狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

メア氏を刑事告訴!伊波前市長が、

2011-10-25 07:59:14 | ★改定版集団自決

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今朝の沖縄タイムスには八重山教科書関連記事はないが、社会面の下部にある次の見出しが目に付いた。

メア氏を告訴へ

伊波前市長「著書で名誉毀損」

まだ告訴を検討をしている段階で、告訴状が沖縄タイムスに公表される事実から、極左前市長と沖縄タイムスの只ならぬ関係が垣間見れる記事だ。

沖縄タイムスを抜粋するとこうなる。

≪告訴状によると世界一危険な小学校と喧伝された普天間第2小学校について、メア氏は著書『決断できない日本』の仲で『さすがに危険なので、日本政府も危険なので、日本政府も資金援助して学校の移転を実施しようとしているのですが、伊波前市長ら反基地派が学校の移転に反対している』『はっきり言って、彼はこの小学校の危険性を政治的に利用していました』などと記述していた。≫

【追記】10:10

前宜野湾市長、メア氏を告訴へ
沖縄タイムス 2011年10月25日 09時27分 

 【宜野湾】米国務省前日本部長ケビン・メア氏が著した「決断できない日本」の中に事実無根の記載があり、社会的信用を低下させたとして、前宜野湾市長の伊波洋一さんは24日、メア氏を名誉毀損(きそん)の罪で那覇地検に刑事告訴する考えを明らかにした。26日に刑事告訴後、同書を重版しないよう、出版社へ警告する方針。

 告訴状によると、普天間飛行場の滑走路に近接する普天間第二小学校について、同著は『さすがに危険なので、日本政府も資金援助して学校の移転を実施しようとしているのですが、伊波洋一前市長ら反基地派が学校の移転に反対している』『はっきり言って、彼はこの小学校の危険性を政治的に利用していました』などと記述した。

 これに対し、伊波さんは「2003年から7年間の市長任期中も現在も、日本政府が同小を移転させようとした事実はない」と反論。「反対したことはなく、反対の動機とされる記述も事実無根。名誉を傷つける悪意のある内容だ」と批判した。代理人の新垣勉弁護士は「地検の動きを見ながら、民事の損害賠償も検討したい」と話した。

 同小移転問題は1980年代、市が国に再三要望。しかし、国の補助を受けられず、92年に頓挫した。

メア氏はいわゆる「ゆすりたかり発言」を全面的に否定しており、それを最初に配信した共同通信の石山永一郎記者に訂正を求めている現状であるが、メア氏が辞任をせざるを得なくなった直接の動機は沖縄タイムス、琉球新報の「発狂報道」である。

メア氏を更迭に追い込んだの原因は、沖縄2紙が共同記事に油を注いで連日にわたる「発狂報道」により「メア更迭」の「世論」を扇動したからに他ならない。 

「普天間移設」に絡んで沖縄を腫れ物扱うような態度で接していた日米両政府の暗黙の了解で、不本意ながら詰め腹を切らされたのが「メア氏更迭」の真相である。

これは当日記の読者なら先刻承知の事実である。

30人もの内外の「識者」を動員してメア氏に対して集団リンチを加えた「発狂新聞」にしては「メア氏告訴」の記事が小さいのは、メア氏が攻撃の矛先を共同通信から沖縄タイムスに変えて、告訴されついでにメア氏のほうから沖縄タイムスを名誉毀損で告訴するのを恐れたからだろう。

「メア発言」については、早い時期から次の項目にまとめてあるので一読ください。

★メア発言(23)

23件も書いているの時間のない方は、次の3件を読めば「メア発言」の真相は概ね理解できるはず。

罠にかかったケビン・メア氏、大バッシングの真相

続・罠にかかったケビン・メア氏、学生たちは何処を訪問して、誰と面談したか

「女弁護士の罠」が米ウェブサイトに掲載!

