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「美人弁護士」こと猿田女史に「翁外交の重要性」などと扇動された翁長知事。
米国に県事務所を設置、すっかり一国の大統領か「琉球国王」にでもなった知事一行が訪米の上「辺野古反対」を訴えるロビー活動をするという。
日米首脳が会談し、辺野古移設を再確認したばかりのこの時期に、翁長知事は一体誰を相手にロビー活動をするというのだ。
政府要人との会談と前後して、翁長知事はハワイに安慶田副知事を派遣、イゲ州知事との面談で、「反辺野古」の支援を要請したが、「(辺野古移設は日米)両政府が決めること」と門前払いを受けたことは記憶に新しい。
「辺野古移設」に関し何の権限もない安慶田副知事、玉城デニー衆議院議員、糸数慶子参議員等が次々と渡米し、やはり何の権限も持たない州知事や議員等に辺野古移設を訴えたが、「日米両国政府が決めるもの」などと次々と門前払いを喰らった。
沖縄タイムスによると、玉城デニー氏は、グアム選出のボダョ下院議員(民主)との面談で「グアム移転と辺野古新基地建設の予算は別だ」と協力を求めたが、ボダョ側は、2012年の日米合意で切り離されてはいるものの、米国側では事実上リンクしていると考えられているなどと説明。 「辺野古見直し」については「沖縄と日本の合意が前提」であるとのこと。
上院軍事委員会を務める共和党のマケイン氏は、かつてレビン氏らとの辺野古見直しを提言してきたが方針を転換。共和党が多数派を奪還した機に、風向きもまた大きく変化している。
そりゃそうだろう。 自分の発言が何の影響も及ぼさない時期には、「辺野古見直し」などとリップサービスをしていたが、発言が影響を及ぼす時期になると方針転換・・・よくある話である。
下院軍事委員会は審議中の国防権限法案の草案に、辺野古が「唯一の選択肢」との文言を織り込んだ。 上院軍事委員会も足並みをそろえる可能性がある。 沖縄は、予算に縛りをかけることで米政府に対峙米議会という強い後ろ盾を失いつつある。
翁長知事の埋め立て承認の取り消しや撤回に向けた行動はまだ具体化しておらず、米議会が話愛のテーブルにつく可能性も遠のいた。
「美人弁護士」の目論む米国への県事務所設置によるロビー活動が絶望的になったということだ。
翁長知事は、5月27日から6月5日までの日程でワシントンとハワイを訪問。米軍普天間飛行場の名護市辺野古への県内移設に反対する考えを米政府や米国民に直接伝え、移設計画の断念を求めていくという。
ワシントンでは、国防総省や国務省の米政府関係者に加え、米議会やシンクタンクなどの関係者との会談を調整している。
ハワイでは祖父母が沖縄出身のデービッド・イゲ州知事と面談する方向。知事の訪米には、移設に反対する名護市の稲嶺進市長らが同行する意向を示している。
本日の沖縄タイムス二面中段に、こんな見出しが・・。
県議ら十数人規模訪米団
知事に同行 民意伝達へ
現時点で訪米団に同行するのは次の面々。
県議会与党で県民ネットから山内末子氏と赤嶺昇氏、共産党から渡久地修氏、
うまんちゅの会から、比嘉瑞己氏
中立会派の中で与党の立場の吉田勝廣氏
那覇市議会新風会、仲松寛氏、知念博氏
共産党、古堅茂治氏、
社大党、平良識子、上原快佐氏
社民党、宮平のり子
経済界、かりゆしグループ前最高責任者の平良朝敬氏、
金秀グループの古謝光弘副社長
共産党議員を引き連れて、一体誰に陳情する気なのか。
おやおや、今回は「翁長外交」のコーディネーターとして美人弁護士は同行しないのだろうか。
ワシントン訪問では、国務・国防両省の次官補との会談を求めているほか、アメリカ議会の議員やシンクタンクの研究者とも会談したいとして、日程の調整を進めているという。
何の権限もない米国の野党議員や、同情的な研究者たちの「辺野古反対」の同意を、何の権限もない翁長知事が受けても、何の実効性もないことは子どもでもわかること。
辺野古移設の作業は粛々と進行している今日この頃、翁長知事は、外務大臣でもなければ大統領でもない。
国防・安全保障事案には何の権限もない一地域の首長であることを自覚すべきである。
翁長知事は訪米行脚の前哨戦として、都内で記者会見をした。
翁長知事「本土で米軍受け入れを」 都内で会見、政府を批判(5/21東京新聞)
