2曹の中国籍妻、ハニートラップ? イージス情報持ち出し
海上自衛隊の護衛艦「しらね」乗組員の2等海曹(33)がイージス艦の秘密情報を持ち出した問題で、大宅賞ジャーナリストの加藤昭氏は7日付の夕刊紙「夕刊フジ」で、2曹の中国籍の妻(33)が、男性を誘惑して情報を入手する「ハニートラップ」を仕掛けていた可能性を指摘した。
加藤氏のリポートによると、福建省出身の「陳」と称する2曹の妻は、昨年12月に自らオーバーステイだとして入国管理局に出頭した際、「すべて終わった」と語った。防衛省幹部はこの言葉の意味を、「日本の機密情報管理の甘さをあざ笑い、『イージス艦情報はもらった』と任務完了を宣言したのではないか」と推測している。
2曹の妻は3年前、東京都内で窃盗容疑で逮捕され、強制退去処分を受けた。間もなく日本に再入国し、横浜中華街で働いていた。知人の紹介で2曹と知り合い、昨年10月に結婚したが、防衛省幹部は「中国の秘密組織が仕掛けたハニートラップの可能性も高い」としている。
また、同幹部は「イージス艦の機密情報に関するデータにアクセスできるのは『特定管理責任』が問われる限られた人間だけ」と述べ、本紙既報の佐官級の関与を示唆。持ち出された機密データの内容として、イージス艦の運用システム(操船技術)や構造図面、レーダーの周波数などの中枢情報を挙げている。
加藤氏は「日本の安全保障の最前線ではこの種の話がゴロゴロ転がっている。安倍内閣は機密保全を高めるため、外国のスパイや協力者を処罰する法律を早急に整備すべきだろう」と提言し、リポートを結んでいる。(産経新聞 2007/04/07 03:47)
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胸襟を開いて腹蔵なく話し合おうと言ってもモノには程度がある。
いくら開けっ放しとはいえ隠すべきトコロまでも開けっ放しでは、相手の物笑いになる。
これが国と国との付き合いとなるとどうなるのか。
日本は「情報公開法」を持ちながら、「国家機密法」を持たない世界でも珍しい国に相当する。
これは、国家として恥部を丸出している事と同じである。
秘密保護の法律がないのに、情報公開だけが法定されているのはパンツを穿かないサルと笑われても仕方ない。
笑われるだけで済めばよい。
お互いの信頼関係にもひびが入り日米同盟さえも危うくなってくる。
また、国家公務員法の機密漏洩罪の軽いのも驚きだ。
国を売る重罪を取り締まる法律が無く、軽犯罪なみの罰則さえ覚悟すれば、大金を貰って国家を裏切ることができる。
・・・としたら万引き常習犯(三浦和義 また万引きで逮捕)のように「数千円のサプリメント」など万引きしないで、もっと気軽に国家機密を盗み大金を得た方が「割の合う仕事」である。
問題の海上自衛隊2等海曹(33)はスパイ容疑を否定しているようだが、いくら乗務していた護衛艦の名前が「しらね」だったからと言って、
「しらねー!」
では通らないだろう。
◆参考:「イージス艦機密漏洩」 中国のハニートラップ 妻よ!お前もか!
コメントありがとう御座います。
大江健三郎は仮に裁判で負けても「不当判決」と腐臭を撒き散らし続けるでしょう。
「渡辺母子失踪事件」を見て益々スパイ防止法制定の必要性を感じます。
これでは日本はスパイ天国ですね。
又コメントお願いします。