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沖縄タイムス 2007年9月11日(火) 夕刊 1・5面
知事、職員に参加促す/検定撤回県民大会
仲井真弘多知事は十一日午前の臨時庁議で、二十九日に開催される教科書検定意見撤回を求める県民大会に県職員が参加するよう呼び掛けた。この種の大会で、知事が職員に参加呼び掛けをするのは極めて異例。臨時職員を含めると知事部局だけで約六千人の職員がおり、知事の参加呼び掛けで、大会全体の動員にも弾みがつきそうだ。
仲井真知事は庁議の冒頭、県民大会への職員参加を呼び掛けた上で、「高校歴史教科書の沖縄戦の集団自決(強制集団死)の記述から軍の関与が削除されていることは大いに遺憾である。(軍関与については)係争中だが、現在、教科書の記述が削除される理由はまったく分からない」と、軍関与の文言を削除した検定意見にあらためて疑問を投げ掛けた。
その上で、「沖縄戦の実相について正しく後世に伝えることは、子どもたちが平和な国家や社会の形成者として育っていくためにも必要だ」と述べ、検定意見撤回の必要性を強調した。
知事の参加呼び掛けを受け、県は各部単位で最大動員できるよう、周知していくことにしている。
◇ ◇ ◇
那覇市長も呼び掛けへ
翁長雄志那覇市長は十一日午前の市議会定例会で、二十九日に開かれ教科書検定意見撤回を求める県民大会に、市民や職員に参加を呼び掛ける意向を示した。仲村家治氏(自民・無所属連合)への答弁。
翁長市長は「沖縄戦の実相を正しく検証していかなければならないという多くの県民の思いが原動力となっており、県民大会への参加は大変意義あるものと確信している」と述べた。
高校歴史教科書から沖縄戦の「集団自決(強制集団死)」の記述が削除されたことについては、「適切な教科書を確保するという狙いが達成できていない」と指摘した。
宜野湾市が実行委/市長先頭に参加呼び掛け
【宜野湾】二十九日に宜野湾市内で開かれる「教科書検定意見撤回を求める県民大会」に向け、宜野湾市の伊波洋一市長は十一日午前、臨時庁議を開き、同市実行委員会を結成することを決めた。実行委員長に伊波市長、副委員長に伊波廣助市議会議長らを選出。市内五十二団体や地域住民に参加を呼び掛け、十八日に正式な結成総会を開く。
庁議では、ホームページや防災無線で市民に参加を呼び掛け、市としても「集団自決(強制集団死)」に関する記述の回復を求めることを決定。大会の円滑な実施に向け、県民大会実行委と連携を図ることを確認した。
伊波委員長は「宜野湾市は開催地でもあり、県民大会があるという周知徹底が重要だ。横断幕で市民参加を呼び掛けてはどうか。大会の機運を盛り上げよう」と、決意を新たにした。
◇
■県民大会参加せぬものは県民にあらず■
沖縄で行われた「集団自決裁判」の出張尋問を機に沖縄の空気は戦前の大政翼賛会の様相を呈してきた。
県教育長の参加要請 、教育委員長そしてあれほど消極的だった県知事が部長級の職員を招集して自ら参加の号令を発した。
各市町村長も那覇市をは始め、なだれをうったように各職員に参加を要請し始めた。
こうなると、もはや「軍命令 」もに等しい。
下手に逆らうと配置転換や昇進の影響も心配される。
市町村だけではない。
教育長や教育委員長の呼びかけに各学校が動くのはともかく、職業学校まで動き出したのは驚きだ。
11日の琉球新報は、那覇日経ビジネス工学院が特別授業の一環として、生徒、教職員合わせて1200人が「県民大会」参加決定と報じた。
そのうち「非国民」ならぬ「非県民」という言葉が新聞紙上に躍りだしかねない有様だ。
■二転三転、知事の態度■
そもそも県知事の態度は当初から一貫性を欠いていた。
二転三転、「県が大衆運動の先頭に立つわけには行かない」とまっとうな意見を言っていたと思ったら、岸田新沖縄相との会談では態度を又変えた。
