狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

伊波市長がテレ朝「S・フロントライン」に生出演!

2010-09-06 07:17:21 | 普天間移設

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伊波宜野湾市長にとって昨日のテレ朝「サンデーフロントライン」への生出演は、悪夢の一瞬であった。

普天間移設問題の当事者である宜野湾市長として、メインゲストとして出演するのだから発言時間もたっぷりあるはずだ。

コメンテーター達も持論の「国外撤去」を支援してくれるに違いない。

これは11月の知事選に向けた大きな宣伝にもなる。

こんな考えで、はるばる沖縄から張り切って上京したのだが。

事態は伊波市長の考えも及ばぬ方向に展開した。

番組は大谷昭宏氏の現地レポートを長々とVTRで報告し、もっぱら大谷氏がメインになって発言し、伊波市長の発言はわずか1分もあるかないかの短いもの。

しかも大谷氏は「世界一危険な基地」や「世界一危険な小学校」を強調したのだが「起こるべくして起きた事故」は絶対に許されるべきではないと熱弁を奮い、伊波市長に攻撃の矛先を向けた。

「起こるべき」と予想されるのなら事前に、予防策を打つべきだとして、隣の席の伊波市長を詰問したのだ。

「米軍基地撤去」では伊波市長と共闘できる大谷氏でも、

緊急避難的に小学校を移転したり、クリアゾーンと称する危険地帯に住む住居の移転をするのが先決ではないかというのだ。

そう、普天間基地の危険性を強調すればするほど次善の緊急策を考えるのが左右を問わず誰でも考えることであるある。

さすがの大谷氏もこの点では、伊波氏のように人命よりイデオロギーを(優先する考えにはついていけなかったのだろう。

それに対し伊波市長は「米国も、日本も間違っている。自分だけが正しい」(要旨)みたいな、わけのわからんことをまくし立てたが、発言はたったそれだけ。

なによりも、産経新聞にすっぱ抜かれた「普天間第二小学校の移転問題」が二度もプロ市民団体の反対で頓挫した事実をVTRで報道したのは伊波氏にとっては晴天の霹靂だったに違いない。

同じような感想を読者のタケ坊さんがコメントされているので引用します。

 ある動画サイトで見ましたが、普天間第二小学校の移転問題に触れてたのは意外でした。
http://blog.goo.ne.jp/taezaki160925/e/caf6f9a0f20bf3d24843afaff72d1610
まぁさすがに全国紙で書かれていたのですから触れずにはいられなかったと思うのですが、その話はそこそこに基地内にクリアゾーン(安全地帯)を設置して運用で滑走路を大幅に短くしろと主張、それに社民の照屋も伊波も同調するんですって。
おいおい、お前らそんな主張したら余計に固定化に繋がるんと違うんかい、ってモニターに突っ込んだのは言うまでもないです。
まぁ一連の流れ見てると狼魔人様のブログで勉強させていただいた様々な理由でそれを望んでるとしか思えないですね。
肝心の小学校移転でもそもそも普天間基地を移転するって姿勢は変えてないんだからそれこそムダだろうと。
偽善者伊波もわけのわからん主張しに東京くんだりまで

伊波市長としては地元二紙が黙殺し、全国紙も産経以外は報道していないので、よもやテレ朝の大谷氏がこの「不都合な事実」を持ちダシてくるとは夢想だにしなかったのだろう。

産経記事のときは、サヨク勢力の常套句で「産経は信用できない」の一言ですんだが、テレ朝が映像で当時の安次富市長の談話や、元PTA会長が実名で登場し「あの時、流れに押され結、局反対の結論を出したのは心が痛む」みたいな発言を放映し、皮肉にもテレ朝が産経のスクープ報道が正しかったことを証明したことになった。

産経記事と当時の経緯についてはタケ坊さんもリンクして下さっているが、次のエントリー詳しく述べてある。

人間の盾に小学生を!普天間移設の真相

 

伊波市長のイデオロギー優先の言動は、結果的に宜野湾市民を「世界一危険な基地」と自ら喧伝する普天間基地の固定化につながる・・・これは最近伊波支持者の仲からも出始めた疑念であり、伊波市長の不可解な言動に関しては、沖縄タイムスの「読者欄」でも活発な議論があった。

