狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

北朝鮮と「1000円カットサロン」 核保有国クラブへの朝鮮

2009-05-27 10:32:21 | 普天間移設

 

人気blogランキングへ クリックお願いします 

 ブログセンターランキングへ。

 

ある一定の年齢以上の男性は散髪のため美容室に行くことは思いもつかないが、若い人は美容室も抵抗がないらしく、少なくとも芸能界では老若男女美容室にいくという。

そもそも散髪という言葉自体が死語になりつつあり、いまでは男女ともカットという。

1000円カットの美容室が流行っているが、ほとんどの客は男性だったのが、最近では女性客が増えているという。(元々美容室だから当然だと思うんだが・・・。)

昨日のテレビワイドショーで全国展開で躍進する「1000円カットの美容室」が話題になった。

美容室や理容室は元々徒弟制度的古い体質を抱えた職種であり、同業組合の力が強くお互いの利益を守るためと称してお互いの営業を規制しあっていた。

つい最近まで、いや地方によって今でも休日を一斉にし同じ日(美容室は火曜日、理容室は月曜日)にしたり、最低料金を設定したりして、安売り店を排除するというように組合で規制しあっていた。 

ところが「カリスマ美容師」がマスコミで話題になるようになると、一斉休日はおろか料金もピンからキリまで各経営者が自由に設定する傾向になる。

当然「安売りと年中無休」を売りものに店舗を増やすサロンが出てくる。 

普通の美容室のカットで5000~6000円のところを1000円で出来るのは、最近の不況ムードで歓迎されるのだろうが、人気の秘密は、価格以外にも10分程度で出来るそのスピードにもあるという。

安さとスピードの秘密はシャンプーを省くからだという。
勿論店舗は正式に開業届けを出しており、美容師も国家試験をパスした一人前の技術者なら男性のみならず女性に人気が出るの理解できる。

当日記が「1000円カットサロン」を取り上げたのは、高価格のカリスマ美容室と低価格の1000円カットサロンのバトルに興味があるからではない。

同業組合員の美容室が、「価格破壊」いや、「秩序破壊」で同じ業種に新規参入するという理由で、「1000円カットサロン」を業界から排除するように自治体に働きかけ、美容室開業にはシャンプー台の設置を義務化させるようにしている「後発排除の理論」に興味を覚えたのだ。

安売りとスピードの基である「シャンプー省略」に自治体が介入しては「1000円カットサロン」は強力な武器をもぎ取られたことになる。

組合美容室が「秩序破壊」を理由に「1000円カットサロン」の業界参入を妨害する様は、

戦勝国クラブであり、核保有国クラブでもある国連が、核保有に新規参入を図る北朝鮮に対し制裁を加える昨今の狼狽ぶりにそっくりである。

彼らの北朝鮮への批判は、先発核保有国による後発核保有国に対する「後発排除の理論」である。

安保常任理事国の核実験批判に対して、北朝鮮が「お前ら核保有国クラブにだけは言われたくない!」と言ったとしたら、これは正論だ。

今朝の東海日報lコラムが、その国連のいかがわしさを見事に炙りだしている。


東海新報☆★☆★2009年05月27日付

 
 理屈とは誰をも納得させるものであらねばなるまい。でなければ相手を納得も説得もさせることのできない単なる屁理屈に終わるだろう。北朝鮮の核実験に対して米中露が早速非難したが、こんな屁理屈が通用する?通用するわけがない▼核保有グループに新たな仲間が加わることになって、加入申請した。「あいつは協調性がないから入れるべきでない」という場合は確かにある。しかし会員として資格を有するのに、その会員資格までを否定し、「けしからん」と言って非難するのは屁理屈以前に論理破綻というものである▼したがって新たに会員資格を得た「金正日商事」が、「核開発協同組合」への加入却下の決定に「理屈が通らん」と憤慨し、よしそれなら一匹狼となって業界をかき回してやろうと思っても、組合はそれを阻止できない。屁理屈は結局屁に終わる▼国連の安保理は緊急会合を開いて非難決議をするようだが、そんなものは屁の突っ張りにもならないことは過去の例からも明らか。第一相手が「はいそうですか」と応じるようなタマでないことは誰もが承知だ。米国はともかく、中国もロシアも一応非難してみせるがその実、元々同じ穴のむじな。内心は「よくやった」と「舎弟」の成長を喜んでいる▼こうした虚々実々の駈け引きを見せられるのは空しいというよりうんざりだ。しかし元々組合は論理的抑止力を持たないから新しい「非組合員」は確実に増えていく。そしてそのうちどの国も核を持つようになる。「みんなが持てば恐くない」と。

 

                 ◇

 

田母神沖縄講演会告知前航空幕僚長田母神俊雄氏 沖縄講演会

 

【集団自決の真相解明のための三点セット】

沖縄戦「集団自決」の謎と真実
秦 郁彦
PHP研究所

このアイテムの詳細を見る

 

あばかれた「神話」の正体
鴨野 守
祥伝社

このアイテムの詳細を見る

 

 

 

 

この三点セットをご購読いただいたら、沖縄戦の「集団自決」に軍の命令も強制も無かったということがよくわかり、『鉄の暴風』や『沖縄ノート』がデタラメなウソ塗れの本であることがよくわかる。

 

人気blogランキングへ クリックお願いします 

 ブログセンターランキングへ。

 



 

 

コメント (2)    この記事についてブログを書く
« 北の核実験!「戦争と平和」... | トップ | 倉沢邦夫被告が民主党に止め... »

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ジリノフ小沢)
2009-05-27 23:39:58
最後の東海新報のコラムが凄い的を得ていますね。

もはや国連決議があっても北朝鮮はやりたい放題でしょう。核ミサイルが日本か韓国にいつ落とされてもおかしくないと思います。

もはや日本が生き残る道は核保有以外に選択肢はないのかも知れません…
返信する
Unknown (狼魔人)
2009-05-28 09:37:01
ジリノフ小沢さん

>もはや日本が生き残る道は核保有以外に選択肢はないのかも知れません…

とりあえず集団的自衛権の容認と「非核三原則」の廃止だけでも大きな抑止力になります。
返信する

コメントを投稿