狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

県教育委の責任を問う!3教育長の協議決裂

2011-09-01 07:47:54 | 八重山教科書採択問題

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沖縄タイムスの紙面に狂気が復活です

今朝のおめざはこれ。

★一面トップ

3教育長 協議決裂

教育委協は解決意欲

★社会面トップ

役員会決裂

違法訴え翻意迫る 石垣 与那国

採択権は教委主張 竹富

3教育長、法盾に応酬

一本化の他教科は無償

公民決着 16日が期限

子への悪影響危惧

県教委が意見交換

一面トップを白抜きの大見出しで「協議決裂」などと書いて読者を脅かしたつもりだろうが、もはやこれを見て笑う読者はいても、驚く読者はいない。 無関心な読者はいるだろうが・・・。

そもそも、協議を繰り返した結果多数決で決めたことを、「全会一致にせよ」というなら、ごねている竹富教育長を説得するのが筋、というより子どもでも分かる理屈である。

ところが県教育委は、竹富教育長のルール破りにはひと言も触れず、八重山協議会に「全会一致」を強要していることが大間違いの出発点なのだ。 県教委くいの脳ミソも発狂新聞の狂った見出しで洗脳され、「正義の人・慶田盛教育長」「悪代官・玉津教育長」という構図が定着しているのだろうか。

マスコミが英雄に祭り上げている慶田盛教育長がいまさら翻意するはずもなく、「協議決裂」は最初からわかっていたことではないか。

「全会一致」を求めるなら竹富教育長を説得すべきところを、その労を惜しんで協議会に丸投げした県教育委の責任は大きい。 

■県の不当介入がこじれの最大原因

本来8月4日に協議会で選定の予定だったのを、メディアの恫喝に怯えた県教育委が「指導」という名目の不当介入し、選定日を延期させたのが問題をこじらせた最大原因である。

選定日の延期により時間を得た沖縄メディアが、連日発狂し、読者をご誤誘導したため、これほどまで問題が大きくなったことは周知の通りである。

玉津、崎原両教育長がこれほどまでに確固たる信念のもと教科書採択に望んだとは、沖縄タイムスにとっては想定外だったのだろう。 下手すると竹富町の全教科書が有償配布になることを恐れたのか、今朝の社会面「一本化の他教科は無償」という見出しに沖縄タイムスの狼狽振りが窺えて笑ってしまう。

これだけデタラメ報道で竹富町教育長を扇動したのだから、万が一の場合慶田盛教育長のポケットマネーで払えというわけにも行かず、一教科なら沖縄タイムスと琉球新報が折半で教科書代を負担するつもりなのだろうか。

沖縄タイムスは竹富教育長の反対の根拠を「採択権は教委主張 竹富」という大見出しの通り、「教科書採択権は教育委にある」と本気で考えているとしたら、これもまた大爆笑物である。

確かに協議会が選定した教科書を追認するのは各地域の教育委員会であるが、採択権限を有する機関は協議会である。 これは文部科学省の規約にも明記された事実である。

仮に慶田盛教育長の主張通り、教育委員会に採択権限があるのなら協議会の存在する意味がなくなってしまう。 そう、最初から各教育委員会で決めればよいことになる。

本来なら社会の木鐸たるべき新聞が慶田盛教育長の無知を諌めるべきなのだが、発狂した沖縄2紙にこれを求めることは・・・うーん、無理、ムリ。

■子どもの悪影響は慶田教育長のルール破りと教員のカンニング

見出しの中で特に気になるのは、「子への悪影響危惧」。

この手の問題に子どもを引っ張り出すのは左翼勢力の常套手段なので特に驚かないが、今回の場合、教育の責任者である教育長がルール破りで、民主主義を真っ向から否定しているのに、沖縄2紙がまるで正義の男のような扱いで連日紙面を飾っている現実こそ教育上子どもに悪影響を与えるのではないか。

子どもへの悪影響といえばもう一つ。

沖縄紙が「現場を知る専門家」として喧伝した調査員(教員)が、自分で調査研究することもなく、左翼団体が発行したパンフレットを丸写しして報告書に書いていたことだ。

子どもの教育に悪いのは先生のカンニング行為そのものだけではない。

八重山日報にカンニングの事実を暴露されたときの弁解のコメントこそ子ども教育に最も悪いのではないか。

沖縄2紙は教員のカンニングそのものを全く報道していないので、該当部分を八重山日報から引用する。

■八重山日報 2011年8月30日

【パンフ引用問題】

低評突出する保守系教科書

調査研究のあり方に一石

来年春以降使用される中学校教科書選定する教科用図書八重山採択地区協議会(会長・玉津博教育長)に提出された報告書が、保守系教科書に反対するパンフレットから多数引用されていた問題は、調査員(教員)の調査研究のあり方に一石を投じている。
育鵬社の教科書に賛成したと思われる協議会委員から「調査員は中立の立場で調査していない」と改めて批判が出る一方、教育関係者からは「正しいことを言っているのだから問題ない」と擁護する声もある。

(略)

▽ 「正しいことを言った」
調査員の報告書は本来、公表されることを前提としていない。教科書問題に対する高い関心を踏まえ、協議会は報告書の公表を決めたが、昨年までは公表を求める声もなかった。 露骨な引用の背景に、こうした事情を指摘する声もある。
ただ、育鵬社、自由社の採択に反対する人たちからは、報告書の内容を擁護する声が根強い。 ある学校関係者は「県民、市民誰もが報告書の通り感じている。 (一般人の感情から)そう逸脱していない。正しいことを言って、どうして悪いのか」と本紙報道を疑問視する。
「子どもと教科書を考える住民の会」メンバーのある退職教員は「教員は戦後の沖縄の状況を良く分かっているので、スタンスはみな同じだ。 文章の表現を丸ごと(パンフレットから)持ってきたのはちょっとまずいが、考えの真髄は変わらない」と話し、保守系教科書に対する批判の内容は、教員の共有認識だという考えを示した。 
報告書の内容が引用であっても、規約違反などの問題は生じないのも事実。
文部科学省も「調査員が調査研究したのでなのであれば問題ない」との考えを示している。
27日の竹富教育委でも、報告書を問題視する意見は出なかったばかりか、育鵬社版を府採択にする根拠として、報告書が改めて引用されるほどであった。
玉津教育長は「今後こういうことがないように、調査研究のあり方を確立すべきだ」と話すが、教科書問題の焦点は、すでに竹富町の不採用の是非に移った。
引用問題は「うやむや」のまま置き去りの方向へ進んでいる。

           ☆

ある学校関係者は「県民、市民誰もが報告書の通り感じている。 (一般人の感情から)そう逸脱していない。正しいことを言って、どうして悪いのか」と本紙報道を疑問視する。

調査員のパクリ報告書について、教育関係者が弁解していることは、「正しいこと言って、どいしてわるいのか」などと、一見正論を述べているようで、これほど教育上悪い例を知らない。

これではどんな卑劣な手段でも、目的のためには手段を選ばなくとも良い、と先生がお墨付きを与えたたことになる。

法治概念の薄かった西部劇の時代は、群集がならず者を縛り上げ、判事の到着を待ちきれず縛り首にすることが頻発したという。

「悪いやつを縛り首にしてどうして悪い」と言ったら顔をしかめるはずの先生が、ルールを無視したカンニングに対して、「正しいこと言って、どいしてわるいのか」と開き直れるのが不思議でならない。

この先生、イデオロギーで判断力が狂ってしまい、「カンニングをしても答えが正しかったら悪くない」とでも考えているのだろうか。

             ★

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