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沖縄戦「集団自決」の謎と真実 |
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前稿に続いて週刊新潮記事の後半部分です。(太字強調は引用者)
◆
週刊新潮2009年7月16日号
「集団自決に軍命はなかった」と口に出せない
沖縄「言論封鎖社会」
櫻井よしこ
こうして07年10月16日、「パンドラ・・・」は再会された。だが、連載は数年どころか1年も経たずしてまたもや突然、終わった。「もう終わり」と告げられた氏は最終章の執筆に入った。「僕は最終章でどうしても集団自決は軍命ではなかったことを伝えたかった。一話完結。それでも編集者は書き換えを要求し僕は突っぱねた。琉球新報は社長を含めて協議したそうです。結論は、ボツ。ですから、連載は形としては終わっていない。最終回なら末尾に、<おわり>と記されますが、いつものように<火曜ーー土曜に連載>となっています」こうした経過の末に、両氏は今年6月9日の記者会見に臨んだのだ。
取材対象を黙殺
それにしても、96年に上原氏の「軍命はなかった」という記事を報じた琉球新報が今なぜ軍命否定の報道を否定するのか。上原氏が語る。「05年夏に始まった大江、岩波裁判、07年に問題となった教科書検定問題で、沖縄タイムスと琉球新報は、一貫して軍命はあったとという「論調で報じています。それで私の記事を載せるのは具合が悪いと考えたのではないか。彼らの主張の根拠の完全な否定ですから」これでは琉球新報は、自説を通すためには事実さえも握りつぶす新聞だと言われても仕方がないだろう。
「琉球新報も沖縄タイムスも、黙殺が得意技です。僕らの異論がなかったかのようにしようとしています」と上原氏。星氏も彼らの陰湿な「黙殺」を感じている。「私はこの三十数年来、琉球新報で3ヶ月に1回「美術月報」を執筆してきました。ところが先の論文を巡って対立したあと、暫くたった去年3月、突然、「美術月報」の執筆から外されました。 例の論文掲載を拒否した文化部部長が「星さんの文章は難しいから」と言ってきました」
沖縄のメディアの異論黙殺は本来なら取材すべき対象にまで及ぶ。大江裁判で原告の梅澤氏側の代理人を努める松本藤一弁護士が語る。「沖縄タイムスと琉球新報は、大江氏と岩波書店を訴えた我々の裁判に関して、ひたすら我々の主張を否定するかのような報道をしてきました。しかし、提訴以来4年、彼らは一度も我々を取材していません」松本弁護士は、沖縄のメディアはアメリカの統治下で日本離反政策の報道規制に慣れてしまったために、今も、日本を批判する言論が身についてしまったとのではないかと分析する。
集団自決の真実が余りにも無視され、不条理が横行する背景にメディアの問題があるのは明らかだ。上原氏が、最後に、非常に言いにくいことだがと前置きして、援護金の問題について語った。「集団自決の遺族の一部も援護金を貰っています。両深や親族を手にかけて、軍令だと主張し、戦後、億単位のお金を受け取っている。こんな話、恥ずかしくて世界に通用しないですよ」氏の言う「億単位」とは、定められた支給額のうち最高額の年額196万6800円に、戦後の年数を掛け合わせたものだろう。援護金が遺族の生活の一助となっていることを誰よりの知っていたのが今は亡き赤松氏だった。氏は、すべての不条理に関して一言も弁明せず亡くなった。
梅澤氏も沖縄の人々には心底、同情している。メディアの役割はこうした事柄を事実に沿って報道することだ。だが、現実に上原氏や星氏は言論の場から排除され、活躍の場を奪われつつある。一連の関係について問うと、琉球新報は、上原氏の連載を一方的に中止したことはない、星氏の寄稿の不採用も本人納得のことで、集団自決法報道はこれまでの「蓄積」と「裏付け」に基づいていると回答した。沖縄タイムスは「検討中です」と、わずか一行の回答だった。この種の言論封殺が沖縄の未来に影を落とすのだ。
(完)
【追記】
かなりの数の転記ミス、文字脱落等がありましたので訂正しておきましたが、他にもミスがあればご一報ください。訂正いたします。
櫻井よしこ氏が自ブログで新潮記事をアップしています。
⇒特集 「 『集団自決に軍命はなかった』と口に出せない沖縄『言論封鎖社会』 」2009年07月16日
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沖縄戦「集団自決」の謎と真実 |
