狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

貶められた旧日本兵-「援護法」に隠された沖縄戦の真実 (1)

2013-07-08 14:19:36 | ★改定版集団自決


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何と、連載第一回は一面トップの掲載です!

 ■7月8日(月)世界日報掲載記事

【連載】貶められた旧日本兵-「援護法」に隠された沖縄戦の真実 (1)
「残虐な日本軍」は濡れ衣/遺族が長い沈黙破る


 毎年、6月23日の「慰霊の日」前後には、沖縄メディアが一斉に特集を組み、沖縄
戦の「記憶の継承」という名目で反軍感情をあおる。
 読者が目にするのは、日本兵に「壕を追い出された」、「食糧を強奪された」、
「自決を命令された」など、旧日本軍の悪行を糾弾する記事のオンパレードだ。旧日
本軍を糾弾するだけでなく、戦後、米軍基地が置かれている状況に対して政府への不
満をむき出しにする。

 果たして日本軍は悪行の数々を重ねていたのだろうか。また、何ゆえ沖縄メディア
はこれほど執拗に日本軍の糾弾に狂奔するのか。

 沖縄戦の真実に迫ろうとすると、「援護法」という大きな壁に突き当たる。援護法
とは、正式には昭和26年(1951年)に成立、翌年4月に公布された「戦傷病者戦
没者遺族等援護法」である。援護法の目的について、第1条にはこう書かれている。

 「軍人・軍属及び準軍属の公務上の負傷若しくは疾病又は死亡に関し、国家補償の
精神に基づき、軍人軍属等であった者又はこれらの者の遺族を援護する目的としてい
る」

 ここで言う「準軍属」とは、旧国家総動員法による徴用者や戦闘参加者、義勇隊、
特別未帰還者などを指す。すなわち、軍などから要請を受けて戦闘などに協力した者
である。

 援護法は昭和28年4月、「南島諸島に現住する者に対し、戦傷者戦没者遺族等援護
法を適用する場合の取扱について」と題する通知により、沖縄在住者に適用された。
沖縄県福祉・援護課によると、援護法により救済された戦没者等は、軍人・軍属が2
万5千人、一般県民(戦闘協力者)5万5千人で沖縄県民の全戦没者の7割近くに及
ぶ。

 昭和34年には、一般住民も「戦闘参加者」として援護法が適用拡大された。本来、
軍人・軍属・準軍属にしか適用できないものだが、日本軍の「命令」「要請」があっ
たと申請すれば沖縄の民間人も給付が受けられるようになった。

 当時の厚生省と県や市町村、遺族らとの共同作業に基づく寛大な措置が「残虐非道
の日本軍」という神話を生む素地になった。沖縄メディアが機会あるごとにあおる
「日本軍の悪行」の記事・報道を忸怩(じくじ)たる思いで眺めながらも、これまで
口を固く閉ざす人々がいた。援護法の成立から申請業務に関わり、誰よりもその「民
間人への適用」のために強いられた矛盾を承知している遺族会のメンバーだ。

 戦後すでに68年が経過している。遺族会にも援護法成立当時の事情を知る人が少な
くなってきた。沖縄県及び各市町村が発行する戦史には、沖縄防衛のために命をささ
げた日本軍の将兵を悪鬼のごとく罵倒する言葉が並ぶ。沖縄県平和祈念資料館(糸満
市)の展示も例外ではない。

 「沖縄戦を捏造されたまま放置してはいけない」「あの世で英霊たちに会っても申
し訳が立たない」

 このたび、遺族会の幹部が、長い沈黙を破って、援護法関連の資料を提供してくれ
た。その中で、援護法を一般住民の遺族に適用させるため、歴史を歪曲してしまった
ことが、県が作成した極秘文書により明らかになった。

 メディアが喧伝する「残虐非道な日本軍」の象徴が、慶良間島の集団自決だ。「住
民を軍命で集団自決に追いやった」とされる梅澤裕、赤松嘉次両隊長は極悪人として
糾弾されている。