翁長知事は、東京都内の日本記者クラブと日本外国特派員協会で記者会見し、「本土で覚悟を決めて米軍を受け入れ、立派な日米同盟をつくってほしい」と述べた。
日米両政府が、辺野古(へのこ)への新基地建設を「唯一の解決策」とする日本政府を批判した発言だ。
翁長氏は「日本国民全体で日本の安全保障を守る気概もないのに、(沖縄にだけ負担を)押しつけて積極的平和主義だと言っても、他国は日本の覚悟を感じない」と指摘。
「地上戦で十万人も亡くなり、あんなに本土に尽くしてきた沖縄に(新たな負担も)あんたらで考えなさいという姿勢なのか。何で沖縄だけ上から目線で言われるのか」と疑問を投げかけた。
辺野古への新基地建設を阻止するため、民間から資金を募る「辺野古基金」に触れ「二億円を超えたが、七割が本土から。本土の方も『これは変だよね』と感じている」と説明した。
二十七日からの訪米で、米政府高官や上下両院議員らと会談することについて「日本政府を相手にしていたらどうにもならないので、米国に行く」と説明した。
沖縄の地政学的重要性を考えれば、沖縄から米軍をなくすことは不可能だ。
国防問題に関し、何の法的権限もない一県知事が、自国政府の頭越しにアメリカに交渉しようとする態度に危機感を感じるのは筆者だけではないはずだ。
「翁長外交」などと煽てられ、独自に外交を展開しようという意志とも窺え、「沖縄独立論」を展開する勢力に日米同盟の頓挫を目論む中国に加勢することなるからだ。
ちなみに沖縄知事選当時は、翁長氏に疑念を持っていた大田昌秀元県知事は、5月16日の「琉球民族独立総合研究学会の設立2周年記念オープンシンポジウム」で講演し、「辺野古移転阻止すれば独立の可能性」「国連支援で不可能ではない」などと琉球独立を扇動している。
⇒新基地阻止なら「独立も」 大田元知事が主張 独立学会シンポ
結局、東京での記者会見でも翁長知事は、「あらゆる手段で新基地建設を阻止する」という県知事選当時の文言を一歩でも進めた具体策は何一つ提示できず、記者の質問に対しても「政府目線の質問」などと感情的戦術で終始した。
ところが翌日の沖縄タイムスは、まさに「痘痕も笑窪」の報道である。
社会面トップを、次の大見出しで飾り、知事の怒りのパフォーマンスを評価した。
知事、怒気と充実感
東京「沖縄きり放される」
政府に対する敵対意識丸出しの翁長知事は、「地上戦で十万人も亡くなり、あんなに本土に尽くしてきた沖縄に」と恨み言を言うが、戦争で亡くなった人たち日本全国にいる。
さらに、本土から戦地へ出征し亡くなった人たちもいる。
戦争で被害を被ったのは決して「沖縄だけ」ではない。
つづく
【おまけ】
戦争の被害を被ったのは「ウチナービケーン(沖縄だけ)」と勘違いする若者が増えている。
以下はネットの拾いものです。
戦争被害が「ウチナービケーン」でないことがよくわかる。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
インタビュアーが「なぜ“焼夷弾”を落とすという選択をしたのか」とマクナマラに問う。
マクナマラはこう答える。(以下M)
M:「問題は焼夷弾ではない。」
M:「一晩で10万人の市民を殺戮していいかどうかだ」
M:「ルメイの答えは、イエスだ」
M:「彼は言うだろう。“君は10万人ではなくもっと少なければいいと言うのか? 日本上陸ともなれば何万もの米兵が死ぬかもしれん。それが賢い選択か?”と」
M:「だが、焦土にした上で、原爆まで落とす必要があるのか?」
M:「ルメイは、東京以外も焼夷弾で焼いた」
クリーブランドと同規模の横浜は58%が破壊された。
当時のN.Y.に匹敵していた東京は、51%が破壊。
富山は 99%が破壊された。
名古屋は 40%が破壊された。
大阪は 35.1%が破壊された。
西宮は 11.9%が破壊された。
下関は 37.6%が破壊された。
呉は 41.9%が破壊された。
神戸は 55.7%が破壊された。
大牟田は35.9%が破壊された。
和歌山は 50%が破壊された。
川崎は 35.2%が破壊された。
岡山 68.9%
八幡 21.2%
鹿児島 63.4%
尼崎 18.3%
佐世保 41.4%
門司 23.3%
都城 26.5%
延岡 25.2%
宮崎 26.1%
福岡 24.1%
高知 55.2%
佐賀 44.2%
今治 63.9%
松山 64.0%
大分 28.2%
平塚 48.4%
徳山 48.3%
