狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

高校PTA連が暴走!勝手に抗議声明

2011-08-30 19:11:42 | 八重山教科書採択問題

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沖縄メディアがあたかも悪魔の教科書であるかのように悪宣伝する育鵬社の教科書が全国各地で、次々と採択されている。

愛媛の3市町で育鵬社の教科書採択

2011.8.30 16:04
 愛媛県今治市、四国中央市、上島町の教育委員会は8月30日、市町立中で来春から使用する歴史と公民の教科書として、教科書改善の会(屋山太郎代表世話人)のメンバーが執筆した育鵬社の教科書をそれぞれ採択した。

 育鵬社の教科書は平成14年度から発行されている扶桑社の歴史・公民教科書を継承。愛媛県では県教委が既に県立中高一貫校全3校と特別支援学校用として育鵬社を採択している。今治市と上島町は現在、今治採択地区として扶桑社教科書を使用しているが、今回から市町単独採択となり、それぞれが育鵬社を選んだ。四国中央市は扶桑社時代を含めて初採択。

 育鵬社の教科書は横浜市、大阪府東大阪市、神奈川県藤沢市、東京都大田区など各地で採択が相次いでいる。今年度の教科書採択期限は31日。

 (SANKEI EXPRESS)

            ☆

 

 沖縄タイムス、琉球新報そして八重山毎日新聞の沖縄3紙が連日デタラメ記事を撒き散らし、玉津会長を個人攻撃しているが、その一方で県民が知りたい情報は3紙で隠蔽し、県民の知る権利を奪っている。

沖縄タイムスが一面トップで掲げる八重山教科書:八重山P連、育鵬社に反対等の記事は、一部の左翼役員の暴走であることが、八重山日報の記事で暴露されたことを書いた。

八重山日報 2011年8月27日

八P連に抗議

教科書問題で「父母の会」

正しい教科書を推薦する父母の会(友寄永三代表)は26日、育鵬社の教科書採択に反対する要請駆動を展開した八重山地区PTA会長(平良守弘会長)に対し、急きょ役員だけで決定するのは一般会員を」無視した行動であり、納得できない」と抗議文を提出した。 役員が「自衛隊を容認しているような教科書は納得しない」と発言していることに対して「自衛隊は憲法でも容認されているし、東北大震災でも大活躍した。自衛隊に対して否定的な教科書がいいなどとは個人の主張」と)抗議している。

            ☆

さらに驚いたことには沖縄2紙が紙面を飾る「○○連合会が抗議声明」などの大見出しがデタラメデであることが、読者の調査によって判明している。

以下のコメントは県内某PTA会長が、新聞記事の出鱈目を実際に調査した怒りのメールの転載です。

教科書選定を教科書問題に炎上させた新聞は酷いものですが、これもまた酷いものです。
私がPTA会長名で玉津委員長へ【親展】と大きく書いて送付した激励FAXが、教育庁内で消えました。
それも着信履歴まで消えていました。
2度目は、電話をかけながら送付しましたので、受信は確認できてはいますが、とどいたかどうかは・・・
調べたところ、激励のFAXは1件で、残りは皆反対だとか???
 
先日の新報に、「教科用図書八重山採択地区協議会(会長・玉津博克石垣市教育長)をめぐる問題について、2007年の高校歴史教科書検定意見の撤回を求める「9・29県民大会決議を実現させる会」は15日、県庁で記者会見し、「沖縄戦の事実を歴史教科書に記述させることを求めてきた県民として、全く事実に反する教科書が採択されることは絶対許すことはできない」との緊急アピールを発表した。」
とあり、そのアピールの協賛団体の中に高校PTA連合会の名があることを発見しました。

私は8月29日、沖縄県高等学校PTA連合会に、私たち会員へ諮ったり同意を得たのかと問い合わせました、執行部から「8月8日の役員会で遡上にあがったが、このようなアピールに名を連ねる賛同は得られなかった」との返答がありました。

私たちPTA会員への提案や審議は一切やっていないとのことです。
アピールへの協賛団体として掲載され、あちらこちらの思想的なHPに県Pの名が使われているが、それはいったいどういうことなのかと問い詰めると、なんと、
わかってはいたが、修正や削除を求めることを忘れていた」との返答です。先方は大慌てで北川会長との会談を申し入れしてきました。