 沖縄メディア、沖縄教職員組合(沖教組)、自治労などの反日左翼勢力が、援護法
のからくりを利用した。「軍命に従い犠牲となった人」を対象とする援護法は、「残
虐な日本軍」のイメージを捏造しようとする左翼勢力には都合のよいものだったから


 援護法の拡大適用は、無慈悲で残酷な日本兵像を作り上げた。これが、沖縄の現在
にいたるまでの反日感情や自虐史観を形成する一因となっている。援護法の仕組みを
明らかにすることにより、濡れ衣を着せられた日本軍将兵の名誉を回復させたいとい
うのが遺族の願いである。

(「沖縄戦の真実」取材班)

 

                    ☆

 

沖縄の地元紙には数多くの沖縄戦の生き証人が登場する。 ほとんどの証言は客観性に乏しく、明らかな嘘とわかるものも多々ある。 壕に避難していた幼子に、途中から入ってきた日本兵が毒おにぎりを食わそうとしたので、家族共々壕を逃げ出し命拾いしたと言う証言が派手に掲載された。 実際に琉球新報に掲載された記事だが、食糧不足に悩む当時はおにぎりは滅多に口にすることのないご馳走。 その大事なおにぎりに毒を塗って少年の殺害を謀るより、銃剣で脅して壕から追い出したほうが容易であることは誰にでもわかること。

その幼子の兄が当時の仲里利信沖縄県議会議長のであることが話題になった。

証言者が嘘をついたか、さもなければ当時の厳しい食料事情を知らない若い記者が、聞き取りの際歪曲・捏造したことくらい読者は容易に想像がつく。 これに関して証言者の仲里氏は以後沈黙を押し通し何も語っていない。

今年の6月12日付琉球新報の次のコラムでも、その類のいい加減な証言が、あたかも真実であるかのように語られている。

 自然壕の暗闇の中、赤ん坊が次々に泣き出した。「黙らせろ」。敵に居場所を知られるのを恐れた日本兵が怒鳴った次の瞬間、銃声が響いた。7歳ほどの少女が前へ崩れ落ちた ▼糸満市の仲松庸全さんが沖縄戦で目撃した日本兵による少女銃殺の場面だ。「軍隊は住民を守らない。それどころか住民を殺害したり、死に追いやったりした」。体験から得た最大の教訓という(コラム「金口木舌」より) > 

証言者の名前を記すと全てが真実のように受取られがちだが、 上記コラムの事例が嘘である証拠は、米兵の目を恐れる日本兵が赤ん坊の泣き声は気にするが、銃声が米兵の耳に入るのを気にしていない。 これなどは戦争体験者の証言ではよくでてくる矛盾である。

壕に潜んでいた母親が、赤ん坊の泣き声が気になり、湿ったオムツを赤ん坊の口に当てて窒息させたと言う悲惨な話は今でも密かに語られている。 それが新聞などで証言となって公開されると、そこに「残虐非道な日本兵」が介在し、「日本兵によって殺された」という話に変化していく。 わが子を自分の手にかけた贖罪意識のある母親としては、せめて「残虐非道な日本兵に殺された」とでも証言しなければやりきれなかったのだろう。

この場合日本兵の名前が特定されていないからまだ救いがある。

だが、「座間味島の戦隊長、渡嘉敷島の戦隊長」などと名前を特定されたのが、慶良間島集団自決の神話であり、悲劇である。

そして名前を特定した理由が、当時の厚生省役人の漏らした「軍命があったなら集団自決の遺族も援護法の適用が可能」というひと言だという。

以後「軍命による集団自決」が、集団自決のあった座間味村役場の公式見解になった。

 集団自決の遺族に援護法の適用するための「拡大解釈」という厚生省の善意。 

それが、仇となって2人の軍人に「集団自決を命じた極悪人」という汚名を着せることになる。

 歴史の皮肉である。

 

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 【拡散希望】 田母神俊雄先生講演会開催が決定しました!!