四日市 33.6%
宇治山田41.3%
大垣 39.5%
岐阜 69.6%
福井 86.0%
徳島 85.2%
堺 48.2%
八王子 65.0%
熊本 31.2%
伊勢崎 56.7%
高松 67.5%
明石 50.2%
福山 80.9%
青森 30.0%
岡崎 32.2%
静岡 66.1%
姫路 49.4%
千葉 41.0%
一宮 56.3%
清水 42.1%
大村 33.1%
奈良 69.3%
津 69.3%
桑名 75%
豊橋 67.9%
沼津 42.3%
銚子 44.2%
甲府 78.6%
宇都宮 43.7%
水戸 68.9%
仙台 21.9%
鶴賀 65.1%
名古屋 64.9%
日立 72.0%
熊谷 55.1%
浜松 60.3%
前橋 64.2%が破壊された。
【動画】「如何に日本人虐殺の効率を上げるか?」~マクナマラ元米国防長官の告白 THE FOG OF WAR~:Birth of Blues
原爆以外にこれだけ大規模な空襲を米軍がしていたなんて、、、知らなかった。
(via miro-cherry)
そう知られていないんだ。
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民主主義ルールに追いつめられる翁長知事
http://hijai.ti-da.net/e7586280.html
>翁長知事は代替案を県に要求するなと言い、県民大会では辺野古移設阻止が唯一普天間飛行場問題を解決すると発言したが、大会主催者は普天間飛行場の閉鎖・撤去を決議し政府に要求すると宣言した。
>普天間飛行場問題の解決方法については翁長知事と大会主催者は違う。違う主張が同居しているのが辺野古移設反対派集団である。
>2007年県民大会・・11万人
>2010年県民大会・・9万人
>2012年県民大会・・10万人
>今回の県民大会は3万5000人である。過去の県民大会に比べて3分の1余である。勢いは衰えていると言えるのではないか。
ちなみに、このときの政権は、
2007年 第1次安部政権 仲井真県政
2010年 鳩山政権 仲井真県政
2012年 野田政権 仲井真県政
です。どうして、↑の時期と比べて、こんなに人数が減っているのか、想像してみても面白いかもしれません。
沖縄の戦略的位置付けとかわかってないよね…。移したら、沖縄は独立どころか、直ぐに喰われる。
オピニオン面に一般投稿6本(児童生徒限定の「ぼくも私も」除く)。
「外郭団体人事 論功行賞では」の恩納村・平安名盛文さんは4月16日に続き今年2回目の掲載。
「意を強くした 17日県民大会」の那覇市・山内昌一さんは2月18日、3月24日、4月9、22日、5月15日に続き今年6回目。
「梅雨入り遅れ 気になる渇水」の石垣市・太田茂さんは2月1日、3月12日、4月2、30日に続き今年5回目。
「生態学面白く 伊藤先生悼む」の豊見城市・大嶺よし子さんは1月1、7、22日、2月2、23日、3月9、19、30日、4月9、22日、5月8日に続き今年12回目。
「知事の言葉に民意凝縮」の大宜味村・金城健一さんは3月17、27日に続き今年3回目。
「公的年金・軽自動車増税」の那覇市・松川和弘さんは1月16日、2月19日、3月1日、4月28日に続き今年5回目。
カギカッコは投稿欄における見出し。
平安名さんの投稿は知事支持者の中にも、今回の人事に疑問を抱いている声があることを表していて興味深い。
(リー・クアンユー元首相自身、虐殺されそうになりながら、気転を利かして脱出した過去がある)
過去がどんなに痛ましいものであったとしても、過去の経験にとらわれることなく、今に生き未来に備えなければならない。
日本のシンガポール占領時代に亡くなったすべての民族と宗教の人を覚えていることは、過去を乗り越える過程の一部だ。
我々は忘れることはできない。
完全には許すこともできない。
しかし、最初に魂に安らぎを与え、次に日本人が誠実に謝罪をあらわしている中では、多くの人の心にある苦しみを救うことができる。
今日の式典で私が責務を果たすにあたって、この希望の中にいる。
"However painful the past, we have to live and plan for the future, without being hobbled by past experiences".