沖縄タイムス 2007年9月3日(月) 夕刊 1面
知事、検定撤回を要請/岸田沖縄相と会談
就任後初めて来県した岸田文雄沖縄担当相は三日午前、県庁で仲井真弘多知事と会談した。仲井真知事は提出した要望書の中で、沖縄戦の「集団自決(強制集団死)」をめぐる日本軍関与の記述を修正・削除した高校歴史教科書の検定問題について、検定意見の撤回を求めることを初めて盛り込んだ。だが、岸田担当相は会談で特に言及しなかった。(略)
麻生前外務大臣は日本と中国の米の価格格差を説明するのに「アルツハイマーでも分かる」と発言して批判を浴びた。
>仲井真知事は提出した要望書の中で、沖縄戦の「集団自決(強制集団死)」をめぐる日本軍関与の記述を修正・削除した高校歴史教科書の検定問題について、検定意見の撤回を求めることを初めて盛り込んだ
もしこの報道が正しいとしたら、批判を覚悟で仲井真知事は「アルツ○イ○ー」を患ったのかと言いたくもなる。
仲井真知事は8月1日の沖縄タイムス記事「知事主体の開催否定/検定撤回県民大会」で、仲里副知事の口を借りて「教科書検定意見書」については次のように述べていた。
≪沖縄戦の「集団自決(強制集団死)」をめぐる日本軍の関与を削除・修正した高校歴史教科書の検定意見の撤回を求める超党派の県民大会の開催について、「県知事が大衆運動の先頭となって主体的に開催することは、行政トップの立場上できない」との考えを示した≫
≪記述の修正・削除は相当の理由がなければできない。審議会で、どの先生が『集団自決』に軍の関与がなかった、と異論を出したのか。その先生が座間味島、渡嘉敷島できちんと調査をしたことがあるのか。きちんと究明する必要がある」≫
また、「教科書検定意見撤回」を叫ぶ「県民大会」参加についても、次のように批判的な立場を表明していたはずだ。
≪仲里全輝副知事は七月三十一日、沖縄戦の「集団自決(強制集団死)」をめぐる日本軍の関与を削除・修正した高校歴史教科書の検定意見の撤回を求める超党派の県民大会の開催について、「県知事が大衆運動の先頭となって主体的に開催することは、行政トップの立場上できない」との考えを示した。≫
それが、わずか一ヶ月で県民に何の説明も無く態度を豹変させたとなると、何らかの思考障害でも起こしたのかと疑わざるを得ない。
一連の「集団自決」騒動は沖縄タイムスが仕掛けた「市民運動」であり、それに上手く乗せられたのが各議会の議決である。
議決の後に、県議員団が現地聞き取り調査をしたという順序の後先を見ても各議会がマスコミのプレッシャーに負けた様子がわかる。
その間県知事も記者団の圧力に負けてミョウな言質を取られかけていた。
だが、遅ればせながら県知事やっとも問題の本質を理解してきたのだろう、と思っていたらこの豹変振りだ。
7月27日の記者会見では次のような発言もしていた。
「政府の審議会で歴史教育の専門家が議論するのを否定するわけにはいかない」(知事、県民大会に消極的 検定撤回要求 琉球新報 7/27 16:01)
知事は以前の記者会見で「集団自決については不勉強なので・・・」と前置きしながらもマスコミに媚びるような発言で言質を取られ続けていた。
脳梗塞で入院中に少しは勉強をして、ことの「実体」がわかってきたのかごく当たり前の発言に軌道修正をしていたのだ。
「県民大会」の会場が二転三転したのはともかく、知事の態度が二転三転するのは勘弁してほしい。
■仲井真知事は「県民大会」への出席に否定的だった■。
【再掲】
<知事は「県民大会」の性格に疑念を持ち、県の主催は拒否し知事本人の参加にも躊躇していた。
県主催拒否の理由が、「県知事が大衆運動の先頭となって主体的に開催することは、行政トップの立場上できない」ということだった。