来週、田母神俊雄先生が急遽来沖されることとなりました。
またとない機会ということで、講演のお願いをしたところ、快く引き受けてくださり、下記の日時にて講演会を開催する運びとなりました。

私たちは、このような講演会の開催は初めてであり、また告知の時間も1週間もないことから、ぜひ皆さんにこの講演会の告知と、スタッフとしてのお手伝いをお願いしたいと思います。

日時 7月12日 金曜日 午後6時30分開場 7時開演

場所 那覇市田原在 JA小禄 3階大ホール

会費 ¥500 (当日の寄付も大歓迎です)

連絡先 090-8305-4896

【拡散希望】 田母神俊雄先生講演会開催が決定しました!!    来週、田母神俊雄先生が急遽来沖されることとなりました。  またとない機会ということで、講演のお願いをしたところ、快く引き受けてくださり、下記の日時にて講演会を開催する運びとなりました。    私たちは、このような講演会の開催は初めてであり、また告知の時間も1週間もないことから、ぜひ皆さんにこの講演会の告知と、スタッフとしてのお手伝いをお願いしたいと思います。    日時 7月12日 金曜日 午後6時30分開場 7時開演    場所 那覇市田原在 JA小禄 3階大ホール    会費 ¥500 (当日の寄付も大歓迎です)    前回、沖縄から真実を報道するラジオ番組「わんぬうむい」の継続と、FCP(フェンスクリーンプロジェクト)及び、HCP(ハートクリーンプロジェクト)の活動へのご支援を多くの方々からお寄せいただきました。  この場を借りて、心から感謝を申し上げます。  ご寄付をされた方のなかで、私たちの活動のシンボルであるマーク入りうちわをご希望の方は、ぜひ私宛にメッセージをお願い致します。  感謝の気持ちを込めて郵送させていただきます。    沖縄はいま、灼熱の日差しが降り注ぐ盛夏となっており、活動の際に多くの飲料と氷、その他の機材が必要となっております。  平和を騙るおかしなヘイワ運動の異常さから、多くの沖縄県民を覚醒させ、この美しい島を守るためにも、今後とも皆様のご支援を宜しくお願い申し上げます。    支援先    ※ゆうちょ銀行から  記号 17020 番号 10416511  氏名 ワンヌウムイキキン    ※ゆうちょ銀行以外から  銀行名 ゆうちょ銀行  店名 七O八(ナナゼロハチ)  店番 7O8  貯金種目 普通預金  口座番号 1041651  名義人 ワンヌウムイキキン    連絡先 090-8305-4896

 

 

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 『正論』7月号は、沖縄特集第2弾です

筆者も寄稿しました。

月刊正論2013年7月号6月1日発売 定価740円

沖縄異常事態 第二弾

重大資料発掘!

地元メディア反日偏向報道の淵源

ジャーナリスト 井上和彦

緊急報告!

尖閣領海で中国公船に包囲された緊迫の6時間

八重山日報編集長 仲新城誠

【新連載】対中最前線 国境の島からの報告①

中国領海侵犯と教科書採択事件の深い関係

仲新城誠

ついに牙を剥き出した中国-沖縄併呑計画の先兵は誰だ

 琉球独立論の空虚

 ジャーナリスト 大高未貴

「天皇メッセージ」の悪用に反駁せよ

ライター・ブログ「狼魔人日記」管理人 江崎孝

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「かみつくⅡ 」の目次
「かみつく」の内容紹介
「沖縄に内なる民主主義はあるか」の内容紹

沖縄戦「集団自決」の謎と真実
秦 郁彦
PHP研究所

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コメント (3)

中国の亡霊「シャドーバンキング」

2013-07-08 07:28:45 | ★パンドラの箱訴訟

 

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中国 「シャドーバンキング」で調査へ
 
7月7日 21時24分
中国 「シャドーバンキング」で調査へ
 
 

中国で、銀行が「シャドーバンキング」と呼ばれる取引で集めた資金の一部が、将来回収できるかどうか不透明なプロジェクトに投資され、銀行の不良債権問題につながりかねないと指摘されている問題で、中国の金融当局はこうした資金の流れの実態を詳しく調べることにしています。

