狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

八重山は教育改革の魁

2012-02-27 07:59:35 | 八重山教科書採択問題

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昨年の夏以来沖縄の八重山地区で勃発して教科書戦争は竹富町が「有償給付」を受けるという形で、一応の決着を見たが、ほぼ同じ頃平行して橋下大阪市長が挑戦してきた「教育改革」に筆者は注目してきた。 そして橋下氏の教育改革は、大阪という一地区に止まらず、八重山地区の「教育改革」の追い風になっていると何度か書いた。

26日付八重山日報が八重山教科書問題の「総括記事」で、次のように「玉津教育改革」の成功を指摘した。

ただ1つ明確なのは、教科書採択は、教員の意見を、第三者である八重山採択地区協議会が判断し、最終的には教育委員会が結論を下すという制度になっていることだ」と。

玉津改革は紆余曲折はあったものの一応の成功だったということが出来る。

その意味では中山石垣市長が、長年の閉塞した教育界に風穴を開けるべく玉津氏を教育長に抜擢し、「教育改革」を断行したことは、橋下大阪市長の「教育改革」を、八重山が先に身をもって実践したということが出来る。

八重山教科書騒動は、反日左翼複合体の激しい抵抗はあったが、実は国民が期待する教育改革の魁であった。

そして「教育改革」については先駆者とも言える安倍元首相がついに橋下教育改革にエールを送った。

安倍元首相と維新の松井知事、教育問題でエール交換
産経新聞 2012.2.26 22:25


 自民党の安倍晋三元首相は26日夜、民間教育団体「日本教育再生機構」が大阪市で開いたシンポジウムに出席し、教育改革に取り組む松井一郎大阪府知事(大阪維新の会幹事長)にエールを送った。支持率が低迷する自民党では中堅・若手を中心に安倍氏の再登板を求める声が強まっており、次期衆院選後の政界再編を視野に、自民党と維新の会の連携に向け、秋波を送ったとの見方もある。(佐々木美恵)

 「教育基本条例は閉(へい)塞(そく)状況にある教育現場に風穴を開ける意義がある。松井氏には岩盤のような体制を崩す役割を担ってほしい」

 シンポジウムで安倍氏は、維新の会が制定を目指す大阪府の教育基本条例をこう持ち上げ、最後は「教育再生は道半ばだ。私も同志の皆さんと頑張りたい」と力を込めた。

 松井氏も「教育基本条例を制定するのは、安倍政権で教育基本法を改正したのに教育現場に民意が反映されていないからだ」とエール交換。終了後は両氏一緒に記者団のぶら下がり取材に応じ「教育の方向性は一緒だ」と口をそろえ、その後近くの居酒屋で教育関係者も交えて会食した。

安倍氏が教育改革を評価するのも分かるが、称賛はこれにとどまらない。25日の読売テレビの番組では「国民は橋下徹大阪市長なら閉塞感を突破してくれるんではないか」と橋下氏も評価。維新の会が策定中の「維新版・船中八策」も「教育では安倍政権の教育再生と同じことを進めようとしている」と語った。維新の会の国政進出や、東京都の石原慎太郎都知事の新党構想が現実味を帯びる中、「新党の看板として安倍氏を迎えるべきだ」との声も出ているだけに安倍氏の言動は波紋を広げる公算が大きい。

 ただ、安倍氏に新党に参画する意思はなく、むしろ自民党再生を志向する。称賛するのは、将来の自民党と保守系新党との「保保連立」を念頭に置いているからだとみられる。ただ、教育問題を通じて安倍氏と維新の会の連携が強まれば、9月の自民党総裁選、そして次期衆院選の行方も大きく左右する可能性がある。

               ☆

八重山教科書問題については、昨日紹介した八重山日報の総括記事でしばらくはお仕舞いにしようと思ったのだが。

「ゾンビの会」会員の渡辺賢一氏が、昨日の八重山毎日の「論壇」に「教科書採択問題を考える」と題するピントはずれな文を掲載しているので、付き合わざるを得ない。やれやれ。

「スポーツ競技において、ルールを守るということは重要なことである」という書き出しなので、「ゾンビの会」もやっと目が覚めて竹富町のルール破りを批判するのかと思いきや、教科書問題で「筋を通して、民主的なルールに基づいて競技(協議)を遂行したのは竹富町である」とあいも変わらず寝言の連発である。

おまけに「これまでの経緯と問題点については、本紙2月2日付不連続線で八重山洋一氏によって要領よくまとめられている」と、まる投げしているのには、呆れてしまい、付き合うのを止めようかとも思った・・・だが、気を取り直してお付き合いする。

八重山洋一氏を含めてこれら往生際の悪い面々の特徴は、問題の情報源を「発狂3紙」に限定し、他の情報源、例えば八重山日報などを読んだ形跡がないということである。

つまり、「ゾンビの会」などのお仲間と「発狂3紙」から都合の良い情報のみを読んで、現実から目を背けようとしているのだ。

危機に瀕したダチョウが砂に頭を突っ込む話しをした。 が、説明が不十分だったので再度説明を試みる。

stick one's head into the sandとは「現実から目をそむける。現実に目をつぶる」と訳される。
    
ダチョウが危機に遭遇すると、そこから逃れるために、頭を地面に潜らせる習性からこのような表現が生まれたという。(実際はそんな習性はないらしい) 