一言。「新聞が社会の公器であり、公正公平な報道を第一とする。」というのは沖縄には存在しない現実である。
上原さん、星さんに対する言論弾圧は、かって琉球王朝が、庶民に対して行ったことと同じではないですか。そういえば、沖縄タイムスは「薩摩侵略400年」とかの特集を組んでいるようですね。
沖縄のマスコミは何ゆえ、大昔の出来事まで引き合いに出してまで、日本本土との差別化をはかるのでしょうか。そんなことに拘っていたら、山梨県の人間は、武田氏を滅ぼした、織田信長の岐阜県を恨みつづけ無ければなりません。中国の元は2度も日本に来襲し、対馬を始めとし、多くの日本人を虐殺しています。その事で中国に恨みつらみを言う日本人はいません。別の意味での反中国感情はありますが。沖縄のマスコミも、沖縄の歴史として研究するなら価値もありますが、それをイデオロギーに利用するとは、その神経にあきれます。
ひょっとして、沖縄のマスコミはかっての琉球王朝の様に、日本本土の侵略から、沖縄を守る。と本気で思っているのでしょうか。だけど琉球王朝が守ろうとしたのは、自分達の特権です。
沖縄タイムスも琉球新報も、実は自分達の特権を守りたいだけでしょう。沖縄の反日マスコミには、知事さえ物を言えないといいます。sapioで、よしりんが発言しているように、この連中に一番迷惑しているのは、他ならぬ沖縄県民ではないでしょうか。
そんなに憎い日本なら、渡嘉敷村民と元日本兵が親しく交流するはずがありません。
私が最も情けなく思うのは、沖縄が半島の人間と全く同じパターンで思考しているように思うからです。
沖縄では恩を受けても感謝をしないと言われています。
戦争中、私の義兄の家族は宮崎に疎開していたそうですし、家内の家族は大分に疎開していたそうです。
疎開先ではそれぞれが大変世話になった様ですが、戦後沖縄に帰っても、疎開先の人へ、礼状を出す人は居なかったと、何処かで読みました。
家内にどう思うか聞いてみたら、沖縄の人間はそうかもしれない、と言っていました。
半島では戦後、漢字をやめて全てハングルに変え、すっかり歴史まで書き換えてしまいました。
日教組にあたる、かの地での教職員の力は絶対で、60年もハングルでの歴史を叩き込まれ、今の半島人は書き換えられた歴史しか知りませんし、幾ら誠意を尽くして協力しても決して感謝はしません。
その上、反唐人が親日的な発言をしようものなら、袋だたきにあってしまいます。
沖縄も左翼に洗脳され、それでも復帰時には日の丸が振られ、同時に国からは莫大な資金が投じられました。
復帰前、共産党の多い地域は急に舗装がなくなり、地域の特徴が明確でしたが、今では離島の隅々まで道路が舗装されています。
復帰のときにあれ程振られていた日の丸も、今は反日の対象に変わってしまいました。
琉球王朝時代の圧政で90%の庶民が過酷な生活を強いられていたことから、タイムスの社長は首里城再建には反対だったと聞きます。
しかし、出来上がった城の人気を見て、一気に王朝を賛美する方へシフトした様です。
そのさまも、併合前の半島と今の韓国とに、とてもよく似ていて、ショックを隠せません。
大学をリタイアした左翼教授が沖縄の大学に集まる様も、半島の大学で日本の反日教授が教鞭をとる様も何故か似ています。
2万足らずの県民大会も11万6千などととんでもないでたらめの数字を新聞で流し、集団自決では集団詐欺をそそのかし、ひたすら左翼とともに洗脳に励む沖縄に悩んでいました。
こちらではあっという間に左翼マスコミの連帯に足下をすくわれてしまいました。
今は創価学会と民主党が怖いです。
今年、71歳になりますが、世の中が何故こんなに馬鹿ばかりになったのかと、すっかり気力がなくなりました。
どうすれば正道を取り戻せるのでしょう?
電車通勤しなくなりSAPIOを買うことも減っていましたが、久しぶりに手に取った今号は、買って良かったと思わせてくれる内容でした
ゴー宣は時折切れのいい話を載せてくれますね
(本当は自衛隊と農業の記事につられて買ったんですが・・・(^^;)
集団自決に関して、一般にはこういった事実は知らされておらず、マスコミの報道だけ見ていると色々な面で判断を誤ってしまいそうになります。
現地住民の方達が問題にする事を望まず、当時の軍人たちとも一定の交流をしているとなると一体誰が問題を大きくしているのでしょう?。
マスコミや有識者といわれる一部の人たち、はいったい何を求め、何に操られているのでしょう?