中国では、銀行が金融商品を販売して集めた資金が地方政府傘下の投資会社を通じて不動産や地域開発など長期間の投資に充てられる「シャドーバンキング」と呼ばれる取引が年々拡大しており、その資金の額は日本円で15兆円近くに上っています。
しかし、多くの銀行はこうした取引を財務諸表には計上しておらず、個別の銀行がどれだけの資金を集めて、どのプロジェクトに投資しているのかは、当局も把握していません。
さらに、プロジェクトの中には採算がとれるかどうか不透明なものも多く、将来回収できず、銀行の不良債権問題につながりかねないという指摘も出ており、金融当局は、こうした資金の流れの実態を詳しく調べることにしています。これについて中国財政省の朱光耀次官は5日、記者会見で「金融機関の健全性を慎重に監督してこそ、金融業界のリスクを抑えることができる」と述べ、各銀行に対し、貸し出しや投資のリスクを慎重に見極めるよう指導を強めて、金融システムの安定を維持していく考えを示しています。

              ★

 
米中首脳会談で、米中2大超大国で世界を仕切ろうと提案した習近平は、オバマに断られすっかり中華帝国の面目を失った。
 
アベノミクスによる円高のボディブローが効いてきた韓国は、「慰安婦問題」などの歴史問題で、日本へ振り上げた拳を下ろすことができず、「日韓スワップ協定」延長でで日本に泣きつくこともできなかった。 結局協定は「破局」に向かった。 
領土問題(尖閣、竹島)と歴史問題(南京大虐殺と慰安婦)では、中国と連帯できると考えた韓国は、急遽中国に接近した。
 
中国自身も「円高」で苦しめられているのは韓国と同じ。 韓国に抱きつかれたら溺れかかっている者におぼれた者が抱きつくようなもの。
 
韓国を溺れさせた日本を中国が批判した。
 
「日韓スワップ協定の破局は日本のせいだ」
 
「厄介者を押し付けるな」と。
 
 
 
迷惑顔の中国の気持ちはよくわかる。
 
中国には不動産バブルや最近になってシャドーバンキング問題も浮上してきた。
 
昨夜観たTBSテレビドラマ「半沢直樹」では顧客の粉飾決算を見抜けなかったメガバンクがドラマの舞台だったが、中国の場合は、国家ぐるみで粉飾決算をする国。
 
NHK報道では「陰の銀行」の取引額は15兆円などと控え目に報道しているが、464兆円という報道もアル。

中国 「影の銀行」取引464兆円 金融危機招く恐れ

自分に火がついて火消しに大童の中国に、「悪女の深情け」の韓国が、「援助して~」とすり寄ってもも「困るのことよ」と困惑する中国の今日この頃である。

ちなみに筆者は一年前から日韓スワップ協定に破棄を主張していた。

日韓通貨スワップ拡充は韓国側の要望、

                 ☆

7月29日に高裁判決が下りる「パンドラの箱掲載拒否訴訟」の原告勝訴にエールを意味で、世界日報が本日より15日まで8回連載で「」を掲載する。(世界日報購読希望者は:070ー5484ー4617迄お問い合わせ下さい。)

なお当日記は本日8日より7月15日まで、朝午前八時前後と、午後三時前後の一日二回のエントリーの予定している。

午後のエントリーで「貶められた旧日本兵-「援護法」に隠された沖縄戦の真実」を紹介の予定。

 掲載予定は次のとおり

■7月8日(月)