PTAが思想やイデオロギーに染まった団体やアピールに名を連ね、影響力を及ぼすことはあってはならないことです。
教科書はその地域で静かに選ばせるべきです。
自分たちが気に入らない教科書が採択されたら使わないというのは、ルール違反であり、教育者が取るべき姿ではないでしょう。
それをPTAが後押しすることがあってはならないと。
 
沖縄県高等学校PTA連合会の連絡先です。
参考のため、記載いたします。大方賛同する団体はみな、会員に諮っていないのでしょう。
 ね
沖縄県高等学校PTA連合会 電話 098-866-6420
FAX 098-866-6429
担当者 兼島信雄   
  ≫
 

【おまけ】

沖縄タイムス、琉球新報、八重山毎日新聞の地元三紙が連日デタラメナ記事を垂れ流しながら、一方では「不都合な事実」は3紙が結託で隠蔽し県民の知る権利を奪っている。

ところが沖縄最南端の小さな新聞八重山日報が、県民が知りたい特ダネを連発し、社会の木鐸の役目を見事に果たし一人気を吐いている。

これまで八重山日報が暴露した特ダネは、ざっと次の通り。

(1)従来の八重山地区の教科書選定では「採択教科書」などの違法な文言の下、事実上調査員(教員)が独裁的に教科書を選定していた事実を暴露した。

(2)調査員が「つくる会」系教科書を批判した報告書のほとんどが左翼団体が発行したパンフレットの丸写しだったことを暴露。

(3)八重山PTA連合会が抗議声明をしている報道は、会員に諮らず一部の役員が行った暴走であることを暴露。

本日(30日)の八重山日報は、次のような見出しで教科書問題に焦点を合わせた記事を掲載しているので、明日のエントリーで紹介の予定である。

【教科書選定問題】

■「調査員」の職務は?

  ーパンフ引用でクローズアップー

■低評価突出する保守系教科書
  ー調査研究のあり方に一石ー

■寄稿
  ー「教科書選定問題に思う事」ー
 石垣市教育長・玉津氏に敬意を表する!

 

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4 コメント

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日本嫌い、北朝鮮隙の連中 (町工場の親方)
2011-08-31 11:36:13
管直人が、例によって、突然、党内、周囲、に相談することなく、独断で行った、「朝鮮学校、無償化」、問題は、今日の、「産経」、が『主張』、欄にて
《どさくさ紛れを撤回せよ》、と出して鋭く批判しています。

この処置は、拉致被害者家族会、救う会、その他拉致に関心を持つ国民を悲嘆、憤慨させ、ネット上でも多く取り上げられ、「鼬の最後っ屁」、として叩かれています。

「ここまでやるか」、と、法と道徳を尊重する精神の全く無い、日本の国家・国民嫌い、親・北朝鮮の左翼革命家、管直人に激しい怒りを覚えるとともに、
管・民主党を徹底的に持ち上げ、管直人を支援、庇い、弁護し続けた、同類の左翼革命家、「朝日」(築地カルト・チョーニチ)、により強い怒りを感じます。

先日
「日本嫌い、北朝鮮好きの、築地カルト、の悪質さについてはいずれ機会を見て書き込みます。」

と書きました。いずれは書くとしても、現在は、《北朝鮮》、の諸々に関して、時間をやりくりして書いていこうと思っていましたが、考えを変えこちらを先に書かせていただきます。


「一つ穴の狢、《築地》、土井たか子、辻元清美、チヤイナスクール」、より。
〔朝日新聞をみんなで叩き潰す掲示板〕・・・平成15.7.21.


