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軍の命令、強制あった 集団自決で中山元文科相 (10月17日 12:29)
自民党有志でつくる「日本の前途と歴史教育を考える議員の会」会長の中山成彬元文部科学相は17日午前、沖縄戦での集団自決に関して旧日本軍の強制の記述が教科書検定で削除された問題で「軍の命令、強制は当然あったと思う。沖縄戦について、国会議員も国民もあまりに知らなさ過ぎる」と述べ、記述回復を図る動きに理解を示した。党本部で開いた同会役員会後に記者団に述べた。
役員会では、集団自決に関する検証小委員会(萩生田光一委員長)を設置、今月中に初会合を開き、生存者や研究者を招いて聞き取りを進めることを決めた。
同時に、教科書検定制度は堅持すべきとの立場を確認、近く首相官邸や文科省に申し入れを行うことを決めた。
(共同)
◇
沖縄サヨクマスコミとは立場を異にするはずの中山元文科相に一体何があったのか。
20日前にはこのように発言していた。
「検定がないと誰でも教科書を作れてしまう。ある程度、調査する人(教科書調査官)がいないとえらいことになる。日本は国定教科書ではない」
殉国死でなく犠牲者だ/中山元文科相に聞く」(沖縄タイムス 2007年9月27日 )
「従軍慰安婦問題」では頑張った中山氏だが、
一ヶ月足らずで歴史観がこうも変る政治家も珍しい。
■沖縄タイムスVS中山元文科相■
しかし、これを遡る三ヶ月前、中山元文科相は、沖縄タイムスに言質を取られていた。
その経緯は國民新聞の次の引用記事に詳しい。
≪ 沖縄タイムスが誤報か
中山元文科相の「軍命」容認発言
沖 縄 戦「集団自決」
自民党の教育再生に関する特命委員会(委員長・中山成彬元文科相)が六月十二日、党本部で開かれ、文科省が昨年度教科用図書の検定結果を説明した。沖縄県選出の仲村正治、嘉数知賢両議員は沖縄戦「集団自決」への日本軍関与を高校歴史教科書から削除したことを批判した。
沖縄タイムス六月十三日付によると、中山委員長は記者会見で
「沖縄の二人からの身につまされる話があった。教科書は(中国など)外に弱くて内に強く、私に言わせればおかしい。沖縄戦での軍命による殺し合いを否定するなんておかしい」
と同調したと報じた。中山事務所では
「そんな話し方はしていない」
として沖縄タイムスに抗議することを検討中だが、沖縄タイムスはテープに残っているという。 ≫(國民新聞 平成19年6月25日)
◇
「教科書検定制度は堅持すべきとの立場を確認」しながらも、
「沖縄戦での集団自決に関して旧日本軍の強制の記述が教科書検定で削除された問題で「軍の命令、強制は当然あったと思う」と断定する根拠は何なのだ。
これではまるで二枚舌ではないのか。
中山元文部科学相は結局「軍の命令、強制は当然あったと思う」として教科書調査官へ圧力を加え、
政治家の歴史への介入という大愚を犯すつもりなのか。
それとも何か、沖縄タイムスに弱みでも握られたのか。
◆参考エントリー:
沖縄タイムスVS元文科相 |
一ヶ月足らずで歴史観がコロッと変る中山元文科相は、
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「君達の為に戦うぞ!」と威勢のいいことを言っておいて、
いざ客が乗船したと思ったら、ブクブクと沈み始める。
だったら、はじめから期待させるようなこと言うな!
「強制は言っていない」 中山元文科相 報道内容を否定
軍命・強制「分からない」 中山元文科相 「関与は事実」
http://koyamay.iza.ne.jp/blog/entry/353073/
他の政治家も沖縄の新聞のインタビューで同情の言葉を吐きすぎるとこのように利用されるということをキモに命ずるべきでしょうね。
◆よしながさん
教科書の記述に関わる重大なことを「言った、言わない」。
この元大臣、認知症じゃないでしょうね。