だが、保守、革新を抜きにしても伊波市長の矛盾に満ちた言動を論理的に説明できる論者は一人も居なかった。

理屈も無く狂信する人のむれをカルト集団と呼ぶなら、

昨日のテレ朝の番組を見てもなお伊波教を信じる人が居るなら、それをカルト集団と言われても仕方ないだろう。

常日頃、当日記に批判の標的にされているテレ朝や大谷氏だが、さすがに伊波市長を支援するカルト仲間にはなりきれなかったのであろう。

とりあえず「普天間第二小学校の移転問題」を取り上げ、その頓挫の真相を全国放送したことはGJと評価しておこう。

それにしても地元二紙が黙殺し、産経新聞に抜かれ、挙句の果てにお仲間であったはずのテレ朝が全国放送してしまった「普天間第二小学校の移転問題。

伊波市長はわざわざテレビの全国放送ろいう藪を突付いて「普天間第二小移転問題」という蛇を出してしまったことになる

沖縄タイムスも琉球新報も県民が知りたい実は「反戦平和」の免罪符で、平気で黙殺するという恥ずべき体質を全国に晒すことになった。

昨日の番組を見て当日記の読者は、伊波市長の「聞いていないよ」といった浮かないかを見て爆笑しただろうが、

伊波教信者のカルト集団と沖縄二紙は、地団太踏んで悲憤慷慨、今頃は、テレビ出演は知事選にとっては大きなマイナスだったと意気消沈しているだろう

伊波宜野湾市長を先頭に「普天間移設」の県内移設を叫ぶ勢力が、住民の安全は二の次でイデオロギー闘争に明け暮れていることを、

全国に暴露したテレ朝に拍手を送りたい。

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コメント (7)    この記事についてブログを書く
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7 コメント

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Unknown (涼太)
2010-09-06 09:13:51
狼魔人様

コメントはタケ坊様のコメントですよ。
ま、しかしタケ坊様だけでなく、伊波市長の言葉には矛盾を感じます。市民の危険性の除去が最優先されるべきであり、イデオロギー優先は他の沖縄問題でも感じますが、沖縄左翼2紙に守られてのことであり、全国的に展開したら議論に耐え切れません。
集団自決裁判でもA教授等は「国民的議論にしたい。」と仰っていましたが、結果的に墓穴を掘っています。沖縄の左翼団体は、国民は自分たちを支持してくれると、信じきっているようですが、日本復帰当初は沖縄同情論なるものもありましたが、日本本土も変わりました。左翼団体もそのことは良く分かっているはずです。だからこそ沖縄に逃げ込んだのでしょう。沖縄県は元々保守の強い県。
狼魔人日記にコメントされる方々の意見を見ましても、沖縄の左翼団来の如何わしさを一番分かっているのは、他ならぬ沖縄県民ですね。

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お詫びと訂正 (狼魔人)
2010-09-06 10:27:05
タケ坊さん

涼太さん

暑さボケでお二人の名前を取り違えてしました。

謹んでお詫びし訂正しておきました。


昨日も浦添市のキャンプキンザーでフェスティバルがあったようです。 私は参加しませんでしたが、例年通りだったら、少なくとも人間の鎖や、「7.25県民大会」よりは多くの県民が参加したと思われますよ。
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Unknown (涼太)
2010-09-06 11:53:00
狼魔人様

思えば、狼魔人日記が政権交代前の一年前に取り上げ頂いた、西田昌司議員の小沢、鳩山議員追及の動画を見ております。いちいち尤もで何も言うことはありません。民主党に投票した人達にも見ていただきたい動画です。西田議員のご指摘どおり、民主党は予算すら組むことも出来ません。鳩山元総理は、国民にルーピー振りを曝け出し退陣に追い込まれ、今また国民生活不在の権力闘争に明け暮れています。動画は1/3から3/3で構成されています。
民主党に投票した国民も、実態を知らないで投票したのでしょう。
やはり衆議院を解散し、国民に信を問うべきでしょう。

>>http://www.youtube.com/watch?v=Pkg7icMAcUU&feature=channel
返信する
普天間問題と伊波 (ayataro04)
2010-09-06 13:10:26
狼魔人さま