・・・・以下、「築地」、の行ってきた、情報操作について書かせていただきます。

昨年の暮れに出た、西岡力・著、「拉致家族との六年戦争」、---《敵は日本にもいた》・・・扶桑社
は読み応えのある本でした。
西岡氏については、私は以前から、「坊やのような顔をしていながら、(本当に童顔です)、滅法度胸のいい男、と評価してきました。

第9章、「北朝鮮、『米支援』、に反対する」・・・・より、

【拉致事件を隠そうとする、『朝日』、の狙い】

を読むと、今更ながら、他紙とまったく異なる、(「産経」、「読売」、はもとより、「日経」、「東京」、とも)、「朝日」、の悪質な情報操作が゛よくわかり、何とも不愉快になるとともに、この新聞に対して怒りが湧いてきます。

最初に97年9月9日に日本人人妻里帰りの段取りが決まった際の新聞報道を見てみよう。
北朝鮮の撒いた、「餌」、にすぐ飛びついたのが、『朝日』、だ。9月10日付朝刊で里帰り合意について、一、二、三面と社会面の4ぺージわたって詳しく報道しながら、拉致事件の被害者家族の失望する声を一言も伝えなかった。『読売』、が社会面で3組6人のアベックと横田めぐみさんの合計7人の家族が、「拉致への言及がないことにいらだちを覚える。トカゲのしっぽ切りのように問題が棚上げされた」、などと語るのを詳しく伝えるとともに、一枚載せた写真も日本人妻の家族のものでなく、息子を拉致された福井のお父さんのものを採用するなど対照的だ。

なお、『毎日』、『日経』、も『朝日』、と同じく、被害者家族の声を伝えなかったが、『東京』、は横田さんのお父さんのコメントを伝え、『産経』、は拉致被害者家族救出のために60万近くの署名を集めた新潟の支援団体のリーダー小島晴則しのコメントを載せた。
その上、『朝日』、は1963年石川県の沿岸で漁業操業中に北朝鮮工作船に拉致された寺越武志さん、(日本政府はこの事件をいまだに拉致と認定していない)、が、9月4日北朝鮮の朝鮮中央通信社を通じて発表した談話を、9月10日付社会面で22行にわたつて長々と紹介した。言論の自由がまったく保証されていない独裁体制下で寺越さんが自由に自分の意思を表明できないということは自明であるにもかかわらず、そのような事情にいっさい触れず、『朝日』、は談話の中から次の2節を直接引用した。

「自分が最近のいわゆる拉致事件と一緒に語られることは、共和国の尊厳を傷つけるものだ」、「もし日本を訪問することになれば、北朝鮮代表団の一員として参加する」
そもそも談話で語られているように寺越さんが拉致されたのでなく遭難中に北朝鮮の漁船に救助されたのなら、なぜその直後に日本側に連絡がなかったのか、どう考えても説明がつかない。テロリストが拉致した人質に、「自分は幸せだ」、という談話を発表させた際、それをそのまま引用報道するということは、犯罪に加担することを意味する。『朝日』、の報道はまさにそれを行ったのだ。


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Unknown (町工場の親方)
2011-08-31 11:39:33
《拉致事件からなるべく日本人の関心を離れさせたい》、という、北朝鮮の狙いどおりの報道ぶりだ。そのことは、『朝日』、が9月10付夕刊で、橋本首相が里帰り合意について語ったコメントをどのように報じたかを見るとよりいっそうよく分かる。
各紙の報道を合わせると、その日午前、橋本首相は官邸の番記者に次のように語っている。
「〔これ自体、一歩踏み出して動き出した。これは僕が二年生ぐらいの時から、里帰り問題がくすぶり続けていたから、ようやく動いたという意味で交渉に当たった人たちにご苦労さんと言いたい。その上で最初の人数とかそのほかどこまで詰まっているのか、(交渉担当者が)、帰って報告を聞かないと分からない。
少なくとも〔日本の捜査当局が拉致と判断し公表した〕、(A)、行方不明者となっている人たちの安否調査が課題として残っている。少なくとも〔拉致という判断しかあり得ないもの〕、(B)、に対して、もちろん、そうは認めないだろうから、安否調査には協力してもらいたい。その辺の話がどういうふうになっているのか、まだいろんな問題が゜残っている。その意味でまさにスタートという感じだ。まだまだ道のりは長い」、「産経」、9月11日付朝刊、「橋本日誌」、より。括弧、(A)と(B)の部分に注目してほしい、橋本首相はここで、北朝鮮による日本人拉致に関して、「日本の捜査当局が拉致と判断し、公表した」、「拉致という判断しかあり得ないもの」、だという明確な立場を示している。その上で北朝鮮に対して、「少なくとも、(拉致された日本人の)、安否調査には協力してもらいたい」、との最低限の要求を行っている。
筆者に無言わせれば、その要求を通すためには何らかの北朝鮮への制裁処置が不可欠であり、その点で少し不十分にも思えるが、原則的立場は守られている。