知事の夏期休暇中の8日、知事の「県民大会」参加を県に求めたが、知事に代わって対応した仲里副知事は、
「偏った政治的な集会なら参加できない。集会そのものを知事が主催することはない。教科書検定問題というのは事実検証の問題で、感情的、政治的問題ではない」との認識を示した。
仲里副知事は同問題への別の対応として「専門家や学者らから成る組織を立ち上げ、事実を検証することも方法の一つではないか」と提案した。⇒「集団自決」修正/知事、県民大会参加も(沖縄タイムス8月8日夕刊1面)
県の対応はごく真っ当だと思うのだが、偏った政治的集会そのものである「県民大会」をそれらしく演出する為、当初の呼びかけ人だった「日教組(高教組・沖教祖)」を実行団体から省いた。
>県民大会は県子ども会育成連絡協議会、県PTA連合会、県老人クラブ連合会、県高等学校PTA連合会、県遺族連合会、県婦人会連合会の6団体が開催を呼び掛けており・・
発起人には上記6団体に落ち着いたが、高教組、沖教組の名は消えている。
>大会への参加について一部に異論があった県議会最大会派の自民党は・・
「市民運動」に県議会が参加することに異議を唱える良識派議員もいたようだが、
結局「全会一致の二度の議決」と言う愚行のツケを払わされる結果となった。>
サヨク勢力は前回5月の「県民大会」では教職員を全面に立てて失敗した(動員数1000人)。
それに懲りたのか今回は当初の発起人の日教組関連団体を水面下に隠して「女子供と年寄り」を全面に押し出した。
政治臭さを消したことが知事出席にまでこぎつけた「勝因」だろう。
だが、偏向マスコミの尻馬に乗ってイデオロギーにまみれた「政治集会」への県職員を動因を命じることは知事として明らかな越権行為である。 又、県がやるから、おらが村や町もやる式に各市町村長が安易に村民、町民を煽ると将来に大きな禍根を残すことになる。 繰り返す。 「9・29県民大会」は県民の名を借りた「政治集会」である。 このような政治運動への県・市町村の職員動因に断固反対する。
◆参考: 訓示はすれども命令にはあらず 「集団自決」「沖子連、沖婦連、県老人クラブ」を巻き込んで「島ぐるみ」 |
知事が「偏った政治集会」に参加してはいけません
|
全県挙げて(反旧日本軍)反日運動をするのであれば普天間基地返還運動なんかやめて住民を基地から離れたところへ移動させましょう。
どうせお金を使うんだったら。
ジュゴンや珊瑚に影響でないし、左翼も反対できないでしょう。
それともいっその事アメリカの51番目の州にしてもらう?
知事の尖閣視察、中国が中止しろと申し入れ
結局これも実施しなかったのでは?
突然の辞任はびっくりですね。
琉球新報の夕刊が早速嬉しそうな「町の声」を出していましたね。
「教科書問題」は福田や谷垣が政権取ると心配ですが麻生が引き継いで大丈夫でしょう。
>ヒロシさん
バス協会に大会会場まで無料バスを出す話が進んでいるそうですが、異常ですね。
拒否したバス会社は乗車拒否運動の対象だなんてね。
リンクの件は大歓迎です。
「近いうちに尖閣視察を実行したい」なんていってましたね。
「尖閣視察は県の行政管轄地域への視察だ」と大見得を切っていましたね。
二枚舌というより最近の言動を見ていると思考障害でも患っているのではと思うくらいです。
が、どう考えても某専門学校の生徒に対する「特別授業」という名の大会参加は「強制」でしょう。
授業という事は出欠が確認され、成績や単位認定にも
多少なりとも影響があるのでしょうね。
まさに「強制連行」ですね。
>授業という事は出欠が確認され、成績や単位認定にも
多少なりとも影響があるのでしょうね。
おっしゃる通りです。
これにこのバカな学校に追随する学校が出てくると大問題ですね。
「強制連行」を授業で実技で行うとは世の恥さらしですね。
この愚かな「特別授業」を次の記事に反映させたいと思います。