メア氏は「ゆすりたかり」といった侮蔑的発言は否定しているが、表現の当否はさて置き、沖縄の首長がが保革を問わず大なり小なり「ゆすりたかり」を行って来たのは事実である。

 

伊波氏は、県知事選に落選し「基地反対のシンボル」の座を稲嶺名護市長に譲って委しまったが、その稲嶺市長こそ「基地撤去」を声高に叫びながら、別の顔では「基地収入をよこせ」と叫ぶ「ゆすりたかり」首長の典型である。

八重山日報がその実態を見事に暴いてみせている。

■八重山日報 10月24日

米軍基地「返還困る」
普天間拒否の名護市苦悩
地料1億3000万円失う可能性

 名護市が今年末に返還予定の米軍キャンプ・ハンセンの一部用地
を継続使用するよう、国に求めている。返還で年間1億3000万
円に上る軍用地料収入が失われるためだが、米軍普天間飛行場の名
護市辺野古への移設を拒み続ける稲嶺進市長に対する「兵糧攻め」
の側面も否めず、市側には苦悩の色がにじむ。
 問題の土地は162ヘクタール。日米両政府が1976年に返還
に合意し、95年12月には98年末までに返還と確認。95%超
が市有地だが「険しい山で、跡地利用が困難」との市側の要望を受
けて、使用期限が過去3度、延長された。
 「極めて難しい。延長する理由がなかなか見いだせない」。沖縄
防衛局の田中聡局長は9月、継続使用を申し入れた地元住民らに言
明。過去の延長については「普天間代替施設の移設に関する名護市
の姿勢という背景もあった」と指摘した。
 普天間の移設先とされて以降、歴代市長は移設を容認してきた
が、2010年に初当選した稲嶺市長は断固拒否。今月、同市を訪
れた一川保夫防衛相ら野田政権の閣僚にも、辺野古への移設計画の
白紙撤回を求めた。
 「過去の市長は(普天間移設に)賛成だったから延長されてきた
のだと思う」。地元の喜瀬地区の幸地常一区長(57)には、国側
のつれない対応が移設拒否の市長への対抗措置と映る。同地区には
地代が年間3200万円は入り、公民館運営や地域の行事に充てら
れているが「予算が7割減になる」と表情を曇らせる。
 県全体の軍用地料は09年には907億円に上り、地域経済に
とって無視できない重みを持つ。県幹部は「返還は県民にとって本
来喜ばしいことだが、地主にとってはジレンマ」と指摘。防衛省幹
部は「必要でなくなった基地は返還すると、日米地位協定で明記さ
れている」と継続使用の要望に取り合わない構えだ。
(1面左上)



八重山日報 寄稿

改めて「ユスリ、タカリ」の島発言を考える

 沖縄をユスリ、タカリの島と発言したとされる、米国前日本部長
のケビン・メアー氏は自著で、ユスリ、タカリという言葉(単語)
を知らなかった。当然そのような発言はしていないと書いていま
す。言ったかどうかは、本人か、聞いたと証言した左翼系学生(反
基地運動にかかわっていた)しか分かりません。どちらにせよ、
そう見られてもしょうが無いような事実があります。
 皆さんのご存知の通り、名護市は、稲嶺市長になって基地反対の
市になりました。「県内基地移設反対!」「辺野古基地誘致反対!」
「基地は絶対に受け入れられない!」と声高に主張しています。
 しかし驚くことに陰では、今年12月末に返還予定のキャンプハ
ンセンの一部の土地162ヘクタール(49万坪、東京ドーム約3
5個分)を返還しないでくださいと、軍用地の継続使用を要請して
いるのです。ちなみに返還されると名護市に毎年入っていた、約1
億円が入らなくなるそうです。それなら素直にいくらよこせば辺野
古の基地は認めますと発言した方が正直だと思います。
 どうして県紙は、この矛盾を報道しないのか、名護市議会を叩か
ないのか?いつものように基地容認派には厳しく接したらいいのに
と思われる方もいらっしゃると思いますが、沖縄マスコミは、革新
市政とは友達ですので「不都合な真実」には目をつぶるのです。革
新市政を叩くことはまずありません。
 それから、今年9月28日に県軍用地等地主連合会(浜比嘉会長)
は、来年度の軍用地料を前年度比(約910億)の1.96倍(178
2億円)を要求しました。それに対して防衛省は、東日本大震災の
復興費用が必要なことなどを挙げ、引き上げは厳しいとの見通しを
伝えましたが「納得がいかない」として増額を求める姿勢を貫く方
針だそうです。
 ちなみに1972年本土復帰時点の借地料は30億円、39年後
の今年は約30倍の910億円です。もし要求が通れば40年で6
0倍になります。連合会の浜比嘉会長によると毎年、政府との交渉
で値上げを達成してきたそうですので今年もそのつもりのようです。
 40年間で米軍施設は半分になったにもかかわらず、借地料は3
0倍そして60倍を目指しますと言う状況を見れば「ユスリ、タカ
リ」の島といわれる現状があるように思いますがどうでしょうか?
                  (友寄永三)