ところが、この首相のコメントを、「朝日」、(9月10日付夕刊)、は次のように報じたのだ。短い記事なので全文引用する。
「里帰り合意、首相が評価、(見出し)、橋本竜太郎首相は10日、日本人妻の里帰り問題で、日本と朝鮮民主主義人民共和国、(北朝鮮)、の両赤十字による連絡協議会で一時帰国の時期や人数について合意したことについて、『これ自体、一歩踏み出して動き出した』、と延べ、日朝関係改善への第一歩として評価した。首相官邸で記者団の質問に答えた。国交正常化交渉の再開への影響については、首相は、「行方不明になっている、(日本の)、人たちの安否調査が課題として残っている」、(C)、とした上で、「まだいろんな問題が残っている。その意味でまさにスタートという感じだ。まだ道のりは長い」、と語った」。(C)、の部分を見てほしい。橋本首相は、前掲の(A)、のように、「行方不明者」、という言葉のすぐ前に、「日本の捜査当局が拉致と判断し、公表した」、という説明をつけているのだが、「朝日」、はそれを落とすことによって、あたかも日本人妻らの中での、「行方不明者」、の安否調査が残っている、と首相が語ったかのように巧妙に引用をなした。この記事だけ読むと、今回の里帰り合意は、首相も肯定的評価をする望ましいものであったという印象だけが残り、北朝鮮が日本にそれだけのことをしてくれたのならば、日本も北を助けるべきだという考えに読者を誘導する結果となる。
ちなみに、「産経」、9月10日付夕刊は、同じ首相のコメントを、「首相は日本人拉致疑惑にも触れ、『日本の捜査当局が拉致と判断し、公表した行方不明者たちの安否調査が課題として残っている、(北朝鮮は)、もちろん拉致とは認めないだろうが、安否調査には協力してもらいたい』、と述べ、北朝鮮に安否確認を求める意向を示した」、報じ、きちんと首相の拉致に関する立場を伝えている。

ここまで拉致事件を隠そうとする、「朝日」、の狙いは何なのか。それは9月10日付の社説によく表れている。里帰り合意を受けての社説は、「毎日」、を除き、「朝日」、「読売」「産経」、「日経」、「東京」、の五紙が書いているが、その中で、「朝日」、の主張は他の四紙と大きく異なる、特異なものだった。

その第一の点は、今回の合意が先に触れたように、北朝鮮が一方的に選んだ、ごく少数の里帰りのみを約束したにすぎないという、誰が見ても不十分なものだったことについて、「朝日」、以外の四紙はすべてその問題点を指摘し、北朝鮮に改善を求めているのだが、「朝日」、だけはそれをせず、今回の合意を、「評価しなければならない」、と一方的に称賛していることだ。「自由往来への道はなお遠い。この事業の行方も、朝鮮半島を巡る国際政治の荒波に、もまれ続けるかもしれない」、などと高みからの解説を付けてはいるが、北朝鮮に対して、希望者全員の里帰りを早期実現を求めることはまったくない。

たとえば、「読売」、は、「(第一陣には)、不満は残るが、これを手始めとして、軌道に乗せるよう北朝鮮に求めたい。大事なのは、希望者全員の里帰りを認めるという大原則である」、ときちんと言うべきところは言っている。「東京」、などは、「この問題の根本は里帰りという誰にでも当然認められるべき行為を、長年にわたって国家が妨害してきたことにある。北朝鮮は外交カードとして使うのでなく、合意書で確認したように、『人道的見地に立ってのみ行う』、姿勢を貫いてほしい」、と本質的な指摘をしている。「日経」、「産経」、も社説タイトルに、「『日本人妻』、合意の問題点」、「『北』、ペースの里帰り交渉」、とずばり付けているとおりだ。