話がややこしくなって、話出せない状況なんですね。
戦争の歴史はねじ曲がってしまって、訳が分かりません。
沖縄は、ホンワカしていい所っていうイメージしか持っていなかった自分が恥ずかしい。
こんばんは
櫻井よしこさんエッセイの書き起こし有難うございました。おかげさまで櫻井よしこさんの文章を読むことができました。
読んだ限りでは、星、上原両氏の「軍命なかった」論の根拠は、大きな説得力を持つものでもなかったのが、少々期待はずれでした。
これは、櫻井よしこさんの「集団自決」についての勉強不足のせいで、お二人の根本が伝わらなかった為なのか、それとも、ご当人であるお二人自身に問題があるのかは、今のところ判断できません。
これからの星、上原両氏の言説は、とりわけ注目したいと思います。
ところで、星さんにしても上原さんにしても、タイムスおよび新報を中心とした沖縄論壇によって育てられ方たちなのですね。
その方々が、育ての親と違う考えをもつに至った。そういう時は普通、育ての親とは違う版元に原稿を売り込に行くのですよね。
それはごく自然ななりゆきで言論封殺でもなんでもありません。お二人はきっとこれから、「正論」とか「WILL」とかに発表する機会も増えるでしょう。
新聞ならば、沖縄にも立派な支局がある産経新聞に論文を発表すればいいでしょう。
ところで、
産経新聞に「軍命」存在説の論文が載ったことは在りませんよね。「正論」や「WILL」にも。これも言論封殺全体主義なのでしょうか? そうはいいませんよね。
もしかすると単純に、産経新聞が沖縄でがんばってないか、がんばっても力が及ばないか、・・・という問題なのかもしれません。
「あった」という証拠、明確に「聞いた」かたの証言さえあればいいわけですよ。
上原さんは長年探し続けてきたが命令の証拠が見つからなかったと報告した訳です。
証拠があれば論文なんか要らない訳ですよ。
わかんないのかな~。
マスコミや一部の有識者と言われる人たちの主張はその人達の利権のための経済活動なんでしょう。
沖縄の左翼も沖縄のために主張しているのではなく、その時の自分の生活の糧として主張しているだけだと思います。
マスコミは報道の自由、言論の自由などと言いながら都合の悪いことは報道しないで、捏造してでも自分たちの都合のいいように伝える・・・。
しまいには嘘のために嘘をつくしまつです。
戦後余りにも自由だけが与えられてしまい、嘘の快感に酔っているようでもあります。
サピオは買いましたがすでに細かく知っていることでも、そのまま絵になると怖いですね。
都議選で都民が、何故深く考えずに民主党に票を入れたのか理解できません。
向こう4年間、都政が大きく変わりそうです。
民主党は怖いです。
彼らの支持団体が怖いです。
沖縄にも大きな変化が起こるかもしれません。
彼らのマニフェストにある「沖縄ビジョン」は日本から沖縄を切り離すものの様です。
創価学会はもう一つ怖いです。
自民を蹴って、民主と結び付く可能性もあります。
日本本土でも、確かに新聞により特徴はあります。
ただ極端に偏った記事や捏造記事を書くと、他紙の読者からすぐ抗議があります。
例の偽11万集会での、産経と朝日のバトルは記憶に新しい出来事です。日本本土ではこのように相互チェック機能があるため、極端な記事はかけません。週刊誌なども変な記事を書くとすぐ読者から、訴えられます。
沖縄の場合、琉球新報と、沖縄タイムスの事実上の独占状態ですから、トラネコ様が仰るような、政治結社的な記事を平気で書くのでしょう。
日本本土から見たら、沖縄はやはり閉鎖された言論空間です。
肩のウォーミングアップ完了しました。本日も連投失礼します。
例えが適切かどうか解かりませんが、私が沖縄で勤務していた頃の沖縄ではビールと言えば、オリオンビールです。(現在はどうかわかりませんが。)
結婚式、ビーチパーティーに出てくるのは例外なくオリオンビールです。スーパーなどでもオリオンビルしか置いていません。
沖縄に住んでいる限りは、オリオンビールがビールの味だと思い込みます。日本本土に出れば、キリン、アサヒ、サッポロとあり、オリオンビールは沖縄居酒屋にでも行かないと、飲めません。
決して日本中がオリオンビールを飲んでいるわけではありません。ところが沖縄に住みつづける限り、日本中がオリオンビールを飲んでいる。との錯覚に陥ってしまいます。
この様な、県民感情を反日左翼が利用しようと思えば、簡単なことかも知れません。
その、最先端にいるのが、沖縄の2誌だと思います。