沖縄の左翼とそれを煽るマスコミの左翼と言うのは賢くないですね。
私はその番組を見ませんでしたが、下記のブログの方が細かく指摘と抗議を載せていました。
http://deliciousicecoffee.blog28.fc2.com/blog-entry-3965.html

普天間飛行場は、敗戦直後は雑草の生い茂る薮だったようで、マラリや撲滅の為、米軍が4発の軍用機を使い薬剤散布をしている写真などをネットで見ました。

1945年頃からの空撮の写真と移り変わりの様子も写真で見ましたが、当時周辺は畑だけで、ほとんど人家も無く、時と共に人家が増えて行く様子も良くわかりました。
上記のブログ主のおっしゃる通りの経過を経て現在に至っています。

伊波市長は移転に対し全く反対のようですが、根底には基地の騒音や防音に関わる国からの保証が無くなることと、移転した後の土地利用のビジョンが見えないことと、実測値と自主申告で作った登記簿の総面積が余りにも登記面積の方が広すぎて、かなり長期の裁判に成ることが予測されるようですね。
結果、国は借地料を余分に払っていることに成ります。
ただでさえ、本土の借地料より高い金をとり、未確認耕作地などでは野菜を作って収益を上げ、2重に利益を得ています。
嫁が那覇の出身ですのに、どんどん情けない気持ちに成って行きます。
沖縄の血をひく孫の時代には、何とか誇れる沖縄に成って欲しいと、祈るしかありません。

現在基地周辺には騒音対策費やクーラーなどの電気代が免除されていると聞きますが、大学もそれを目当てにわざわざ基地の横に建てた様ですが、変換されると全て国の保証が無くなります。

基地が無くなると市の財政にも影響するのかと思いますが、細かなことが解りません。

サラさんの伯父の現県会議長といい、伊波市長といい自己の利益だけを考えているようでゆるせません。
彼が県知事に成れば沖縄は中国に飲み込まれるでしょう。

テレ朝の大谷も我が家では「ねずみ男」と言っていますが、金がありそうなので前歯ぐらい奇麗にすればなどと思いますが、あの顔も売りの道具なのでしょうか?
返信する
Unknown (とおる)
2010-09-06 15:23:22
普天間第二小学校が建設・開校したのは、1969年だそうですが、どうして、誰(市長?町長?議員?)が、基地に隣接して建てたのでしょう?
当時は、ベトナム戦争の最中なので、結構、飛行機が飛んでいたのではないでしょうか。
情報をお持ちでしたら、いつか触れて下さい。
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Unknown (涼太)
2010-09-06 20:34:14
ayataro04様

そうですね、普天間基地を返還したとしても、それはそれでアリ地獄が待っています。
ただそれを承知で、普天間返還を言い出したのは、太田元知事であり、そのために県民大会まで行っています。それを受けて当時の橋本総理が動き、アメリカを動かし、絶対不可能だと言われた普天間返還にまで持ち込んだ。慌てたのが太田元知事で自らがパンドラの箱を開けたにも関わらず、この問題から逃げ回っています。
太田元知事は、政治家として単にパフォーマンスで普天間返還を言ったのなら、政治生命を賭けて望んだ橋本総理と比較し、あまりに幼稚で、無責任で、最低な政治家だと思います。
伊波市長とて同じアナのムジナ。もし知事になったとしても、普天間国外で政治生命をつないでいくのでしょう。鳩山元総理の軽率なパフォーマンスで沖縄も混乱していますが、国と国が正式に調印しすでに走っている案件です。後戻りは出来ないと思います。自民の沖縄県連の辺野古移転反対決議も、無責任な鳩山元総理への反発からだと思いますが、沖縄の政治家も覚悟して当たるべきです。
返信する
コメント使ってもらってどうもありがとうございました。 (タケ坊)
2010-09-06 23:24:11
ayataro04様

coffeeさんのブログはかなり辛辣ですね、私のコメントなどまだまだ甘いですね(笑)

ただ番組見てちょっと違和感を感じたことだけひとこと。
もしかすると特殊な事情があるのかもしれませんし、勘違いなのかもしれませんが、
小学校の移転費用に50億は高すぎるのではと思います。
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