鳥にしては巨体のダチョウは脳みそが数gしかないという。 
 
一方の脳ミソが化石化した「ゾンビの会」の面々は、状況判断が出来ないという点ではダチョウと五十歩百歩、いやダチョウにも劣る。

で、八重山毎日「論壇」にピント外れの寄稿をした渡辺氏とは、以前に石垣在住の読者から説明があったので、再度引用し、続けて昨日の辛口コメントも紹介する。

 

 

教科書問題で記者会見する住民の会メンバー=20日午前、市役所 教科書問題で記者会見する住民の会メンバー=20日午前、市役所

昨日のエントリーで紹介した「ゾンビの会」らプロ市民グループの断末魔の記者会見の写真を見て、石垣市在住の読者が開設メールが入りましたので以下に紹介する。

           ☆

本日(22日)の写真の登場人物、左から順に

①「とんぼの眼鏡」の「渡辺先生」、元高校生物科教師、トンボ研究一筋。

②「大浜某」、昨年3月上旬の休養目的のイージス艦の「自衛隊員」の上陸地で
動画、恥さらし者どもの前面で口汚く罵っていた大写し主役気取りの人物?
奇しくもその3月11日、東日本大震災の発災、東北地方の自衛隊災害救助活動、
在日米軍「トモダチ作戦」について尋ねても、おそらく当時の新聞論調と同様で
しょう。聴くだけ無意味の左化石脳の人物。

③仲山忠亨共同代表、ご存知、仲山弁護士の長兄。元高校教師(世界史)、
八重山高校校長→前大浜長照市長時代、初当選時?に「石垣市教育長」
うるわしき兄弟愛、でもお二人の「思想」が、・・・ね。・・・。

④「村田栄正」元中学校校長→前大浜市長時代の「石垣市教育長」
失礼ですが、ボーとした表情のニコニコ顔、というだけの印象でしたね。

           ☆

 

本日26日、八重山毎日の投稿論壇に「トンボの眼鏡」の渡辺先生が
2/2の不連続線で「八重洋一郎氏によって要領よくまとめられている。」
と書いています。

【失礼ですが、孫娘の童謡の替え歌】(*元歌の作詞、作曲者はご立派な方です。)
http://www.miyajimusic.com/blog/cho/?p=185

とんぼのめがねは 赤色めがね
赤い夕陽に飛んだから 飛んだから


とんぼのめがねは あかぴかめがね
赤○新聞読んだから 読んだから


とんぼのめがねは 赤色めがね
アカの他国もお友だち お友だち

もう、ほんとに、しつこくて、往生際が悪くて疲れる者らです。
こちらが疲れるのを持ったいるとしか、言いようがありません。

仄聞ですが、本島在の八重山出身者が1万5000円程度で
八重山出身者としてほんとに恥ずかしい、と述べておられたとか。
おそらく、この者らには理解できないのでしょう。
ほとんどが「生活安全地帯」にいる退職教師か、退職公務員、もしくは
地元に顔を知られてない移住者の連中です。まったく始末に負えない者らです。

普段、子供目線と言いながら、
那覇市の子供達に寄せる青森市の善意な「雪まつり」行事をもぶっ壊す。
取りやめる行政も行政ですが、よっぽどこの者ら、悪意をもって移住してきた
裕福な暇人らか、どこぞの国の工作員どもかもしれません。

「2/2の不連続線」
http://www.y-mainichi.co.jp/news/19294/
文科省が竹富町教育委員会に対して教科書の有償配布を要求し、
竹教委がそれに反発しているというような報道に接し続けていると、
何だかだんだん竹教委のみが問題であり竹教委が不法行為をしているような印象
を抱いてしまうから単なる印象というものは実に恐ろしいものだ
▼その間、石垣、与那国両教委には何の問題もなく、そのまま育鵬社版の配布が
成り行き上自然だとの印象が生じ、しまいにはウヤムヤのうちにどうでもいいの
ではという雰囲気さえ醸し出されてくる
▼ところが問題ははっきり存在し、しかも何ひとつ解決されてはいない。文科省、
沖教委、石教委、竹教委、与教委すべて問題含みである
▼そして、その発端は石垣市教育長の独断的行動であった。繰り返せば、採択委
員の構成を変えたこと、調査委員の推薦もない育鵬社版に決めたこと
▼三市町教委の一致が得られず、急きょ沖教委の立合のもと全教育委員出席の会
合で東京書籍版に決まるとそれを不服として文科省に訴え、文科省が直ちにそれ
を受け入れ沖教委の見解を否定したこと、しかし沖教委は9月8日のその決定を有
効と主張していること等々である
▼一体どうなるのか全く分からないが、問題は何ひとつ解決されていないことだ
けはもう一度確認しておきたい。(八重洋一郎)

「トンボの赤色眼鏡」の渡辺先生によれば、
2/2の不連続線で「八重洋一郎氏によって要領よくまとめられている。」のだ
そうです。

「赤色眼鏡」の渡辺先生、ぜひ「八重山日報」読んでください。
それとブログ「狼魔人日記」も毎日欠かさず読んでください。

そうすれば、
「赤色眼鏡」で見ていたいつもの赤みがかかった、あのお空と海の色が、
「水色眼鏡」に変わって、きれいなお空と海の色が見えることでしょう。


石垣島より

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