ところが、「朝日」、は社説のタイトルに、「里帰りを静かに迎えよう」、と付け、「里帰りを迎えるために何より大切なのは静かな環境だ。政治的な動機や、なお根深い民族差別の意識から、この事業を妨害し、人権を傷つけることは許されない」、と書いた。

日本人妻らが北朝鮮で体験したすさまじい人権侵害について日本で発言させてはならないという主張だ。これこそ彼女等の、『人権を傷つける』、主張でなくて何であろうか。」、この点についても、「東京」、は、(日本人妻らの)、日本国内の発言が、北朝鮮にとっては愉快でないさまざまな反応を惹き起こすことも予想される。このため、北朝鮮が里帰りを止めるようなら、日本国内での北朝鮮に対する世論はさらに厳しくなる」、ときちんと釘をさしている。
里帰り合意について北朝鮮に、いっさい注文をつけない、「朝日」、は、拉致問題については北朝鮮に何も主張しない。拉致に関してはわずかに、「日朝間には日本人拉致疑惑をはじめとする難問が横たわっている」、と書くのみで、連絡協議会で日本側が拉致について、「行方不明者の安否調査」、という形で取り上げ、それに対して北側が、「そんな事実は無い」、と拒否したことについても触れもしない。

他の四紙が次に見るように、北朝鮮の開き直りを問題として日本政府に毅然と対応せよと、と求めているのと対照的だ。
「北朝鮮による日本人拉致も見逃すことはできない。(略)、日本側は、今回連絡協議会にあたり、まず日本人妻の帰国実現に力点をおいたため、拉致疑惑は隠れたきらいもある。しかし、日本に対する主権確保という重大な問題である。北朝鮮に対しては、今後も対応を迫るべきである。(「読売」)、「今回の協議では大半の時間を日本人妻の里帰り問題に費やさざるを得なかったが、拉致疑惑についても突っ込んだ話し合いをしてもらいたい。(略)、北朝鮮は十分な誠意をみせてほしい」、(「日経」)、「拉致などもっと深刻な国際犯罪疑惑が放置されているる」、(「産経」)、「被害者の救出は国民の生命と安全を守る国家としての義務である。(略)、日本側が「拉致問題を詰めようとすれば里帰りが中断する」、などと、腰を引く様なことがあれば、いつまでも解決できない。(略)、政府はこれまで放置してきた責任も感じて、毅然と対応する必要がある。」(「東京」)、そのうえ、もうひとつ、さらに驚くべきことは、「朝日」、が先に引用した拉致への言及のすぐ後ろに、「だからといって、国際社会が北朝鮮の破局を避けながら開放体制への移行を促そうと努めるなかで、北朝鮮の深刻な状況にひとり背を向け続けることは、日本のとるべき選択肢ではない」、と書いている点だ。
拉致を棚上げにして、北朝鮮への支援を行うべきだ、という主張だ。また別の箇所では、「今回の合意が国交正常化交渉のための雰囲気を改善し、日本政府が目下の急務である、北朝鮮への食料支援を実施しやすくなるということだ」、と露骨にその狙いを書いている。「朝日」、にとって拉致事件は数ある、「難題」、の一つに過ぎず、目下の急務は、被害者救出ではなく、加害者たるテロ国家に食料を送ることなのだ。


P.S.

雑誌、「正論」、10月号の

野村旗守ーーー「市民の党代表、《斉藤まさし》、の正体と民主党

西岡力ーーー「拉致と、《自主革命党》、そして、《市民の党》、の深い闇」

の二編の雑誌論文は非常に重要と考えます。

ご一読をお薦めいたします。







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Unknown (町工場の親方)
2011-08-31 11:45:39

日本嫌い、北朝鮮隙の連中→日本の国家・国民嫌い、北朝鮮好きの連中

と訂正させてください。

失礼いたしました。
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Unknown (太郎の嫁)
2011-08-31 14:02:30
反日左翼プロ市民連中は「多文化共生」を唱えます。
その「多文化」って、彼らの認めるモノしかカウントされていないって事が、この件からも良く判ります。

他県から見ていると、「沖縄=全体主義」です。
いまどき「県民集会」という単語が出てくる自体、「沖縄=民主主義人民共和国」です。
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