貶められた旧日本兵-「援護法」に隠された沖縄戦の真実 (1)
「残虐な日本軍」の神話/遺族が長い沈黙破る
 

■7月9日(火)
貶められた旧日本兵-「援護法」に隠された沖縄戦の真実 (2)
軍協力を20分類/一般住民も「戦闘参加者」に認定

■7月10日(水)
貶められた旧日本兵-「援護法」に隠された沖縄戦の真実 (3)
「戦闘参加者概況表」で援護法解釈拡大/軍命による自決を手引き

■7月11日(木)
貶められた旧日本兵-「援護法」に隠された沖縄戦の真実 (4)
遺族連合会が座談会で証言/準軍属処遇「いいことをした」

■7月12日(金)◎貶められた旧日本兵-「援護法」に隠された沖縄戦の真実 (5)
0歳児にも援護法を適応/援護金で「家を建てた

■7月13日(土)
貶められた旧日本兵-「援護法」に隠された沖縄戦の真実 (6)
座間味村援護係が「詫び状」/「隊長命令」申請を謝罪

 ■7月14日(日)
貶められた旧日本兵-「援護法」に隠された沖縄戦の真実 (7)
金武村の「田中軍曹」/石原名誉教授、法廷で「軍命は虚偽」と証言

■7月15日(月)
沖縄戦の真実 (8)
エピローグ

            ★

アクセスに奇妙な現象が起きている。

一昨日昨日と当日記のアクセス数は、妄言!ひめゆり学徒は日本軍の「性奴隷」だ...が一位にランクされていることだ。

このエントリーは昨年の3月3日で、既に一年四ヶ月を経過している。

過去記事にアクセスが集まる場合もあるが、二日続けて過去記事が第一位にランクされるのは初めての経験だ。

「ひめゆり学徒は日本軍の性奴隷だった」などとデタラメを流している男は高嶋琉球大学名誉教授だが、この男の弟分が玉津石垣市教育委員長に提携拒否をされた山口剛史琉球大学准教授である。 こんな連中に子どもの教育を委ねてよいはずはない。 玉津教育長、頑張れ!

                        ★

「大田少将の電文にある沖縄県民の姿は、決して逃げまどう「被害者」ではなく、男女を問はず、戦士であり勇士であった。屈辱の生よりも栄光の死を選んだ人々であった。さらに状況に決してへこたれる人々ではなく、困難な状況の中で、「黙々として雨中を移動する」人々であった。」

西村信悟講演会のエキスを沖縄対策本部さんより、引用させてもらいました。

沖縄対策本部■【イベント報告】7・1西村眞悟沖縄講演会「誇りを持て!沖縄県民は英雄の子孫だ!

人は、死を覚悟したとき真実を言う。
 自決前の大田実海軍少将の決別電こそ、沖縄戦の実相を伝えている。戦場における軍司令官の決別電は、敵の状況と部下の奮戦の状況を述べるべきであるが、大田少将は、敢えてそれをせず、冒頭次の通り述べる。

「沖縄県民の実情に関しては、県知事より報告せらるべきも、県には通信力なく、三十二軍司令部また通信の余力なしと認めらるるに付き、本職県知事の依頼を受けたるに非ざれども、現状を看過するに忍びず、之に代わって緊急御通知申し上ぐ」

 そして鉄の暴風と言われるすさまじい敵の攻撃の中での沖縄県民の姿を語り、最後に、
「糧食六月一杯を支えるのみなりという、
 沖縄県民斯く戦へり、県民に対して後世特別の御高配を賜らんことを」
 と結ぶ。
 この大田少将の電文にある沖縄県民の姿は、決して逃げまどう「被害者」ではなく、男女を問はず、戦士であり勇士であった。屈辱の生よりも栄光の死を選んだ人々であった。さらに状況に決してへこたれる人々ではなく、困難な状況の中で、「黙々として雨中を移動する」人々であった。

 私は、この大田少将の決別電を演壇で朗読し、
 そして、この沖縄県民の姿は、我々が目の当たりに見た世界に感銘を与えた二年前の東日本大震災における被災した東北の人々の「黙々として秩序と思いやりを失わず苦難に耐える姿」と同じだと述べた。
 六十八年前の沖縄と二年前の東北は、ともに巨大な苦難に襲われたが、その中で、同じ日本人の血に根ざす姿が顕れていたのだ。

 世界の諸民族を支えるものは、苦難に耐えた先祖の叙事詩である。例えば、現在のイスラエルは、二千年前に数万のローマ軍と戦い、マサダの砦で玉砕した千名のユダヤ人を心の支えとしている。
 同様に、六十八年前の沖縄県民の戦いの姿は、日本の誇りであり日本民族を支える偉大な力を宿している。

