狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

ジダンの頭突きはガキの喧嘩だった

2006-07-14 11:22:46 | 未分類

世界の注目を浴びるワールドカップ決勝戦で英雄ジダンの頭突き一発。

しかもジダンはこの試合を最後に引退という。

サッカー界の偶像が犯した愚行に何か救いを求めたいのは人情だろう。

だが、ジダンが犯した暴力は程度の低い「子どものケンカ」に過ぎなかった。

試合直後は口を閉ざしていたジダンが12日、テレビの会見で、頭突きの原因について語った。

が、具体的な表現は避けた。 

それはそうだろう頭突きをするほど腹が立った「侮辱の言葉」をテレビでそのまま流せば世界中の物笑いだ。

ジダンは「母と姉を傷つける耐え難い言葉をかけられた。彼はそれを2度3度と繰り返し我慢ならなかった」と説明した。

一方「加害者」のマテラッツィは「侮辱的な言葉をかけた」ことは認めながらも「人種差別や宗教や政治がらみのことは一切言っていない」と弁明している。

両者の発言を突き合わしても悪口の真相はガキの喧嘩レベルであって、人種差別や政治がらみでないことは良くわかる。

でも「売春婦の息子」と言う言葉でジダンがキレた事は間違いないようだ。

                   *


「ガッテム」、「サナガビッチ」、等は米軍占領下の沖縄で子供時代を過ごしたに者には聞き覚えのある英語だ。

未知の言葉は悪い言葉から、それも先ず子どもが覚えるという生きた例だ。

上記悪口英語は耳で覚えたので必ずしも正確ではない。

「ガッテム」は[ goddamn]でそのまま日本語に置き換えると「神と悪魔」でオドロオドロしいが実際は「チクショウ」とか「クソ」と言った軽い意味。

「サナガビッチ」は[son of bitch] でこれも日本語では「売春婦の息子」となり、言い換えれば「お前の母親は売春婦」ということになる。

日本語では売春婦という言葉さえ最近では口に憚られ「慰安婦」と言う特殊な言葉を生み出している。

でも「慰安婦の息子」ではどうもネ。

そもそも英語の[bitch] には雌犬という意味があり、それが発展して「いやな女, ばか女, あま」から更に加速して, 「あばずれ, ばいた.淫婦(いんぷ )」と売春婦の意味に近づく。

「売春婦の息子」は、日本語で見ると強烈だが、アメリカでは「お前の母さん出ベソ」を多少下品にした程度で、イタリアでも頻繁に使われる侮辱の言葉だという。

本人と家族を傷つけることは確かだが、しょせんはガキのケンカに毛の生えたようなものではないか。

両者の発言を突き合わしても悪口の真相はガキの喧嘩レベルであって、人種差別や政治がらみではないことは良くわかる。

が、それではメディアは納得しない。

「アルジェリア移民の子で、国民的ヒーローでもあるジダンは、雇用をめぐって昨秋、暴動に発展した移民や差別問題に敏感にならざるを得ない。仏国民の60%以上がジダンを支持する。」(東京新聞)

「4年後のW杯は、かつて悪名高い人種隔離政策で世界中から批判を集めた南アフリカで開かれる。国際サッカー連盟(FIFA)はドイツ大会までにサッカー界における人種差別問題にけりをつけておきたかったに違いない。」(毎日新聞)

「ただ、あの頭突きは、相手の胸元だけではなく、差別を抱えた時代をも突いていたようだ。」(朝日新聞)

違うんだよ。 

あの頭突きにそんな深い意味なんか無かったんだよ。

「お前の母さん出ベソ」と三度も言われカッとなったんだ。

仏の顔も、・・・じゃなく、ジダンの頭突きも三度目からは許せると思っただけ。

ワールドカップが終わってからも、これだけ話題独占しただけで、ジダンは最高殊勲選手の価値ありだ。

蛇足だが、妙な政治的意味の弁解をせず「お前の母さん・・・」にカッとなって頭突きをかました、と言うジダンに人間性を感じるね。

付録:新説「ジダンとマデラッチイは愛で結ばれていた」↓

http://www.youtube.com/watch?v=NseFJTST4Tc


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