                                 ★

■カンパ協力のお願い■

琉球新報の言論封殺に対し、徒手空拳で戦いを挑んでいるドキュメンタリー作家上原正稔氏の「パンドラの箱掲載拒否訴訟」の第4回公判が2週間後の11月8日(火)、午前11時より那覇地裁で行われます。

これまで皆様のカンパにより戦いを継続してきましたが、現在沖縄のマスコミから村八分状況の上原氏は闘争資金に不足をきたしています。

担当弁護士の先生も手弁当で支援して下さっていますが、打ち合わせ等をするにも交通費等の出費を無視できません。

沖縄の閉塞した言論空間に戦いを挑んでいるカンパ協力をお願いしております。

三善会は、平成23年1月31日に上原正稔氏が琉球新報社を提訴した裁判「パンドラの箱掲載拒否訴訟」を支援する為、何卒皆様の支援金のご協力のお願いを致しております。支援金は、裁判の支援・報告会・講演会等の開催や広報活動等に活用させて頂きます。
振込手数料につきましては振込者にてご負担下さるようお願いします。

--------------------------------------------------------------------------------
ゆうちょ銀行からの振込の場合
【金融機関】ゆうちょ銀行
【口座番号】記号:17010 口座番号:10347971
【名  義】サンゼンカイ.
--------------------------------------------------------------------------------
ゆうちょ銀行以外の金融機関からの振込の場合
【金融機関】ゆうちょ銀行
【店  名】七〇八(読み:ナナゼロハチ)
【店  番】708
【口座番号】普通:1034797
【名  義】サンゼンカイ.

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5 コメント

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市長に返り咲くための 売名行為 (安仁屋正昭)
2011-10-25 10:25:05
狼魔人様
噂では、現職の宜野湾市長は、重度の心筋梗塞とのこと
故に、職務続行は命とりになるのは必至です

伊波洋一氏は、国政にチャレンジしようとしても空きがありません
意外とお仲間の中では、人気がないようです

早ければ、年内に市長選となるかも知れません

ご指摘の如く、反基地旗手の御株は名護市長に取られてしまっていますので、メア氏を提訴しようというのでしょう
ちょうど、売れっ子作家に噛み付いて、注目されたい三流作家のやる売名行為とよく似ています

しかし、メア氏と洋一氏では格が違いすぎます
おそらく、洋一しは墓穴を掘ることとなるでしょう

保守派は、この機に、将来性のある人物を市長候補に上げて貰いたいものです
返信する
ロイヤル・フラツシュ・ハート (町工場の親方)
2011-10-25 11:33:50

今から50年ほど前、ある友人が語ってくれたこと。

その友人はある公共企業体に勤めていましたが、その組合は当然総評傘下、組合の最高幹部は社会党参議院議員になる、という左翼組織でした。
あるとき組合の左翼指導方針に何人かの組合員が反対意見を表明しました。それに対し組合幹部が、怒って反対者を批判し、脅しをかけたところ、孤立するのが怖く、男性組合員は自己批判し、弁明に努めたのに対し、女性組合員は堂々と自己の思想信念に基づき反対意見を延べ枉げ無かったそうです。

その友人が、「いざとなると、女のほうが、よほど腹が座っていて、しっかりしている」、と語っていたのを覚えています。

平成13年でしたか、初めて扶桑社教科書が出来たとき、以前、ここに書きましたように、日教組、中核派等の左翼過激派、朝日=築地カルト、が全国的になりふり構わぬ、異常としか言いようのない猛反対運動を展開しました。

卒業式国旗掲揚反対の件で、小学生が校長に土下座をさせて日本中に名をとどろかせた、女性共産党シンパが市長をしていた、東京都・国立市で採択の時、一人の女性教育委員が、堂々と実に立派な扶桑社教科書を推す意見を述べました。

ちょうど、一年前、チャンネル・桜掲示板に書き込んだ文章ですが。

・・・ネットをやる人で知らない人はいない、哲学、法学その他に関する、物凄い知識の持ち主である、論客、KABUさんが、今春ある提言をしております。そのうちのごく一部をご紹介いたします。
流石にKABUさんだけある、とその見識に感心しました。

本文は、カラーで美しいトランプのハートのロイヤルフラッシュと洋服姿の素敵な稲田代議士の写真があります。(KABU、ロイヤルフラッシュでぐぐると全文が読めます)


