一般に「洗脳」というと、ある人間を特定の主義・思想を持つように仕向ける事、またはその方法を指す。
朝鮮戦争時の捕虜米兵に対して共産主義を信じることをせまった行為を中国共産党が洗脳と呼んでいたのを訳してbrainwashingと名付けられた。当時米兵が次々と共産主義者であることを宣言し、関係者に衝撃を与えた。
中国共産党及び軍の洗脳は、1.外部隔離、2.尋問、3.処罰・暴力、4.巧妙な賞罰、5.徹底教化、6.罪の意識を植え付ける行為、7.自己批判などがあり、薬物使用の例もあるとしている。
映画や小説の世界でも取り上げられで朝鮮戦争にて共産主義者に洗脳された米兵が殺人を犯す映画を公開するなど、広く衝撃を与えた。
他にも日本人捕虜がソ連軍・中国軍から、インドシナ戦争ではフランス人捕虜が、ベトナム戦争では米兵捕虜が洗脳を受けたとされる。
それ故、当該地域で従軍した兵士の残虐行為の証言は必ずしも本当にあったとは限らず、適切な考察と研究が必要となる(実際に日本兵に対して中国共産党が行ったとされる洗脳で中帰連を中心として過剰な日本の残虐行為が喧伝された時期があった)
オウム真理教は旧ソ連で行われていた洗脳を真剣に実践したし、パナウェーブ研究所なども「共産主義者の攻撃」として電磁波による洗脳を恐れている。(ウィキペディアより抜粋)
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昨日のエントリーで「県民大会」動員の異常ムードをネズミ講と揶揄したが、ネズミ講にひっかかるようなヤツは欲ボケしたカネの亡者どもだから自業自得だと言う人もいる。
ネズミ講には確かにそのような一面もある一方、「付き合いで」説明会に参加したが、プロの説得者「洗脳」され、気がついたら自分が熱心な勧誘者になっている例も多いという。
ネズミ講のような理論的には考えられないようなシステムに参加する連中はきっと知的レベルの低い連中だと思われがちが、銀行員や教師、中には大学教授などが「密かに」加入している例もある。
もっとも彼らは社会的地位があり面子があるので被害が出ても名乗り出ないのが普通だが。
知的レベルが洗脳に無関係だと言うことはオウム真理教の例を見れば自明だろう。
■中国共産党の洗脳手段■
中国共産党は次の手段で洗脳をするという。
1.外部隔離、2.尋問、3.処罰・暴力、4.巧妙な賞罰、5.徹底教化、6.罪の意識を植え付ける行為、7.自己批判などがあり、薬物使用の例もある。
現在の沖縄の状況を考えると薬物使用は除くとしても、多かれ少なかれ上記の1~7の全てが当てはまる。
「外部隔離」にしても二つの地元紙を中心にした全てのメディアが一斉に煽り、「不都合な真実」を封殺する沖縄の現在の状況は情報の「外部隔離」と言える。
「処罰・暴力」「巧妙な賞罰」の中の暴力はともかく「賞罰」となると、県庁、各役所や学校の上司が参加を「要請」すれば、職場で不利な状況になると言う無言の「処罰」を恐れねばならない。
現在、学校で行われている「集団自決」関連授業は「徹底的強化」「尋問」「罪の意識「」自己批判」・・・といった中国共産党の洗脳プログラムに沿っていると言えなくもない。
「県民大会参加」を特別授業にしている学校などは参加しなかったら「欠席」扱いになると言うし、そのように熱心な学校の卒業生を「優遇」するような企業や組織が有るとすれば「巧妙な賞罰」に相当するだろう。
「洗脳」は理屈、理論ではなく感情に訴えて同じことの繰り返しでその効果を挙げる。
そういえば沖縄の新聞は「集団自決」関連記事には執ような繰り返しが多い。
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■繰り返しが洗脳を加速■
「集団自決」関連の話題なら何でも記事になると昨日のエントリーで書いた。
高校生も大学生も大学学長も、各市町村長も、いやいや家族でも良い。
とにかく「集団自決」で徒党を組めば写真入で紙面を飾ることが出来る。
大学生は⇒教科書問題を議論 あす学生沖縄サミット
大学学長は⇒5私大学長 撤回要求
市町村長は⇒県内40首長参加へ/9・29県民大会
我が浦添市長も⇒県民大会参加、市民に呼び掛け 儀間浦添市長
家族は⇒四人そろってハイ、チーズ。これって記念写真の新しい形?「孫に真実伝えたい」 与論・喜山町議、家族で参加へ
おやおや、
大手スーパーも⇒軍命削除の問題点学ぶ コープ沖縄が学習会
こちらの中高生も徒党を組んで「集団自決」かと思ったら、
何だ、集団飲酒か⇒中高生ら集団飲酒 那覇署補導 、でもこれで運転でもしたら本当に「集団自決」だが・・・。
そして皆でそろって「東京ツアー」。
でも、200名は多すぎないかね。⇒東京行動200人規模 来月15、16日国へ要請
同じネタでも毎日繰り返し報道するのが新聞による洗脳の要諦。
ネタがない時は読者の「声」欄を有効に利用するのも洗脳の常道である。
今朝の琉球新報は「集団自決」「教科書検定」特集である。
やれやれ。
【追記】10月20日
投稿愛好家も洗脳のお手伝い!
和やかに投稿談議 新報社で集い130人交流 (10/20 9:43)
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時が流れ、真実が周知されて来た時に
「洗脳と集団行動『なぜ軍命令はつくられたのか』」と議会で討論されて欲しいです。
>時が流れ、真実が周知されて来た時に
「真実が周知されても」マスコミは頬被りで、読者が忘れるの待つのでしょうね。
次のパール判事の言葉を送りたいです。
≪時が熱狂と偏見とをやわらげた暁には また理性が虚偽からその仮面を剥ぎ取った暁には
その時こそ正義の女神はその秤を平衡に保ちながら 過去の賞罰の多くに
そのところを変えることを要求するであろう≫
>日本社会がそれに一番弱いからでしょう。
日本社会の弱い部分を補強するためには・・・・うーん、頭が痛いですね。