He added, "dedicating the ground to the memory of all races and religion who died in Japanese-occupied Singapore, was part of the process of making the past less unbearable.
We cannot forget, nor completely forgive, but we can salve the feelings that rankle in so many hearts, first in symbolically putting these souls at rest, and next in having the Japanese express their sincere regret for what took place.
It is in this hope that I officiate at today's ceremony."
シンガポール国立図書館: Civilian War Memorial
沖縄は、今、政治家のトップが日米政府への怨嗟に満ちている。
そんな知事を支持する県民が36万人いる。
そんな町に活気は、宿るだろうか?
良いアイデアは、湧くだろうか?
日本への怨嗟に満ちている韓国の経済は、現在、最悪だと聞く。
中国も悪いと聞く。
http://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000050988.html
>オスプレイの排気熱で地表の芝が焼け焦げたということです。
>共産党・穀田国対委員長:「防災訓練で火災、起こすなんてアホなこと、どこにありますかいな」
>去年10月に和歌山県の潮岬で行われた防災訓練で、参加した在日アメリカ軍のオスプレイが離陸する際、観光地として有名な「望楼の芝」が焼けたと共産党の穀田国対委員長が指摘しました。
はぁ? 8か月ほど前のことを、今?
ハワイの事故があっても、「危険な機体」オスプレイのフレーズだけでは、盛り上がりに欠けているからか?
昨年の10月にも、この焦げは、少しばかりニュースになっていますけれど。
>防衛省は「火災」とまでは言えないとしたうえで、「オスプレイの輸送力は有用で、今後も防災訓練に活用したい」と説明しています。
次から、事前対策をすれば良いだけ。
本当の災害のとき、公園の芝が焼けるから着陸を拒否するの?
しないなら、日頃から練習しておくべきでしょ。
共産党は、救助活動にオスオプレイは不向きと言っている。
なぜ、不向きはなんでしょう?
危険な機体だから?
低周波をだすから?
何が震災のとき役に立つか、わからないのだから、「あらゆる手段」を検討して当然。
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=116333
>辺野古移設が頓挫した場合「日米同盟に大きなひびが入り、破綻する」と警鐘を鳴らし、「日米同盟はもっと品格のあるものでないといけない」とも述べ、安定した日米安保体制の維持のために、沖縄の声に耳を傾けるべきだと訴えた。
「日米同盟に大きなひびが入り、破綻」して、困るのは、日米政府だけ?
沖縄は、困らない?
そこなのよね、ポイントは。
沖縄“も”困るなら、辺野古は頓挫させられない。
沖縄の“世界一”危険な基地の撤去希望に、日米政府が汗を流しただけだから、日米政府は、辺野古移設が頓挫しても、困らない。
今のままの普天間固定で、困らない。
民意も、普天間がある宜野湾市民は、(当分)普天間固定に繋がる辺野古反対が、上回る。
建設しなかったら建設費が余るはずだから、それを基金に事故が起こった場合の「救済費」を用意しておけば良い。
出たら、知事側から「撤回」を言わなくちゃならない。
だから、それまでに日米政府の方から、辺野古断念を言ってもらおうと、必死。
「中央に「新基地ノー」 県民大会実行委、あすから東京要請 2015年5月23日」
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-243284-storytopic-3.html
>共同代表は稲嶺進名護市長と大城紀夫連合会長が参加する。
>与党県議らは各会派から計7人が参加する。
>国政野党の国会議員5人も同行する予定。
>25日に首相官邸と外務省、防衛省を訪問して辺野古移設断念などを求める大会決議を手渡す。
>包囲行動にはヘリ基地反対協の安次富浩共同代表も参加する。