・・・今日、4月3日、与謝野馨前財務大臣が自民党に離党届を提出。大方の予想の通り、自民党はいよいよ<融解>しつつあるようです。蓋し、「沈没船=現下の自民党」、から逃げたい輩は遠慮なく脱藩すればよい。土台、「権力」という求心力装置を失った以上、国粋馬鹿右翼からリベラル左派まで、社会主義的統制経済を志向する論者から新自由主義の信奉者まで、ある意味、多様さにおいては民主党と比べてもそう遜色のない自民党が、<融解>、していくことは、むしろ自然の流れと言うべきでしょうから。

・・・・・而して、その結論とは、

保守政党による政権奪回の道は自民党の再生であり、自民党再生の道は自民党の解体である。而して、自民党再生の切り札は<Royal、Flush、Hearts>、に他ならない

執行部を一新して、稲田朋美・小池百合子・丸川珠代等の諸氏に自民党と日本の保守政治の、畢竟、日本の将来を託すこと。重要なことは、単なるお神輿や選挙目当ての看板としてではなく、彼女達に党内の人事権を始めすべての党内権力を集中すること。

更に、森喜朗・福田康夫の両元首相、及び、青木幹雄・元参議院会長の引退。安倍晋三・麻生太郎の両元首相を始め、町村信孝・額賀福志郎・谷垣禎一・古賀誠・伊吹文明・二階俊博・高村正彦等々の有力者は、率先して新執行部のための、<球拾い>、と、<バッティングピッチャー>、に専念すること。

これが、江戸幕末の如き、あるいは、鎌倉幕末の如き、(イ)能力的には遥かに倒幕勢力を幕府側が上回りながらも、(ロ)時代の流れの中で、「資源と所得の適正な再配分」、そして、国民意識の統合をなしえなくなった自民党を再生させる道であろうと私は考えます。

総裁:稲田朋美
DOB:1959年2月20日
POB:福井県今立町(現:越前市)
EDU:早稲田大学法学部
OCC:弁護士
CID:衆議院議員(当選2回:財務金融委員会)

幹事長ーーー小池百合子

政調会長ーー丸川珠代

総務会長ーーー山谷えり子

最高顧問ーーー桜井よし子


返信する
 (町工場の親方)
2011-10-25 11:45:48

昨日届いた定期購読誌、「WILL」、12月号は、いつにもまして、充実し、読み応えのある論文が満載されています。(ある情報通の人から聞いたところによりますと、「文芸春秋」、を除くと、「WILL」、の売れた号は、十数万部という大変な販売数で、多くの読者を持っているそうです・。)

その中での重要論文、より。

沖縄県の、《指導》、をはね返した、『国境の島の教育委員たち』ーーー藤岡信勝、(拓殖大学客員教授)・・・雑誌、「WILL」、2011年12月号

〔保守市長誕生と教育長人事〕
昨年九月の中国、「漁船」、衝突事件で、一躍有名になった尖閣諸島。その尖閣諸島を管轄するのは沖縄県石垣市。エメラルドグリーンの美しい海に囲まれた日本最南端の観光・文化都市であるるその石垣市を含む教科書採択地区の協議会が今年の八月に、中学校公民の教科書に、「新しい歴史教科書をつくる会系」、の教科書を選択したことから、沖縄特有の教科書騒動が起こった。
沖縄県教育委員会は、「つくる会系」、教科書を不採択にするために、反対派の運動団体や沖縄メディアと一体となって、二度にわたり、「指導」、という名の不当介入を行った。
しかし、これを二度とも決然とはね返した教育委員会があった。本稿でお伝えしようとするのは、想像を絶する同調圧力の中でも良識を失わず、地域の教育委員会の自主性を守り抜いた、国境の島の教育委員会たちの働きである。
石垣市は、「革新系」、という名の左翼市長が四期十六年の長きにわたつて姿勢を壟断してきた。

以下、〔事務局職員を委員に据える〕、〔県教委の不当介入はじまる〕、〔《反旗》、を翻した竹富町〕、〔沖縄県教委の票読み〕、〔県教委主導の茶番劇〕、〔激論六時間、《逆転劇》、の真相〕、の題にて、詳細、かつ明確に、藤岡教授が経緯を書いておられます。
最後に、

〔良識を発揮した教育委員たち〕
以上が、九月八日の教育委員全員が集まった再協議で、育鵬社、「逆転府採択」、としたと報道されている会議の真相である。
さすがに文科省は、九月十三日の中川正春文科大臣の会見で、八日の協議を、「無効」、と明言。八月二十三日の協議会の決定を正当なものとして認めた。八重山地区の良識派教育委員は、第二幕でも県教委に勝利したことになる。
今回の教科書改革の中心となったのは、石垣と与那国の二人の教育長、それを支持した三人の教育委員がいる。

