼンスを後退させてくることを懸念する。
中国は、米軍の「この微妙な気配」を見通して、逆に南シナ海、東シナ海と海洋進出を仕掛けている。
今回のこれ見よがしの二日間にわたる中国海軍の沖縄近海通過もその一環だ。
沖縄の知識人の中には米国が極東から撤退することは絶対ありえないということを前提に、米軍基地撤去を叫ぶ人も多いが、彼らは米軍が撤退した後の中国の接近に対しては異口同音に「平和的話し合い」で解決できると言う。
今回の中国艦船の沖縄近海横断について、外務省は「公海上で国際法上問題はない」と抗議しない方針だという。
ただ、このような弱腰の対応を続ければ、昨年9月の尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件のように中国側の「示威行動」をエスカレートさせる恐れもある。
今回気になるのは、中国海軍が沖縄近海を通過した6月8日、9日というその時期だ。
ネット上では出回っている情報だが6月17日は、尖閣諸島の領有権を主張する華人系団体は、1000隻という大船団を組んで、魚釣島に上陸する計画を立てていた。
東日本大震災で一応「中止になった」といわれているが、今回の中国海軍の動きと何か関係があるのか。
「月刊中国」日本語版の主編、鳴霞氏は次のように述べている。
「中国海軍は東シナ海で軍事演習を繰り返している。来年10月には空母も就航させる。国内の不満をそらすためにも、チャンスがあれば、釣魚島(尖閣諸島の中国名)の領有を狙っている。華人団体は17日に香港で、釣魚島奪還の大会議を開き、世界各国でデモを予定している。震災のため、大船団の上陸はないでしょうが、数隻で尖閣上陸を狙う可能性はある。外務省が抗議しなければ、中国はどんどんエスカレートします」
鳴霞氏の話しが実現するかどうかはさておいても、日本固有の領土が危機にさらされていることだけは間違いない事実である。
【おまけ】 地元の悲痛な声!が菅首相の虚ろな脳の片隅ににもあるはずはない。
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■■お知らせ■■
東日本震災救援のためのチャリティーの野菜販売会です。
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被災地支援「福島産野菜」 全国一斉チャリテイー街頭販売会
主催:自由民主党青年部・青年局 (問い合せ:868-0040 宮城)
日時:6月11日(土) 14:45~16:00
会場:県庁前県民広場
販売品目:福島産野菜(1袋500円)キューリ・ブロッコリー・サラダ菜・シイタケ
■■コンサートのご案内■■
山本レイ ヴァイオリン コンサート
★ヴァイオリン独奏 山本レイ
★ピアノ伴奏 武田光史
★日時 7月7日 開場 午後6:30 開演:午後7:00
★場所 パレット市民劇場
★料金 3000円(当日3500円) 全自由席
■ プログラム
サラサーテ
チゴイネルワイゼン
メンデルスゾーン
ヴァイオリン協奏曲ホ短調Ⅰ楽章
その他
■ 主催 山本レイ音楽事務所
お問い合わせ:098-832-5166(上原)
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