 この我ら日本民族の力の源泉である沖縄が、今再び既に戦場になっている。
 それは、自虐史観と中国共産党の仕掛けるプロパガンダの戦場である。そして、中国共産党は、この宣伝戦で勝利して沖縄を呑み込もうとしている。

 のっぴきならない事態が今沖縄で進行しているのだ。
 沖縄が敵に呑み込まれれば、六十八年前と同様に全日本が屈服するのである。
 その意味で、沖縄は日本の一地方ではなく、全日本そのものである。沖縄は日本であり、日本は沖縄である。

 沖縄を守り抜くには、即ち、全日本を守り抜くには、今、この戦場で勝たねばならない。

 
 つまり、自虐史観を払拭し、誇りある民族の叙事詩である沖縄戦と大東亜戦争の大義を取り戻さねばならない。
 そして、これをなす事によって、強い日本が生まれる。

                ★

 

■カンパ協力のお願い■
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来週、田母神俊雄先生が急遽来沖されることとなりました。
またとない機会ということで、講演のお願いをしたところ、快く引き受けてくださり、下記の日時にて講演会を開催する運びとなりました。

私たちは、このような講演会の開催は初めてであり、また告知の時間も1週間もないことから、ぜひ皆さんにこの講演会の告知と、スタッフとしてのお手伝いをお願いしたいと思います。

日時 7月12日 金曜日 午後6時30分開場 7時開演

場所 那覇市田原在 JA小禄 3階大ホール

会費 ¥500 (当日の寄付も大歓迎です)

連絡先 090-8305-4896

【拡散希望】 田母神俊雄先生講演会開催が決定しました!!    来週、田母神俊雄先生が急遽来沖されることとなりました。  またとない機会ということで、講演のお願いをしたところ、快く引き受けてくださり、下記の日時にて講演会を開催する運びとなりました。    私たちは、このような講演会の開催は初めてであり、また告知の時間も1週間もないことから、ぜひ皆さんにこの講演会の告知と、スタッフとしてのお手伝いをお願いしたいと思います。    日時 7月12日 金曜日 午後6時30分開場 7時開演    場所 那覇市田原在 JA小禄 3階大ホール    会費 ¥500 (当日の寄付も大歓迎です)    前回、沖縄から真実を報道するラジオ番組「わんぬうむい」の継続と、FCP(フェンスクリーンプロジェクト)及び、HCP(ハートクリーンプロジェクト)の活動へのご支援を多くの方々からお寄せいただきました。  この場を借りて、心から感謝を申し上げます。  ご寄付をされた方のなかで、私たちの活動のシンボルであるマーク入りうちわをご希望の方は、ぜひ私宛にメッセージをお願い致します。  感謝の気持ちを込めて郵送させていただきます。    沖縄はいま、灼熱の日差しが降り注ぐ盛夏となっており、活動の際に多くの飲料と氷、その他の機材が必要となっております。  平和を騙るおかしなヘイワ運動の異常さから、多くの沖縄県民を覚醒させ、この美しい島を守るためにも、今後とも皆様のご支援を宜しくお願い申し上げます。    支援先    ※ゆうちょ銀行から  記号 17020 番号 10416511  氏名 ワンヌウムイキキン    ※ゆうちょ銀行以外から  銀行名 ゆうちょ銀行  店名 七O八(ナナゼロハチ)  店番 7O8  貯金種目 普通預金  口座番号 1041651  名義人 ワンヌウムイキキン    連絡先 090-8305-4896

 

 

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筆者も寄稿しました。

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沖縄異常事態 第二弾

重大資料発掘!

地元メディア反日偏向報道の淵源

ジャーナリスト 井上和彦

緊急報告!

尖閣領海で中国公船に包囲された緊迫の6時間

八重山日報編集長 仲新城誠

【新連載】対中最前線 国境の島からの報告①

中国領海侵犯と教科書採択事件の深い関係

仲新城誠

ついに牙を剥き出した中国-沖縄併呑計画の先兵は誰だ

 琉球独立論の空虚

 ジャーナリスト 大高未貴

「天皇メッセージ」の悪用に反駁せよ

ライター・ブログ「狼魔人日記」管理人 江崎孝

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