いずれも女性で、この人々が勇気をもって最初の自説を貫いたことが、全体の帰趨を決定した。先の議事録メモから、、この三人の発言をピックアップして紹介しよう。

▽ 具志堅学子・与那国町教育委員
教科書は文科省の検定を受けて、県の教科書審議委員会で認めている。『この教科書は子供たちにわたせない』、というが、なぜ、国も県も認めてこの地区に着たのか、公正なめで見てほしい。私自身ハム゜協議会が民主主義の結果だと思っている。それを重視してほしい」
これに対し、内盛竹富町教育委員が、「文科省が認めているのに何の問題があるのかというが、一つだけ言う。育鵬社の公民に、『私たちは両親のもとに生まれ育ち、家族の一員として助け合いながら生活を営んでいます』、とある。本当にそうでしょうか。違いますよね。片親の家庭もある。さびしくなる子もいませんか」と発言した。
崎原教育長は、「両親から生まれないで誰から生まれるのか。ばかなことを言うな」、と一括した。

▽ 石垣朝子・石垣市教育委員
「私は育鵬社を選んだ。教科書を採択するときの基準が自分なりにあった。調査員が出したものもないがしろにしていない。国とか家族とか(の言葉)が索引にいくつあるか調べた。
その索引からさかのぼって調べた。
東京都の教委の調査項目も調べた。
天皇の写真が多いというのがあった。これは主観だ。
国歌、日章旗がどのように扱われているかを見ると、他の教科書は左側の片隅に、小さな字でしか扱っていない。
領土だけで国を見るのではない。
家族、地域、県、国、という自分の所属するところを大事にしたいという思いがある。原点に返って、公民とは、という定義を見た。もろもろ一生懸命見たつもりだ。普天間の写真が小さいというのは、必要があれば教材研究すればいい。大きい写真をだせばいい。

▽ 徳松節子・石垣市教育委員
「調査員の報告を尊重しなさいというが、報告書があるグループの反対意見ととほとんど同じだと新聞は書いている。私は実際に分厚い調査報告書を見た。県のレベルではプラスの意見が多かったが、八重山の調査員はマイナスの意見ばかりで、どういうことか首をかしげていた。ある種の誘導があったのかと思うふしがある。調査員といえども、それぞれの主義主張がある。そのなかでしか調査はできない。絶対のものだと見るのも問題だ。

領土問題の最前線たる日本南端の島々で、怒号の嵐にかき消されない良識が芽吹いている。心強い。

この方々、(女性教育委員)に較べ、法も道徳も糞食らえ、のヤクザなみの革命左翼の恫喝に怯え、新報、タイムズの記者に対して、玉津教育長を批判、(非難?)、する、沖縄県の、《自民党・県会議員》、がいたとは!!
政治家が新聞社を怖がるのは良く理解できます。マイナスイメージで取り上げられると、票に影響し、最悪の場合、落選地獄に至る恐れがあります。[中川昭一・代議士を抹殺した、マスメディアに対して、私は今でも激しい怒りを持っています。]

しかし、玉津教育長を敢然と支持することは出来なくとも、せめて沈黙を守れなければ自民党など脱党しろ!と言いたくなります。
昔と違いネットの時代、ツケはいずれ回ってきて、本人、どころか子孫まで恥ずかしい思いをするのではないかと考えます。
返信する
振り返ってみれば (安仁屋正昭)
2011-10-25 17:40:54
狼魔人様

確かにこの採択問題で展開した保革の攻防戦は、傍から見ている人には、見ごたえがあったでしょうね。

玉津さんをはじめ、採択に尽力された方々の心労を思うと申し訳のない見方ですが、映画にしても興行的には十分面白いと思います。 

何事も、一生懸命や命懸けというものには、人として、お手本にしなければならない玉津氏のような存在と、慶田盛・大城・狩俣各氏のような反面教師もおり、(失礼ではありますが)実に面白いものです。
返信する
今夜のNHK9時から (太郎の嫁)
2011-10-25 17:54:44
新聞のテレビ欄に「沖縄の教科書採用問題とは」と有ります。
大好きな民主党政権と、これまた大好きな地元左翼連中に挟まれたNHK、どうまとめるのかな?
ま、NHKも民主党も左翼も目的は「保守系教科書を採用させない」で一致しているからねえ。
今夜は、久しぶりに猿芝居の見学です。
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